スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達に重要な『外向傾』『腰外れ』の違いは?260

読了までの目安時間:約 11分

 


前回の記事で

 

【外向傾】とはどのような形で、

必要かどうか意見が分かれる理由は

認識の違いがあるという事を

お伝えしました。

 

 

まだご覧になっていなければ

まずはこちらからどうぞ

 

【スキー上達に外向傾は必要?不必要?259】

 

 

この記事を読めば

外向傾に関してはもう大丈夫!!

・・・

・・・

・・・

 

といかないのが

スキーの複雑なところ。

 

 

なぜならタイトルにもあるように

外向傾と似たような形で

【腰外れ】という

スキー用語があるからです。

 

 

これらは外向傾と同じことなのか?

はたまた全く別物なのか?

 

 

ここら辺を区別しないと

また外向傾は必要か?

腰外れになるから

やめた方が良いのか?

といった意見の分かれる原因になります。

 

 

 

外向傾すると腰外れになる?

 

あなたは雪上で

 

 

『腰が外れている』

 

 

と言われたことはありますか?

 

 

 

外向傾をとると必ずと言っていいほど

セットでついてくるのが

この腰外れですね。

 

 

この腰外れとは一般的に

NG動作として指導の中では

注意の対象となります。

 

 

 

しかし腰外れという単語からして

頭と足の直線上から

腰が外れる事であれば

外向傾は間違えなく腰外れです。

 

 

 

腰外れが悪いとなると

腰を外さない限り

外向傾はとれませんので、

外向傾自体がダメとなってしまいます。

 

 

 

それとも外向傾は必要だから

腰外れも本当はOKなのか?

 

 

はたまた外向傾と腰外れは別物なのか?

 

これは腰外れ?

 

以前私が配信している動画でも

外向傾についての動きを説明した時に

『腰が外れている』

といったコメントが結構ありました。

 

 

逆にこの動作が大事!

これが出来ないとダメだよね!

これが基本です!

といったコメントもありますね。

 

※その動画はこちら⇓

 

 

 

もうこの時点で

腰外れなのか外向傾なのか?

それが良いものなのか悪いものなのか

意見が分かれているのが

よく分かります。

 

 

因みにエッジが立っていない

というものもありますが

この動画の動作を、

ブーツを履いて行ってもらえば

嫌でも勝手にエッジが立つので

今回は置いておきますね。

 

 

あくまでも股関節の動きに関連した

骨盤の位置や方向に注目してください。

 

 

話を戻しますと、

 

 

【外向傾は腰外れなのか?】

 

 

という部分が重要になってくるという事です。

 

 

 

この部分を明確にするためには

まずは腰外れの認識を

きちんとしておく必要があります。

 

 

 

どこからが腰外れ?

 

 

最初にお伝えしておくと

 

 

 

そもそもこの角度を超えれば腰外れ

というのは存在しません!

 

 

 

ですから先ほどお伝えした通り

外向傾も

腰外れと言ってしまえば

腰外れです。

 

 

 

ただスキー界において

全ての外向傾が

腰外れと言われているわけではなく

一般的に腰外れと言われるケースは

ある程度決まっています。

 

 

今回は代表的な3つの腰外れの認識を

お伝えしますね。

 

 

①内脚に乗ってしまう

 

まず腰外れと言われてしまうのが

この内脚に乗ってしまうケースです。

 

 

本来外向傾は、

遠心力に耐えるために

板を傾けて外脚にしっかり乗る動作です。

 

 

それなのにせっかく外向傾をとっても

内脚に乗ってしまっては

意味がないどころか、

X脚やシェーレンといった

エラーを引き起こす

原因にもなってしまいます。

 

 

 

外向傾はどうしても

身体の軸から

腰を内側に入れる必要がある為

その際内側に行きすぎてしまい

内脚に乗ってしまいます。

 

 

そうなると外向傾というよりは

腰が外れているという指摘が入ります。

 

 

 

②タイミングが早い

 

ターンの局面をよく時計の時間で表しますが、

ターン前半と呼ばれる

1時、2時(右ターン)

11時、10時(左ターン)

の局面で外向傾の姿勢を取ると

腰が外れているという表現がされます。

 

 

先ほどお伝えした通り

外向傾とはターン後半に

最も外脚に外力が加わる時に

行いたい動作です。

 

 

ですがその必要性がない

ターン前半の局面で

行ってしまうと、

内脚に乗りやすい、

身体が遅れやすい、

というエラーに繋がるケースが多いです。

 

 

詳しくはこちらの動画を見ると

分かりやすいと思います。

 

 

同じ動作でもタイミング一つで

良い動作とエラー動作になるので

難しいですね。

 

 

③ターンの進行方向と身体の向きが合っていない

 

 

外脚に乗る以外に

外向傾をとる理由に

次のターンへの繋げるため

というものがあります。

 

 

そもそも一番外力に耐えられるのは

ストレート軸といって

直立した状態です。

 

 

えっ、外向傾じゃないの?

と思われていますが違います。

 

 

実際止まる時に

外向傾を強く意識して作る人は

いないはずです。

 

 

 

ただ止まる時ならいいのですが、

ストレート軸でターンをしてしまうと

次のターンへむけて斜面の下方向(谷側)に

落ちて行けずに

斜面の上(山側)に身体が残ってしまいます。

 

 

つまりストレート軸だと

ターンが連続して行えないので、

しっかり外脚に乗りつつ

上半身は次のターンへの準備をする為に

外向傾が必要となってきます。

 

 

ただここで次に行きたい

進行方向よりも上体の向きが強すぎると

腰が外れているという

表現をされてしまいます。

 

 

 

例えばアルペンスキーで言えば

SL(スラローム)での細かいセットや

基礎スキーの小回りの様な

進行方向が下向きの場合は

外向傾姿勢が強くても

あまり腰が外れていると言われません。

 

(スキーレーシングマガジン誌)

 

一方、

SG(スーパージャイアントスラローム)や

DH(ダウンヒル)、

基礎スキーの大回りでは

進行方向が斜め横方向です。

 

 

その為、

下の画像の様に内傾角を大きくとった

ストレート軸に近い形なり、

上の画像の様な外向傾姿勢をとると

腰が外れていると表現されやすいです。

 

 

 

 

まとめ

 

この様に同じ外向傾でも、

ポジションや目的と合っているかどうかで

正しい外向傾なのか、

腰外れというエラー動作なのかに

分かれるという事です。

 

 

それゆえ

 

・外向傾は必要だ!

・外向傾はスキーの基本!

 

という意見もあれば

 

 

・外向傾はいらない!

・外向傾をすると腰外れになる!

 

 

といった反対意見も出てきます。

 

 

因みに何度もお伝えしていますが、

どちらの認識であれ、

その人が自分の思い描く滑りが出来ていれば

OKだと私は思います。

 

 

ただこの認識が食い違っているせいで

同じ指導や情報を得ても

全く違った解釈をして

スキー上達の妨げになってしまう事は

とても大きな問題です。

 

 

あなたはどのような認識なのか?

また指導者や、情報の発信元は

どちらの認識で言っているのか?

 

 

 

ここら辺をきちんと認識して

スキー上達につなげていってください。

 

スキー技術 基礎スキー

スキー上達に外向傾は必要?不必要?259

読了までの目安時間:約 15分

 


スキーを上達するうえで

 

 

・外脚に乗る

・板の真上に立つ

・基本ポジションをとる

 

 

といったスキーの上達の為の

『基本』と呼ばれるものが

数多く存在します。

 

 

その中のひとつが

今回の記事のテーマにとなる

 

 

 

 

外向傾

 

 

 

です。

 

 

あなたも外向傾というワードを

一度は聞いたことがあると思います。

 

 

 

この外向傾姿勢は

非常に重要な反面、

さまざまな捉え方や表現によって

賛否が分かれる部分でもあります。

 

 

 

スキーには外向傾は絶対必要でしょ!

 

 

というものもあれば

 

反対にいや外向傾は必要ない!

 

 

といった感じの意見まで。

(実際にyoutubeのコメントにも

ありましたね)

 

 

同じスキーでも

このように意見が分かれる部分は

大抵がその事象に対する

認識や前提が異なるからです。

 

 

動画でもその内容についてお伝えしています。

 

最終的にはその人が

思い通りの滑りができれば

どのような解釈や意見でもいいのですが、

あなたがスキー上達に

役立てようとした時に

様々な意見があると困りますよね。

 

 

 

ですから今回は

この【外向傾】に対する認識を

改めて見直して整理しますので、

あなたの滑りに繋げてください。

 

 

 

そもそも外向傾って何?

 

そもそも外向傾ってよく聞くけどなに?

 

 

という部分から入っていきましょう。

 

 

あなたがもし、

スキーを指導する側に立った場合

 

「外向傾ってなに?」

 

と聞かれたら

どのように答えるでしょうか?

 

 

意外と難しいですよね。

 

 

外向傾とは

 

 

外向

 

 

外傾

 

という2つの言葉が

合わさった言葉です。

 

 

外向とは?

 

スキー板にから

進行方向より

外に向いた状態を

外向といいます。

 

下の画像を見てください。

 

 

この画像が右ターンをしている場合、

板の進行方向の外側(本人からみて左側)に

上体が向いていますよね。

 

 

この状態が外向です。

 

 

これは読んで字のごとくといった感じで

分かりやすいと思います。

 

 

 

 

外傾とは?

 

次に外傾です。

 

この外傾は大きく2つの解釈に分かれます。

 

 

【認識①】

板の垂直上より

上体が外に傾いた状態を

外傾と呼ぶケースです。

 

 

つまりこの画像の様に

板が傾き、全体のシルエットが

内側に傾いていたとしても

板の垂直上より上体が外に行けば

外傾です。

 

 

【認識②】

地面の垂直上より外側に傾くことを

外傾というパターンです。

 

 

この認識の場合、

内傾角と言って内側に傾く事が

出来ていないとみなされて

外傾が強い、外傾が必要ないといった

意見が出ます。

 

 

つまり認識②の場合は

認識①の画像は

外傾していないという事です。

 

 

この様に

外向は問題ないと思いますが、

外傾の認識があなたにとってどちらか

まずはしっかり整理してください。

 

 

 

なぜ外傾の認識が2つに分かれるか?

 

 

ここまでの外向と外傾の認識は

理解できたでしょうか?

 

 

この2つを合わせたものが

外向傾という事です。

 

 

実際の滑りの画像で確認してみましょう。

 

 

しかし外傾の認識が分かれるため

外向傾は必要か必要ではないかが分かれます。

 

 

そもそもなぜ外傾の認識が

分かれるかについて

考えていきます。

 

 

 

その要因の一つに

 

【内傾】【内傾角】

 

というワードとのつながりがあります。

 

 

これも一度は聞いたことがある

スキー界では有名な用語のはずです。

 

 

内傾も読んで字のごとく

ターンの内側に倒れる事をいいます。

 

 

内傾角はその角度ですね。

 

 

ターン中は外側へ引っ張られるため

内側に傾いた方が運動しやすいです。

 

 

これはスキーに限ったことではなく

バイクやインラインスケートのコーナーでも

同じことですね。

 

 

 

スキーでは特に

この深い内傾角を作りたいと

練習に励むスキーヤは多いです。

 

 

 

さてここからが本題です。

 

 

 

この内傾をしようとした場合

先ほど説明した、

外傾の認識が①と②とでは

内傾が出来るか出来ないかが

大きく変わってきます。

 

 

認識①の板の垂直上より

外側に傾くことが外傾の場合は

写真の様に

 

 

上体が内側に傾く(内傾)

 

形になっても

外傾はできますよね?

 

 

 

 

一方認識②の地面の垂直上から

外側に傾くことが外傾の場合は

内傾と反対の動作となる為

 

外傾していると

上体は内傾はできません。

 

 

 

つまり外傾の認識によって

 

 

『外傾しながら内傾できますか?』

 

 

という「とんち」のような問題に対して

 

 

認識①ならYES

 

認識②ならNO

 

 

という様に意見が分かれるわけです。

 

 

 

こうなると

当然認識①の人にとっては

外傾は必要ですし、

認識②の人にとっては外傾必要ない

という事になります。

 

 

 

あなたの認識はどちらでしたか?

 

 

 

この様に認識や前提が違っているだけで

どちらも言っていることは

正しいんですよね。

(正しいからこそ意見が分かれるわけですが)

 

 

 

どのように認識しておくのが良いのか?

 

さてこれまでのないようで

意見が食い違う原因が分かったかと思います。

 

 

ではここからが一番重要な部分です。

 

 

それは

 

 

 

『実際どちらの認識でいればいいのか?』

 

 

というところ。

 

 

ここがしっかりしていなければ

結局雪上レッスンや、

DVD、雑誌などで情報を手に入れても

混乱してしまいます。

 

 

 

どちらの認識がお勧めかというと・・・

 

 

 

どっちもです!!

 

 

 

「えっ、それだと

混乱したままじゃないですか!」

 

 

と思いますよね。

 

 

それでは

もう少し詳しくお伝えします。

 

 

どちらの認識も持っておいて欲しいと

お伝えしたのには訳があります。

 

 

 

何故なら

 

 

2つの認識が混合して

指導の中に組み込まれるケースが

殆どだからです!

 

 

ですからその時々によって

認識を使い分けていく必要があります。

 

 

今回は代表的な4つのケースで

どちらの認識でいるといいのか

お伝えしますね。

 

 

①もっと外傾を意識してというケース

 

これは内倒と言って

内側に傾こうとするあまり、

ポジションが内側になりすぎてしまい

内脚に乗ってしまうようなケースで

よく使われます。

 

 

その場合は内側に傾くのはいいけど

認識①の板の垂直上より

上体を外に傾ける

イメージを持つと効果的です。

 

認識②の状態をすると、

今度は強すぎると注意される事が大半なので。

 

 

※ただ個人的には認識②ぐらい

意識した方が内倒は

早く直ると思います。

 

 

②外傾が強すぎる、外傾を注意されるケース

 

これは上のパターンとは逆で

外傾をエラーとして

指導されるケースです。

 

 

この場合は認識②の状態に

なっていると認識してください。

 

 

外に傾きすぎているのだから

単純に内に傾けば良さそうですが

認識①の板の垂直上よりは外傾を

残しておかないと

今度は内倒していると言われるので

気を付けてくださいね。

 

 

③基礎スキーのケース

 

基礎スキーでは長い軸で

深い内傾角を求められるケースが多いです。

(最近は外向傾の意識の滑りも

評価され始めましたが)

 

 

その場合内傾角ばかり意識すると

今度は外脚が軽くなり、

内倒してしまいます。

 

 

外脚にしっかり乗りながら

内傾角を出していくには

認識①の板の垂直上よりは

外に傾きつつ、

内側に傾いていく事が重要です。

 

 

ただ厄介なのは

①のケースでもお伝えしましたが、

初めのうちは認識②ぐらい

強く外傾を意識しても

結果的には認識①の状態になる事が大半です。

 

 

まずは認識②で滑ってみて

実際の滑りがイメージ通り

認識②の状態になるのであれば

それかあら認識①にしてもいいかと思います。

 

 

④アルペンスキーの場合

 

アルペンスキーの場合は

高速域で滑る事と

ポールを避けなければいけない

という条件から

認識②で滑る事をお勧めします。

 

 

アルペンの場合は

どうしてもポールがある為

 

 

・ポールを避けなければならない

・次のポールに早く向かおうとして

 内倒しやすい

 

と言う場合が多いです。

 

 

※ポールを避けるための強めの外傾

 

 

認識②ぐらい外傾をイメージして

外脚にしっかり乗ることが重要です。

 

 

アルペンスキーヤーの滑りで

認識②のような強めの外傾

で滑っているシーンを

よく見かけますよね?

 

 

この様にアルペンスキーでは

認識②の外傾のイメージで練習を重ねて

その後技術向上とともに

微調整が出来るようになると

良いですね。

 

まぁアルペンスキーから

基礎スキーに転向すると

その外傾の強さを注意されてしまう事も

よくありますが・・・

 

(私もそうですw)

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

 

 

今回お伝えした通り

一言で外向傾といっても

その認識が異なり、

目的によって

利用した方がいい認識も変わります。

 

 

あなたはどちらの認識だったか?

またあなたの目的を達成するには

どちらの認識を用いた方が良いのか?

 

 

ぜひ考えて雪上練習に活かしてください。

 

 

さて今回の内容だけでも

かなりのボリュームなんですが、

まだまだ外向傾に対する問題は

沢山あります。

 

 

それは

『腰外れ』

『アンギュレーション』といった

違う言葉で外向傾が表現されて、

さらにそれによって認識が変わるケースです。

 

 

この部分は次回の記事で

お伝えしていきますね!

 

 

ジュニアスキー スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)合格、不合格を分ける、点数を出す為の細かいコツとは? 253

読了までの目安時間:約 14分

 


スキー検定(バッジテスト)を受けていて

一番悔しいのは

 

 

あと1点で合格だったのに・・・

 

 

という僅差で受からなかった時では

ないでしょうか?

 

 

 

また前回は合格点が出たけど

今回は1点マイナスだったという

合格ラインギリギリの所にいると

滑る時に緊張が増しますよね。

 

 

 

検定員の方の話でも

 

 

 

『う~ん、合格点出そうか悩むなぁ・・・』

 

 

 

という微妙なときが良くあるようです。

 

 

その微妙な1点がプラスかマイナスになるかは

本当にちょっとしたことです。

 

 

大きく滑りが変わるわけではないけれど、

そのちょっとしたことを

知っていて行えるか、

知らずにやらないかでは

結果的には合格不合格を分ける

大きな差となります。

 

 

 

そこで今回は

検定で点数を出すために

知っておきたい細かいポイントを

3つご紹介していきますね。

 

 

 

細かい部分までしっかり意識して

印象点をあげていきましょう!

 

 

 

 

ポイント① スタートの仕方

 

 

あなたは検定で点数を出すために

本番に一番意識する部分はどこですか?

 

 

 

殆どの方がターンの質や

フォームではないでしょうか?

 

 

 

もちろんその部分をジャッジするのが

検定なので間違いではないのですが、

人がジャッジする以上

どうしても同じような滑りでも

印象によって点数が変わってきます。

 

 

 

では滑りの印象に重要なポイントはどこか?

 

 

 

それがスタートです。

 

 

 

検定員の人からよく

 

 

 

『スタートから1,2ターンくらいで

点数をだいたい決める』

 

 

 

と話を聞きます。

 

 

特に検定バーンの距離が短い場合、

最初の印象があまり良くないと

点数は出づらいです。

 

 

 

最初の印象が大事なのは

人間関係や、面接など

何もスキーに限ったことでは

ありませんよね?

 

 

 

勿論人間関係なら

話していくうちに

 

 

『あっ、この人一見怖そうだったけど

 話してみると意外といい人かも!』

 

 

と印象が変わることはありますが、

スキー検定の場合は

その一滑りで全てが決まってしまうので

最初の印象は非常に重要です。

 

 

 

ではその重要な

最初の印象を決めるスタートで

何を意識すると良いのでしょうか?

 

 

 

 

それは

 

 

漕ぎ

 

 

です。

 

 

 

検定でよくありがちなのが

丁寧にきちんと滑ろうとして

スターンとから1ターン目まで

構えたまま斜滑降で固まってしまい

漕がないスキーヤーの方がいます。

 

 

スタートしていきなり急斜面、

というバーン設定だと

なかなか難しいかもしれませんが、

それでも一漕ぎ二漕ぎ入るのと

ただ斜滑降で入ってくるのでは

印象はまるで違います。

 

 

特にテクニカル、クラウン受験の様に

スピードが求められるレベルでは

必須といえます。

 

 

また、スピードを出すための

加速が目的なのは勿論ですが、

勢いよく滑り出そうとする

積極性が分かる印象点にもつながります。

 

 

しかし検定を受けるスキーヤーの中で

この漕ぎをきちんと練習している人は

少ないと思います。

 

 

せっかく漕いでも

スピードが出てないだけならまだしも

漕ぎ方が不格好で

そのせいで印象点が悪くなってしまうケースも

珍しくありません。

 

 

 

加速の面でも印象の面でも

しっかりとした漕ぎを練習してください。

 

 

ポイント② ライン取り

 

同じ質のターンをしても

ライン取りによって検定員への印象は

大きく変わってきます。

 

 

大回りでよくあるのは

ターン幅が小さいケースです。

 

 

検定バーンの幅が狭い場合、

どうしても端っこのネット近くを

通りたくないという思いから

ターン幅が小さくなりがちです。

 

 

そうなるとだいたい左右のネットから

3、4m離れた間の中に

受験者たちのシュプールが収まります。

 

 

 

その中で一人だけ

もう一歩ネットに近い

まだ誰も滑っていないところを

滑ってくるだけで印象は大きく変わります。

 

 

 

勿論ネットの近くを通る事で

衝突の危険性や、

横幅を広くとるあまり

斜滑降が長くなりスピードが落ちてしまう

というリスクがあります。

 

 

検定バーンの設定や

受験日の雪質が緩くて止まりやすいのか?

といった部分はきちんと考慮してください。

 

 

小回りの場合、

よく言われるのは

検定員に向かって真っすぐ滑ってくる

という事です。

 

 

どうしても正面から見るのと

斜め横から見るのとでは

印象が変わります。

 

 

 

ゴールから離れたとことに

検定が立っている場合や

左右に広くたっている場合は

大きく影響はありませんが、

検定3人が固まって、

しかも左右どちらかにいる場合は

しっかりその検定員たちの

正面のラインを滑りましょう。

 

 

そして小回りにもう一つ大事なのが

スタートからの繋ぎ方です。

 

 

一般的には滑りたいラインの真上から

そのままスタートするケースが大半です。

 

 

要はスタートからゴールまで

一直線といったイメージです。

 

 

そうなると小回りの

リズムをとったりスピードが乗るまでの

最初の1,2ターンも検定からしたら

もう演技が始まっているように見えます。

 

 

先ほどもお伝えした通り

最初の印象点は非常に大事なのに

その最初がスピードも乗っていない

リズムをとる為に行っているターンですと

当然印象も変わってきます。

 

 

技術選の小回りを見てもらうと

分かりやすいですが、

選手の多くは自分が滑りたいラインの

最初から自分の滑るライン上に

スタートを構えるのではなく

やや横からスタートして

中回りのような斜滑降から

本来滑りたいラインに入ってきます。

 

 

プレターンという呼ばれ方もしますが、

この部分で加速やリズム取りをして、

その後から演技が始まるといった感じで、

準備と本番がきちんと分かれています。

 

 

もちろんプレターンで加速しすぎて

1ターン目から大きくなってしまう、

自分の滑りたいラインに上手く移動できない、

というリスクもあります。

 

 

細かい部分ですが

ここら辺も普段からしっかり意識して

練習したい部分です。

 

 

ポイント③滑りの種類

 

良く検定の総評で

 

 

『斜度や雪質に合わせた滑り』

 

 

というワードが出てきます。

 

 

 

言い換えれば

色々な種類の滑り方が必要だという事です。

 

 

その色々な滑り方ができるというアピールを

意図的に表現できると理想的です。

 

 

例えば小回りでいえば

最初は深く丁寧にズラシて板を回し、

後半はカービング要素の強い

スピードに乗った小回りを滑る

といった感じです。

 

 

大回り系ですと

漕いでクロ―チングを組んで

1ーン目はそのままクロ―チングターンでも

また見栄えが変わります。

 

 

ただせっかく安定して滑っていたのに

滑りを途中で変えたせいで

失敗してしまうリスクもあります。

 

 

 

この滑り方の種類を変えるのにお薦めなのが

不整地小回りです。

 

 

前半は溝の横を使った

バンクターンの様に少し板を回して

スピードをコントロールして

後半はモーグルの様に縦に入ってくる

といった感じです。

 

 

特にプライズ検定レベルになると

そこら辺もしっかり見ているようで

私が受験した時も

 

 

『前走よりも、さらに2つくらい上から

 縦に入れてきたね!』

 

 

と言ってもらい

細かいところまで見てるんだなぁ

と感じだのを覚えています。

 

 

因みに上記に書いたような

後半を縦に入れてくる滑りは

一見狙っているように見えて

後半アップアップになったのを

ごまかすのにも使えます(笑)

 

 

そこで最後まできれいに滑ろうと

考えて無理やり板を回すと

却ってミスが出やすいので

後半スピードが出てきたら

トントントンと縦にごまかした方が

却って好印象の場合があります。

 

 

要は

 

 

 

 

『私は2種類の滑りが出来るんです』

 

 

 

 

というのをきちんと

アピールしましょうという事ですね。

 

 

検定員からしても

上から下まで同じ滑りですと

飽きてしまいますので。

 

 

 

まとめ

 

これまでに書いてきたような部分は

一見すると細かい事ですが、

これがあるかないかで

点数が上か下かどちらになるかを決める

判断のポイントになる場合があります。

 

 

ただ細かい部分だからといって

ぶっつけ本番でやればいいやと

思わないでくださいね。

 

 

ただでさえ緊張している中、

普段と違う事をやるのは

さらに緊張をまして滑りを狂わせます。

 

 

普段の練習からしっかりと

自分の滑りに組み込んで

練習をして下さい。

 

 

またあくまでも

基本的なターンの質があってのことですので

小技ばっかり練習して

肝心の滑り自体が合格点に達していなければ

本末転倒です。

 

 

合格点が出たり出なかったりする

ギリギリのラインの場合に

有効に働くことを忘れないでくださいね。

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道③ 【実践編】245

読了までの目安時間:約 14分

 


これまでに、

スキー検定1級の全体像を把握するための

①導入編 

スキー検定1級はどんなところを評価するのか

把握するための

②評価編 

をお伝えしてきました。

 

 

今回は受験種目ごとの注意点や練習法を

紹介する③実践編です!

 

 

スキー検定1級は

 

1.       大回り

2.       小回り

3.       不整地小回り

4.   横滑り

 

と4種目ありますが、

それぞれどんなことを意識して滑ると

合格するのか?

またどんなことをするとダメなのか?

といった実践的な部分を

種目ごとにしっかり確認していきましょう!

 

 

 

因みに評価編でもお伝えしましたが

スキー検定1級で求められる代表的な要素は

 

 

 

・速い滑走スピード(カービングターン)

 

・円いターン孤(トップ&テール)

 

 

 

です。

 

 

(カービングターンとトップ&テールについては

②評価編をご覧ください)

 

 

 

 

 

1級大回り

 

1級の大回りのポイントは

何といっても

 

 

 

カービングターンを用いた

滑走スピードのあるターン!!

 

 

 

2級までは横ずれ主体で

ターンをコントロールしてきましたが

ある程度1級は角付けをして、

板のサイドカーブを利用した

カービングターンが主体となります。

 

 

特に重要となるのがターン後半の感覚です。

 

 

このようにターン後半にずれが少ない

カービングターンを描くことで

スムーズに次のターン前半に繋がっていきます。

 

 

ターン後半に板がズレてしまうと、

スピードが落ち、円いターン孤も描けません。

 

 

ターン後半に

板をしっかりグリップさせる(噛ませる)

ポイントは、

 

 

 

・股関節主体の角付け(くの字姿勢)

 

・足裏の荷重ポイントを踵側(くるぶし下)

 

 

にすることです。

 

 

 

股関節の主体のくの字姿勢については

②導入編で説明しているので

そちらをご覧ください。

 

 

 

足裏の荷重ポイントを

踵側(くるぶし下)にするは

非常に重要です。

 

 

なぜなら人間の体重が一番乗るのが

その部分だからです。

 

 

 

よく母指球に一番力がかかると

勘違いしやすいのですが、

それは陸上で足首のバネを利用するための

使い方と混同していることが一番の理由です。

 

 

スキーでは足首のバネの代わりを

板が行ってくれるので、

スキーヤーがやるべきことは

地面(板)にしっかり体重や力を伝えることです。

 

 

イメージしづらければ

目の前に空き缶を置いて

潰してみてください。

 

 

あなたは足裏のどの部分で潰しましたか?

 

 

きっと踵側ではないでしょうか?

 

 

そこが一番パワーが伝わる証拠です。

 

 

 

この部分はよく勘違いされたまま

指導にも反映されているケースがあるので

陸上の感覚と混同しないように

注意してくださいね。

 

 

1級小回り

 

1級小回りのポイントは、

テールを横に振る操作ではなく

トップ&テールを用いた

円いターン孤の滑りです。

 

 

トップ&テールとテールコントロールの違いは

評価編でもお伝えしましたが

もう一度画像で確認して下さい。

 

 

 

トップ&テールを上手に行うポイントは

 

 

 

前後の荷重移動!

 

 

 

特に2級まではつま先側に

荷重ポイントをおいて

滑っているケースが多いですが、

きれいな円いターン孤を描くためには

前後(つま先から踵)への

滑らかな荷重移動が重要です。

 

 

ただ気をつけなければならないのは

踵へ荷重を移動する際

お尻が落ちるとそのまま後傾になり

暴走してしまうので注意が必要です。

 

 

 

また横滑りの部分でお伝えしますが

おへその向きをなるべく

フォールライン方向へ向けておくと

スムーズなターンが描きやすいので

意識してみてください

 

 

1級不整地小回り

 

1級の難関種目の一つが

この不整地小回りです。

 

 

要はコブ斜面の滑走ですね。

 

 

コブは滑れない・・・

という人はこの不整地小回りがネックとなって

1級合格ができないケースが多いです。

 

 

1級不整地小回りのポイントは

 

 

 

・パラレルスタンスのキープ

 

・上体がフォールライン方向に向いている

 

 

 

この2つです。

 

 

 

まず一つ目のパラレルスタンスのキープですが、

コブ斜面を滑ると

スタンスが開いてしまう

スキーヤーの方が多いです。

 

 

 

その原因はコブが作り出す溝に

外脚だけが流されていくからです。

 

 

 

また早く次のコブに行かなければと、

内倒ポジションにいるケースも多いです。

 

 

 

不整地ではなるべく狭いスタンス(密脚)を

心がけて滑る事がまずは重要になります。

 

 

 

そして何より重要なのが

2つ目の上体をフォールライン方向に

向けておくことです!

 

 

逆ひねりといういい方もします。

 

 

コブ斜面が上手に滑れないスキーヤーの多くは

コブ斜面に恐怖心があり、

その恐怖心が身体全体を緊張させ、

上体を固定してしまいます。

 

 

すると板の向く方向(溝の出口)に

身体も向いてしまい板が発射・・・

となってしまいます。

 

 

コブを滑るテクニックは

ストックの着き方など

色々とありますが、

 

 

まずは1コブずつでもいいので

 

 

 

・力を極限まで抜く

 

・不格好でもいいのでフォールライン方向に常に腕を出しておく

 

 

 

この2つからトライしてみてください。

 

 

基本的に1級の不整地小回りは

そこまで滑走スピードを求められていないので、

しっかりとパレレルスタンスで

上体をフォールライン方向に向けて滑ることを

心がけましょう!

 

 

1級横滑り

 

1級の落とし穴・・・といえるのが

この横滑りです。

 

 

 

一見滑走スピードも出ないし

ただ左右切り替わってズルズルと

横滑りをしてくればいいという

不整地小回りに比べたら

簡単そうに見えるこの横滑りですが、

意外にもこの種目が、一番点数が出ない

と言われております。

 

 

 

速度がゆっくりの為ごまかしがきかない、

加点を出しづらいなど

理由は様々ですが、

一番の理由は

 

 

 

根本的に関節が上手く使えない身体の状態では合格点が出ない

 

 

 

という事です。

 

 

 

勿論ほかの種目も同じですが、

この横滑りに関しては

静止姿勢をとるシーンが多くあります。

 

 

動いているときよりも静止している方が

関節が正しく使えていない事が

露呈しやすいので、

横滑りは評価が厳しくなります。

 

 

横滑りを上手に行うためのポイントは

 

 

・正しい外向姿勢

 

・板に前後差をつける

 

・外脚荷重を忘れない

 

 

 

の3つです。

 

 

 

正しい外向姿勢

 

 

まず1つ目の正し外向姿勢ですが、

冒頭でも述べ通り、この外向が作れなければ

横滑りは合格できません。

 

 

この外向姿勢は単純そうに見えて意外と難しく、

雪上でできないスキーヤーの多くは

陸上でも正しい外向ポジションが取れません。

 

 

最も多いNG例は、

おへそが進行方向ではなく

板の方向(真横)を向いてしまう事です。

 

 

おへそをしっかり

進行方向に向けて滑りましょう。

 

 

詳しくは動画をご覧ください。

 

板に前後差をつける

 

意外と知られていないのが板の前後差です。

 

内脚側(斜面の高い方の脚)を

少しだけ前に出すことで、

上体がフォールライン方向に

向きやすくなります。

 

 

 

外脚荷重を忘れない

 

形はきれいなのに、この3つ目のポイントを

忘れてしまっているために

合格点をもらえないケースがあります。

 

 

特に切り返した後に、

身体をフォールライン方向に落とせずに

内脚側(斜面の高い方の脚)に残ったまま

横滑りを行ってしまうケースが多いです。

 

 

また逆エッジ

(谷脚側のアウトエッジが引っ掛かる事)

を恐れて、外脚荷重が出来ていないケースも

見受けられます。

 

 

ポイント1で紹介した

正しい外向姿勢が取れてくると

外脚荷重を表現しやすいので、

まずはポイント1から

クリアしていきましょう!

 

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

最初の①導入編でお伝えしましたが、

スキー検定1級とは

上級スキーヤーの証でもあります。

 

 

その分2級に比べて

難易度が格段に上がりますが、

その価値は十分ありますので

ぜひチャレンジしてみてください!

 

 

因みに1級を合格すると、

いよいよプライズテストという

エキスパートクラスになってきます。

 

 

ここから先はマニアックな領域ですね(笑)

 

 

因みに1級からテクニカル、クラウンの間にも

一つ大きな壁があり、

ここでもまた足踏みしているスキーヤーが多いですね。

 

 

今回は1級でしたが、

テク、クラ合格への道も知りたいという

声があれば、いずれ発信していきたいと思います。

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道② 【評価編】244

読了までの目安時間:約 9分

 


さて今回はスキー検定1級合格への道

評価編です。

 

まだ導入編を読んでいない方はこちらから

【スキー1級合格への道 ①導入編】

 

 

スキー検定1級は

検定員にどんなところを見られているのか?

 

 

まず確認のためにお伝えしておくと

1級の合格点は、4種目合計280点です。

 

 

つまり1種目70点平均ですね。

 

 

点のつけ方は2級と同じで

 

+2点  テクニカルでも問題なし

+1点    1級のレベルは十分超えている

フラット70点  合格基準の滑りです

-1点  合格までもう少し

-2点  まだまだ練習が必要

 

といった感じが一般的です。

 

 

もちろん会場によっては、

絶対評価の場合もあるので

(テクニカルレベルの滑りをしたら

 75点がそのままつく)

ご注意ください。

 

 

 

それでは評価の全体像をお伝えします。

 

 

 

スキー検定1級の評価観点は?

 

スキー1級と2級の大きな違いは

 

 

 

・ターンスピード

 

・ターン孤

 

 

です。

 

 

2級まではしっかりと

スピードをコントロールすることが

重要でしたが、

1級ではより速い滑走スピードでの

ターンが求められます。

 

 

ただここで注意しなければならないのが

速い滑走スピードを求めるあまり

暴走となってしまう事です。

 

 

あなたは速い滑走スピードでのターンと

暴走の違いが分かりますか?

 

 

同じ速度で滑っていても

両者は異なります。

 

 

 

ポイントは板をしっかりコントロールできる

いいポジションで滑れているかです。

 

 

 

スピードが上がりお尻が落ちてしまうといった

悪いポジションで滑っていると

いくら速いスピードで滑っていても

暴走と評価されてしまうので注意が必要です。

 

 

 

またターン孤も2級とは異なり

より円いターン孤が求められます。

 

 

円いターン孤と言われても

いまいちピンとこないかもしれませんね。

 

 

それでは

 

 

・速い滑走スピードで尚且つ

板をコントロールできる滑り方は何か?

 

・円いターン孤とは具体的に何か?

どうやって作るのか?

 

 

 

という部分を具体的に説明していきます。

 

 

 

カービングターンをマスターしよう

 

まずは大回りで滑走スピードをあげつつ

きれいな円いターン孤で滑るために

マスターしておきたいのが

このカービングターンと呼ばれるものです。

 

 

動画での説明もあります。

 

カービング、フルカービング

といった呼ばれ方もしますが

横ずれが少ないサイドカーブを使った

滑走性の高いターン方法です。

 

 

一方2級まで主として行っていた

横ずれを使ったターンは

スキッディングターン、ズラシ

といった形で呼ばれています。

 

 

1級合格に悩むスキーヤーの多くは

この2つの使い分けが上手くできないケースが

非常に多いです。

 

 

この2つのターンの違いが

もっともよく分かるのが

滑った後のシュプール(滑った跡)です。

 

 

カービングターンは

シュプールが線路の様な

2本線を描くのに対して

スキッディングは三日月型の

跡が残ります。

 

 

 

 

イメージ例として

ナイフを縦にしてお肉を切るように

板を使うのがカービングで、

ナイフを横にしてバターを塗るように

板を使うのがスキッディングです。

 

 

とうぜんナイフを縦に使った方が

摩擦が少なくてスピードが出ます。

 

 

このカービングターンを

マスターするために重要なのが

 

 

 

板の角付け

 

 

 

です!

 

 

 

板の角付けとは板を倒して

角度をつけていくことです。

 

 

 

ここで注意しなければならないのが

板の角付けを身体のどこを使って行うかです。

 

 

多くのスキーヤーは板の角付けを

膝や足首で行ってしまいます。

 

 

 

これでは板への力が逃げてしまい、

板が上手く滑りません。

 

 

 

理想的なのが

 

 

 

 

股関節主体で板の角付けをしていくこと!

 

 

 

 

股関節からきちんと

板の角付けを行えれば、

身体にくの字のシルエットができます。

 

 

 

文章だけではいまいちイメージできない方は

こちらの動画をご覧ください。

 

 

このように股関節からきれいにくの字になり、

板に角付けができると、

板のサイドカーブに合わせて

自然とターンができます。

 

 

特に1級大回りは

速い滑走スピードで

円いターン孤を描くことが重要なので

このカービングターンを

マスターしておく必要があります。

 

 

トップ&テールをマスターしよう

 

 

あなたはトップ&テールというワードを

聞いたことがありますか?

 

 

 

横ずれを主体的に使う

スキッディングターンにも

板のテールがずれる

 

 

『テールコントロール』

 

 

と、板のトップとテールがずれる

 

 

 

『トップ&テール』

 

 

があります。

 

 

 

 

画像で見てもらえば分かるように

トップ&テールの方が

きれいな円いターン孤を描けます。

 

 

基本的に小回り、不整地小回り、横すべりは

このトップ&テールを主体といて行うため

非常に重要なテクニックとなっています。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

 

このように1級の評価観点である

 

・速い滑走スピード

・円いターン孤

 

 

を上手に表現するために

 

 

 

・カービングターン

 

・トップ&テール

 

 

 

 

この2つのテクニックは

マスターしておく事をお勧めします。

 

 

次回は種目ごとのより細かい部分を

説明していく実践編です。

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)1級合格への道① 【導入編】243

読了までの目安時間:約 11分

 


2級編に引き続き

SAJスキー検定(バッジテスト)1級合格への

ポイントをお伝えしていきます。

 

 

まず今回はスキー検定1級の

全体像を掴んでもらうための導入編です。

 

 

スキー1級と言えば、

一般スキーヤーにとっては

上級者の証と言われており、

その難易度も2級とは格段に違います。

 

 

スキー検定を極めようとすると、

 

2級

1級

テクニカルプライズ

クラウンプライズ

 

 

となりますがこの1級は

スキー検定の最初の壁といってもいいでしょう。

 

 

なぜスキー検定1級は

上級者の証と言われるのか?

 

 

最初の壁とは何なのか?

 

 

この部分を導入編で

しっかり掴んでくださいね!

 

 

スキー検定1級って何をやるの?

 

まずご存知の方も多いかもしれませんが、

1級からは事前講習を受ける必要があります。

 

 

 

この事前講習は実技検定員が

担当するケースが多いので

どんな部分をチェックしているのか?

事前講習の中で

しっかり確認しておきましょう!

 

 

お勧めは講習時に

指導員の方と一緒にリフトに乗って

聞いてみることです。

 

 

 

次に1級の検定種目ですが、

2級の時より一つ増えた4種目です。

 

 

 

・パラレルターン大回り 急斜面 ナチュラル

 

・基礎パラレルターン小回り 急斜面 ナチュラル

 

・パラレルターン小回り 中斜面 不整地

 

・横滑り 急斜面 ナチュラル

 

 

 

まず2級と大きく違うのが

不整地の小回りと横滑りです。

 

 

不整地というのは一般的にはコブ斜面ですが

(技術選でも不整地はコブですよね)

別にコブ斜面でなくてはいけない

というわけでもないようで、

スキー場によってはザクザク荒れている所を

不整地斜面の検定に選びます。

 

 

ただ上記の様な検定会場だと

コブ斜面が滑れなくても

1級が受かってしまうため

最近ではきちんとコブ斜面を作るケースが

多いように思えます。

 

 

 

そしてもう一つの追加種目が

横滑りです。

 

 

一見横滑りと聞くと

斜面をズルズル横向きに降りてくるだけだから

スピードも出ないし簡単なのでは?

と感じやすいです。

 

 

しかしこの横滑りこそ

1級受験者の中でも

もっとも点数が出にくい種目です!

 

 

詳しい内容については

実践編にてお伝えしますが、

 

 

 

そもそもこの横滑りの

何をチェックしているのか?

 

 

 

という部分がイマイチ理解できないまま

とりあえず見本の滑りを見様見真似で行い

結果的に点数がでないスキーヤーが多いです。

 

 

 

点数が出ないだけならまだしも、

何が悪くてどう改善したらいいのかも

分からないと直しようがありません。

 

 

 

特に横滑りは特殊な種目なので

何のためにこんな滑りをするのか?

という部分はきちんと明確にして

検定に臨みましょう!

 

 

パラレルと『基礎』パラレルって何が違うの?

 

種目名で2級と微妙に変わった点に

気づいたでしょうか?

 

 

それは大回りが『基礎』パラレルターンではなく、

パラレルターンになっています。

 

 

この基礎という言葉が

抜けたことにより何が変わるのか

あなたは分かりますか?

 

 

この基礎パラレルターンと

パラレルターンの違いがよく分からない

という声をよく聞きます。

 

 

動画でも説明しております

 

SAJが出している教本を参考にすると、

 

 

 

 

【基礎パラレルターン】

 

ターンを通じて内傾角を変えない

静的内傾維持でターンすること。

自分から積極的にいたへ働きかけず、

回転半径、速度を一定にしてターンする。

パラレルターンへの導入時の滑り。

 

 

 

【パラレルターン】

 

回転半径、速度、斜度に応じて

積極的に内傾角を変える

動的内傾促進でするターン。

自ら積極的に板に働きかけて

板に荷重し、撓ませていく。

 

 

 

どうですか?

あなたは分かりましたか?

 

 

・・・

 

 

正直分かりづらいですよね(笑)

 

 

この中に出てくる

動的内傾促進静的内傾維持

という聞きなれない単語も

混乱を招いています。

 

 

 

そもそも基礎パラレルターンや

動的内傾促進、静的内傾促進

というワードはSAJの造語なので

そこまで気にする必要はないのですが、

やはり検定を受ける以上は

ある程度理解しておく事をお勧めします。

 

 

 

そこで、この内容を

ざっくり解説と、超ざっくり解説に分けました。

 

 

 

参考にしてみて下さい。

 

 

 

ざっくり解説

 

 

上記に出てきた説明の中での

ポイントをあげると

 

 

・内傾角を作るか?

・積極的に板に働きかけるのか?

 

 

という部分です。

 

 

『基礎』パラレルターンは2級でも説明した通り

スピードをコントロールすることが

目的になります。

 

 

その為

 

 

・内傾角は作るのか?→作らない

 

・積極的に板に働きかけるか→かけない

 

 

となります。

 

 

先ほど基礎パラレルターンの説明で出て来た

「静的内傾維持」という小難しい単語も

 

 

⇒あまり積極的に動かず(静的)

ターンを通じて内傾角が変わらない(内傾維持)

 

 

という意味です。

 

 

 

一方パラレルターンは

 

 

・内傾角は作るのか?

→状況に合わせて積極的に作る

 

・積極的に板に働きかけるか

→働きかけて板の撓みを出す

 

 

となります。

 

 

 

パラレルターンの説明で出てきた

「動的内傾促進」は

 

⇒自ら動いて(動的)

 内傾角を作っていく(内傾促進)

 

という意味です。

 

 

 

さてあなたはここまでの説明で

パラレルターンと基礎パラレルターンの違いが

理解できたでしょうか?

 

 

何となく分かったけど

なんかすっきりしない・・・

 

 

ともしかしたら思われたかもしれません。

そこで最後は超ざっくり編です(笑)

 

 

難しい単語をなるべく使わず

お伝えしていきます!

 

 

超ざっくり編

 

 

基礎パラレルターンと

パラレルターンの違いを分かりやすく言うと

ズレの多いターンか

ズレの少ないカービングターンか?

 

 

という事です。

 

 

基礎パラレルターンが

 

 

ズルズル・・・

 

 

というイメージなのに対し、

パラレルターンは

 

 

ギュンッ、ギュンッ

 

 

といった感じです。

 

 

このズレがあるターンを

ずらし、スキッディングターン

ズレの少ないターンを

カービングターン、フルカービングターン

なんて呼びますが、

一級が合格できない人の多くは

この使い分けがイマイチできていません。

 

 

 

この部分に関しては

評価編で詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

今回の導入編でまずは

スキー検定1級は

 

 

・不整地小回り(コブ)と横滑りが

新たにある

 

・ずらし主体ではなくカービングが主体

 

 

という全体像をまずは理解しておいてください。

 

 

 

では次回、

スキー検定1級は、

どんな部分を評価しているのか?

評価編でお伝えしていきます!

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)2級合格への道③【実践編】 242

読了までの目安時間:約 17分

 


これまでに、

スキー検定2級の全体像を把握するための

①導入編

スキー検定2級はどんなところを評価するのか

把握するための

②評価編

をお伝えしてきました。

 

 

今回は各受験種目ごとの注意点や練習法を

紹介する③実践編です!

 

 

 

スキー検定2級は

 

 

・基礎パラレルターン大回り

・基礎パラレルターン小回り

・シュテムターン

 

 

と3種目ありますが、

それぞれどんなことを意識して滑ると

合格するのか?

 

 

またどんなことをするとダメなのか?

といった実践的な部分を

各種目ごとにしっかり確認していきましょう!

 

 

 

因みに評価編でもお伝えしましたが

スキー検定2級で求められる共通要素は

 

 

 

・パラレルスタンスで滑る事

 

・テールのズレを使ってスピードをコントロールする

 

 

この2つです。

 

 

(テールコントロールについては

スキー検定2級合格への道②評価編をご覧ください)

 

この2つはすべての種目の共通点ですので

しっかり覚えておいてくださいね。

 

 

2級 基礎パラレルターン大回り

 

2級の大回りのポイントは

 

 

・ターン前半はテールの横ズレを利用する

 

 

・ターン後半はズレをしっかり止める

 

 

・上下動をうまく活用してエッジングする

 

 

この3つです。

 

 

 

1つずつ説明していきます。

 

 

ターン前半はテールの横ズレを利用する

 

ターンの前半は

冒頭で書いたように、

テールを横にずらして

スピードをコントロールしていきます。

 

 

 

 

 

 

前半何もしないで直進すると

スピードをコントロールできません。

 

 

 

この様な前半になってしまうと

後半にエッジングが集中し

直進してブレーキ、

直進してブレーキ、

といった繰り返しになり、

きれいな『円い』ターン孤が作れません。

 

 

ターン後半はズレをしっかり止める

 

 

ターン前半は

しっかりテールをずらして

スピードコントロールすると

お伝えましたが、

ターン後半は

 

 

しっかりとズレを受け止めるエッジング

 

 

が重要となります。

 

 

 

 

ここでしっかり

受け止めるエッジングができないと

理想のターン孤から下に

ズルズルと落とされてしまいます。

 

 

 

 

また板が回りすぎてしまう

ローテーションの原因にもなります。

 

 

なるべく後半はしっかりエッジングをして

下に落とされないようにしましょう!

 

 

 

上下動をうまく活用してエッジングする

 

 

今までの①、②を上手に行うために

多少上下動を使っていきます。

 

 

 

スキー検定では身体が上に抜けてしまうので

あまり上下動は良くないという

イメージが強いです。

 

 

 

しかし2級では固まったまま滑るよりも

ある程度上下動を使ってメリハリを

出していった方が評価されます。

 

 

 

正し上下動をするタイミングを間違えると

減点になるので注意が必要です。

 

 

正しいタイミングは、

切り替えの時に腰を上に持ち上げて

ターンの後半にかけて下に

縮んでいくイメージです。

 

 

 

この時に上から下への重さを

板に伝えていきます。

 

 

 

体重計に乗って立った状態から

しゃがむと体重が重くなりますよね?

 

 

その重たくなった力を

板に伝えられると理想的です!

 

 

しかし下に縮んでいくときに

お尻が落ちて後傾になったり、

逆に重さを吸収してしまうケースもあるので

気をつけましょう!

 

 

2級 基礎パラレルターン小回り

小回りのポイントも

基本的には大回りと変わりません。

 

 

・ターン前半はテールの横ズレを利用する

・ターン後半はズレをしっかり止める

・上下動をうまく活用してエッジングする

 

 

この3つはしっかり意識していきましょう。

 

 

そして小回りならではポイントは

 

 

 

・リズムを均等に保つ

 

・エッジングの反発を利用する

 

・パラレルスタンスをキープする

 

 

 

です。

 

 

リズムを均等に保つ

 

 

小回りは大回りに比べて

速いリズムで切り返さなければいけません。

 

 

 

大回りの時よりも

リズムが一定か?

小回りとよべるターン孤か?

 

 

という部分がシビアになります。

 

 

 

2級の小回りで点数が出ない方の多くは

小回りが中回り気味になっているケースです。

 

 

 

しっかりスタートからゴールまで

同じリズムで滑ることを心掛けましょう。

 

 

 

ただそうは言ってもなかなか同じリズムで

滑ることが難しいのが小回りです。

 

 

 

その理由は同じリズム=同じ動き

 

 

と思っているからです。

 

 

どういうことだか分かりますか?

 

 

 

スタートからゴールにかけて

スピードやコースによっては斜度も

若干変わります。

 

 

 

それなのにスタートと

同じ感覚で滑っていると

ゴール前はどんどんスピードが出ていき

暴走しているように見えます。

 

 

スピードが出ていない前半は

やさしめにエッジング

スピードが出てくる後半は

しっかりとエッジング

といったように自分の中で

しっかりと意識して滑りましょう。

 

 

エッジングの反発を利用する

 

小回りは速いリズムで

ターンをしていかなければならないため

次のターンに行くための

きっかけが重要になります。

 

 

イメージしやすいのは

反復横跳びと

リレーで走るコーナーです。

 

 

 

反復横跳びは左右の切り返しで

足首の反発を利用するイメージがあるはずです。

 

 

 

一方リレーなどでコーナーを走るときは

反発を使ってサイドに動くというよりは

直進しながら傾きだんだんと曲がっていく

イメージです。

 

 

 

言うまでもありませんが

反復横跳び=小回り

リレーのコーナー=大回り

といったところです。

 

 

 

ですから小回りはうまく反発を使って

ポンッポンッとリズムよく

ターンしてく必要があります。

 

 

 

しかし実際スキーは

 

 

ブーツを履いているため

足首の反発をつかえません!

 

 

 

そこで重要なのがエッジングをした時の

 

 

板の反発

 

 

です。

 

 

 

 

上下動をしっかり使って、

体重が乗ったエッジングをすると

板が跳ね返ってくるので

その力を利用して素早く

次のターンに入ります。

 

 

この力を利用できないと

速いリズムで小回りを行うのは

なかなか難しいです。

 

 

 

パラレルスタンスをキープする

 

 

小回りの代表的なミスケースは

リズムが一定に取れない事ともう一つ、

パラレルスタンスがキープできない

というものがあります。

 

 

 

速いリズムでターンしようと、

外脚だけ動かしてしまい、

プルークスタンス(ハの字)が

出やすいです。

 

 

 

この原因は

先ほどお伝えした

反発が上手く使えないために

次の内脚となる外脚【図①】が

返ってこない事と、

 

 

その反発を待たないで

次の外脚となる内脚【図②】

を先に動かしてしまう事です。

 

 

 

小回りをするとパラレルがキープできない人は

この部分を意識して練習してみてください。

 

 

2級 シュテムターン

 

あなたはシュテムターンという言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

動画でも説明しておりますので

ご覧ください。

 

 

もちろん何度かスキー検定を

受けたことがあるなら

知っていると思いますが、

初めて受ける方にとっては

何それ?と思うはずです。

 

 

また知っている方でも

 

 

 

・どのようなシュテムターンが正解か?

 

・そもそもなんでシュテムターンをやるのか?

 

 

 

といった部分が

明確に理解できないケースが大半です。

 

 

今回はまずシュテムターンのポイントと、

何のために行っているのか

しっかり理解していきましょう。

 

 

 

まずシュテムターンとはどのようなターンか?

という部分からご紹介します。

 

 

 

 

図に書いてあるように

 

ターン前半でしっかり外脚を開き

その足に体重を乗せて【図①】

 

今度は素早く内脚を引き付けて【図②】

 

ターン中盤から後半にかけては

パラレルスタンスでターンします。

 

 

 

ではシュテムターンをなぜするのか?

 

 

 

一番の目的は

 

 

 

ターン前半から

しっかり外脚に乗るためです!

 

 

 

基本的にスキー他のターンは

内側に傾くことによって行われます。

 

 

 

しかし内側に傾きすぎると

内脚への重みが強くなりすぎてしまい

状態だけが突っ込む

内倒になってしまいます。

 

 

それを避けるためにターンの前半から

しっかりと外にのる感覚を

つかむためのターンです。

 

 

シュテムターンのポイントは

 

 

・開いた外脚への荷重

 

 

・内脚を引き付けるタイミング

 

 

 

この2です。

 

 

開いた外脚への荷重

 

ターン前半で外脚を開いた際に

内脚に乗ったまま外脚を開いてしまう

ケースが非常に多いです。

 

 

あくまでもシュテムターンの目的は

ターン前半から外脚に乗ることですので

外脚を開いた段階で、外脚一本で滑れるくらい

しっかりと体重移動させることが重要です。

 

 

やりすぎかな?

と感じるくらい股関節からくの字をして

外脚の荷重していることをアピールすると

点数が出やすいです。

 

 

 

内脚を引き寄せるタイミング

 

3級でもシュテムターンが

検定種目にありますが、

2級との違いは内脚を寄せるタイミングです。

 

 

 

3級はだんだんと内脚を引き寄せるように

パラレルとプルークを併用しますが

2級は速いタイミングで内脚を引き寄せて

パラレルターンを主体に滑ります。

 

 

『外脚に乗って内脚を引き付ける』

 

 

この動作をターン前半のうちに

スムーズに行うことが

2級シュテムターンのポイントです。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

今回お伝えしたように

 

 

・大回り

・小回り

・シュテムターン

 

 

それぞれ種目ごとに

注意すべきポイントがありますが、

全体を通してまずは

 

 

・パラレルスタンスのキープ

 

・テールコントロール

 

 

をマスターすることが2級合格の近道です。

 

 

そこさえしっかりできれば

それほど難しいものではありません。

 

 

普段からパラレルスタンスで

滑っているのであれば

ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

この2級に合格すると

いよいよ次は上級者の証『1級』です!

 

 

1級の内容やポイントは

また1級合格への道で

お伝えしてきますね!

 

基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)2級合格への道②【評価編】 241

読了までの目安時間:約 7分

 


 

さて今回はスキー検定2級合格への道

評価編です。

 

まだ①【導入編】を読んでいない方はこちらから

【スキー検定2級合格への道 導入編】

 

今回の内容は簡単に言ってしまえば

 

 

 

検定員の人はどんなところを見ているの?

 

 

 

という事です。

 

 

この部分がきちんとできていれば

受かるということでもあるので

評価の観点をしっかり理解して

練習をすることが

合格への重要なポイントとなります。

 

 

 

合格点数とそのつけ方は?

 

まずは評価の点数について

簡単にお伝えしておきますね。

 

 

各種目100点満点で

3人の検定員が得点を出し、

平均がその種目の得点となります。

 

 

2級は大回り、小回り、シュテムターンの

3種目の合計195点が合格ラインです。

 

 

 

要は一種目65点平均ですね。

 

 

 

まだ検定を受けたことのないために

お伝えしておきますが

あくまで合計点ですので

一つの種目が64点で合格点に満たなくても

他の種目が66点でプラスか点がもらえれば

合格できます。

 

 

全種目満遍なくこなすのか?

得意種目でしっかり加点を稼いで

不得意種目をリカバリーするのか?

といった戦術的要素も絡んできます。

(理想は全種目合格点ですが)

 

 

また漠然と100点満点中65点と言われても

どれぐらいの滑りが何点なのかわからない・・・

 

 

と思うかもしれませんが、

だいたい以下のような基準で点数をつけると

言われているので

 

(あくまでも通説です!)

 

 

 

ある程度の範囲に点数が収まります。

 

 

 

【2級の場合】

 

+2点  1級でも問題なし

+1点    2級のレベルは十分超えている

フラット65点  合格基準の滑りです

-1点  合格までもう少し

-2点  まだまだ練習が必要

 

 

 

ですから

大きく合格点に届かないこともなければ

一つの種目だけ抜群に良くて

他は全くダメでも合格!

 

 

という事態は起きません。

 

 

 

 

また次の1級は70点が合格ラインなのに

67点しか出ないということは

2級は余裕だけど1級は全然無理か・・・

 

 

というわけでもありません。

 

 

 

2級で67点(+2)出していれば

だいたい1級受けた際は70点がでます。

 

 

要は絶対評価ではなくその級ごとに合わせた

相対評価だと思っていてください。

 

(たまに絶対評価で+7,8点出るような

 検定会場もあるようですが)

 

 

 

スキー検定2級の評価観点は?

 

 

それではスキー検定2級の評価観点を

簡単にお伝えしていきます。

 

詳しい種目ごとの評価観点は

 

③実践編

(滑りの方向性、各種目の解説)

でお伝えしていきますので、

 

 

まずは全体の共通点を確認しましょう。

 

 

2級のポイントは大きく分けて2つです。

 

 

・パラレルターンができているか?

 

・テールを使ったスピードコントロールができているか?

 

 

 

一つずつ説明していきます。

 

 

パラレルスタンスをマスターしよう!

 

まず2級で最も重要なのは

パラレルターンができているか?です!

 

 

2級で点数が出ない滑りの多くは

パラレルターンの中に

 

 

 

微妙にプルークスタンスが見え隠れする滑り

 

 

 

です。

 

 

 

要はちょっとハの字が出てしまっている

ということですね。

 

 

これは検定員から見れば

すぐに分かるので

評価しやすいポイントです。

 

 

特に小回り種目は焦って

板を素早く切り替えた結果

外脚にうまく乗れなかったり、

内脚が引き寄せることができずに

プルークスタンスが出てしまうケースが

多いです。

 

 

テールを使ったスピードコントロール

 

テールというのは板の後ろ側のことです。

このテールを押し出すことで

スピードコントロールすることが

2級の基本となります。

 

 

動画でもご紹介してますのでご覧ください。

 

 

分かりやすいく言うと

ギュッ、ギュッと、

しっかり止めるエッジングで

ブレーキをかけながら

スピードをコントロールしていきます。

 

 

 

 

ここで注意しなければいけないのが

あくまでもスピード『コントロール』

だという事です。

 

 

 

ここを勘違いしてただエッジングを強くして

ブレーキをかければいいという滑りだと

点数が出ません。

 

 

 

 

だいたいの評価点が分かったでしょうか?

 

 

 

それではいよいよ次回は、

どのような練習をして、

どのように滑れば合格するのか

具体的な内容を種目別にお伝えしていきます。

 

 

スキー技術 基礎スキー

スキー検定(バッジテスト)2級合格への道①【導入編】 240

読了までの目安時間:約 9分

 


 

あなたはスキー検定(バッジテスト)

※以下 スキー検定

を受けたことがありますか?

 

 

スキー上達の目標として

スキー検定合格を目標にしている

スキーヤーの方は非常に多いです。

 

 

レジャースキーをはじめ

アルペンスキー、フリースタイル、

バックカントリー、クロスカントリー

など一言でスキーといっても

様々な種類の取り組みがありますが、

スキー検定合格を目指すスキーヤーは

一般的には基礎スキーヤーと呼ばれています。

 

 

 

またスキー検定といっても

SAJ(全日本スキー連盟)が主催する

スキー検定(バッジテスト)と

SIA(日本職業スキー教師協会)が主催する

国際スキー技術検定があります。

 

 

日本でメジャーなのはSAJの

スキー検定ですね。

(国際的にはSIAの方らしいです)

 

 

そしてスキー検定を受けようと

まず受験する級が

2級であることが多いです。

 

 

 

その理由は、スキー検定は

5級からあるんですが、

2級まではその前の級を合格していなくても

受けられるからです。

(もちろん5級から取り始めても構いません)

 

 

もしあなたがこれからスキー検定を

受けようと思っているのであれば

最初の一歩となる2級合格を目指しましょう!

 

 

とはいったものの、

スキー検定2級が検定初受験!

という方が多い為、受験者の多くが

 

 

スキー検定ってどうすれば受かるの?

逆に何をするとダメなの?

どれぐらい滑れればいいの?

どんな事をするの?

 

 

 

という部分が曖昧のまま

受けてしまいます。

 

 

勿論回を重ねるうちに

分かってくることでもありますが、

どうせ受けるなら、

事前にしっかり対策を立てて

最短で合格を目指していきたいですよね?

 

 

そこで今回はスキー検定の初めの一歩である

スキー検定2級合格の道を

 

 

 

  • 導入編

(どんなことをやるのか全体像の把握)

 

  • 評価編

(どんな点をチェックされているのか?)

 

  • 実践編

(滑りの方向性、各種目の解説)

 

 

 

といいうように3つに分けて

お伝えします。

 

 

 

もちろんこれまでに受験したことがあり

2級合格を目指す方も

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

それではまずはどんなことを行うのか

といった全体像が分かる導入編です。

 

 

 

スキー検定2級って何をやるの?

 

スキー検定を受けるにあたって

まず何をやるのというのが気になるところです。

 

 

2級の検定種目は3種目で

 

 

・基礎パラレルターン大回り  (中急斜面・ナチュラル)

・基礎パラレルターン小回り  (中急斜面・ナチュラル)

・シュテムターン (中急斜面・ナチュラル)

 

 

です。

 

 

 

一応級ごとにこの種目は

どれぐらいの斜度(どれ位急か?)で、

どんな状況で行うのか

指標があります。

 

 

 

2級でいえば斜度は中急斜面で

斜面の状況は、ナチュラルです。

 

 

ナチュラルというのは

普段ゲレンデで滑っている

自然な状態という事です。

 

 

ただあくまでも「一応」です。

 

 

検定会場のスキー場によって

斜度は若干変わりますし、

その時々で雪質も変わります。

 

 

カリカリのアイスバーンの様な時もあれば

雪が降っていてモフモフの時もあります。

 

 

この検定コースや雪質が

スキー場によって違うので

受かりやすいスキー場

受かりにくいスキー場

があると言われています。

 

 

ただ最近ではきちんと優しい斜面だと

採点は辛めに、

少し斜度がきつかったり、

難しいバーン状況だと

採点は甘めにといったように、

不公平にならない様調整されるようです。

 

 

 

それでもやっぱり人によって

得意不得意があるので

自分が滑りやすい検定会場の方が

合格しやすい事には変わりません。

 

 

 

しかし

スキーは自然を相手にするスポーツですので

その状況に合わせた滑りができることが

理想的です。

 

 

ターンサイズの規定はあるの?

 

あなたは

 

 

 

大回りってどれぐらいの大きさから

大回りですか?

 

 

と質問されたら答えられるでしょうか?

 

 

また小回りも同様です。

 

 

もしあなたがすでに

スキー検定を受けているなら

なんとなく感覚で判断していると思いますが、

この様な質問を聞かれると困りませんか?

 

 

実は特に小回り、大回りのサイズは

 

 

 

明確な定義があるわけでなく、

検定員の判断です!

 

 

 

先ほどなんとなくの個人の感覚で

判断していると言いましたが、

この部分が検定員とずれているために

点が出ないことは

テクニカル、クラウンといった

エキスパートレベルでも起こることです。

 

 

自分は小回りのつもりで滑ったのに

それじゃ大きすぎて小回りじゃないよ!

 

 

と言われてしまう感じですね。

 

 

では定義のないターンサイズを

どうやって判断するのか?

 

 

一番確実なのは

事前講習を受けて、

指導員の方に判断してもらうか、

検定時に前走といって

インストラクターの方が見本で滑るので

(正式には安全確認のようです)

それを参考にすることです。

 

 

ただ検定当日の前走をみて判断するのは

リスクが高いので、

スクールに入ったり、

すでに級持ちの仲間にチェックしてもらい

ある程度基準を決めておいて

前走をみて微調整する方が理想的です。

 

 

因みに私も大学生の時

スキー検定のことを全く分からないまま、

受けたのですが、

先輩から、

 

 

小回りは1,2

中回りは1,2,3

大回りは1,2,3,4

 

 

のリズムで滑るというあいまいな

ターンサイズの判断基準で滑っていました(笑)

 

 

さてなんとなくどんなことをやるのか

全体像はつかめましたか?

 

 

もちろんまだ検定を受けたことがなければ

3種目目のシュテムターンって何?

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

 

各種目の要点は解説編でお伝えしますので

そちらをご覧ください。

 

 

次回は評価編です。

 

 

 

どんな部分を評価されているのか?

しっかり確認してください。

 

スキー技術 基礎スキー

自分に合ったスキー上達法の見つけ方その③ 209

読了までの目安時間:約 9分

 


このシリーズも長くなってきましたが、

どうしたら自分はスキーが上手くなるんだろう?

と考えてその答えの選択肢をたくさんもっておくことは

本当に重要な事です。

 

 

答えの選択肢を増やすためには

何が問題か?という選択肢が

多い方が前提条件にあります。

 

 

前回までにご紹介したのは

 

 

【練習量の問題】

【筋力の問題】

【柔軟性の問題】

【感覚の問題】

【タイミングの問題】

【イメージのずれの問題】

 

 

です。

 

前半3つは一般的に

これが原因なのでは?

とよく考えられている問題です。

 

後半3つは

なかなかその問題にフォーカスされていないな

というものです。

 

これだけでも選択肢の幅を広げるには

十分だと思っています。

 

 

そして今回紹介する問題は

本当は紹介しようかどうしようか

迷った部分でもあります。

 

 

その理由はこの記事の最後にお伝えします。

 

 

 

 

【道具の問題】

 

スキーが道具を扱うスポーツである以上

どうしても道具の良し悪しが

パフォーマンスに大きく関わってきます。

 

 

しかしこの道具の

『良し悪し』

という部分を多くのスキーヤーは

勘違いしてしまい、

スキーが上達しない原因に

なっています。

 

 

あなたは道具を選ぶとき、

または評価する時に

どのような基準で判断していますか?

 

 

値段やそのモデルのグレードで

判断してしまってはいないでしょうか?

 

 

基本的にどのメーカーも

そのモデルのグレードが高いもの、

つまり上級者向けのものになるほど

値段が上がっていきます。

 

 

つまりハイグレードなモデルになるほど

性能の良い板と判断しています。

 

 

しかしそれはあくまでも、

使用されている材質や機能、

研究にかかったコストなど

さまざまな付加価値がついており

板という製品として良いという判断基準です。

 

 

しかしあなたにとって本当に

その板が良し悪しの

『良い』なのでしょうか?

 

 

例えばあなたが車を買う時に

F1カーを購入しますか?

 

F1カーには相当なコストがかかっており、

価格も普通の車とは比べ物にならないでしょう。

 

 

単純にいい車はF1カーと乗用車どっち?

 

 

と聞かれたらあなたは迷う事なく

F1カーだと答えるはずです。

 

 

ではあなたが普段通勤やレジャーに使うのに

良い車はどっち?

 

 

と聞かれたらどうでしょう?

 

間違いなく乗用車ではないですか?

 

 

車に限らず日常的に

あなたはその物の価値で判断せずに

あなたの目的を満たすのに

もっとも適したものを価値として

判断して選択しているはずです。

 

 

しかしなぜかスキー板やブーツは

自分の目的にあったスペック以上のものを

購入してしまう傾向にあり、

そのせいで上手く操作ができずに

上達の妨げになっています。

 

 

基礎スキーヤーでしたら、

スキー場の検定バーンにもよりますが、

はっきり言ってクラウンプライズレベルまででしたら、

180半ばのRが20を超えてくるような

大回りようの板や、

小回り用にSLの板を使う必要はないです。

 

 

アルペンスキーヤーでも

まだ板を自分でたわませることができると

確信のない方は、

マスターズ用やセカンドモデルで

たわます練習をした方が技術上達は早いです。

 

 

ブーツのフレックスもよほどパワーと技術がない限り

150は必要ありません。

130もあれば十分です。

 

 

上手くなっていずれ必要となるからいいものを!

と考えて自分のレベルより高めのものを

選んでしまいがちですが、

それで上達を妨げているのであれば本末転倒です。

 

 

 

勿論逆のケースもあります。

 

ずっと同じ板を履いていたり、

自分にあっていないブーツを履いているせいで

スキーが上達しない人もいます。

 

 

またエッジやワックスのチューンを

怠っているせいで、できない技術があることも

覚えておいてください。

 

アルペンスキーヤーにはあまりいませんが、

基礎スキーヤーの方の中には

シーズン中一回もエッジを研いでいない方も

珍しくありません。

 

 

スキーは道具がパフォーマンスに

大きく関わってくるスポーツです。

あなたの道具はスキー上達の妨げになっていませんか?

 

 

シーズン前のこの時期に一度確認してみて下さい。

 

 

 

【指導の問題】

 

あなたには特定の指導者はいますか?

 

毎回同じ指導者の下で

練習を続けている方も

色々なキャンプやスクールに

参加している方も

いるかと思います。

 

 

残念なことに指導者の言葉一つで

あなたのスキー上達は

プラスにもマイナスにもなります。

 

 

一番怖いのは、それがあなたにとって

スキー上達につながらないにも拘らず、

何も疑うこともなく、

ずっと信じてその指導通りに

練習していることです。

 

 

その指導そのものが

あっている間違っている

という問題もありますが、

理論的にはあっている指導でも

あなたの解釈が間違っていれば

それは間違っている指導という事に

なってしまいます。

 

 

よくサポートメンバーの方が

 

 

『なるほどあの指導者はこういう事を言っていたのね!』

 

 

という発言をします。

 

これは内容はあっているけども

間違って伝わっているいい例です。

 

 

いつもお伝えしていますが

情報は受け手によって決まります。

 

 

あなたがどうとらえるかで

その情報の価値がきますのです。

 

 

そうはいってもなかなか自分で

自分の判断が間違っているかどうか

なんていることは分かりません。

 

ですからあなたにとって

もっとも理解しやすく

スキー上達につながる指導を

選択すべきです。

 

 その判断は

 

 

スキーが上手くなっているかどうか?

 

 

という簡単な判断で分かります。

 

 

ずっと同じレベルで止まっているのであれば

指導者を変えてみるのも一つの手です。

 

 

 

今回は簡単にですが

 

 

【道具の問題】

 

【指導の問題】

 

 

についてご紹介しました。

 

 

さてこの記事のはじめに

本当は紹介しようかどうしようか

迷ったと書いたのを覚えているでしょうか?

 

 

なんとなく理由はわかったかもしれません。

 

 

今まで紹介してきた

 

【練習量の問題】

【筋力の問題】

【柔軟性の問題】

【感覚の問題】

【タイミングの問題】

【イメージのずれの問題】

 

は、自分の中に原因を探す考え方です。

 

 

今回紹介した

 

【道具の問題】

【指導の問題】

 

自分の外に原因を探す考え方です。

 

 

 

勿論自分で道具を選び、

指導を受ける環境を選ぶという観点からは

自分の中の問題とも言えますが、

前半の6つにくらべて

外部的な要因が関わってくるので

ある意味逃げにつながる場合もあります。

 

 

道具がわるい、指導者がわるい、

 

 

といったように。

 

 

その道具を選んだのも

その指導を受けると決めたのも

自分だという事を忘れないでください。

 

 

そしてそれは

自分の行動でしか変えられないという事も

覚えてくおかなければなりません。

 

 

 

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