スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

なぜ浸透しない?アルペンスキー選手や技術選選手の上達法やトレーニング方法365

読了までの目安時間:約 25分

 


 

あなたはトップ選手が発信している

スキー上達に関する情報を

目にしたことはありますか?

 

 

今はインターネットが普及して

昔では絶対知れなかったであろう

トップ選手からの貴重な情報が

一般スキーヤーの方でも

手に入れられるようになりました。

 

 

その環境のおかげで

これまで知りえなかった

スキー上達に重要な本質を知る事が可能となり

どんどん効率的に上達する

スキーヤーが右肩上がりで増え始め

 

となっていないのが

残念ながらスキー界の現状かと思います。

 

 

なぜトップ選手達が

とても重要な情報を発信しているのに

一般スキーヤーの方の多くは

その恩恵を預かれないのでしょうか?

 

 

 

今回はその原因について

深堀していきます。

 

 

 

 

スキー指導員講習でも同じ?低速種目ばかりでなく高速域でのキレの練習をしていますか?

 

以前スキーメーカーである

アトミックとサロモンが

コラボレーション企画として、

各メーカーに所属する選手の

対談動画を配信している事を

ご存知でしょうか?

 

 

 

 

今回はその対談の内容で

あなたにもぜひ共有しておきたい内容を

お知らせします!

 

 

 

それが2020年7月19(日)に放送された

第3回目の対談動画で

元アルペントップスキーヤーの

佐々木明選手、

技術選2位の佐藤栄一選手、

技術選27回出場の松沢寿選手の3人と

各メーカーの学生チームの選手達の内容です。

 

 

 

ぜひ全部聞いていただいてもいいですが

1時間以上あるので

ちょっと全部は………

という場合はこの後私がお伝えする

ポイントだけでも聞いてみて下さい。

 

 

 

そのお伝えする内容とは

まさに冒頭でもお伝えしたように

 

 

 

『スキー上達に非常に重要なのに

 なぜか浸透しない

 トップ選手の考え方』

 

 

です!

 

 

今回の対談動画は

学生スキーヤーの選手達の

質問に答える形なので

一般のスキーヤーの方にとっても

共通する内容が多く出てきました。

 

 

特に基礎スキーの学生選手達なので

基礎スキーヤーの方にとっては

そこ聞いて欲しかった!

といった内容かもしれません。

 

 

それでは上記の

重要なポイントを

お伝えしていきます。

 

 

 

学生からの質問で

 

 

 

「技術選トップ選手の殆どは

 アルペン出身の方ですが

 基礎スキーからスタートした人は

 どんなところを磨けば

 アルペン経験者に勝てるか?」

 

 

 

と言ったものがありました。

 

 

丁度こちらにある

13:30~18:15辺りまでの内容です!

 

 

最近では基礎スキーでも

アルペン要素が求められると

言われている経緯からも

知りたいスキーヤーの方は

多いと思います。

 

 

 

 

その質問に対して

まず松沢寿さんが

答えた内容には

 

 

 

「カービングでズレずに

 切れる滑りが重要だから、

 基礎はズレの練習を多くするんだけど   

 低速やプルークでも

 切れる練習をしていく事が大事!」

 

 

 

です。

 

 

 

本当にその通りですし、

もしかしたらあなたは

それを意識して

練習しているかもしれません。

 

 

 

 

しかし一般的に

基礎スキーヤーの練習の多くは

低速でのズレばかり

練習している傾向が強いです。

 

 

 

現に準指導員、指導員の講習内容でも

基礎種目と呼ばれる

ズレがメインの種目は

徹底的に練習をしても

 

 

 

実践種目と呼ばれる

切れのあるターンにする為の練習は

講習内であまり

取り組まれていない事がほとんどです。

 

 

 

それなのに

 

実際合格が出る人は

実践種目が上手な人が多く、

逆に基礎種目が得意な人ほど

実践種目で点数が出ない

 

といった事がよくあります

 

 

 

 

 

その逆で実践上手い人ほど

意外と基礎種目が

出来なかったりしますよね(笑)

 

 

 

まぁこういった現象からも

基礎と実践の繋がりがあまりない事

分かってしまうのですが

その理由を話すと

また長くなるので

今回は触れないでおきます。

 

 

 

要はトップ選手が

大事だと言っている

 

 

・ズレばかりやってないか?

 

・キレの練習をしているか?

 

・そもそも正しいキレの練習は

 どういうものかイメージ出来るか?

 

 

 

というのを

一度考えてみて下さい。

 

 

因みに低速種目やズレの練習が

決していけないわけではないですからね!

 

 

 

むしろフルカービングのような

キレでしか滑れないアルペンスキーヤーは

(特にジュニア選手は)

逆にズレの練習をしましょうね(笑)

 

 

 

まだシーズン初めで

コース幅の狭い中

フルカービングでピュンピュン

滑っているケースが多いですが、

あれってそれでしか滑れないスキーヤーが

多いというのも理由の一つです。

 

 

 

ワールドカップのアルペントップ選手は

ズレの滑りも

恐ろしいほど上手いですからね!

 

 

 

 

 

アルペンスキー選手が伝えるスキー上達の本質的なトレーニングとは?

 

次にお伝えするのは

さらに本質をついている内容です!

 

 

と、いっても

先ほどご紹介した

対談をご覧いただいて

もう答えの部分が

分かっているかもしれません(笑)

 

 

そうです!

SKIER`sLABのコンセプトでもあり

私が常々最も大事にしている部分です。

 

 

 

正直いくら滑っても

上手くならないスキーヤーの多くは

この部分が欠けていますし、

“効率的”に上手くなる為の鍵となる

必須要素ですね!

 

 

 

 

それが松沢寿の話の後に続く

佐々木明選手の言葉です。

 

 

ちょっと要約しますが

 

 

 

「スキーは当然道具を扱うスポーツだけど、

 雪の上での動きを

 そもそも陸の上で出来ないのなら

 雪の上で出来ない」

 

 

 

「一番の短時間で上手くなるには

 陸上トレーニングを“正確に”行う事」

 

 

 

といった内容ですね!

動画内では16:55辺りからですね。

 

 

 

はいもうこれに全てが

集約されています。

 

 

もしあなたが

日々SKIER`sLABの発信に

目を通して戴いているのであれば、

聞き飽きているかもしれませんが

実はそれってすごい事です!

 

 

なぜならまだまだその考えは

スタンダートではなく

かなり少数派だからです。

 

 

 

それはこのオフの間の

スキーヤーの方たちの

取り組みを見れば

分かるかと思います。

 

 

 

・サマースキー、インラインスケート、

 といった滑走感覚に近い状態での技術練習

 

 

・基礎体力向上を目的とした

 フィジカルトレーニング

 

 

といった内容が多いですよね?

 

 

 

どちらも決して悪くはないですが、

 

 

インラインやサマースキー技術系オフトレでは

そもそもその前段階の

陸上で取り組むべき

動作練習がされてないケース

 

 

陸上トレーニングでは

動きよりも強度やきつさが

優先されている

 

 

といったケースがほとんどです。

 

 

 

 

先ほどの言葉にあるように

スキー上達の本質は

 

 

 

雪の上で“必要な動き”が

出来るようになる事です!!

 

 

 

さらにポイントは

 

 

佐々木明選手が一般的によく言われる

フィジカル、筋力、体力、柔軟性

といった表現ではなく

なぜ『動かし』『動き』

というワードをチョイスしたか?

 

 

という点です。

 

 

どうしても

“トレーニング”というワードを聞くと

筋力トレーニングや走り込みの様な

負荷をかけたものだけを想像してしまいます。

 

 

 

あくまでもまず重要なのは

『動き』です!

 

 

 

あえてこの様な

表現をしたのには

きちんと理由があるという事ですね!

 

 

ただしこの真意が広く理解されるには

『陸上トレーニング』=『筋トレ』

という一般的な固定観念が

変わってこなければ

難しいなと思います。

 

 

 

さてSKIER`sLABのコンセプトでもある

 

 

 

『陸上で出来ない事は

 雪上で出来ない』

 

 

 

を佐々木明さんが代弁してくれましたが、

私がお伝えするよりも

何十倍も説得力がありますね(笑)

 

実はかなり昔から
佐々木明さんはこの内容を
発信しているのですが
未だスキー界の
スタンダートではありません。

 

ここが変わると
一般スキーヤーの方は勿論のこと、
ジュニアチームで行う
オフトレーニングの内容も
大きく変わってくるかと思います。

 

 

ただこの

 

 

『陸上で出来ない事は

 雪上で出来ない』

 

というワードには

1つ注意しなければいけない点があります。

 

 

 

よく勘違いされる方もいるので

注意してください。

 

 

 

スキー上達のオフトレで必須の考え方ではあるけど、誤解しないで欲しい事

 

佐々木明さんの発言の中で

 

 

「陸の上で出来ると
 雪のうえで100%出来る」

 

という内容がありました。

 

 

 

 

どのような真意で

仰られたかは分かりませんが
この言葉をそのまま受け取ると

 

 

 

 

そんなことはありません‼

 

 

 

 

これはサポートメンバーの方をはじめ
オンラインスキー塾のメンバーさん、
動画講座のメンバーさんなら
よく分かると思います。

 

 

 

陸上で出来るようになるにも
壁がありますが、
雪上動作に繋げるところにも
さらに壁が存在します。

 

 

 

 

陸上ではこんなにできるのに
雪上だとなぜ・・・

 

という事が良く起きるという事です。

 

 

 

実は佐々木明さん自身も
ご自身の本や雑誌のインタビューで

 

 

 

 

「陸上で出来ないんことは
 雪上では絶対できない。

 

 

 でも陸上で出来たとしても
 雪上出来るとは限らない

 

 

 だからせめて陸上では
 100%出来るように
 日々トレーニングを行っている

 

 

 

といった内容を発言しています。

 

 

 

 

こちらの本ですね!

 

多分今回の発言にある

 

 

 

「陸の上で出来ると
   雪のうえで100%出来る」

 

 

 

の真意は

 

 

 

「陸の上で正しく出来る状態なら
 雪上でその動作を使った
  “練習をしていけば”
   100%出来るようになる」

 

 

 

 

 

 

というニュアンスだと思います。
(勝手な解釈ですが(笑))

 

 

まぁこれは実際あなたが
試してみれば分かる事です。

 

 

 

陸の上である動作が出来ても
雪上ですぐできるかというと
そんなことはないので!

 

 

 

ただ滑って上手くなる為の
スタートラインに立つには
陸上で正しい動作ができる事が大前提です!

 

 

 

スキーのメンタルトレーニングやオフトレーニングによくある誤解

 

さて最後にもう一つだけ

今回の対談であなたに知っておいて欲しい

トップ選手の考え方をお伝えします!

 

 

これは

メンタルトレーニングにおいて
とても重要な内容です!

 

 

 

その内容とは

 

 

 

 

120%を出せるようではなく

80%を高めていく‼

 

 

 

 

というものです!

 

 

 

一体どういう意図なのか

説明していきますね!

 

 

 

対談の中で学生からの質問で

 

 

「1年に1度の技術選で
 実力を出し切る為のコツ、
 秘訣はありますか?」

 

 

 

「明さんはレースの前
 何を考えてますか?」

 

といったものがありました。

 

 

 

動画内の18:24辺りからですね!

 

 

上記の2つに共通する事は

 

 

 

 

『本番でどのように
 結果を出すか?』

 

 

 

 

という事かと思います。

これに対して佐藤栄一選手は

 

 

 

 

「120%なんて出せないから
 80%の力をどれだけ

 高められるかが大事!」

 

 

 

 

佐々木明選手は

 

 

 

 

過去や未来のことを考えず
 今やるべきことにフォーカスする!」

 

 

 

と答えています。

 

 

この対談の以前にSKIER`sLABの
YouTubeの音声で

公開した内容そのものですね!

 

 

 

 

 

佐藤栄一選手の80%の話は

こちらの部分から!

 

 

 

 

 

佐々木明選手の
今自分がするべきことに
フォースするというのは、

 

 

『自分がコントロールできることに
 目を向ける』

 

 

という内容はこちらの

音声で解説しています!

 

 

 

 

 

まさに打ち合わせたかの様な内容ですが
因みに投稿の日にちを見ていただくと
私の動画の方が先に
アップされているのが分かるように
決して私がパクったのではなく
向こうの方が・・・
・・・
・・・

 

 

 

というには冗談で、(笑)
音声でもお伝えしている様に
基本的にメンタルトレーニングにおいては
共通する内容であって
トップ選手達の間では
だいたい共有されているか、
知らなくても実践されているものです!

 

 

 

 

 

しかし未だ

一般的なメンタルトレーニングって
根性論系かポジティブシンキング系の
イメージが強いですよね。

 

 

 

 

また、

 

 

 

「100%の力を出せるように
 全力で頑張る!」

 

 

 

とった意気込みを
本当にイメージしている
スキーヤーの方も多いです。

 

 

 

理想は80%でも結果が出るように
日々の練習でパフォーマンスの質を
あげていく方が
メンタルトレーニング的には正しいです。
(この結果120%が出る事もあるので!)

 

といったように

 

 

松沢寿さんの
低速やプルークでもキレの練習を!
から始まり、

 

 

佐々木明選手の
陸上で出来ない事は雪上で出来ない、

 

 

 

佐藤栄一選手の
120%力を出す事を目指すのではなく
80%を高めていく

 

 

 

などなど、トップ選手から

非常に重要な情報が溢れているのですが
冒頭でもお伝えした様に

まだまだ一般的には
浸透していないのが現状です。

 

 

 

浸透しない理由はいくつかありますが
せめてあなただけでも
きちんとこの部分を理解して
スキー上達のプラスに
繋げていって下さいね!

 

 

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メンタル関係 身体論(フィジカル関係)

アルペンジュニアレーサーから学ぶスキー上達の本流 362

読了までの目安時間:約 23分

 


 

前回の記事で

 

多くのスキーヤーの方は

自分が登っている山が

上達の未来がない山

だという事に気づいていない

 

といった内容をお伝えしました。

 

どの山を登っている?スキーが上達する未来があるスキーヤーとないスキーヤーの違い 361

 

 

具体的には

 

プルークボーゲンやシュテムでは

ターン前半の外向傾がとれるのに

パラレルになると出来なくなる

といった点から

トップ選手達が登ってきた山(技術体系)とは

違う山を登っている可能性が高いです。

 

 

そうは言っても

トップ選手達が登ってきた山が

具体的にどのような山か

あまりイメージできていなければ

この様な話をされても

いまいち納得できないかと思います。

 

 

そこで今回は

ジュニアアルペンレーサー達が

どのような上達をしていくのかを参考に

トップ選手達が登ってきた山を

具体的に見ていきましょう!

 

 

この部分が見えてくると

前回の記事の最後にお伝えした

 

 

彼らは

『出来ない』のでしょうか?

それとも

『出来るけどやらない』のでしょうか?

 

 

といった内容の真意も見えてきます!

 

 

 

アルペンジュニアレーサーが登っていく山(技術体系)とは?

 

これまでにもお伝えしてきた様に

ジュニアレーサー達は

ずばり結論から言ってしまうと

 

 

パラレルでも

ターン前半は外向傾

 

 

という山を登ってきています。

 

 

 

しかし一般的にターン前半の外向傾は

難易度が高いから取り組まれないのでは?

といった意見が多くあります。

 

 

具体的にどういった理由から

難易度が高いと思うのか?と聞くと

 

 

『ターン前半の外向傾は負荷が強いから』

 

 

という答えが返ってきます。

 

 

 

確かにターン前半は

棒立ちで長い軸のまま

内側に傾く方が楽ですよね!

 

 

ですから一般的に

楽に滑りたいのであれば

無理に外向傾を取らずに

長い軸、身体は正対で傾く

と言われています。

 

 

自然で楽なスキーというやつですね!

(どこかで聞き覚えがありますね(苦笑)

 

 

ここまでの話ですと、

ターン前半からの外向傾は

身体に負担がかかり、

難易度が高く、

ターン前半の長い軸は

身体にとって楽で簡単である

という事です。

 

 

 

しかし本当にそうでしょうか??

 

 

 

 

ではここで

自然で楽な動きの申し子である

ジュニアスキーヤーの

滑りを思い出してみてください。

 

 

長い軸で股関節を使わない滑りか?

 

 

それとも粗削りだけど

股関節を動かして

外向傾のシルエットが見える滑りか?

 

 

どちらのイメージがありますか?

 

 

いまいちイメージしづらい場合の為に

また参考になる動画を

いくつかご紹介します。

 

 

 

例えばこちらの動画は

海外のジュニアアルペンチームの

練習風景です。

 

個人的には腕にピカピカ光るライトをつけた

小さい子の滑りが

分かりやすいかと思います。

(特に1:35辺り)

 

引用:Triggerboy62  YouTubeチャンネル

 

 

長い軸主体で滑っているか

股関節主体で滑っているか

分かりましたか?

 

 

もちろん粗削りで

どちらの要素も出ていたり、

体格も小さいので

いまいち分からないかもしれません。

 

 

ではもう少し洗練された

滑りをご覧ください。

 

引用:Peter Szollos YouTube チャンネル

 

 

このレベルまでくると大分見えてきますよね!

(一気にレベルが上がりましたが(笑))

 

フルカービングで滑ると

こんな感じですね。

引用:Peter Szollos YouTube チャンネル

 

ジュニアスキーヤーの子達は

基本この様に股関節主体で

外向傾強めで滑ってきているケースが

大半です。

(それを注意されるケースもありますが)

 

 

 

 

ではこのようなフォームになるのは

アルペンスキーだからでしょうか?

 

 

そして彼らは負荷がかかる滑りを

わざと選択しているのでしょうか?

 

 

後半にご紹介した選手の滑りですと

年齢や技術レベル的にも

コーチに言われて練習を重ねて

身体に負荷がかかるけど

ターン前半からの外向傾を

選択している可能性はあります。

 

 

 

ただ最初に紹介した

動画の腕にピカピカライトの子供は

きっと指導されていたとしても

ほぼ理解していないで

本能のまま滑っている可能性が高いです。

 

 

私たち大人以上に

効率的で理にかなった動きをする

天才の子供たちが

果たして本能で負荷のかかる動きを

選択するでしょうか?

 

 

またこれらの映像を見て

 

 

 

「いや全体的に

 長い軸で身体を内側に

 傾けて滑っているように見えます」

 

 

 

と印象を受けた場合、

なぜ海外、日本問わず、

ある程度の年齢なると

後半紹介したような

股関節主体の外向傾が強い滑りが

ジュニアスキーヤーには

表れるのでしょうか?

 

 

 

少なくとも

彼らにとっては

それ程身体に負担がかかる

動作ではないという事です。

 

 

 

 

なぜ外向傾は長い軸に比べて負担がかかると言われるのか?

 

実は一般的に言われている

 

 

「外向傾は長い軸に比べて

 身体に負担がかかるか?」

 

 

 

という問いの答えは

前提によって変わります。

 

 

 

 

ジュニアレーサー達を見て分かるように

外向傾をとる動作自体は

シンプルな関節運動なので

それ程負荷はかかりません。

 

 

しかし上体が外側に倒れるという事は

ターンで言うと

遠心力の方向に物体の重さが

移動する為、

外脚への重さは増します。

 

 

 

ですから

 

 

・ターン前半は

 外脚を軽くしたい

 

 

・外脚に重みを乗せたくない

 

 

・急斜面でハイスピードの場合

 外力が強いから上体の重みを

 プラスさせる必要がない

 

 

という場合、

外向傾は身体に負担がかかるというよりは、

外脚に荷重がかかるから

やらないというのは

間違った考えではありません。

 

 

 

トップ選手達の様に

ハイスピードで滑り、

尚且つ適切なポジションで

板に力を加わられるのであれば

確かにターン前半の外向傾は

行うべきではない動作です。

 

 

 

ただしつこいようですが

負荷が強いかどうかは

外向傾をとった後の現象の話で、

外向傾をつくること自体(関節運動)には

それ程の負荷は無い為

 

 

 

きついから”つくらない”は

合っていても

 

 

きついから”つくれない”は

違います!

 

 

ここまででジュニアの滑り視点で

ターン前半からの外向傾を

見てみましたが

幼少期からスキーをしている人が

どのような山を登ってきたか

(上達の過程)

大分整理されてきたでしょうか?

 

 

 

 

トップ選手達と一般スキーヤーの大きな違い

 

さてここまで見れば

 

 

『トップ選手や指導者の方は

 ターン前半からの外向傾を

 作れないのか?

 作れるけど作らないのか?』

 

 

という部分の答えは

分かりましたね?

 

 

 

要は作る必要性がない

レベルまで来ているという事です。

 

 

指導者と言っても

様々ですが、

トップ選手に至っては

 

『作れるけど作らない』

 

という状態なはずです。

 

 

現に

 

 

「こうやって

ターン前半からの外向傾になると

・・・

・・・

・・・」

 

 

といった形で

“こうやって”と説明している時に

作っていますよね(笑)

 

 

 

ただ以前お伝えした

技術の比例関係にあるように

 

 

ハイスピードになるほど

ターン前半からの外向傾は難しく、

ターン前半からの長い軸は

とりやすくなるので

 

トップ選手の多くは

長い軸でターン前半を

入ってくるわけです。

 

 

つまりは標高の高い位置からしたら

そこは必要ないんだけど、

そこに登る為には

通る道なのに

 

「通っちゃだめだよ!」

 

と言われて違う道を

進められている感じです。

 

 

 

この様に

ターン前半からの外向傾はNGと

考えている人でも

それが出来て選択しないのか。

出来ない人なのか

(やろうとするとエラーが出る人)

によってまるで違うわけです。

 

 

それでもまだ

 

 

「でも、最終的には

 長い軸になるんなら

 最初から長い軸の練習でも

 いいのでは?」

 

 

と思うかもしれません。

 

 

というより思って当然です!

だって回り道するように

感じますよね(笑)

 

 

ここで勘違いして欲しくないのが

『ターン前半からの外向傾』自体が

大事なのではありません!

 

 

もっとも核となるのは

 

 

 

ターン後半の正しい外向傾姿勢

 

 

です!

 

 

このターン後半に正しい外向傾が

まず取れなければ

多くのスキーヤーが目指す

高い標高、

 

 

『板をたわませて走らせる』

 

 

まで登れません。

 

 

逆算して考えると見えてくるスキー上達に繋がる技術体系

 

あなたはターン後半に

正しい外向傾がとれて

板をたわませることが

出来ていますか?

 

 

 

もし出来ているのであれば

解放して走らせる練習に

(以前お伝えした解放期の練習)

取り組んでいってもらえれば

いいかと思います。

 

 

しかし多くのスキーヤーが

この部分が出来てないとした場合

どのような練習をすればいいでしょうか?

 

 

2つのパターンを用意しました。

 

 

 

 

A:ターン前半は長い軸で

 そこからターン後半になったら

 外向傾になる練習

 

 

 

B:ターン後半に外向傾を

  作ろうと思っても作れないから

 まずはターン前半の早い時点から

 先どりで作り、

 その後スムーズに作れるようになろう

 

 

 

さてどちらを選択しますか?

 

一般的な指導や

スキーの技術論ですと

Aが選択されているケースが

殆どかと思います。

 

 

もちろん理想とする滑りに近いのは

Aですよね?

 

 

 

しかしそれを意識しても

出来ないから

上達に悩んでいる場合、

上達の流れから考えて

Bの様な形で練習していった方が

遠回りのようで

理にかなっていますよね?

 

 

 

この様に、

 

 

確かにターン前半からの外向傾は

理想の滑りからしたら

NGかもしれませんが、

 

その理想の滑りを達成するために

必要な要素(ターン後半の外向傾姿勢)を

習得する為には

必要要素になってくるのが

見えてきたでしょうか?

 

 

 

 

だから技術選のチャンピオンでありながら

もともとアルペンスキーでも

トップレベルだった

武田竜選手と吉岡大輔選手の話では

一般スキーヤーがまず取り組むべきは

ターン前半の傾きより、

ターン後半の外向傾

 

といった内容が出るわけです。

 

 

メールマガジンの読者には

何度も何度もしつこいくらい

お伝えしましたが

まだこの動画を見たことない場合は

ぜひ一度ご覧になってください。

 

 

引用:吉岡大輔選手のyoutubeチャンネル

 

 

(分かりやすい様に

本題となる1:47頃から

スタートになっています)

 

 

因みにこの動画にある

正しいターン後半の外向傾も

意識すれば取れるものではなく

きちんと道筋、流れがあります。

 

 

 

しかし多くのスキー上達の情報は

この流れが無いので

 

“内容自体は間違ってないんだけど

 上達に繋がらない”

 

といった状態になってしまいがちです。

 

 

 

つまり一般的には

トップ選手と同じ道を歩んでいて

シンプルにその進み具合の違いが

技術レベルの差だと

思われていますが…

 

 

実際は……

 

 

 

この様な状況のケースが殆どです。

 

 

まさに

 

 

『登っている山はどの山か?』

 

 

という事ですね。

 

 

この違う山を登っている状況で

トップ選手から

 

 

「一般スキーヤーの人たちは

 なかなかこの高さの近くまで

 登ってこないよねぇ…

 (ターン後半の外向傾が出来てないよねぇ…)」

 

 

と言われても

なかなか厳しいものがありますよね(汗)

 

 

だって違う山を

登っているわけですから。

 

 

 

因みにゴールから見ると

間違いに見える動作でも

上達の流れをたどっていくと

必要な練習は今回の

ターン前半からの外向傾に

限った事ではありません。

 

 

もっと流れをさかのぼれば

前回お伝えした様に

プルークボーゲンから

そもそも違っていたり、

さらにもっともっと

さかのぼっていくと・・・

 

 

最後はどこに辿り着くか

分かりますか?

 

 

 

 

スキー上達を考えると最後に辿り着く最も根本的な要素

 

もしかしたら

もうすでに答えが

浮かんでいるかもしれません。

 

 

それは

 

 

 

 

根本的に求められる動作が

出来る身体が必要

 

 

 

 

ですね!

 

 

まさに私が日頃から

コンセプトにあげている

 

 

 

『陸上で出来ない事は

 雪上では出来ない』

 

 

 

です!

 

 

そしてここで終わりではありません!

 

 

この身体の前に

もう一段階前があります。

 

 

「えっ、まだあるんですか!?」

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

 

はい、

 

 

正しい山を登る為の登山口

 

 

と言ってもいい部分です。

 

 

 

先ほどお伝えした

 

 

根本的に求められる動作が

出来る身体になるには…

 

 

の続きを辿って行くと

 

 

そもそもなぜ

その動作が必要なのか導き出す

正しい考え方が必要!

 

 

という事です。

 

 

 

ここに少しでも、

参考になればと思い

日々配信しているのが

YouTubeの音声シリーズですね!

 

 

どうしてもスキーに限らず

スポーツ全般的に

上達をしようと思うと

身体的な要素ばかりに

目が行ってしまいがちです。

 

 

 

当たり前ですが、

全ての行動を決めているのは

脳であり考え方ですからね!

 

 

さて今回ジュニアレーサーの滑りを

実際見る事によって

トップ選手達が登ってきた山と

一般スキーヤーが登っている山の

違いが分かったでしょうか?

 

 

ちなみに考え方が

どの山を登るかという

登山口であるなら

多くの場合、

登山口に入った最初の一歩で

既に躓いています。

 

 

登山口に入った最初の一歩とは

何だか分かりますか?

 

 

一般的に当たり前の様に

伝えられていながら

実はほとんどのスキーヤーの方が

正しく出来てない部分です。

 

 

 

その答えは次回の記事で

お伝えしますね!

 

 

 

ジュニアスキー スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキーのターン前半が失敗する理由は『長い軸』と『外向傾』を選択するから?359

読了までの目安時間:約 24分

 


 

2つのターン前半を理解したら…

 

前回の記事で

今回ターン前半の特集を組んだ

理由の一つである

 

 

 

ターン前半の長い軸と

ターン前半から外向傾をとる事が

整理できていない指導や

アドバイスのせいで

上達のチャンスを潰されている

スキーヤーが多い

 

 

といった内容を

お伝えしました。

 

残酷な真実!ターン前半を指導されても上達しないスキーヤーがいる理由は? 358

 

以前メールマガジンでも

同じような内容を

配信したのですが、

読んだ方たちから

 

 

 

「私もまさに

 メールで戴いた内容の

 状態でした!」

 

 

 

といった内容のメールを多くいただき、

改めてこの様な状況で

スキー上達を阻まれている

スキーヤーの方が多いんだなと

実感しました。

 

 

 

今回配信した内容を通して

少しでもそういったスキーヤーの方達の

助けになれば嬉しいです。

 

 

 

今回の記事は

ターン前半の特集をした

2つ目の理由です。

 

 

 

以前youtubeで配信した

 

【どちらが正解?

2つのターン前半は

まるで違う動作なのか】

 

の内容や、

これまでのブログを通して

あなたは

 

 

・ターン前半の長い軸

・ターン前半からの外向傾

 

 

をどのように整理したでしょうか?

 

 

 

多くの場合、

 

 

「結局両者とも

 メリット・デメリットがあるから

 好みや、その時の状況に合わせて

 使い分ければいいのでは?」

 

 

「両方とも練習する

 意識を持つようにしよう!」

 

 

といった結論に着地します。

 

 

 

その考えは勿論正解なのですが、

見落とさないで欲しい

大事な部分があります。

 

 

それは

 

 

 

使い分けることが

出来る人限定の話

 

 

 

という事です。

 

 

どちらのターン前半も

思い通り出せるのであれば、

好みや状況によって

使い分けていくイメージで

問題ないと思います。

 

 

ただ、多くのスキーヤーの方は

この2つを正しく使い分ける事が

出来ていません。

 

 

 

なぜ多くのスキーヤーの方は

この長い軸と外向傾を

使い分けられないのか

簡単にお伝えしていきます。

 

 

 

 

ターン前半を『使い分ける』という事の勘違い

 

 

そもそも『使い分ける』と聞くと

どのようなイメージを持つでしょうか?

 

 

AとBがあって(2択でなくてもいいですが)

そのどちらかを選択していく

イメージかと思います。

 

 

 

 

しかしここで勘違いしがちなのが

 

 

 

『使い分ける』事と

『選択する』事の混同

 

 

です。

 

 

 

この2つは一見似ているのですが

前提が違います。

 

 

 

例えば紙を切る時に、

はさみとカッターがあって

その紙の厚さや、

どのような切り方をしたいかによって

ハサミを選ぶ事は

『選択する』事でもあり

『使い分ける』事でもあると思います。

 

 

 

でも小さな子供が

ハサミしか使えない場合、

ハサミとカッターがあって

ハサミを選ぶ事は

『選択』はしていても

使い分けているわけでは

ありませんよね?

 

 

 

要は選ぶと言っても

 

 

どちらも選べる前提で

Aを選ぶのと

Aしかできないから

Aを選ぶのとでは

似て非なる状況

 

 

 

だという事です。

 

 

 

今回のターン前半でいえば

 

 

『どちらも出来るけど

 長い軸を選択する』

 

 

『自分は長い軸の方が好みだから

 ターン前半からの外向傾は

 出来なくても問題ないとして

 長い軸を目指していく』

 

 

似ているようで違うんです。

 

 

 

少し小難しい話になりましたが

 

 

『使い分ける』

 

 

『選択する』

 

 

 

この2つは

その人の前提よって変わる事が

まずはおわかりいただけたでしょうか?

 

 

 

そして多くのスキーヤーの方が

使い分けるのではなく

こっちの滑りを目指そうと

“選択”してしまっているんです。

 

 

 

「えっ、でもターン前半の

 長い軸の滑りが理想だから

 ターン前半からの外向傾が

 出来なくても問題ないのでは?」

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

確かに先ほどの

ハサミとカッターの例ですと

『紙を切る』という

目標を達成できるのであれば

別にハサミしか使えなくても

問題ないのでは?

と言えますよね。

 

 

 

ではなぜ

ターン前半の長い軸と外向傾は

使い分けるのはいいけど

選択するのはまずいのでしょうか?

 

 

 

ターン前半の『長い軸』と『外向傾』に対する1番の誤解

 

 

別に長い軸で深い傾きをする滑りが

目標だから、ターン前半からの

外向傾は出来なくてもいい

 

 

 

 

 

この考え方こそ

多くのスキーヤーの方が持つ

大きな誤解なんです!!

 

 

 

上記の様な

 

 

 

『長い軸が好みだから

 外向傾は出来なくてもいい』

 

 

という考え方は

言い方を変えると

長い軸と外向傾を

同列のものと捉えています。

 

 

 

同列と言われても

いまいちピンと

来ないかもしれませんので

またジャンケンを例に出して

説明しますね。

 

 

 

以前お伝えしたような

心理学や身体的要素を抜きにすると

グー、チョキ、パーの強さは

同列ですよね?

 

 

 

グーだけチョキとパー両方に勝てて

あとの2つはどちらかにしか勝てない

といった絶対的な強さの違いはありません。

 

 

違う言い方をすれば

グーしか出せなくても

ジャンケンを1回するのであれば

強さは変わらないという事です。

(何回もすると

 この人グーしか出さないと

 バレますがw)

 

 

つまり

 

他のチョキ、パーが

手で作れなくても

ジャンケンで勝つことができる

 

という事です。

 

 

 

これは前回のハサミとカッターで言うと

ハサミしか使えなくても

紙を切る事は出来るので

シンプルに『紙を切る』という

目的に対してだけ言えば

ハサミもカッターも同列です。

 

 

この話を先ほどの

スキーに当てはめると

ターン前半の長い軸が出来れば

ターン前半の外向傾ができなくても

自分の目的とする滑りは

長い軸のターン前半だから問題ない

というのも同列です。

 

 

しかしこのターン前半の

長い軸と外向傾は

ジャンケンのグー、チョキ、パーの

同列のものを選択するのとは

少し違うんです。

 

 

なぜなら何度もお伝えしていますが

 

 

 

ターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾は

繋がりのあるものだから!!

 

 

 

です。

 

 

もう少し詳しく言うと

 

 

片方を土台として

もう片方は発展系

 

 

 

です!。

 

 

さてターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾、

どちらが土台で

どちらが発展系でしょうか?

 

 

 

ターン前半の土台はどちらか?

 

 

例えばスキー初心者の人が、

 

 

「私は板を揃えて滑るのが理想だから

 その板がハの字になる

 プルークボーゲンは

 出来なくてもいいです!」

 

 

と言っていたらどうでしょうか?

(そんな人見たことないですがw)

 

 

これはパラレルと

プルークボーゲンを

“同列”して捉え

“選択している”状態です。

 

 

しかし、このように言われたら

 

 

 

「いやいやパラレルになる為に

 まずはプルークボーゲンで

 練習していきましょうね」

 

 

となりますよね。

 

 

プルークボーゲンという土台があって

パラレルターンという発展系に

繋がっていくわけです。

 

 

 

もちろんどちらも出来るようになると、

普通に滑る時はパラレルでも

状況によっては

プルークスタンスを選ぶといった様に

“使い分け”になっていきます。

 

 

 

実はそれと同じように

ターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾も

土台と発展系なのですが、

意外と同列に捉えてしまっている

ケースが多いです。

 

 

 

ではまず解決しておきたい

ターン前半の長い軸と

ターン前半からの外向傾

どちらが土台で

どちらが発展系なのか?

 

 

これは予想がついていると思いますが、

 

 

ターン前半からの

外向傾が土台で

ターン前半の長い軸が発展系

 

 

です!

 

 

     

 

 

ではなぜ外向傾が土台で

長い軸が発展系なのか?

という今回最大のテーマに

触れていきたいと思います。

 

 

この答えを出すには

当然ですが

 

 

土台と発展を決めている要素

 

 

を導き出すことが

重要になります。

 

 

 

例えば今回何度も例に出てきている

ジャンケンを例にして考えてみましょう。

 

 

 

まだジャンケンをしたことない

小さな子が最初にやるべき事は

何でしょうか?

 

 

 

まずは指を握ったり開いたりする

運動を覚える事からですよね?

 

 

 

つまり

グー、パー運動が土台

となるわけです。

 

 

 

その発展系として

親指、薬指、小指は曲げて

人差し指、中指は伸ばすといった

分離運動になっていきます。

 

 

 

今回じゃんけんの

土台と発展を決めている要素は

身体動作の特徴でした。

 

 

この事から分かるように

 

「チョキを出せれば

 グー、パー出せなくても

 ジャンケンできるよね?」

 

という考えと

 

「パーを出せれば

 グー、チョキ出せなくても

 ジャンケンできるよね?」

 

 

 

という考えは

両者とも理論上は正解なのですが

現実問題、後者は可能ですが

前者は身体の構造上難しい

という事になります。

 

 

 

これと同じように

 

「長い軸をとる滑りが

 目標だから、ターン前半からの

 外向傾は出来なくてもいい」

 

 

という考えと

 

 

「ターン前半からの外向傾が

 目標だから、

 ターン前半に長い軸をとる滑りは

 出来なくてもいい」

 

 

も両者とも理論上は正しいのですが

現実問題、前者は難しいんです。

 

 

ではジャンケンと同じように

スキーでは

ターン前半の外向傾が土台で

ターン前半の長い軸が発展だと

決めている要素は何でしょうか?

 

 

 

 

ターン前半の土台と発展を決めている重要要素は?

 

 

土台と発展を決めている要素は

1つではない為

たくさんの正解があっていいのですが

 

 

『その答えにたどり着いた要素は何か?』

 

 

といった部分は

明確にしておいた方が

スキー技術を整理するうえでは

重要となります。

 

 

 

①身体要素

 

例えば、先ほど例に出した

ジャンケンで言えば

人間が習得していく指の運動が

グーパーから始まり

その後チョキが出来るようになるといった

身体要素

グーパー土台でチョキが発展系

という順序を導き出した理由です。

 

 

 

因みにこの考えをベースに

人間は立位がベースだから

外向傾やひねりなどの前に

まずは正対で板の上に真っ直ぐ立つ

いわゆる棒立ちの様な滑りを

土台として考える指導者もいます。

 

 

もちろんその流れで

スキーが上達していくるのであれば

その方にとっては

問題ないのですが、

 

 

なぜ多くのスキー強豪国が

外向傾を基本としているのか?

 

 

については

きちんと理解しておく必要があります。

 

 

 

因みに余談ですが

身体要素も色々な角度から見ると

立位がベースとは限りません。

 

 

 

話し出すと恐ろしく

長くなる自信があるので

ちょっとにしておきますが

面倒な方は読み飛ばしてください(笑)

 

 

小さい子のジャンケンのように

人間の動作習得(身体要素)を

ベースに考えるなら

赤ちゃんから振り返るので

基本は立位ではないですよね。

 

引用:一般財団法人日本コアコンディショニング協会

 

 

 

寝返り、ずりばい(はいずり)、

お座り、ハイハイ、立位です。

(お座りとハイハイは

逆のケースもあります)

 

 

 

さて外向傾の動作と

赤ちゃんの動きの

関連を見ていきましょう!

 

 

 

外向傾は股関節の

内旋、外旋(ひねり)、

屈曲、伸展(曲げ、伸ばし)

外転内転(開く、閉じる)

のミックスです。

 

 

イメージしやすい例で言うと

ちょっと前に流行った

開脚してベタッと床につく前屈は

股関節の

 

 

外転(開く)

屈曲(曲げる)

外旋(外ひねり)

 

 

ですね。

 

 

外向傾は

外脚(内旋、屈曲、外転)

内脚(外旋、屈曲、内転)

 

 

となります。

 

 

赤ちゃんが寝返りからお座り、

ハイハイ、までで

かなり股関節を使います。

(外旋ベースであまり内旋はしませんが)

 

 

またつかまり立ちをして

よろよろと横に倒れる時は

よくスキーヤーが行う

壁や机に手をついて

内側に傾いてとる外向傾姿勢に近い事から

考え方によっては

外向傾の方が立位よりも

土台ともいえます。

 

 

小さい子は股関節からの外向傾なんて

何の苦労もなくとれますし、

脇を持って横にスライドしてあげれば

ワールドカップレーサーの外向傾です(笑)

 

 

 

 

いろいろ小難しく

書きましたが、

何が言いたいかというと

 

 

赤ちゃんの頃かから遡れば

立位よりも股関節をいっぱい

動かす動作習得の方が早いので

外向傾の方が土台と考える事もできる

 

 

といった内容です!

(かなり無理やりですが)

 

 

 

さて話も本題に戻して

身体要素では

ターン前半からの外向傾が土台

ターン前半の長い軸が発展系

という考えが分かりづらいので

別の要素から見ていきます。

 

 

②滑走スピード

 

まず分かりやすいのは

滑走スピードです。

 

 

ターン前半からの外向傾と

ターン前半の長い軸、

どちらが滑走スピードが

必要となるでしょうか?

 

 

 

 

さてこの答えが

簡単に分かる方法があります。

 

 

 

それは滑走スピードを

ゼロにして考えてみる事です。

 

 

要はその場で止まっても

できるかどうかですね。

 

 

イメージしてもらうと

分かると思いますが、

ターン前半の長い軸は

内脚に乗れば多少

板の傾きは作れますが、

基本的には外力が無いと

倒れてしまいます。

 

 

 

その場で止まっているという事は

外力は下方向の重力しかないので

殆ど板の傾きは作れませんよね?

 

 

 

一方外向傾の方は

上手くバランスをとって行えば

止まった状態でも

板の傾きを作る事が出来ます。

 

 

この事から

 

 

ターン前半からの外向傾は

低速でも出来るのに対して

ターン前半の長い軸で

板を傾けて行くのは

深くなればなるほど

高速域で外力が必要

 

 

 

となるわけです。

 

 

 

言わなくても分かると思いますが、

スキーは低速よりも高速の方が

技術が求められるので

滑走スピードという要素で見ると

 

ターン前半からの外向傾が土台

ターン前半の長い軸が発展

 

という理由が見えてきます。

 

 

これはあくまでも一例で

他の要素からも

理由を導き出す事が出来ます。

 

 

全てお伝えすると長くなりますので

今回はここまでにしておきますが、

もっと重要なのは

技術要素からみて土台と発展を

決めていく事だと思います。

 

 

あまり大きな声では言えないですが

日本スキー界の常識ですと

この技術要素の土台から発展が

少しおかしな状態になってます。

 

 

その部分については

次回の記事から解説していきますので

楽しみにしていてください。

 

 

 

スキー技術 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

多くのスキーヤーが出来ない、スキー上達に必須のひねり動作と足首の動作 355

読了までの目安時間:約 11分

 


スキーに必要な股関節と足首の動作とは何か?

 

 

前回の記事でyoutubeで配信した
オフトレチャレンジ動作を
お伝えしてきました。

 

絶対確認!!スキーオフトレをする前にチャレンジしたい5つのテスト! 354

こういった動作が出来るかどうかは
ただチェックするだけでなく
ゲーム性もあり面白いですよね!

 

 

今回はその中で

特に多くのスキーヤーが

正しくできていない

ひねり動作が分かる

チェックテスト②を

解説していきます!

 

 

この動作は、
よくチームや部活動などで
ジュニア選手達に
行ってもらっていました。

 

 

ただ単純に、
スキーには股関節が重要だから
柔らかく使えるトレーニングをしても
正直ジュニアはつまらないですが
これならゲーム性があって
楽しんでとりくめますよね!

 

 

 

因みに簡単に出来てしまう人は
靴下を履いて行うと
滑りやすくなるので
更に難易度が上がります。

顔に本が落ちてこないように
お気を付けください(笑)

 

 

さてここから本題です!
メルマガではこのチャレンジ動作は
スキーにどう繋がっているのか
少し解説していきたいと思います!

 

 

まずは最初にとるスタートの姿勢ですが
この状態を作るだけでも
かなりきつい人が
多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

見た目通り股関節が動かなければ
この体制は取れないのですが
ハムストリングス(モモの裏)が
硬い人は厳しいかと思います。

 

 

実際のスキーにおいては
ここまでの柔軟性は
求められてないかもしれませんが
硬いせいで動きをロックしてしまうという
弊害もあることから
ある程度の可動域は欲しいところです。

 

 

そしてもう1つ
重要なポイントがあります!

 

それは

 

足首です!!

 

 

 

 

 

じつはこの動作は
股関節の柔軟性と
タイトルに書いてあるものの
それと同じぐらい
足首の柔らかさが重要です

 

 

 

なぜなら
どんなに股関節が柔らかくても
足首が硬いと
本を床と並行にできません

 

 

このスタートポジションをとる為に
ハムストリングス(モモ裏)の柔軟性と
足首の可動域が必要だという事を
まずは頭に入れておいてください。

 

 

 

あなたのハムストリングスの

柔軟性を知りたい場合は

こちらのテストを

参考にしてみてくださいね!

 

 

さて次にスタートポジションの

後に行われる

回転運動について
お伝えします!

 

ここにもスキーに重要な動きが
隠れています。

 

 

 

 

これぞスキーに必須のひねり動作

 

実はこのチャレンジ動作には
スキーに共通する
とても重要な動作があります。

 

それはもうお気づきだと思いますが

 

 

【ひねり】

 

です!

 

 

 

ただ、単純にひねりと言っても
2つのひねりが隠れています。

 

 

 

この動作が出来ない場合は
どちらのひねりが出来ていないのか?
はたまたどっちも出来ていないのか?
まずはこの部分を
明確にする必要がありますね!

 

 

まず2つのひねりとは

 

 

 

【股関節のひねり】

 

【体幹部のひねり】

 

 

 

です!

 

 

股関節のひねりは
見たまんまですが
この体幹のひねりが意外と
出来ていないケースが多いです。

 

 

Youtubeの動画は
設定で(画面右下の歯車マーク)
動画速度を変更できるので
スローモーションにして
見ていくと分かりやすいのですが
回転しだした最初は
まず上体から回しているのが
分かるでしょうか?

 

 

 

脚はスタート状態をキープしたまま
上半身だけカメラ正面にひねる事で
股関節が開かれた状態になります。

 

 

 

その後に今度は
股関節を内側にひねる形で
脚を回してうつぶせになっていきます。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

上半身のひねり

股関節のひねり

 

 

 

という順番で、
仰向けからうつ伏せに
なっているという事です!

 

 

この順序が逆になってしまったり、
同時に動くと、
すぐに足裏に乗せている本が
落ちてしまうので気を付けてください。

 

 

これを元に他の動作も見ていくと
股関節のひねりか
上体のひねりか
必ずどちらかから
スタートしているのが見えてきます!

 

 

このチャレンジ動作が
出来ない方は
是非この部分を意識してみて下さいね!

 

 

多くのスキーヤーが出来ない『ひねり動作の分離』

さて次はもう少しだけ深堀して
このチャレンジ動作をもとに
多くのスキーヤーが抱える
上体のひねりと
股関節のひねりの問題点を
解説していきます!

 

 

 

先ほどは簡単に
【上半身のひねり】
【股関節のひねり】
を交互にやる事を
お伝えしましたが、
なかなか意識しても出来ないケースが
多いかもしれません。

 

 

なぜなら最も難しいのが

 

 

 

2つを分離する事

 

だからです。

 

 

 

なぜこの2つの動作は
分離することが
難しいのか?

 

 

こちらの動画の動作を
行うとまず何が起きるかというと
足裏に乗せている本を
落とさないように意識する際
身体全体が固まります。

 

 

すると

上半身をひねろうとすると
股関節(下半身)も一緒に動いてしまい、
股関節をひねろうとすると
上半身も動いてしまいます

 

 

まさにスキーでも同じような事が
起こっていて、
滑走中は無意識で全身が固まるので
上半身と下半身の分離が出来ません!

 

 

さらに、

 

 

 

「外脚にもっと力をくわえて!」

 

「上半身をフォールラインに固定して」

 

 

といった様な
いわゆる力んで固まる方向性の
指導が入るので余計分離が出来ません。

 

 

そしてダメ押しが
オフトレで体幹トレーニングで
さらに固めるトレーニング……

 

 

一般的に身体がガチガチに
固まってしまうスキーヤーと
ゆるゆるで動いてしまうスキーヤー
どちらが多いでしょうか?

 

もちろんあなたが
後者に当てはまるのであれば
固めるトレーニングも
必要になってきます。

 

 

しかし多くのスキーヤーが
しなやかに動けず悩んでいるのであれば
最優先で行うべきことが
違うというのが
見えてくるのではないでしょうか?

 

 

ぜひ今回のチャレンジ動作を通じて
上半身と下半身が
力みやすい状況の中でも
分離できるかチェックしてみて下さいね!

 

 

スキー技術 基礎スキー 身体論(フィジカル関係)

絶対確認!!スキーオフトレをする前にチャレンジしたい5つのテスト! 354

読了までの目安時間:約 20分

 


あなたも5つの動作にチャレンジしてみよう!

 

以前youtubeに

【スキーオフトレチャレンジ企画】

として、ある動作ができますか?

 

 

といった内容を投稿しました。

 

 

チャレンジした方たちから、

 

「難しい!」

「壁使っても出来ないです!」

「1㎜も浮きません(泣)」

 

といったメールが

何通も届きましたが、

あなたは既にご覧になったでしょうか?

 

 

まだの場合は

この後解説しますので

ぜひ一度チャレンジしてみて下さいね!

 

 

 

この動作はスキーに限らず

あらゆるスポーツに通じるので

ぜひスキー仲間は勿論のこと

お仲間やご友人、ご家族にも

(子供の方ができるかもしれません)

シェアしてみて下さい!

 

 

ただ、一つお伝えしておきたいのは

今回の動作は人によっては

難易度としてはかなり高く感じるかもしれません。

(あくまでもチャレンジ企画なので)

 

 

無理のないように

安全を考慮して行ってみてくださいね!

 

 

 

【スキーオフトレチャレンジ企画①】この動作できますか? 足の柔軟性

 

 

 

 

この動画内や以前メルマガでも

少し紹介しましたが、

この動作は

100m日本人初の9秒台桐生選手が

ハンマー投げ室伏広治さんのところに

トレーニングを習いに行った際に

行っていました。

 

 

因みに桐生選手も

足が硬くて最初は出来ていませんでした(汗)

 

それぐらい柔軟性が必要な

難しい動作なので

出来なくても落ち込まないでください。

(じゃあ紹介するなといった感じですが(笑))

 

 

 

 

私の動画内ではレベル1は

腕の補助を使って、

レベル2では

腕の補助動作を使わないバージョンも

ご紹介しました。

 

 

ぜひあなたの足の柔軟性を

このテストで確かめてみて下さい。

 

 

 

【スキーオフトレチャレンジ企画②】 この動作できますか?股関節の柔軟性

 

 

 

2つ目のチャレンジ動作は

股関節の柔軟性が分かる

動作になっています。

 

 

足の裏に本を載せて

グルリと回るのですが

これが意外にも難しいです!

 

 

なぜなら一般的な

股関節の柔らかさは

長座体前屈の様な前方や

開脚の様な左右と言った

 

 

2次元的な動きでしか

計らないから

 

 

です!

 

 

 

しかしこの動画の動作は

 

 

前後左右ひねりも加わった

3次元動作です!

 

 

 

さらにスキーにおいて重要な

足裏の面をどこに向けておくか?

 

 

という

 

 

 

足首との連動

 

 

 

も含まれます。

 

 

 

これは子供も楽しみながら

出来る動作ですので

ぜひ家族みんなで

チャレンジしてみてください!

 

 

 

 

【スキーオフトレチャレンジ企画③】 この動作できますか?股関節の柔軟性

 

 

この動作は

 

 

股関節の動きにプラスして

体幹部の柔軟性や使い方も

必要となる動作

 

 

です!

 

 

自分の身体の重心がどこにあり、

どのようにコントロールすると

ぐるりと回るのか?

 

 

 

一見簡単にそうに見えるのですが

難しいのがこの動作ですね!

 

 

スキーは基本的には

下半身の動作が土台ですが、

 

 

上半身が柔らかく使える事は

重心をコントロールする上では

非常に重要

 

 

です。

 

 

ぜひあなたの体幹部が

固まっていないか

この動作で確認してみてください!

 

 

 

【スキーオフトレチャレンジ企画④】 この動作できますか? 上半身と下半身の分離

 

 

 

この動作は見ればわかると思いますが、

 

 

ひねり動作が正しくできるか?

 

 

という部分が重要です。

 

 

実はひねり動作と言っても

身体のどの部分を使って

ひねるかによって

動作は大きく変わります。

 

 

ただ残念なことに

 

 

スキー界では

細かく分けておらず

単純にひねるというワードしか

使われてません!

 

 

 

そしてさらに言ってしまうと

逆ひねり、順ひねりなど

色々ありますが、

ほとんどのスキーヤーは

正しくできていません。

 

 

 

正しくできていないとは

どういうことか?

 

 

それが分かる一つのチェック方法が

この動画にある

 

 

上半身と下半身の分離

 

 

です!

 

 

上半身だけひねりたいのに

下半身もつられてしまう…

 

 

 

その逆で下半身をひねりたいのに

上半身が動いてしまう…

 

 

この様なスキーヤーは

非常に多いので

ぜひ動画で分離できるか

確認してみてください。

 

 

 

【スキーオフトレチャレンジ企画⑤】 この動作できますか?~重心コントロール~

 

 

 

最後にお伝えするのは

これまでに最も難易度の高い動作です!

 

 

それがこちらの

重心コントロールです!

 

 

 

「そもそもこの形をとるのも大変…」

 

 

 

と思うかもしれませんが、

それ以上に重要なのが

 

 

自分の身体の重さを

どこに“乗せる”のか?

 

 

という感覚です。

 

 

スキーは基本的に

 

『外足に乗る』

『板に乗る』

 

と言うように、

『乗る』というワードが

メインで使われています。

 

 

ほかのスポーツでは

あまり聞かないですよね?

 

 

なぜこの『乗る』という

ワードが使われるのか?

 

 

そもそも乗るとは

どういう事なのか?

 

 

 

この動画を通して

あなたの感覚として

身に着けていってみて下さい!

 

 

 

おまけ  【スキーオフトレチャレンジ企画 ~特別編~】 高難度のスキー直結動作できますか?

 

 

 

 

最後に特別編として

チャレンジ動作5が出来たのなら

スキー動作に直結しながら

バランスをとる動作をお伝えします。

 

 

よく雪面ギリギリまで

傾いて滑るシーンえお

見る事がありますよね?

 

 

この様な深い傾きをとるには

いくつかポイントがあるのですが

その中でも根本的な部分が

 

 

「そもそもこのフォームを

 すんなりとれる身体ですか?」

 

 

という部分です。

 

 

ぜひこのフォームを作りながら

チャレンジ動作5と同じように

バランスをとれるかどうか

試してみて下さい。

 

 

 

スキーのオフトレーニングの最優先は何?

 

 

今回紹介したチャレンジ動作は

スキー動作に

直接的に関係しているというよりは

間接的な要素です。

 

 

 

多くのスキーヤーは

他にもっと優先して

やるべきことがあります!

 

 

ただある程度のレベルに行くと

こういった細かい部分の差は

意外とパフォーマンスにあらわれます。

 

 

冒頭でご紹介した

桐生選手が室伏広治さんに

トレーニング指導を仰ぐ際に

室伏さんが仰った言葉に

全てが詰まっています。

 

 

それがこちらです。

()内をスキーに置き換えていますので

ぜひ照らし合わせてみてください。

 

 

「ただ単に筋力アップをしただけでは

 スピードアップ(スキー上達)に

 繋がるとは限らなくて、

 そこで失敗した人はたくさん過去にいます。

 

 まずはよく観察する事から始まりました。

 

 走っている彼の姿を

 見たことがあるんですけど、

 どういうところが

 走りのロスに(雪上のエラー)に

 繋がっていたり、

 試合に出続けて、練習を継続してできる

 体をまず作り上げなければいけない」

 

 

この言葉さらっと

聞いただけでも

うんうんと納得されるかと思いますが

実はものすごくスキー界のオフトレに

関係している部分があります。

 

 

深堀するとトレーニングに関する

勘違いの要素も分かりやすく見えてくるので

もう少し深堀していきますね!

 

 

 

 

トップアスリートから学ぶ最優先トレーニング

 

まず室伏広治さんが
桐生選手のトレーニングを
するにあたって
行ったことは何でしょうか?

 

 

 

 

筋トレ?

ストレッチ?

走り込み?

 

 

 

いいえ違います!!

 

 

それは

 

 

 

『よく観察する事』

 

 

 

 

ですよね。

 

 

サラッと言っていますが、
ここが本当に重要なんです!

 

以前音声でもお伝えしたのですが、
殆どのスキーヤーの方は
スキー上達に絶対的に繋がる
正解のトレーニング法が
存在していると思っています。

 

しかし、
東大に絶対に受かる為の勉強法、
必ず痩せるダイエット食品、
絶対に損をしない投資
といったものが

存在しないのと同じように

これが正解というものは
人によって大きく異なります。

 

 

他の人にとって正解であっても
その人にとっての正解であるとは限らない為、
巷には多くのスキー上達法が
溢れているという事です。

 

 

その正解率をかなりの高確率に
上げていくのが

『正しく観察する事』

です。

 

自分で言うのもなんですが、
トレーニングを
サポートさせていただいている
サポートメンバーの方や
私から実際フィードバックを受けられる
オンライン塾の塾生さん達は、
この

 

 

『正しく観察してもらう』

 

 

という事に価値を感じて
いただけていると思います。

 

 

この正しく観察してもらう(観察する)とは
どういうことかを具体的に説明すると
また長くなるので
別の機会にしますが、
ウェアのしわ一つから
根本的な動作が

分かる様なイメージです。

 

 

室伏広治さんの言葉の中に

 

 

「走っている彼の姿を
 見たことがあるんですけど、
 どういうところが
 走りのロスに
 繋がっていたり・・・」

 

 

とありますが、
スキーも全く同じです!

 

 

滑りの中から
身体のどの部分が
エラーに繋がっているのか?
滑りの上達の邪魔をしているのか?

 

 

という部分が
正しく観察されることが
はじめの一歩なんですが、
殆どのスキーヤーのオフトレは
この部分をすっ飛ばして
いきなりトレーニングを
行ってしまいます。

 

 

もちろんいきなり行って
正解にたどり着いているのであれば
問題ないですが、
毎シーズンの滑りの変化で
正解か不正解かという結果は
出ているかと思います。

 

 

 

誤解されている『身体づくり=トレーニング』

 

次に大きなポイントなるのが

 

 

「試合に出続けて、練習を継続してできる
 体をまず作り上げなければいけない」

 

 

という言葉です。

 

 

上記の言葉を一言でいうならば

 

 

 

『身体づくり』

 

 

 

 

ですが、
あなたはこのワードを聞いて
どんなトレーニングをイメージしますか?

 

 

 

 

きっと筋力トレーニングや
ランニング、山登りといった体力向上、
最近ではストレッチで柔軟性アップも
含まれてくるかもしれません。

 

 

 

これはプロ選手や
ジムに行ってトレーナー
いわゆるトレーニングのプロに聞いても
だいたいは同じ様な内容になるかと思います。

 

 

ですから一般のスキーヤーの方が

 

 

 

『身体づくり』
   ||
筋トレ 走り込み ストレッチ

 

 

と思っていても
しかたがないです。

 

 

 

では室伏広治さんは
桐生選手の

 

 

「試合に出続けて、練習を継続してできる
 体をまず作り上げる」

 

 

という課題に対して
何を行ったでしょうか?

 

 

動画内で紹介されている
トレーニングは
一般的にみれば
筋トレにも見えるし
ストレッチにも見えるかもしれません。

 

 

しかしこれらは全て

 

身体を効率よく使う為に

使われていないもの、
鍛えらていないものに刺激を与え
逆に硬い物、強すぎるものは
柔軟性を与え
全身のバランスを整えながら
“動作を習得してく”

 

 

というものです。

 

 

 

つまり身体づくりとは
鍛えるだけではない
という事ですね。

 

 

よくスキー界で使われている

 

【スキーができる最低限の体力】

 

 

という言葉がありますが、
言葉だけをとるのであれば
スキーが出来ている時点で
スキーヤー全員
最低限の体力はあります(笑)

 

 

しかしなぜか
まずオフトレはこの【最低限の体力】
という名のもと鍛えるトレーニングを
何の抵抗もなく取り組んでしまいます。

 

 

ぜひこれを機会に身体づくりに対する
固定観念を見直してみて下さいね!

 

 

 

もし

 

 

「そう言われても

 何から始めていいか

 分かりません…」

 

 

という場合は

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スキーオフトレ7日間講座を

試してみて下さい。

 

 

オフトレに流れを

一つ一つ丁寧にメールで

お伝えしております!

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーで簡単にできると勘違いされている動作BEST3 349

読了までの目安時間:約 22分

 


 

指導で簡単に言うけれど…

 

よくスキー雑誌やインターネットなどで、

 

 

 

「この時に身体をこう動かして…」

 

 

 

スキーの技術要素が

伝えられています。

 

 

 

しかし、その中の多くは

かなり身体の動作としては

難易度が高いものです。

 

 

 

その為、陸上トレーニングや

雪上レッスンを通して

一般的に常識とされている動作は

具体的に身体のどの部分を

どのように動かす事なのか説明すると

 

 

 

「えぇ!?これまでサラッと

 言われてきましたけど、

 めちゃくちゃ難しい事じゃないですか!」

 

 

 

といった反応がよくあります。

 

 

 

 

本当にその通りなんですが、

それがトップ選手や指導者の方は

サラッとできるので

簡単なものだと

思わされてしまうんです。

 

 

 

例えば、

 

 

 

バク転をする際には

上方向というよりは

やや後ろ側に跳んで…

 

 

 

と解説されても

ものすごく難しい事で

とても出来たものではないと

思うはずです。

 

 

 

しかし多くのスキー技術の動作は

バク転の様な

アクロバティックなものでもないですし

何となく意識すれば出来そうな気がします。

 

 

 

これがスキー上達に苦しむ

初めの一歩となってしまうので

注意が必要です。

 

 

 

今回は少しでも

この様な落とし穴に

ハマらない為に

タイトルでもお伝えした

 

 

 

【簡単にできると

 思われている動作

 BEST3】

 

 

 

をおつたえしていきますので

ぜひあなたも

この動作が正しく出来るか

確認してみてださいね!

 

 

 

 

第3位!足首の緊張

 

 

まず1つ目は

 

 

 

 

【足首の緊張感】

 

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

最近ではアンクルポジションといった

言い方をされますが、

要はブーツのタング(ベロの部分)から

スネを話さないようにする動作ですね。

 

 

 

雑誌やインターネットの上達法でも

サラッと

 

 

 

「足首が緩まないように

 しっかり意識して…」

 

 

 

と言い方されますが、

この動作は非常に難しいです。

 

 

 

難しいというよりは

 

 

 

「正しい使い方を知らない」

 

 

 

 

という表現の方がしっくりきますね。

 

 

 

因みにこの動作が

正しく出来ているか分かる質問として

よくこのメルマガでもお伝えしているのが

 

 

 

 

 

「かかとに乗ってポジションを

 前にできますか?」

 

 

 

 

ですね!

 

 

 

 

サポートメンバーの方や

動画講座にある

 

 

 

【正しい足首の使い方講座】

 

 

 

にご参加いただいているのであれば

この質問をされても

何も不思議に感じないかと思います。

 

 

 

ただスキー界の常識としては

 

 

『かかとに乗る=後傾』

 

 

なので、言っている意味が

よく分からないスキーヤーが

殆どです。

 

 

 

ですから足首の事を言われても

大抵は間違えた動作を行っていて

滑りが変わりません。

 

 

 

そうでなければ

何度も何度も

足首の事を注意されないですよね。

 

 

 

 

第2位 ひねり動作!

 

では次にお伝えする2つ目は

・・・

・・・

 

 

 

 

【ひねり動作

 

 

 

です!

 

 

 

 

これもスキーの技術指導では

定番ですね!

 

 

よく

 

 

「●●の部分をひねって…」

 

 

 

と言われますが、

そう簡単にできるものではありません。

 

 

 

 

その理由は色々あるのですが、

まずは難しいのは

 

 

 

 

ひねる場所が

大きく分けて2つある

 

 

 

という部分です。

 

 

 

それが

 

 

・上半身のみぞおち辺りと

 

 

・下半身の股関節

 

 

 

です

 

 

 

そしてさらに厄介なのが、

 

 

 

 

意識と実際の関節運動が

混同している

 

 

 

という点です。

 

 

 

 

例えば、

 

 

 

膝は前後にしか動かないのですが

 

 

「膝をひねる」

 

 

というワードは頻繁に出てきます。

 

 

 

 

 

 

詳しくはこちらの動画を見ると

よくわかります。

 

 

 

 

 

足首も同じです。

(足元からひねるなんて言い方もしますね)

 

 

 

足首はひねる事は出来ますが、

ブーツを履いている為

足首だけ捻っても

あまり板は反応しないのですが、

足首につられて股関節が動くので

足首をひねるという表現がよく使われます。

 

 

 

また上半身に至っては

無意識で腕や肩の要素が入ってきたりと

より複雑です。

 

 

 

そしてひねりの最も難しいポイントは

 

 

 

 

回旋だけではなく

上下左右の動きも入る

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

いまいちピンと来ないかもしれませんが、

スキーを含めスポーツ動作のひねりは

解剖学的な回旋と呼ばれる

シンプルなひねりではなく

色々な方向の動きが混ざっています

 

 

 

 

ですからここでひねってと言っても

殆どのスキーヤーの方は

正しくひねる事ができない為

その情報はスキー上達に繋がりません。

 

 

 

以前も動画を紹介しましたが

この基本のひねりすら

左右両方とも

正しく出来るケースは稀ですからね。

 

 

 

ひねり動作が難しい理由を

簡単にですが駆け足でお伝えしました。

 

 

『ひねる』というワードが出てきたら、

 

 

 

「そもそもそのひねる動作を

 自分は正しく出来るのか?」

 

 

という意識を常に持っておいてくださいね!

 

 

 

 

堂々の第1位は・・・!?  

 

 

それではいよいよ第1位です!

 

 

さてこれまでに

 

 

 

【簡単にできると

 思われている 

 動作BEST3】

 

 

 

の内、

 

 

 

 

2位 ひねり動作

 

3位 足首の緊張

 

 

 

を紹介してきました。

 

 

 

よくスキーの練習法や

上達する為の意識などで、

出てくる動作ですが、

さらっと意識すればできるかの様に

説明されています。

 

 

 

もちろんトップ選手や

指導者の人たちは

簡単出来るのですが、

実は非常に難しい動作であるという事が

分かってきましたでしょうか?

 

 

 

それではいよいよ今回は

第1位をお伝えします。

 

 

 

 

それはずばり

 

 

 

 

 

 

 

 

【基本ポジション】

 

 

です!

 

 

 

 

もしかしたら、

外向傾かと思われたかもしれません。

 

 

 

 

しかし外向傾は

もう1つ上の段階の話です。

 

 

 

その理由は後程お話するとして、

簡単出来ると思われている動作

堂々1位の【基本ポジション】について

お伝えしていきますね!

 

 

あなたはスキー上達の悩みの中で

 

 

 

「基本ポジションが出来ないんだよなぁ」

 

 

 

と悩んだ経験はあるでしょうか?

 

 

 

 

きっと多くのスキーヤーの方は

今悩んでいる悩みの中に

基本ポジションという要素は

入っていないかと思います。

 

 

 

 

私の所に寄せられる

質問や悩みの中で

この基本ポジションが

正しく取れないという内容は

ほぼありません。

(ポジションが悪いという悩みはありますが)

 

 

 

ですから今シーズン思い返して

基本ポジションの練習量は

かなり少ないのではないでしょうか?

 

 

 

また、基本ポジションの厄介な部分は

練習しようとしても

練習方法がかなり限られている

ところです。

 

 

 

その代表的な練習が

 

 

『ジャンプでして着地』

 

 

ですね!

 

 

 

これは以前にもメルマガで

お伝えしましたが、

この練習方法が

悪いわけではありません。

 

 

 

ただ本当にそれで直るのであれば

ポジションで悩んでいるスキーヤーの方は

どんどん少なくなっていくはずです。

 

 

 

しかし毎年同じように

ジャンプして着地する練習をしていても

ポジションが悪いケースがほとんどです。

 

 

 

それもそのはずで

このジャンプして着地は

ある程度基本ポジションが出来ている人が

行うと効果がある練習だからです。

 

 

 

 

サポートメンバーの方や

オンラインスキー塾に

ご参加いただいた方なら

この基本ポジションの難しさは

嫌と言う程分かるかと思います。

 

 

 

 

またこの基本ポジションが、

外脚荷重と直接リンクしている事も

知られていないのも

取り組まれていない原因の一つですね。

 

 

 

 

基本ポジションとは

どこの関節をどのように動かすものなのか?

そしてそもそも

正しい基本ポジションをとると

どの様な感覚になるのか?

 

 

 

この部分が明確化されていないため

正しく出来ていなくても

気付かず普通に滑ってしまいます。

 

 

 

 

このような経緯で

基本ポジションを

簡単にできると思われている動作

第1位としました!

 

 

 

自分で基本ポジションが取れているか

確認したことがない方は

まずは自分の基本ポジションを横から撮って

その画像を下記の動画にある内容で

確認してみてください。

 

 

https://youtu.be/B2-d2UniHtg

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

【簡単にできると

 思われている 

 動作BEST3】

 

 

1位 基本ポジション

 

2位 ひねり動作

 

3位 足首の緊張

 

 

この3つはどれも簡単にできるかのように

指導や雑誌の中で扱われています。

 

 

ただ上記3つの動作は非常に難しいですし、

むしろここが正しくできてれば

スキー上達は非常に簡単になります。

 

 

 

 

ぜひあなたもこの3つが

正しくできているか?

確認してみてくださいね!

 

 

 

では最後に、

外向傾はなぜ

このランキングに入っていないのか?

 

 

この部分をお伝えします。

 

 

 

 

なぜ外向傾はランキングに入らない?

 

さて、今回のテーマである

簡単にできると思われている動作の中に

外向傾が入ってくるのでは?

と、思っていたかもしれません。

 

 

 

もちろん外向傾も

簡単では無いにしろ、

意識すれば出来ると

思われている動作の一つです。

 

 

ですから正直このランキングに

入れても問題ないのですが、

あえて外向傾を入れなかった理由

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランキングの動作全てが

外向傾だから!

 

 

 

 

です!

 

 

 

どういう意味だか

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

今回ベスト3で紹介した、

 

 

・基本ポジション

・ひねり動作

・足首の緊張

 

 

これら全て外向傾をする際に

必要な動作という事です。

 

 

 

きっと

【ひねり動作】に関しては

何となく外向傾に必要な動作というのは

イメージしやすいのではないでしょうか?

 

 

 

外向とは

板に対して進行方向より

外側を向く事の為

当然ですがひねり動作は必須です。

 

 

 

問題は後の2つである

 

・基本ポジション

・足首の緊張

 

ですね。

 

 

まず足首の緊張ですが、

この動作は主に

切り替えからターン前半で

遅れないようにする為の動作と

思われています。

 

 

しかし実はターン後半に

しっかり外向傾をとって

外に乗る為には必須要素なんです。

 

 

これを最近では

アンクルポジションといった

言い方をしますね。

 

 

外向傾の姿勢をとりながら

試してもらうと分かりやすいですが、

足首の角度が緩めば緩むほど

外向傾がほどけていきます。

 

 

またここら辺は

別の機会に詳しく説明するとして

正しい外向傾には

足首の使い方が必須要素だという事だけは

とりあえず頭に入れておいてください。

 

 

続いて基本ポジションですが、

これも切り替えの

フラット、ニュートラルの時に

とるポジションだと思われがちです。

 

 

 

しかし本当にそうであれば

ベンディングといった

低い姿勢で切り替えする時は

基本ポジションは

いらないことになってしまいます。

 

 

 

基本ポジションとは

本来外脚に乗る為に

最初に取り組まなければならない

要素なんですが、

基本ポジションが外脚に乗る事と

リンク出来ているスキーヤーは

あまりいません。

 

 

 

因みに外向傾姿勢の中にも

基本ポジションが隠れているのですが

分かるでしょうか?

 

 

ヒントは脚の長さですね!

 

 

 

この様に外向傾を入れなかったのは

BEST3全てが外向傾の一部だったから

という訳です。

 

 

ですから今回テーマにしてきた、

意識すれば出来ると

簡単に思われている動作と聞いて

パッと外向傾が思い浮かんだのであれば

それも正解です!

 

 

ぜひ今シーズン雪上で言われてきた内容は

本当に意識すれば

出来る動作なのか

考えてみて下さいね!

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキー上達に本当に必要な基本練習(外向傾)が取り組まれない3つの理由 346

読了までの目安時間:約 17分

 


前回の記事に最後に

 

 

 

「なぜまず行って欲しい

 土台となる外向傾の基本練習は

 あまり広まらないのか?」

 

 

 

この原因となっている

代表的な理由を3つ紹介しますと

お伝えしました。

 

 

まだ読んでいない方は

まずはこちらからどうぞ!

 

 

スキー界の基本練習をしても上手くならない!?上達の常識を覆そう! 345

 

本当はもっともっと

あるのですが、

特に代表的なものに

絞っています。

 

 

さて前回の記事の最後に

 

 

 

「外向傾が正しくとれているか?」

 

 

「とれていないとしたら

それを徹底的に練習しているか?」

 

 

「練習をしていないとしたら

 なぜその練習を選択していないのか?」

 

 

 

についても考えてみてくださいと

あなたはいかがでしょうか?

 

 

 

 

「いやいや外向傾は

 十分とれているんですよ!」

 

 

「私の中では外向傾は基本ではありません!

 もっと重要な事があります!」

 

 

 

といった場合は

それでOKです!

 

 

 

ただ毎シーズン上達しないと

悩んでいる場合は

この土台となる外向傾に

エラーがあるケースが殆どなので、

一度今回の記事を通して

考えてみてくださいね!

 

 

 

それではさっそく

3つの理由を紹介していきます!

 

 

 

 

 

外向傾練習が広まらないと理由その①

 

さて外向傾練習が広まらない

3つの理由の1つ目は

 

 

 

 

トップ選手や指導者は

無意識レベルで出来ているから

 

 

 

という理由です。

 

 

 

人間の構造上、

下半身で運動の主役となる

関節は股関節であり、

その股関節を大きく動かす動作は

外向傾になります。

 

 

 

試しに内向傾と外向傾、

どちらが股関節が動きやすいか

その場で試してみてください。

(そもそも内向傾なんて言葉

 聞いたことないかと思いますが)

 

 

 

話を戻しますが、

身体が外向傾になるように股関節使う

という動作は、

本来人間にとって

自然な動作である為、

特に幼少期は無意識レベルで行えます

 

 

 

 

私も2人の息子がいるのですが、

1歳の頃に上半身を抱えて

上体は地面に垂直になるよう

キープしながら左右に倒せば

教えなくても(というか教えられない(笑))

ビックリするくらいきれいな

外向傾を取れました。

 

 

 

取れたというよりは

そう動く構造になっている

といった感じです。

 

この画像をサポートメンバーの方に

お見せすると

みなさん驚きながら笑っています(笑)

 

 

 

この様に意識しなくても

自然と出来る状態のころから

スキーをしていると、

 

 

 

『意識して習得する』

という経験が無い為、

そこを徹底的に練習するという

感覚もなければ

どうやって出来るようになったかも

伝えられない状況に陥ります

 

 

 

股関節の動きは

その最たるものですね!

 

 

 

そうなると当然ですが、

トップ選手や指導者は

無意識レベルで出来ている動作よりも

 

 

 

『いま自分が意識している動作』

 

 

 

に目が向くので

基本練習というよりは

それを土台とした

『応用練習』の方がメインになりやすいです。

 

 

 

例えばプルークボーゲンでは

初めの一歩は

外脚荷重やで外向傾を意識するのに

パラレルになると

正対や両足荷重、

内側への傾き、内脚の使い方

など途端にレベルが高い話になります

 

 

 

また厄介なのが

基本練習の様に見えるけど

実は応用練習のケースもよくあります。

 

 

 

もしあなたがレッスンに入っていて

 

 

 

「自然に出来るものだから」

 

 

 

というワードが出てきたら

気を付けてくださいね!

 

 

 

このように1つ目の理由では

トップ選手や指導者は

幼少期のころに

股関節を使うことを

自然と覚えてきたので

意識的に練習しないということを

お伝えしました。

 

 

 

しかし最近では

トップデモの丸山貴雄選手が

海外から【ロール】という

股関節を使う概念を持ち込むなど

まずは意識的に動かそうとする

方針も見えてきました!

(海外だと当たり前の事のようですが)

 

 

しかしこれも

あまり広がらない可能性が高いです。

 

 

 

その原因は次にお伝えする

2つ目の理由が大きく関係します。

 

 

 

 

外向傾練習が広まらないと理由その②

 

スキー上達の基本練習である

外向傾をとる練習が

一般的に浸透しない3つの理由のうち

2つ目は

 

 

 

 

 

 

ミスやデメリットが許されないから

 

 

 

 

です!

 

 

 

 

どういうことだか

イメージできるでしょうか?

 

 

 

まず理解して欲しいのが

どんな動作にも

【その場面に合わせた適量】

あります。

 

 

 

外向傾に限った事ではなく

どんな動作もやりすぎてしまえば

当然エラーとなってしまいますよね?

 

 

 

外向傾の場合は

タイミングや量が合わないと

腰外れと言われるシルエットになり

それに伴って

内倒やシェーレンなどがあらわれます。

 

 

 

この様にどんな動作にも

デメリットがあるのですが

それが許されないのが

日本のスキー界です。

 

 

 

なぜなら

 

 

 

指導のベースが

【ミスの指摘】

 

 

 

だからです。

 

 

 

 

新しい事を行う時は

誰しも最初から上手くいかないのが

当然ですよね?

 

 

 

 

これは股関節を使った

外向傾の練習にも言える事です。

 

 

 

 

しかし外向傾をとろうとして

出たエラーを

肯定されずに否定されます。

 

 

 

 

こうなると

せっかく上達に繋がっている道が

あたかも間違った道として

認識されてしまいます。

 

 

 

 

たった一言

 

 

 

「その動作の意識は良いんだけど、今のだと…」

 

 

 

という枕詞が入るだけで

変わるんですけどね…

 

 

 

 

【指導のベースがミスの指摘】

というのは

日本のスキー界だけではなく、

日本のスポーツ界全体的なものであり

さらにいえばスポーツというより

文化的なものなのかもしれません。

 

 

 

 

休日の野球クラブやサッカークラブをみても

コーチの声掛けは賞賛よりも

非難の声が圧倒的に多いです。

 

 

 

 

 

話を戻しますと、

外向傾を練習しようとしても

正しく出来るまでの間の

ミスやデメリットを指摘されて

止めてしまうという事です。

 

 

 

 

ただアルペンをやっている

ジュニア達は違いますね!

 

 

 

身体の構造的に正しい動きを

彼らはガンガン行い

良い意味で指導者の言っていることを

スルー出来るので、

(何言ってるかよく分からないからスルー(笑))

外向傾の強いすべりをしている選手が

大勢います。

 

 

それぐらい粗削りでいいから

しっかり土台を作っておけば

あとから調整する事は可能ですからね!

 

 

さて長くなりましたが

次回が最後3つ目の理由が

一番本質的であり

全ての根本といってもいいですね!

 

 

 

 

外向傾練習が広まらないと理由その③

 

もしかしたらすでにあなたは

ピンと来ているかもしれません。

 

 

それでは

スキーの基本である

外向傾練習が取り組まれない理由、

3つ目は

 

 

 

 

根本的に出来ない身体だから

 

 

 

です!

 

 

全ての理由はここにあると言っても

過言ではありません。

 

 

 

これまで外向傾をとる練習が

取り組まれていないと

お伝えしてきましたが、

 

 

 

「いえいえ、それがベースとして

 練習をしています!」

 

 

 

 

もしくは指導者側なら

指導しています!というケースが

あるかと思います。

 

 

しかしながら

股関節が正しく動かない

スキーヤーが非常に多い為、

雪上でいくら練習しても出来ず、

滑りが変わらないから

違う練習をしよう!

となってしまいます。

 

 

 

1つ目の

『トップ選手や指導者は無意識で出来るから』

という理由でも、

じゃあ受講者は

 

 

 

『意識すれば出来るのか?』

 

 

 

と言われたら

そうではないので

八方ふさがりです。

 

 

 

2つ目の

『ミスが許容されない』

という理由にも関わってきます。

 

 

外向傾をとろうとしても

根本的に取れない身体の人は

エラーしか出ないので

その全てをOKとしていたら

一生前に進みまないので

仕方がない部分もあります。

 

 

 

しかし逆を言えば

根本的に正しく股関節が動き

外向傾が作れるのであれば、

上記2つの理由が

解決される可能性もあります。

 

 

 

 

トップ選手やジュニア選手の様に

無意識で外向傾が

作れるかもしれませんし

取り組んだ時にミスが出づらく

注意されることも

少なくなる可能性もあります。

 

 

 

もちろん外向傾練習は

あまり取り組まれない理由は

今回お伝えした

3つの理由である

 

 

 

①『トップ選手や指導者は

 無意識レベルで出来るから』

 

 

②『外向傾をとる事のデメリットや

 出来る過程までのミスが

 許容されないから』

 

 

③『根本的に出来る身体の状態でない』

 

 

 

以外にも

 

 

 

「今のスキーは

 正対して傾くだけターンが出来る」

 

 

「外向傾は昭和の滑り」

 

 

 

といった本質とは少しずれて

曲解されている事など

山のように理由はあります。

 

 

しかし元をたどれば

 

 

【根本的に出来ない】

 

 

というところです!

 

 

 

ただ『根本的に出来ない』と

と感じられているのであれば

かなり進んでいると言えます。

 

 

 

 

なぜなら多くの場合

 

 

 

 

『根本的に出来ない事にすら

 気づいていない』

 

 

 

 

という状態だからです。

 

 

 

現に私の所に送られてくる

数多くの質問の中で

 

 

 

『根本的に股関節が動かないので

 外向傾がつくれません』

 

 

 

という悩みはほぼありません。

 

 

 

ぜひ今回の記事をとおして

パラレルスタンスでの

基本動作となる

外向傾がまずきちんと

取れているのか?

 

 

 

いま意識していたり

指導されていることは

その土台がある前提の

内容ではないか?

 

 

という部分を考えてみてくださいね!

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキーで小回り、スラローム(SL)が上手く出来ない人の残酷な話… 341

読了までの目安時間:約 7分

 


 

 

いきなり恐ろしいタイトルですが

今回は小回りの悩みを解決する為に

重要な部分なのでお伝えします。

 

 

 

 

よく、小回りでは

 

 

・板を回す

 

 

・前半押しズラす

 

 

・トップを回旋

 

 

 

させるなど

色々な言い回しで

板の動きの事を表現されています。

 

 

 

そこに加えて重心移動の方向や

エッジングのタイミングなど

さらに情報が追加され、

どれを取り入れようか

悩んでしまうケースも

少なくありません。

 

 

 

色々と試す中で

自分にフィットする

内容を選択していけばいいのですが、

何を意識しても小回りが

上達しないケースがほとんどです。

 

 

 

なぜなら上記の

技術的な内容をするうえで

 

 

 

土台となる前提に

エラーがあるから

 

 

です。

 

 

 

 

小回りが上達しない致命的な動作

 

 

特に小回りに左右差がある方は

この部分が致命的

言ってもいいくらいできません。

 

 

 

 

それが

 

 

 

【ひねり動作】、

別の言い方をすれば【回旋動作】

 

 

 

です!

 

 

 

これを聞くと

 

 

「えっ?案外普通だな」

「そんなの常識じゃない?」

 

 

と思うかもしれません。

 

 

 

 

ですから

指導者も当たり前の様に

 

 

 

「前半からひねっていって」

 

 

「板を回旋させながら」

 

 

 

といった具合に

“できる前提”で技術を伝えます。

 

 

(本人たちは無意識でできるので(笑))

 

 

 

でも、もしもこの

ひねり動作】【回旋動作】

自体が根本的に出来ない身体だったら

どうでしょうか?

 

 

 

 

多分雑誌やインターネットで

溢れている技術論の多くは

前提を満たしていない為

いくら意識してもできません。

 

 

 

 

もちろん【ひねり動作】【回旋動作】と

一言で言っても

色々な要素を含みますが

以前Youtubeでアップした

この動作が

 

 

“左右均等”にすんなりできるか?

 

だけでも

いい判断になるはずです。

 

 

 

 

この動作が出来ない状態で

冒頭でお伝えした技術を意識して

滑りが変わるのか?

 

 

小回りに悩みがある方は

是非確認してみてください。

 

 

 

スキー界では外腰を出せといわれているけど…

 

あなたは先ほど紹介した

動画の動きが

“左右均等に”出来たでしょうか?

 

 

 

今回はこの動画を通して

もう1つ伝えたい内容があります。

 

 

 

それが

 

 

 

外腰が出てこないという悩み

 

 

 

についてです。

 

 

 

日ごろから

この“外腰が前に出てこない”という

悩みや質問をいただいたので

良い機会かと思い

お伝えしていきます。

 

 

 

最初に整理しておきたいのが

 

 

 

「あなたの目指すシルエットは

 どのようなものですか?」

 

 

 

という部分です。

 

 

 

その前提によって

エラーか正しいかがかわってくるので

まずは頭の中で目指しているシルエットを

イメージしてみてください。

 

 

 

ではご紹介した動画で

 

 

外腰が出ているシルエットと

内腰が出てくるシルエット

どちらがイメージに近いでしょうか?

 

 

まだ動画をご覧になっていない方は

確認してみてください。

 

 

外腰(外脚側の腰)が出てるのは

右側のシルエットですよね?

 

 

もちろん右側のシルエットを

目指していますというのであれば

問題ありませんが、

多くの場合は左のシルエットを

とりたいはずです。

 

 

しかし悩みは

外腰が出てこないという悩み・・・

 

 

なんだか整合性が

とれていないですよね?

 

 

 

因みに外腰が出てくるとは

 

 

・動画内の様に本当に外腰を

 出していくのか?

 (人形の形を変える)

 

 

・それとも内腰が前に出た人形が

 そのままの形で回る事で

 位置関係として出てくるのか?

 

 

 

ここら辺も混同しているので

整理が必要ですね!

 

 

あなたにとっての

理想の滑りとしっかり

リンクさせてください。

 

 

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキー板を素早く切り返す為には、膝の返しの速さが大事なのか? 337

読了までの目安時間:約 10分

 


 

よくいただく質問で

タイトルにある

 

 

『切り替えを速くするには?』

 

 

といった内容のものがあります。

 

 

 

あなたは

切り換えを速くしようと思ったら

どんな事を意識するでしょうか?

 

 

 

 

以前送られてきた質問の一部を

ご本人の許可が取れているので

シェアさせていただきます。

 

 

 

――――――――――――――――――

 

やりたいこととしては、

膝の素早い切り返しです。

 

椅子に座って脚を浮かせてたら

いくらでも切り返せるけど

立ってやると可動域が激減します。

 

膝頭の向きを変えるイメージだと

多少動かせるのですが

この動きはケガしやすい動きだったりするのか

気になっています。

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

膝は左右に動かない事は

私の発信を通して

何度も耳にしているので

今回は触れないでおきますね!

 

 

 

今回は切り替えの速度の方に

注目します。

 

 

 

この様に、

素早い切り換えを行うには

【素早く脚を動かす事】が

重要だという考え方が

一般的だと思います。

 

 

 

切りかえを速くする要素を考えてみる

 

 

確かにトップ選手達のSLや小回りは

まるで脚が生き物の様に

素早く動いて切り換りますよね!

 

 

ただこのメールの内容にもあるように

椅子に座って足を宙に浮かせば

差はありますが、

誰でも素早い切り換えが

ある程度は可能です。

 

 

 

多分椅子に座って

どれだけ速く切り換えられるかの

速度を勝負すれば

トップ選手と一般のスキーヤーの方に

それ程明確な差は出ないはずです。

 

 

 

雪上では常人の倍以上の速さで

切り換えをしているトップ選手でも、

椅子に座っても同じように

倍速で切り換えられるか?

とイメージしたら

流石にそこまでの差はないかと思います。

 

 

 

つまりここで分かってくるのが

 

 

 

筋力や瞬発力といった

内力的な能力の差以上に

他の部分の差で切り替えの速度に

差が出ている

 

 

 

というわけです。

 

 

 

 

ではその差は何か?

 

 

 

もうここまでくれば

お気づきかと思いますが

 

 

 

その違いは

 

 

 

 

 

板の動きの速さです!

 

 

 

 

 

トップ選手達の板は

恐ろしいほどのスピードで

左右に動きていますよね?

 

 

 

 

つまり切り換えの速さとは

身体的な速さの要素よりも

板が動く速さの要素の方が

大きいという事です。

 

 

 

 

しかし指導の中で

 

 

 

「切り換えが遅い!

 もっと速く!」

 

 

と言われたら

身体的な動作を速くしようとしたり、

タイミングを早くしたりと

いう方向性に目を奪われて

スキーにおいて一番重要である

 

 

【板】

 

 

に目が向かないケースがほとんどです。

 

 

 

もしあなたが

切り換えが遅くて

悩んでいるのであれば、

自分の動作速度よりも

 

 

 

「板がどうすれば速く動くのか?」

 

 

 

に着目してください。

 

 

そうすれば練習の方向性は

ガラッと変わるはずです。

 

 

 

因みに細かい事ですが

 

「板どうすれば速く動かせるか?」

 

と表現しないで

 

「板どうすれば速く動くか?」

 

という表現をしている事が

非常に重要ですからね!

 

 

前者の主語は自分であり

後者の主語は板ですので!

 

 

 

この2つはまるで違う結果を

生みます。

 

 

 

膝の速い切り返しによる弊害

 

 

これまでの内容で

板を素早く切り返すには

自分自身の動きよりも

板がどうやったら

速く動くのか考える事の方が重要だと

おわかりいただけたかと思います。

 

 

ただ、よくある指導のワードや
選手の感覚でも

「膝を素早く切り返す」

といったものがあります。

 

 

もちろんその感覚で
イメージ通り滑れているのであれば
問題ないのですが
多くの場合、
膝にとって重大なケガとなる
恐ろしい動作になります。

 

 

ですから一度
膝を切り返すとは
“本当は”どういった動作なのか
一度確認してみてください。

 

 

 

まずは椅子に座ります。

その後に足を地面から浮かせます。

 

 

低い椅子ですと
腹筋や腸腰筋(足の付け根)がつらいですが
背もたれに寄りかかるか、
足が宙に浮く高い椅子、
もしくは机などに座って
試してみてください!

そして一般的に言われている
膝を返す動きを
行ってみましょう!

 

 

 

 

さてあなたの関節は
どこかが動いているでしょうか?

 

 

 

きっと膝の角度はほとんど変わらず、
股関節が動いているかと思います。

 

 

 

 

つまり

 

 

 

 

 

 

膝を素早く切り返すとは
股関節の動作

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

次に見ていきたいのが
つま先と膝の向きです。

 

 

 

今度は椅子に座って
足を床につけます。

 

 

そのまま先ほどと
同じ動きをしてみましょう。

 

 

ここで
股関節主動型の人と
足首主動型の人に
わかれますが、
そこはまた話が長くなるので
置いておきます。

 

 

どちらにしろ、
足を地面につけて
膝を左右に動かそうとすると
つま先と膝の向きが
違う方向を向くという
よくお伝えしている危険な状態になるのが
分るでしょうか?

 

 

 

膝はあくまでも
股関節と足首、そして板向きなどの
結果論的に位置が決まるものなので
今回の実験の様に
本当に膝だけを動かそうとすると
危険な状態になるケースがほとんどです

 

 

 

分かりづらければ

こちらの動画をご覧ください。

 

 

足首に関してお伝えしていますが

同じような内容です。

 

 

 

しかし駐車場や
リフト待ちなどで
ターンの切り替えの
動きを確認している
スキーヤーの方の殆どは
この動きをしています。

 

 

 

膝の靭帯を

ねじ切る事になるので
本当に気を付けてくださいね!

 

 

もちろん危険な状態に

ならないのであれば
膝を返すイメージを持っていても
問題はありません!

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

何が正解かわかる!スキーの切りかえで意識すべきポイント 336

読了までの目安時間:約 14分

 


 

よくスキーの切りかえが

上手くいかないという人の話を聞くと、

 

 

 

 

切りかえの何が

上手くいかないのか?

 

 

 

 

という具体的な部分が

曖昧なケースが殆どです。

 

 

 

・板の切りかえなのか?

 

・タイミングなのか?

 

・重心移動の量なのか?

 

・動作なのか?

 

 

 

こういった部分が曖昧だからこそ

スキー上達の肝となる

 

 

 

『結局何を意識すればいいのか?』

 

 

 

という部分が見えてきません。

 

 

 

確かに雪質や斜度、

滑り方によって

正解が変わるケースもあります。

 

 

例えば切りかえの切りかえの時に

外脚荷重でのニュートラルでも

両足荷重のニュートラルでもいいですし、

 

 

そのあとの角付けは

両足同調動作の角付けでも

外脚から先に角付けでも

問題ありません。

 

 

ただそうなると

冒頭でもお伝えしてきたように

結局何を意識して切り替えれば

スキーが上手くなるのか

分からなくなってしまいますよね。

 

 

 

しかしそんな中でも

意識して練習すると

スキー上達に繋がるポイントが

どの技術にも必ず存在します。

 

 

 

 

まずは意識するポイントは?

 

そのポイントは

 

 

絶対に共通して

行っているもの

 

 

です。

 

 

 

数あるスキー技術の中にも

 

 

【絶対に共通して行っているもの】

 

 

【人によって意識しているもの】

 

 

に分かれます。

 

 

 

例えば料理の味の好みは人それぞれです。

 

 

しょっぱいのが好きな方もいれば

あっさりが好きな方もいますよね?

 

 

ですから塩の量が多い方が良いのか、

少ない方が良いのかは

その時々によって変わるわけで

【人によって意識しているもの】に

分類されます。

 

 

 

 

ただ『塩を入れる』という行為自体は

多かれ少なかれ

【絶対に共通して行っているもの】

ですよね!

 

 

 

塩を一切入れないで

しょっぱい方が良いかな?

あっさりがいいかな?

と悩まないはずです。

 

 

 

これと同じく

スキーの切り替えでも

トップ選手といった上級者たちが

【人によって意識しているもの】に

目を向けるのではなく

【絶対に共通して行っているもの】

にまずは取り組んだ方が確実です。

 

 

 

 

というよりは

その部分が抜け落ちたまま

いくら練習をしても

上手くならないのは当然です。

 

 

 

 

そして多くのスキーヤーが

悩みを抱えている原因は

【人によって意識しているもの】

にフォーカスしているからです。

 

 

 

そうなると

 

 

 

外脚荷重でのニュートラルでも

両足荷重のニュートラルでもいいし、

両足同調動作の角付けでも

外脚から先に角付けでもいい

 

 

 

といった

正解がない状態に

なってしまいます。

 

 

 

 

 

では切り替えで

どのスキーヤーが

【絶対に共通して行っているもの】

は何でしょうか?

 

 

 

あなたは何が思いつきますか?

 

 

 

切りかえで絶対に行うもの

 

 

1つは当たり前ですが

どのスキーヤーも

板の角付け方向が

切り替わっていますよね?

 

 

 

角付けの方向という表現が

分かりづらければ

シンプルにアウトエッジとインエッジが

切り替わっていると思ってください。

 

 

 

内倒してようが

後傾してようが、

X脚になっていようが

板が切り替わっていなければ

ターンはできません。

 

 

 

ずっと同じ方向への角づけでターンが

できるのはプルークスタンスです。

 

 

 

 

そしてもう1つ

【絶対に共通して行っているもの】が

存在します。

 

 

これはどのスキーヤーがというよりは

“上手いスキーヤーは”

絶対に共通して行っているものです。

 

 

 

さてこの部分は何でしょうか?

正直、切り替えの練習をする際の

初めの一歩はここからです。

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

股関節の切り替え

 

 

 

 

です!

 

 

 

量の差はあれど、

アルペン、基礎スキーに限らず、

ある一定のレベルのスキーヤーは

必ず股関節の切り替えが

行われています。

 

 

 

 

しかしスキー上達に悩む

スキーヤーの多くは

この股関節の切り替えが

正しく出来ていないケースが

圧倒的に多いです。

 

 

 

左右差で悩んでいる方も

特にですね!

 

 

股関節の切り替えが

いまいちピンとこない場合は

こちらの動画で確認して下さい。

 

 

 

 

3要素目を見ていただくと

分かるかと思います。

 

 

 

股関節の話を出すと

必ず出てくるのが

 

 

正対で滑る、

腰外れはNG、

ターン前半はストレート軸

 

 

といった色々な意見です。

 

 

 

ただ、それらはあくまでも

状況や行いたい滑り、

本人の感覚など

場面場面で調整していくものであって

絶対的なものではありません

 

 

 

ただ先ほどもお伝えした様に

アルペン、基礎スキーに限らず、

ある一定のレベルのスキーヤーは

どんなスタイルの滑りでも

確実に股関節の入れ替えは起きています。

 

 

 

 

本当に股関節の動きが

必要ないのであれば

一度股関節をギプスか何かで

固定して滑ってみれば分かる事です。

 

 

 

つまり切り替えで

まず確認しなければいけないのは

荷重比でも、角付け方法でもなく、

そもそも絶対的に必要要素である

 

 

 

 

 

【股関節の切り替え】が

きちんとおこなわれているか?

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

ただこれほど重要な事でありながら

この部分を最優先で練習するケースは

殆どありません。

 

 

 

実は【絶対に共通して行っているもの】には

ある落とし穴が存在しているからです。

 

 

 

 

絶対的に共通していることの落とし穴

 

さてここまでで

【絶対に共通して行っている事】で

股関節の切り替えがある

という事をお伝えしました。

 

 

 

この股関節の切り替えが

できないまま、

いくら他の要素を積み上げても

なかなか上達はしていきません。

 

 

 

しかしこれ程

重要な要素でありながら

最優先で練習しているケースは

殆どありません。

 

 

 

直接のレッスンや

オンライン塾などを通して

この股関節の動きを練習すると

必ずと言っていいほど

 

 

「なんでこんなに重要な事を

 今まで教えてもらう機会が

 なかったのでしょうか?」

 

 

と皆さん驚きます。

 

 

 

その理由は

【絶対に共通して行っている事】には

必ず落とし穴があるからです。

 

 

それは

 

 

 

 

 

当たり前すぎて

意識してない

 

 

 

 

という落とし穴です。

 

 

 

 

以前メルマガで

お伝えしましたのですが

走り方を教えようと思ったら、

腕の振りやモモ上げなどが思い浮かび、

脚と腕は左右逆を出すという

【絶対に共通して行っている事】には

触れないですよね?

 

 

 

 

「いやそんなの当たり前でしょ!」

 

 

 

と誰もが思いますし、

わざわざ毎回意識して

行っていないはずです。

 

 

スキーにおいての

股関節の入れ替えも

トップ選手や指導者にとっては

それと同じ位当たり前の事なんです。

 

 

 

しかし脚と腕を左右別に

出せない人が

(緊張して行う運動会の更新や

卒業証書授与くらいで

普通はそんな人はいませんが)

 

 

モモ上げや腕う振りを

意識しても速く走れるように

なりませんよね?

 

 

 

それと同じく

やはり股関節の入れ替えが

きちんと行われず

左右差があるスキーヤーが

他の動作をいくら意識しても

左右差は変わらず上達はしていきません。

 

 

 

ですから今の世の中

山のように溢れている

スキー上達法の情報を見ても

スキー上達に悩むスキーヤーが

減らないという訳です。

 

 

 

 

色々な情報を手に入れる時は

その要素ができる為の

【絶対に共通して行っている事】を

自分が満たせているか

考えてみてくださいね!

 

 

 

因みに私が解剖学的な観点からの

考察を重要視しているのも

人間の関節というものは

【絶対的に共通している事】に

限りなく近いからです。

 

 

 

限りなく近いと表現したのは

たまに脊柱が1つ多い人がいるなど

絶対的ではないケースがあるからです。

 

 

 

とはいうものの

やはり関節運動が

劇的に違う事はないですが。

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

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