スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

陸上でフォームチェックをする時の注意点 15

読了までの目安時間:約 4分

 


スキーヤーなら誰しもが

陸上で滑走時のフォーム確認を行ったことがあると思います。

 

 

宿の鏡の前で壁を支えにして

フォームをチェックしている選手は多いですし、

雪上でも止まった状態でストックを使い

その場でターンの形の確認をする場合があると思います。

 

私が提供するトレーニングの中にも

このような場面は多くあります。

 

 

ただ私はその際に必ずこのような声掛けをします。

 

 

『いまとてもいいフォームを作れているけど

その感覚でいったら100%後傾するよ!』

 

 

初めて聞いた方は皆驚きます。

鏡の前では完璧なフォームなのになぜなんだと。

 

でも鏡の前で完璧なフォームを作ることができるのに

雪上でいざそのフォームを出そうとしても

全くできないことありませんか?

 

 

この原因は滑るイメージを

 

2次元で捉えているのか3次元で捉えているのか?』

 

にあります。

 

 

2次元とは平面で捉えること。

3次元とは平面プラス前後の奥行も捉えることです。

 

 

実際鏡の前でフォームチェックをする時は

真横に倒れてスキーのターン姿勢を作ると思います。

勿論その感覚でも陸上では上手くいきます。

 

 

しかしその真横に倒れていく感覚を

雪上でも同じようにやってはいけません。

 

 

なぜなら雪上では足元のスキーが前に進んでいるからです。

にもかかわらず身体を真横に倒す感覚で滑ると

スキー板だけ前に進んでいってしまいます。

 

 

これは何か道具を使い前進していく競技に共通していえることです。

簡単にいえば後ろから足払いされているようなものです。

 

インライン、スケート、スケボーなど

みな下手な人ほど後ろに尻もちつくように

スッテンと転ぶのはこの為です。

 

 

ただスキーではこのような光景はあまり見られません。

なぜなら板とブーツが助けてくれるからです。

その為後傾のポジションまま滑るスキーヤーが多いのです。

 

 

板が進んでいくのについていきながら

正しいフォームを作ることを

考えなければなりません。

 

 

真横の2次元のイメージだけでなく

前に進む3次元のイメージを入れることが重要なのです。

 

 

因みに正確にはスキーは流れが重要なため

時間経過をイメージに取り入れた四次元のイメージが理想ですが。

 

 

 

ただこの静止した状態で

正しいフォームづくりを行うことが

悪い事ではありません。

 

 

連続写真のイメージの様に、場面場面の動きを

止まった状態で作り出せなければ、

当然雪上の滑りの中では作れないからです。

 

 

そういったチェックの意味合いでのトレーニングだと

きちんと頭の中で割り切って行ってください。

 

止まった状態でのターン感覚で

雪上でターンをしないように気をつけましょう。

 

トレーニング論

努力感と力感について 14

読了までの目安時間:約 4分

 


トレーニングをするうえで

とにかく一生懸命力を出し切ることが大切と思っていませんか?

思っていなくても実際の動きがそのようになっていませんか?

 

 

もちろんウェイトトレーニングやミドルパワートレーニングなど

目的によってはそうしなければならない場合も多くあります。

ですから力を出し切る事は間違いではありません。

 

 

ただこの力を一生懸命出すという習慣が

スポーツのパフォーマンスにおいて悪影響を及ぼす場合もあります。

 

 

 

では質問です。

スキーをしていて、

自分の体重の2倍近くあげるような重さのバーベルを上げる

スクワットをするぐらいの力を何秒もかけて出す場面はあるでしょうか?

 

 

 

どのスポーツにも共通して言えることですが、

技術レベルが上がれば上がるほど

力感がなくなりゆったりと動いているように見えませんか?

 

 

言い方を変えれば

余計な力を使わず滑らかに楽に、

まるでスローモーションのように

動いているように見えるのに

実際のパフォーマンスはものすごく高くありませんか?

 

 

逆に技術レベルが低い方ほど力んで一生懸命行い

力感や努力感がみえませんか?

 

 

実は効率的に動けるようになればなるほど

この力感、努力感というものはなくなっていくのです。

 

ですがまだまだスキー界において

オフトレの際、全力で名一杯力を出すトレーニングだけしか

行えていない傾向があります。

 

 

 

なんども言いますが、

 

 

ウェイトトレーニングや、全力で力を出し切るトレーニングが

悪いといっているわけではありません。

あくまでも選択肢の一つでありそれだけではダメだということです。

 

 

日本の部活動は殆どがこういった方向性のトレーニングが主であり、

力感、努力感がみられなければ、

 

『さぼるな!』

『ちゃんとやれ!』

 

と怒られます。

 

 

私も学生時代さんざん言われました。

心の中で

『言われたことはできているのに何で怒られなきゃいけないのだろう』

とずっと思っていました。

 

 

こういった背景が今も根強く残っています。

 

 

因みに効率よく動くことと手を抜いてサボることは違いますので

混同しないように気を付けて下さい。

 

 

 

私の指導を初めて受けると特にジュニア選手は

 

『もっと適当にやって!』

『なんでそんな一生懸命やっているの?』

 

といった声かけに驚くと思います。

 

 

また、心の中で

 

『楽していいんだ!ラッキー!』

 

と思うかもしれません。

 

 

ただやってみて思い知らされます。

正しい動きを楽にやることがどれほど難しいかを・・・

 

 

今までそんなことを意識してトレーニングしたことないわけですから当然です。

 

 

この考え方が信じられなければ

海外のトップ選手たちの練習動画を見てみるといいと思います。

 

恐ろしく速く滑っているのに、

なんとなくゆったりと滑らかに見えると思います。

 

 

それがなぜなのかわからない選手も

海外遠征の際、外国人選手の滑りをみて、

 

 

『なんか俺ら日本人と違って、ゆったり滑っているように見えるんだよなぁ』

 

 

と口をそろえていっていましたね。

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキー動作に関係ないトレーニングはいらないのか?  11

読了までの目安時間:約 4分

 


オフトレのメニューを考える際、

雪上動作に近いトレーニングをやったほうが

スキーのパフォーマンスが上がるようなイメージはありませんか?

 

むしろ逆に、あまりスキーに関係ないような動きに関しては

できなくても関係ないと思われがちです。

 

 

果たして本当にそうでしょうか?

 

 

まずよく見かけるのがスキーに近い動作に対して

負荷をかけながらトレーニングする方。

 

例えばケーブルなどのマシーンを使い

ターンの姿勢を意識しながら引っ張るといったようなもの。

 

勿論このようなトレーニングを目的によっては行いますが、

上手くやらないと脳が間違った筋肉の使い方を覚えてしまう場合が多いです。

 

 

なぜかというと実際のスキー動作の際、

筋肉を使う瞬間は一瞬だからです。

何十秒もグゥーっと筋肉を使い続けることはまずないです。

 

 

それをマシーンなどですっと筋肉を使う感覚を覚えてしまうと

力を使わなくていい場面でもずっと力んで筋肉を使ってしまいます。

 

 

 

良く選手たちに

 

『その動作そんなに力必要?』

 

と聞くと、

 

ホントだ!全然楽にできる!

 

という言葉が返ってきます。

筋肉の学習能力をしっかり意識してトレーニングしないと

せっかくやったのにパフォーマンスの弊害になる場合もあるのです。

 

 

逆に一見スキーに関係なさそうな動作はどうでしょう?

実は身体を思い通りに動かすという面においては

非常に有効となる場合もあります。

特にジュニアスキーヤーはたくさんの動きを覚えておいたほうがいいです。

それがスキーに関係なさそうでもです。

 

例えばボールを使ったトレーニングで、

前から上に投げて後ろでキャッチするといったものや、

 

DSC_1011[1]

 

背中側から股の間をワンバウンドさせて

前側でキャッチするといったもの。

 

DSC_1014[1]

 

一見スキーには関係なさそうに見えますが、

身体の調整能力、空間把握能力、など様々な能力が必要となります。

 

DSC_1015[2]

 

 

 

 一番重要なのは

 

様々なトレーニングをスキーパフォーマンスにつなげられる感覚です。

これができるとちょっと散歩して歩いている時ですら

スキー上達のヒントとなる身体の使い方に気づきます。

 

 

独自の理論で様々なトレーニングを自分で考えて行っているのが

ハンマー投げの室伏広治選手です。

 

扇子をもってまわったり、うちわを投げたり、腰に重りをつけて揺らしたりなど

何かと不思議なメニューが多いです。

 

しかし、これはパフォーマンスのこの部分につながるかもしれない

という意図をもってやっているので、本人は真剣にやっています。

 

 

 

このように実際の動きに近いエクササイズも重要ですが、

全く関係ないような動きから上達につながる事は非常に多いです。

 

 

固定観念でトレーーニングの内容を限定しないように気を付けて下さい。

 

トレーニング論

身体の痛みをどうとらえるか? 7

読了までの目安時間:約 4分

 


スポーツをやっていれば大なり小なり

身体のどこかに痛みを経験したことのある方が

ほとんどだと思います。

 

 

この『痛み』という事に対して

どうとらえているかは

今後の選手生命を決めるうえで非常に重要になってきます。

 

 

痛みにもいろいろ種類はありますが、

明らかに筋肉痛で時間がたてばなくなるよというものは今回除きます。

慢性的に痛む場合や、

何かの動作を行うと必ず痛むというイメージで考えてください。

 

 

いくつか例をあげますので

あなたが身体に痛みを感じることに対して

どのようにとらえるか考えてみてください。

 

 

1.痛む箇所は自分の身体の部分の弱い場所であり、鍛え上げなければならないと思う

 

2.ある程度スポーツをやるうえでは痛みが出るのはしょうがない。少し休めば治ると思う 

 

3.自分身体はそういう体質だから上手にケアをしていくしかないと思う

 

4.痛みがでる箇所の柔軟性や使い方が悪い。その個所の動きを意識しようと思う

 

5.どこかほかの箇所の動きが悪く、その負担が痛む箇所に集中していると思う 

 

 

いかがでしょうか?

多くの方が①、②、③、④に当てはまるのではないでしょうか?

 

 

よくクライアントさんに

その箇所に痛みが出ることについて聞くと

 

 

『多分この部分が弱いから痛みが出ると思うんですよね。』

『ここの使い方が悪いから痛くなってしまいました』

『もう正直歳なんで、しょうがないですよね』

 

 

などなどほぼ①~④番の回答が返ってきます。

 

 

これは一般的な常識となり

スポーツ団体の多くもこの考えのもと

痛みを判断しているケースがほとんどです。

 

一昔前だと

・鍛え方が足りないんだ!

 

最近では

・そこの使い方が下手なんだ!

 

といった感じでしょうか?

 

 

 

因みに⑤番の考え方を持っている方にお会いすることは

ほとんどありません。

 

例えば股関節が痛むことについて

『足首のゆがみと膝の使い方が上手くできてないので股関節に負担がきているな』

といっている人を見たことはあるでしょうか?

 

 

そんなことないと思う方もいるかもしれませんが、

痛みが出たらまず整体や病院に行ってその箇所を見てもらいますよね?

 

 

そして病院ではその箇所に病名をつけ、その箇所のケアをします。

 

 

そのこと自体は悪いことではないですが、

痛みがなくなってまた運動を再開すると

同じ痛みが再発し、また整体やマッサージを繰り返す

という負のサイクルに陥っている人多くないですか?

 

 

 

大事なのはその箇所の痛みを治すだけでなく

 

 

『なぜその痛みが出たのかの原因を探りその根本をなおす』

 

 

ことです。

 

 

 

痛みが出ればまた直せばいいやと思っていませんか?

痛みが出るのが当たり前のことになっていませんか?

 

 

身体は消耗品だということを忘れないでください。

 

 

針金と一緒です。

何度も何度も同じ個所に負荷をかけていると

金蔵疲労がたまり、いつかは限界がきてボキッと・・・・

 

トレーニング論

フィジカルトレーニングをしてもスキーは上手くならない? 5

読了までの目安時間:約 4分

 


私は必ず選手やクライアントの方に

自宅でもできる簡単なエクササイズを

メニュー提供しています。

 

 

そのエクササイズ中にはよくトレーニング本に乗っているような

デッドリフトやスクワットのようなものもあります。

 

 

では本読んで乗っているエクササイズをこなすだけで

スキーはうまくなるでしょうか?

 

 

 

答えはほとんどの場合がNOです。

 

 

 

考えてみてください。毎日腹筋を100回行って雪上で滑ってみたら

スキーが上手くなっていた方はどのくらいいるでしょうか?

 

 

じゃあトレーニングなんてやる意味ない!!

 

 

という考え方にはならないでくださいね。

 

 

この問題の原因はエクササイズ自体が悪いのではなく、

その効果を実際の動きに変換するトレーニングを行っていないからです。

 

 

スキーに限らず多くのスポーツは流れの中で正しく身体を使わなければなりません。

 

 

その場でピタッと止まって、

各関節を丁寧に一個ずつ動かすなんてことはまずないからです。

 

 

 

今日行ったのは

股関節主導で正しく外脚に乗る動作を

動きの中で行うトレーニング。

 

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一秒でも同じ角度で股関節が止まってほしくないのですが、

同じ形で止まったまま動いてくる選手が多かったです。

 

 

そういった選手は雪上でも同じ形でカチッと固まったまま

動きがなく滑ってくることが多いです。

 

 

どのタイミングでどの角度まで股関節を動かすのか?

 

 

股関節をうまく使えない代わりに

頭やわき腹などほかの部分が代償となって動いていないか?

 

 

これらをきちんとできている選手は動きがとても滑らかでした。

 

 

 

そしてもう一つ。

今度は股関節を縦方向に使うトレーニング。

 

DSC_0900

 

股関節うまく使えないと、

足に引っ張られて骨盤が後傾してしまいます。

 

 

そもそもその動作を上手にこなせるだけの重心移動が

上手くできていない選手が殆どでした。

 

 

でも少しだけ成長がみられたのが、

 

 

 

『このトレーニングは雪上でどんなことに効果があるのですか?』

 

 

 

とう声が上がったこと。

このトレーニングは何の為に行っているんだろう?と

まず考える癖をつけることがトレーニングには非常に重要です。

 

そうすることで、雪上でそういえば陸上でやったあの動きが

滑りのこの時に必要だといってたなと、

陸上動作と雪上動作がリンクするからです。

 

 

シーズンが近づいてきているので

より実践につながるように変換トレーニングを

今後もたくさんやっていきたいと思います。

 

 

 

ただ注意しなければならないのが

変換トレーニングを行えるという事は

変換するために必要な基本動作を身につけていることが

絶対条件です。

 

 

基本のエクササイズをきちんとこなしてない選手は

変換できるものがないので意味がありません。

勿論雪上でも同じことです。

 

 

きちんと成長できる準備をしてくださいね!

 

 

トレーニング論

トレーニングで一番重要なことはなにか? 4

読了までの目安時間:約 4分

 


トレーニングで一番大事なことはなんですか?

 

 

タイトルにもあるように、

初めてお会いする方や、

セミナーでお話しさせてもらう際に

 

このような質問受けることが多いです。

 

 

トレーニングメニューや指導法は

人それぞれ身体や感覚が違うので

これが大事という定義はありません。

 

 

人によって一番大事なことは違いますし、

その方の成長過程によってもどんどん変わっていきます。

 

 

ただ全ての人に対して共通して大事なものはあります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

『トレーニングに対する考え方』

 

 

です。

 

 

そうマインドの部分です。

根本的なこの部分が間違っていると

いくら努力しても間違った方向に進んでしまいます。

 

 

 

例えばサポートしているチームの選手と

このような会話になることがよくあるのですが、

 

 

 

選手『すいません。胸の筋肉を鍛えるのにはベンチプレスやっているんですけど

いいですか?』

 

私 『一般的にはそうだね!』

 

選手『負荷はどれぐらいでやったほうがいいですか?重いものを少ない回数やるのか

   軽いものを回数多くやるのか?』

 

私 『筋肉の量を増やしたいのか、最大金出力を上げたいのか、持久力をあげたいのか

        によって変わってくるね』

 

選手『なるほど!分かりました!』

 

私 『因みになんでベンチプレスやっているの?』

 

選手『いやそれは勿論、胸の筋肉つけるためです!』

 

私 『うんそれは分かっているよ!何のために胸の筋肉つけているの?

   胸の筋肉つけると、雪上のパフォーマンスにどう影響するの?』

 

選手『・・・・』

 

私 『例えば勉強で英語単語を覚えると思うけど、なんで覚えるの?』

 

選手『単語が分からないと文章が読めないからです』

 

私 『そうだね。英文を読むために英単語を覚えているんだよね。

   じゃあ雪上のパフォーマンスをどうしたいから、胸の筋肉を鍛えているの?』

 

選手『たしかに・・・。分からないです。』

 

 

 

べつにベンチプレス自体を否定しているわけではありません。

 

肝心の

 

 

 

何のためにやっているのか?

 

 

 

 

が抜けていることが問題なんです。

 

 

そこがしっかりしていて、

その方向性が間違っていないのであれば

どんなトレーニングをやっても問題ありません。

 

 

 

 

何をやるのかではなく、なぜそれをやるのか?

 

 

 

 

この部分をまずは重要視する考え方が

トレーニングには必要です。

 

 

あなたが今やっているトレーニングは

果たしてこの部分を本質的に考えて行えているでしょうか?

 

 

雪上でどのような事を注意されているのか?

 

 

それができない原因はなんなのか?

 

 

どのような事を行ったら改善されるのか?

 

 

こういった基本的な考え方を身に着けると

自ずと自分にとって今何が一番大事なトレーニングなのかが

見えてきますよ!

 

トレーニング論

来シーズン上達するかは既に決まっている? 2

読了までの目安時間:約 4分

 


皆さん夏も終わりに近づき

いよいよシーズンも近くなり、

スキー熱も上がってきているのではないでしょうか?

 

 

来シーズンこそは上手くなるぞ!

と意気込んでいる方も多いと思います。

 

 

しかし実際はオフトレの段階で

来シーズンうまくなるかどうか

ほぼ決まってしまっている場合がほとんどです。

 

 

 

先シーズンを思い返してみて、

雪上で何度も同じことを注意された記憶はありませんか?

 

 

多分あなた自身はコーチに言われたことを

意識して改善してきていたと思います。

 

しかし実際は全く変わっておらず、

コーチからはまた同じことを繰り返し注意されるという

スパイラルに落ちっているのなら危険です。

 

 

 

そもそもなぜ言われたことができてなかったのでしょうか?

 

 

ターン前半からきちんととらえて、

外脚にしっかりと乗り込んで、

板のたわみを使って、

重心をフォールライン側に落とし込んで

 

 

など具体的な動作の答えが不明確で

尚且つ技術的にレベルが高い部分を求められている場合は

無理なのも分かります。

 

でも

 

 

手をもっと前にだして!

おしりを高い位置にして!

外脚側の肩を下げて!

 

 

など意味が分かれば小学生でもできるような

単純動作もできない場合がありませんか?

 

 

『それは下手だからでしょ!』

 

という理由にしてしまってはうまくなりません。

 

 

 

多くの場合、その動作を取得するための材料を持っていないことがほとんどです。

 

 

 

例えば英語の長文が読解できない場合、

 

『頭が悪いからだ!』

 

で終わらせますか?

 

 

単語が分からないのであれば

単語を覚えますし、

文法が分からないのであれば

文法覚えるなど、

たぶん何かしら具体的な対処を

すると思います。

 

 

 

スキーではなぜかそれが行われません。

その理由は足りない材料が何なのか

自分でも分からないし、

教えてもらう機会もないからです。

 

 

 

『あなたが後傾になっている原因は

股関節の柔軟性がないからだ。

股関節の柔軟性を邪魔しているのはこの筋肉だ。

人体の構造上この筋肉が硬いと身体にはこんな動きが出る。

だからまずはこのトレーニングをして柔軟性をあげて、

さらに実際の動作に変換するこのエクササイズを行えばなおりますよ!』

 

 

と具体的な指導されたことがありますか?

 

 

もしあるのであればそのコーチからは離れないほうがいいです。

 

 

今回の例えは股関節の柔軟性をあげましたが、

足りない材料が関節の柔軟性なのか、筋力不足なのか、

神経系の問題なのか、人によって様々です。

 

 

 

あなたは自分自身の足りない材料を知っていますか?

 

 

それを知らずにオフにトレーニングを行うことは、

ゴールがどこだかわからないまま

マラソンをしているようなものです。

 

 

 

しっかりと上手くなる材料をそろえてからシーズンを迎えてください。

 

トレーニング論

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