スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキーで『後傾』ポジション改善する為に まずやるべき事は?267

読了までの目安時間:約 14分

 


スキーが上達しないといっても

その悩みは人それぞれ違いますが

今回はその中でも特に悩んでいる方の多い

 

 

 

『後傾』

 

 

 

についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

はじめに、もしもあなたが

スキーを初めてまもない

初心者の人から

 

 

 

『後傾ってなんですか?』

 

 

 

と聞かれたら

どのように説明するでしょうか?

 

 

 

スキーをしている方なら

誰もが一度は聞いたことがある

この『後傾』というワードですが、

 

 

 

実は一言で後傾といっても

人によって定義や捉え方が様々

 

 

 

です。

 

 

 

そして様々に分かれているからこそ

指導者のいう事と、

受講者の解釈が異なり

上達を阻む原因となっています。

 

 

 

同じことを言っているように思っていても

お互いが全然違う事を考えていては

滑りが変わらないのは当然ですよね。

 

 

ですからまず後傾を直したいのであれば

後傾とは何なのか?

という部分をきちんと

明確にしておく必要があります。

 

 

 

因みに自分の認識が

明確になっていても

指導者や、

アドバイスをしてくれる仲間の解釈が

異なっていては意味がありません。

 

 

 

あなたがもし『後傾』で

悩んでいるのならば、

この後お伝えする内容を元に

 

 

 

・自分にとって後傾は

どのような認識なのか?

 

・指導者が言ってる後傾は

どのような事なのか?

 

 

 

この2つの部分を

まずは整理することから

始めてください。

 

 

 

後傾は骨盤?上体?ポジション?

 

冒頭で

 

『もしあなたが後傾とは何か

聞かれたらどう答えるか?』

 

という質問をしましたが

いかがでしょうか?

 

 

実際このような質問をすると

 

 

・ポジションが後ろによる事

・お尻が落ちる事

・骨盤が後傾になる事

・足首が起きる事

・上体が起きる事

・太ももが寝る事

 

 

など様々な答えが返ってきます。

 

 

 

どれも人それぞれの解釈なので

何が間違いというわけではありません。

 

 

まぁだからこそ

食い違いが起きてしまうのですが・・・

 

 

まずは『後傾』に関する解釈を

いくつかのカテゴリーに

分けてみたいと思います

 

 

ポジションが後ろ

 

スキーで『後傾』というと

まず想像されるのが

ポジションが後ろになっている事

だと思います。

 

 

スキーは足元にある板が

急斜面やスピードが出るほど

どんどん前に進んでしまう為

スキーヤー自身も

置いて行かれない様に

ポジションを前に前にと

運んでいかなければいけません。

 

 

それが上手くできていない場合に

 

 

『板から遅れている』

 

 

といった表現もします。

 

 

 

さてここからが重要なポイントです。

 

 

 

ポジションが後ろになる事を

 

 

なぜポジションが『後ろ』ではなく

ポジションが『後傾』という

表現をするケースが多いのか?

 

 

という点です。

 

 

 

シンプルに考えれば

ポジションが後ろになっているのなら

そのままポジションが後ろですと

言えばいいだけですよね?

 

 

それを『後傾』と表現する理由が

あなたには分かるでしょうか?

 

 

 

『それは身体が後ろに傾けば(後傾)

 ポジションも後ろになるからでは?』

 

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

たしかにその通りです。

 

 

ではそこからもう一歩突き詰めて

 

 

身体のどの部分が後ろに傾くと

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

上体?

骨盤?

足首?

それとも全て?

太ももが寝る事や

お尻が落ちる事の関係性は?

 

 

こういった部分が

何となく曖昧になったまま

『ポジションが後傾になっている』

という表現が使われている為

 

 

結局具体的に

何をなおせばいいのか

分からない・・・

 

 

となってしまいます。

 

 

ポジションが後ろになっている事は

最終的な結果であって

その手前にある

『どこかが後傾になっている』

という部分を明確化することが重要です。

 

 

 

骨盤が後傾

 

先ほどお伝えした通り

ポジションが後ろになってしまうのは

身体のどこかが

後ろに傾いている(後傾)からです。

 

 

ではどの部分が後傾になっていると

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

もっとも多く言われているのが

 

 

【骨盤】

 

 

です。

 

 

 

その理由は

そもそも前傾、後傾という表現は

骨盤に使用するのが一般的だからです。

 

 

 

スキーを全くしたことがない人でも

前傾後傾と聞くと

真っ先に骨盤が思い浮かぶはずです。

 

 

試しにインターネットで

前傾、後傾と調べてみてください。

 

 

表示されるのは

ほぼ骨盤についてです。

 

 

 

すでに知っていると思いますが

この様に

 

骨盤が前に傾いていることを

 

【骨盤前傾】

 

後ろに傾いていることを

 

【骨盤後傾】

 

と言います。

 

 

つまりこの場合は

 

 

骨盤の後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

お尻が落ちるから後傾

 

 

ポジションが後傾になっていると

指摘される要素として

この【お尻が落ちている】という

ものもあります。

 

 

 

これ実際私も学生時代

ずっと言われ続けていました。

 

 

お尻が落ちるとは

言い変えれば

空気椅子の様に

後ろに転んでしまいそうな

状態になっているという事です。

 

 

【太ももが寝ている】

 

 

という指摘も

これと同じですね。

 

 

太ももの角度が地面と平行に近づくほど

お尻は落ちていきます。

 

 

確かに太ももが寝て

お尻が落ちて行けば

それにつられて

ポジションが後ろになっていきます。

 

 

 

 

 

つまりこの場合は

 

 

お尻が落ちていき

身体が後ろの傾いていく

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

 

上体が起きているから後傾

 

 

上体が起きているという

指摘を受けたことがあるでしょうか?

 

 

進行方向を向いたまま

電車に乗っていて

急発進をした場合

身体が後ろに遅れて

のけ反りますよね?

 

 

これが俗に言う

上体が起きるという事です。

 

 

この上体が起きていることを

ポジションが後傾になる

という表現をするケースがあります。

 

 

確かに上体が起きれば

足元は前に進み

頭は後ろになるので、

ブーツが支えてくれない限り

後傾になり転倒してしまいます。

 

 

そうならない為にも

上体を前にかぶせようと

意識して滑っているスキーヤーは

少なくないはずです。

 

 

 

この場合は

 

 

 

上体が起きて

身体が後ろに傾く事

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

スネが起きて後傾

 

これも非常によく指摘される

要素です。

 

 

 

あなたはブーツのタング

(スネにあるベロの部分)

からスネを離すなと言われた経験は

ありませんか?

 

 

 

確かにブーツの脛側ではなく

ふくらはぎ側に寄りかかると

ポジションが後ろになるのが

分かるかと思います。

 

 

スネの角度の他にも

足首の緊張感という

言われ方もします。

 

 

足首が曲がればスネが前に倒れますし

足首が伸びればスネが後ろに起きるので

スネの角度を指摘せずに

足首の曲がり具合を

指摘するケースです。

 

 

このように

 

スネの角度が後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈ですね。

 

 

 

この様に

一言でポジション後傾と言っても

 

 

骨盤の事を言っているのか?

お尻の事を言っているのか?

上体の事を言っているのか?

スネの事を言っているのか?

 

 

という解釈の違いがあります。

 

 

どれが本当の意味での【後傾】だと

定義されているわけではないので

自分の意識している部分と

指導者が指摘している部分に

違いがないかまずは確認しましょう!

 

 

お互いの認識がしっかり合っていれば

これでも後傾はすぐに改善です!!

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

とは言い切れないのは

あなたもうすうす

気づいているかもしれません。

 

 

もちろん解釈の違いを確認する事で

後傾が改善されるケースも

中にはあります。

 

 

ただ大抵は言われている内容は

理解しているけど

ずっと直らず悩んでいるはずです。

 

 

なぜ指摘されている部分が

分かっているのに

後傾は直らないのか?

 

 

 

いよいよ後傾改善の真理の部分です。

 

 

その内容は次回の記事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキー上達に重要な【●●感覚】を鍛えるトレーニングとは?262

読了までの目安時間:約 16分

 


スキー上達の為に

毎年様々なトレーニング出てきて

面白い反面、

 

 

いったいどのトレーニングが良いのだろう?

 

と悩みの種にもなりますよね。

 

 

トレーニングによって

何を鍛えるのかが変わってくるので

沢山のトレーニングが出てくるのは

仕方ない部分でもあります。

 

 

 

今回お伝えしていくのは、

 

 

 

【感覚】を鍛えるトレーニングです。

 

 

 

スキーでも

 

 

・滑走感覚

・足裏感覚

・バランス感覚

 

 

といった感覚を使ったワードを

よく耳にしますよね?

 

 

また

 

 

雪面タッチや雪面コンタクト

といった感覚がベースとなっている

上達に必要な要素がいくつもあります。

 

 

 

一見聞きなれたワードなので

特に疑問を感じないかと思いますが、

 

 

そもそも感覚ってなに?

 

 

と聞かれると

意外と困るのではないでしょうか?

 

 

さらに、

 

 

感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

 

と聞かれたら

それこそ滑り込むしかないのでは?

と思ってしまうのが大半です。

 

 

 

しかし滑り込んで

スキー上達に必要な【感覚】が

磨かれるのであれば

これほど上達に悩むスキーヤーは

出ていないはずです。

 

 

 

スキー上達に必要な感覚とは何か?

またその感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

 

 

今回はこの部分に触れていきたいと思います。

 

 

 

スキーに重要な体性感覚とは?

 

冒頭でお伝えしたようにスキー界でも

滑走感覚、足裏感覚、バランス感覚

といった様に

たくさんの【感覚】というワードが

使われています。

 

 

 

このなんとなく分かりそうで

説明が難しい感覚ですが

実は元をたどると同じ感覚にたどりつきます。

 

 

 

それは

 

 

 

体性感覚

 

 

 

です!

 

 

 

体性感覚という単語を

聞いたことがある方は

少ないと思います。

 

 

もしあなたが知っていたら

なかなかマニアックですね。

 

 

 

体性感覚とは何か?

という部分ですが、

体性感覚は

皮膚が温冷を感じるような表面感覚

姿勢などを制御するような深部感覚

あります。

 

 

自分の筋肉や皮膚、関節の動きや

外部からの情報を読み取って

身体の動作や反射を正しく行う様に

脳から全身に指令を出させる働きをします。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

身体を動かす際に必要な感覚ですので

【体性感覚】は全てのスポーツに通じる

非常に重要な感覚だという事です。

 

 

スキーで言うと

足裏という表面感覚の情報を元に

姿勢やポジションをコントロールする

深部感覚が働き

その2つが上手く機能しているのが

良い滑走感覚になる

といった感じです。

 

 

 

 

つまり体性感覚を細分化して

足裏感覚やバランス感覚、滑走感覚と

言っているので

 

 

 

体性感覚が良くなれば

スキーは上達していく!

 

 

 

とも言えますね!

 

 

ではこの体性感覚とは

鍛える事が出来るのでしょうか?

 

 

 

体性感覚を鍛えるトレーニングとは?

 

最近流行っているかどうかは分かりませんが、

トップアスリートが

山の中で岩や丸太を担いで

スクワットをしたり、運んだりという映像を

見たことがあるでしょうか?

 

 

他にも有名どころでいえば

大きなタイヤを転がしたりと

いった感じです。

 

 

たまに海外のアルペンスキー選手の

オフトレ映像でも出てきたりします。

 

 

これはアメリカ男子チームの

オフトレ映像にある

ワンシーンです。

 

※引用U.S. Ski & Snowboard

 

他にもスイスのアルペンスキーチームの

トレーニング動画では

壁によじ登る、岩を運ぶ、

鉄柵にぶら下がって渡るなどしています。

 

※引用 Swiss-Ski

 

さらにワールドカップ王者ヒルシャーが

崖登りをしている映像もありますね。

 

※引用  Marcel Hirscher - One Hell of a Ride Trailer

 

 

この様な場面も見ても

基本色々なやり方で

鍛えているんだなぁ

といった感じにしか

思わないのではないでしょうか?

 

 

 

でもよくよく考えてみると現代では

そこら中にトレーニングジムがあり、

便利なウェイトトレーニング器具が

揃っています。

 

 

タイヤを持ち上げたり、

岩を持ち上げるといった

筋力を鍛えるのであれば

バーベルを使って行えばいいはずですし、

ダッシュ力を鍛えたいのなら

普通の坂道でいいはずです。

 

 

それでもわざわざ山に行ったり

大きなタイヤを転がしたりと

そのような面倒くさい事を

やるのはなぜでしょうか?

 

 

 

 

これは決して丸太や岩が

トレーニング器具より効果が出る

というわけではなく

色々な効果を狙っているからだと思います。

 

 

 

その中でこれは重要だなと思うのが

体性感覚を鍛える効果です。

 

 

 

丸太や岩などは、トレーニング器具とは違い、

一つ一つ形が違うので、

それを持ち上げる度に

手の位置や力加減を

調整しなければなりません。

 

 

普通の道を上るより

砂利の坂を駆け上がる時の方が

ポジションや力加減の

調整が必要です。

 

 

 

この様に体制感覚を使いながら

トレーニングすることは

 

 

不規則な動きに対応でき

筋肉と運動感覚を

両方鍛えることが出来ます!

 

 

 

逆に毎日同じことを繰り返していると

どうしても

自分が使いたい場所だけを

使ってしまいます。

 

 

 

そしてその結果、

さまざまな弊害が生まれるというわけです。

 

 

 

例えばスキーでは

雪質、斜度、ターン孤、

などによって

滑りを変えなければならないですよね?

 

 

この体性感覚は非常に重要なのですが、

普段は毎日同じことを繰り返し、

同じ感覚しか使っていなければ

当然対応能力の低い身体に

なってしまいます。

 

 

 

大人より子供の方が

新しい事を早く覚えられる理由の一つに

大人は長年の蓄積で

同じ体性感覚で

動いてしまう事もあげられますね。

 

 

 

勿論トレーニング器具で行う事にも

メリットはありますから

全てのジムに丸太や岩を置けばいい

というわけではありません。

 

 

また注意しなければいけないのが

先ほど紹介した動画などをみると

 

 

 

『そのトレーニング自体が

スキー上達には良いとなってしまう』

 

 

 

事です。

 

 

あくまでもトレーニングは

目的を達成する為の手段です。

 

 

 

丸太や岩を運んだり

崖を駆け上れば

スキーが上手くなるわけではありません。

 

 

ただ、一般的に多くのスキーヤーが

自分で正しいと思うトレーニングを

ひたすら繰り返し行っている傾向が強いのも

問題だという事です。

 

 

 

実際に自分で出来る体性感覚のトレーニングは?

体性感覚や

それを鍛えるトレーニングについては

イメージできたと思います。

 

 

ただ、これまでの話を聞いても

 

 

『よし!家に丸太や岩をそろえよう!』

 

 

とはなりませんよね(笑)

 

 

実際SKIER`sLABのトレーニングでも

そのようなものは使っていません。

 

 

しかしそのような道具は使わなくても

体制感覚はフルに使ってもらっています。

 

 

 

では一体どんなトレーニングなのか?

 

 

 

きっとサポートメンバーのみなさんも

そんな事やっているかな?

と思っているはずです。

 

 

 

自分でも体性感覚を

鍛えるトレーニングを行うには

・・・

・・・

 

 

 

今までと違った

身体の使い方を意識すること!

 

 

です。

 

 

どんなトレーニングと聞くと

直ぐに種目の事が思い浮かびそうですが、

スクワット一つとっても

間違った身体の使い方から

正しい身体の使い方を身に着けようと

意識して行っているだけで

この体性感覚は鍛えられています。

 

 

 

先ほどからお伝えしておりますが

種目自体が良い悪いはありません。

 

 

 

これは私だけでなく

数多くのアスリートも同じこと言っています。

 

 

本当にそんな種目があれば

皆それだけをやって上手くなっています。

 

 

毎日自分がやりやすい様に

反復運動としての

スクワットをやっている人と、

 

毎回のように、

股関節の使い方はこう、

荷重配分はこう、

それが出来たら次は落下を使ってこう、

といままでの自分の感覚にない意識を

指導されながら行うスクワットでは

 

 

 

質が違うのは明白です!

 

 

 

まぁその反面、

今までの自分の引き出しにない事を

行わなければならない為、

非常に大変ではあるのですが、

逆にどんどん新しい感覚を

手に入れていくので

楽しいという声もたくさんいただきます。

 

 

 

スポーツやトレーニングでは

コツコツ同じことを繰り返すことが重要!

という常識がありますが

少しイメージを変えることが大事です。

 

 

 

これまでのトレーニングに対するイメージを変えよう!

 

このように体性感覚を鍛えるには

まずはトレーニングに対する

イメージを変えていく事が

まずは重要です。

 

最後にトレーニングに対する

イメージを変えるためのポイントを

2つお伝えします。

 

 

一つは

コツコツ『同じこと』を繰り返す事

が重要なのではなく、

 

 

コツコツ『正しい事』を

繰り返す事が重要!

 

 

 

この場合の正しいは

目的達成に繋がるという意味です。

 

 

間違えたことを

コツコツ繰り返しているケースはとても多く

せっかく頑張っているのに

デメリットしかない為

本当に勿体ないです。

 

 

 

もう一つは

同じことをしているようでも

 

 

毎回これはどうかな?

と考えて行う事!

 

 

これは毎回違う事をしている

という事にもなります。

 

 

 

例えばメジャーリーグで活躍している

ヤンキースのマー君こと田中投手は

ウォーミングアップのキャッチボールで

必ず相手の構えたミットを

ピクリとも動かさないところに投げることを

心がけています。

 

 

毎回微妙に違う位置にあるミットにむけて

毎回微妙に身体の感覚を変えて

投げ込んでいるのと、

何も考えずただキャッチボールしているのは

中身の質が違いますよね。

 

 

トレーニングも全く一緒という事です。

 

 

是非あなたのトレーニングも

体性感覚を鍛えるトレーニングに

シフトしてみてください!

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのターン姿勢で使われる【くの字】と【弓なり】の違いは?261

読了までの目安時間:約 8分

 


ターン後半で外脚にしっかり乗る為に
重要なポイントである『くの字』ですが、
『弓なり』という表現をする事も多くあります。

トップ選手の表現や
雑誌、DVDなどでも
表現が分かれますが、
あなたのターン後半のイメージは
『くの字』でしょうか?
『弓なり』でしょうか?

 

実際に動きの違いを見たい場合は

こちらの動画をご覧ください。

 

まず結論から言ってしまうと

どちらのイメージでも

 

 

ターン後半にしっかり外脚に
圧が加えられているのであれば

問題ありません!!

上級者の多くは
『弓なり』だという人も
『くの字』だという人も
同じような動作をしています。

ただターン後半の部分で悩んでいるのであれば
『くの字』と『弓なり』の表現は
かなり意識して使い分けた方がいいです。

 

【弓なり】姿勢と【くの字】姿勢の違いは何?

 

まずは『弓なり』と『くの字』は

見た目がどのように違うのかを

確認してみましょう。

 

 

弓なり姿勢

 

画像の様に曲線を描いている

ターン後半の姿勢です。

 

 

上半身から下半身にかけて

緩やかにカーブしていて

まさに弓なりになっていますよね。

 

 

くの字姿勢

 

一方くの字姿勢は

画像の様に上半身と下半身が

直線的になっている姿勢です。

 

 

このように画像でみると

違いがよく分かるかと思います。

 

 

 

指導で【弓なり】と表現しない理由

 

冒頭では

『くの字』でも『弓なり』でも

どちらでもいいとお伝えしましたが、
私のレッスンでは
『弓なり』はほとんど使いません。

その理由について説明していきます。

まず『くの字』と『弓なり』の
大きな違いは何でしょうか?

それは直線的なものと曲線的なものですよね。

身体の作りを考えてもらえれば
分かりやすいですが、
『弓なり』の様な
曲線的なシルエットを作り出すには
主に背骨の動きがメインになります。

 

背骨が分かりづらければ
わき腹、胸、肩のイメージでもいいです。
(全て背骨を軸にしているので)

どんなに頑張っても
足がポキポキポキと複数個所曲がり
曲線にはならないですよね(笑)

背骨の動きがメインになるという事は
言い換えれば

『上半身がメインになる』

という事です。

一方の『くの字』は
直線的なシルエットですので
逆に背骨をメインに使うとできません。

メインに使うべきは股関節ですね!

 

股関節から曲がる事で
上半身と脚の間が曲がり
『くの字』になります。

では上半身を曲げる事と
股関節から曲げる事、
どちらが出来ずに

悩んでいるのでしょうか?

ここら辺が明確になってくると
『弓なり』ではなく
『くの字』という表現を使う理由も
分かってくるはずです。

因みにこの様な内容を書くと、
じゃあ『弓なり』という表現は
間違っているんですか?

と思うかもしれませんが
そういう事ではありません。

 

 

 

正しい【弓なり】姿勢を作るには・・・

 

『弓なり』は曲線のなので上半身、
『くの字』は直線のなので股関節から
曲がることがメインになる事が

分ったでしょうか?

この様な内容を聞くと

・じゃあ『弓なり』の表現は間違っているの?
・でもトップ選手は『弓なり』に見えるけど?

とあなたは思ったかもしれません。

今回はその部分について
もすこし掘り下げていきますね。

まずお伝えしておきたいのが

『弓なり』という表現は
決して間違いではない

 

 

 

という事です。

確かに背骨の動きがメインになりますが、

 

 

 

 

背骨以外は『使わない』

というわけではありません!

『弓なり』でも
股関節を使っているという事です。

この部分が非常に重要で
股関節を使った『くの字』姿勢の
上半身の部分が湾曲して
『弓なり』のシルエットになる
という事です。

つまり

 

 

弓なり姿勢は

股関節を使ったくの字姿勢が

前提条件にある

という事です。

 

ですから
技術選トップ選手たちが
『弓なり』と表現したり
そのようなシルエットに見えるのは
決して間違いではありません。

ただ、先ほどもお伝えした通り
『股関節からのくの字』が
前提条件ですので
この条件を満たさないまま
弓なりを意識すると
上半身だけ曲がってしまい
うまく外脚に乗れません。

でも本人的には
弓なり姿勢をつくっているので
ターン後半外脚に乗れないのはなぜだ?
と迷宮入りしてしまいます。

スキー上達に悩むスキーヤーの多くは

 

『股関節から曲がるくの字はできるけど、
 上半身を弓なりに出来ない』

のではなく

 

『上半身は弓なりになるけど
 股関節からくの字に出来ない』

 

といった部分で

悩んでるケースが大半なので
『弓なり』よりは
まず『くの字』のワードを使う方が
効率的です。

勿論、弓なりのイメージで
股関節からのくの字が入るのであれば
それでOKですからね!

因みに股関節からのくの字が
強く入りすぎている場合にも
『弓なり』のイメージで!
という指導が入りやすいので
注意して下さい。

意味を取り違えると
『くの字はダメで弓なりはOK』と
思い込んでしまいますから。

 

まとめ

 

『弓なり』と『くの字』の違いは

分ったでしょうか?

 

 

【外脚に乗る為のターン後半の姿勢】

という同じカテゴリーにある分

その違いや使い分けが

難しい部分でもあります。

 

 

この2つはつながりを

持っているものであり

順序を間違うと

せっかく意識しているのに

スキーが上達しない

原因にもなってしまいます。

 

 

股関節から曲がって

『くの字姿勢』

 

そのくの字姿勢から

上半身を緩やかに曲げて

内傾角を強くとっていくと

『弓なり姿勢』

 

という身体の使い方を

しっかり整理して下さいね。

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキーで『落下を使う』為に必要な足首の使い方は?257

読了までの目安時間:約 11分

 


前回の記事で

落下を使う為には

 

・まず自分が落下できているかどうか

 明確な判断基準を持つ

 

・次に落下の練習をする前に

 落下力を受け止められる状態になっておく

 

 

という事をお伝えしました。

 

 

まだ目を通していない方は

こちらからどうぞ↓

 

 

【スキー上達に重要な『落下力』を使えるようになるは?256】

 

 

今回はその続きです。

 

 

 

落下をするには足元から

前回の記事にも書いた

正しく受け止められる

身体の使い方ができたら

いよいよ本題となる

落下の仕方です。

 

 

 

『もっと落下を使って!』

『もっと落下してきて!』

 

 

という指導はよく入るものの

 

 

 

何をどうすれば落下できるのか?

 

 

 

という具体的な部分は

なかなか教えてもらえていないケースが

多いようです。

 

 

 

因みに落下する『意識』で

本当出来るなら

上達できないと悩むことはないですよね。

 

 

 

落下をする為には

色々な要素が必要ですが、

最も代表的な落下が出来ない原因は

 

 

 

 

『足首の使い方』

 

 

 

です。

 

 

 

落下をするという事は

言い換えれば

身体を前方に運ぶという事ですが

よく落下が上手くできず、

お尻が落ちたり、

身体が起きてしまう方は

 

 

・手を前に出す 

 

・身体を前に屈める

 

 

といった方法で改善しようとします。

 

 

 

勿論それで改善できればいいのですが、

大抵は落下ができず、

それどころか上半身だけ

力みを持った変なフォームになってしまう事が

よくあります。

 

 

 

ではなぜ足首なのか?

 

 

 

それは

 

 

 

 

体の根元だからです!

 

 

 

 

イタリアにある『ピサの斜塔』という

傾いている有名な塔がありますが、

あの塔が傾いている原因は

根元の地盤の傾きです。

 

※引用 Wikipedia

 

あの塔の傾きを直すのであれば

一番下の地盤をどうにかするはずです。

(実際これ以上傾かないように

 修繕工事は行われています)

 

 

実際は不可能ですが

あの塔の上の部分だけ逆側に折って

傾きを直すことはしないはずです。

 

 

 

スキーも同じで、

落下できずに

後ろに傾いてしまっているのであれば、

まず直すべきは根元、

つまり足首です!

 

 

 

トップ選手たちが

やたら足首の緊張感、使い方、

脛をブーツから離さない

などと言っているのはその為です。

 

 

 

きっとあなたも一度は指導を受けたり

聞いたことがあると思います。

 

 

 

ただこの足首は意識しても

なかなか改善できないケースが大半です。

 

 

 

なぜなら、

 

 

 

正しい足首の使い方を

知らないからです!

 

 

 

出来る出来ないは別にして

そもそも根本的に

あなたは正しい足首の使い方を

知っているでしょうか?

 

 

 

 

正しい足首の使い方を知っている分かる簡単な質問

 

なぜ出来る出来ないは別にして

と前置きした方というと、

 

 

 

『分かっているけど出来ない』

 

『知らないから出来ない』

 

 

とでは、

根本的な学習段階が違うからです。

 

 

 

以前メルマガでご紹介した

人間の学習段階でいうと

『分かっているけど出来ない』

は第2段階の無意識的有能ですから

練習を重ねれば第3段階の

『意識すればできる』に

進むことが可能です。

 

 

 

しかし『知らないから出来ない』は

第1段階の無意識的無能ですので

出来るようにはなりません。

 

 

 

ですからまずは

きちんと知っているか?

第1段階なのか第2段階なのかを

確認して下さい。

 

 

 

まず代表的なものとしては

 

 

踵に乗ると足首が緩み後ろになり

つま先側に乗るとブーツの脛を押せて

前ポジションに行けるという思い込み

 

 

です。

 

 

 

『えっ、でも踵に乗って後傾になっていると

 よく言われます!』

 

 

と思いましたか?

 

 

 

それではこれから

ある実験を紹介するので

上記の思い込みがよく分からない方は

試してみてください。

 

 

その場に立って、

誰かに後ろから

分からないタイミングで

押してもらってください。

 

 

あなたは急に押されても

前に行かないように踏ん張ります。

 

 

さて足裏はどのように

踏ん張っているでしょうか?

 

 

 

つま先側ですが?踵側ですか?

 

 

 

協力者がいなくても

電車に乗った際の

発車、停車の時を考えてみても分かります。

 

 

 

落下するとは前方へ移動する事ですよね?

一方今回で紹介した実験は

前に行かないようにする時の

足裏の使い方、

つまり『落下しない』ようにする時の

足裏の使い方です。

 

 

 

逆に前から押されて後ろに

転ばないようにするのも

試してみてください。

 

 

 

これはまさにスキーと同じですね。

 

 

 

きっと後ろに転ばないようにするには

踵に乗るはずです。

 

 

 

そろそろお気づきだと思いますが、

踵に乗っているから後傾になるのではなく、

これ以上後傾になるのを支えてくれるのが

踵だという事です。

 

 

 

逆につま先に乗れば

 

 

 

ポジションが前になるのではなく

これ以上前に行くのを抑えるのが

つま先の役目です。

 

 

 

同じようで捉え方はまるで違います。

 

 

 

まとめると

落下を使う為に前に行くには、

 

 

 

 

 

踵に乗りながら前に倒れる足首の使い方を

マスターする必要があります!

 

 

 

 

 

この足首の使い方を習得する方法も

人によって違うので

一概にこうすればできますよとは

言えないのですが、

 

 

 

『踵に乗りながら前に行く』

 

 

 

というのを出来るかどうかが

まずは足首を正しく使えているかどうかの

ポイントとなってきます。

 

 

 

以前スキー雑誌の特集で

トップ選手たちの

ターン中の足裏感覚がありました。

 

 

皆そろって脛が離れない意識と

その為には前半は土踏まずぐらいで

後半は踵よりと言っています。

 

 

土踏まず~踵の間とは

脚の中間部から後半部ですよね?

 

 

人によって感覚は様々ですが

そこで前後ポジションを

コントロールできる事は

落下をする為には

非常に重要だという事です。

 

 

さてここまでの内容を読んで

正しい足首の使い方が出来れば

落下が使えるのか!

と思ったはずです。

 

 

はいその通りです・・・

 

 

と言いたいところですが、

実は足首が正しく使えても

落下を使えるというわけではありません。

 

 

もちろん足首は最も重要な要素なんですが・・・

 

 

その理由は次回の記事でお伝えしますね!

 

スキー技術 身体論(フィジカル関係)

スキー上達のコツ 上手くなっても滑りが戻る落とし穴とは? 252

読了までの目安時間:約 13分

 


前回までの記事をとおして 

スキーが上達する為の

効率的な練習法を

簡単なレッスンの流れをもとに

解説していますが、

イメージはつかめているでしょうか?

 

 

 

まずは自分で滑ってきて

その感覚やイメージを脳内でフィードバック。

【スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?  249】

 

 

そして実際の映像を元に

イメージと現実のすり合わせ。

【スキーを効率よく上達するには、滑走後に●●をしよう! 250】

 

 

イメージ通り出来てないのであれば

 

【1】エラー動作の『具体的な』原因の確認

【2】修正するための『具体的な』

   身体の使い方の確認

【3】その場でまずその動作が出来るかの確認

 

3つの流れで確認をして修正。

【スキー上達に繋がる、滑りを改善する時の3つのコツ 251】

 

というところまでお伝えしました。

 

 

 

今回は次の段階である

認知の修正についてです。

 

 

 

認知を変えなければ出来るものもできない

 

まずはもう一度レッスンの流れを

確認して下さい。

 

 

____________________

 

私『まずその場で滑走ポジションを

取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

ずっとそのイメージで

滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

 

 

~滑る~

 

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

受『かなり意識してやってきたつもりです。』

 

 

私『では映像見てみましょう』

 

 

 

~映像確認~

 

 

 

私『どうですか?』

 

 

受『あれ!?ぜんぜん出来てないですね。』

 

 

私『いま○○さんは、●●関節を

  このような形で使っているので

  結果的にビデオで見た

  この形になってしまいます。

 

  本当は●●関節はこうで

  さらに△△関節もこの状態にないと

  この形できないんですよ。』

 

 

受『ほんとだ、確かにそうしてる!』

 

 

※今回はここから先の部分です。

 

 

私『ではもう1本撮りますんで、

  次はやりすぎぐらいやってきて下さい。』

 

 

受『こんな感じですね!』

 

 

私『いえいえ、もっとやっていいですよ』

 

 

受『えっ、こんなに!?』

 

 

私『はい、それでどう映るか

  ビデオで確認してみましょう!

  変になっちゃってもいいですので』

 

 

 

~滑る~

 

 

私『どうでしたか?』

 

 

受『いやぁ、かなり意識してやったので

  気持ち悪いです(笑)』

 

 

私『ではビデオ見てみましょう!』

 

 

受『・・・これで全然普通ですね(笑)

  イメージしてたものと

  全く違っていました。。

  こんなに感覚や身体の使い方が違うんじゃ

  いくら練習しても

  上手くならないわけです!』

____________________

 

 

はいこれは本当にあるあるです。

 

 

修正しようと思っても

自分のイメージする範囲内でしか

行わないのが一般的です。

 

 

ですからあえて

やりすぎ、違和感を覚えるぐらい

行ってもらいます。

 

 

 

ご自身だけで行う場合は

そのイメージを持ってください。

 

 

そして指導する場合重要なのが

それが正解だとその場で

押し付けない事です。

 

 

 

以前のメルマガでもお伝えしましたが、

人から100回言われるより

1回自分の映像を見た方が

理解は早いです。

 

 

ですから違和感たっぷりで滑ってきてもらって

すぐに映像で確認してもらいます。

 

 

すると自分の認知と現実の差に

驚くことが大半です。

 

 

 

この様に認知の部分が間違っていると、

 

 

 

理想とする身体の動きは出来るのに

実際の滑りが変わらない

 

 

 

という非常に勿体ないことになるので

とても重要な要素になってきます。

 

 

 

また、認知の修正が出来れば

後はコツコツ一人で練習してもいいのですが、

余程意識しないと

結局自分の認知の範囲内で滑ってしまい

元の状態に戻ってしまうという

状況に陥りやすいです。

 

 

それほどまでに

今までの脳内イメージは強いので

意識して認知の修正を行っていきましょう!

 

 

さてこの段階で

現実的に滑りが変わり、

どれぐらいの意識で行えば

イメージした滑りになる

という感覚も体験したことになります。

 

 

 

これでスキーが上達!!

 

 

と上手くいかないのが

スキーの難しいところです。

 

 

なぜなら最後の最後に

落とし穴が待っているからです。

 

 

 

最後の落とし穴!人間の学習段階とは?

 

 

これまでの流れで

滑りが変わったのですが

そこで終了ではありません。

 

 

 

「えっ、滑りがかわったのになんで?」

 

 

 

と思われたかもしれませんが、

あなたもこのような経験はありませんか?

 

 

 

『この間良くなったのにまた戻ってるなぁ・・・』

 

 

 

これもあるあるですね。

 

 

 

せっかく滑りが変わったと思ったら

またもとに戻ってしまうのはなぜなのか?

 

 

 

理由は人によって違いますし

沢山あるのですが、

その一つに

 

 

 

『学習段階を途中で終わらせてしまう』

 

 

 

というものがあります。

 

 

 

人間が何か新しい事を

学習するときには4段階あります。

 

 

分かりやすく

スキーを例にしてお伝えしますね。

 

 

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

 ...あることに関して何も知らず、

  知らないということさえも知らない状態

 

例:どうすればスキーが上達するのか分からない

  または、こうすれば上達するだろうと

  間違った思い込みをしているが

  間違っていることにすら気づかない

 

 

 

【2.意識的無能(知っていてもできない)】

 ...あることに関して知識を得たが、

  それを実践することはできない状態。

 

例:股関節からくの字をする事が

  スキー上達に繋がることは分かったけど、

  実際やろうと思っても出来ない。

 

 

 

【3.意識的有能(考えるとできる)】

 ...あることに関して

  ある程度できるようになってきましたが

  まだ習慣化されておらず、

  それを行うためには

  ある程度の集中力が必要な状態。

 

例:意識すれば股関節を使えるんだけど

  意識しないとすぐ上半身を使ってしまう

 

 

 

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

 ...意識しなくても自動的に

  あることを実践することができている状態

 

例:特に意識しなくても股関節を使えるに

股関節を使うことが当たり前

 

 

といった感じです。

 

 

 

今回お伝えしているレッスンの流れですと

【3.意識的有能(考えるとできる)】

まではいけたことになります。

 

 

しかし多くの場合そこが出来たという

ゴールだと思い込んでしまい、

そこから

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

に移行するまで意識して練習できません。

 

 

その原因は

 

 

・さらにもっとよくしようと

 他の事を意識してしまう、

 

・指導者や他の仲間から、

 それが出来たら次は・・・

 新たな問題に移されてしまう

 

 

など様々です。

 

 

 

出来なかった事が出来るようになっても

まだまだ

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階だから、

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

になるまでは焦らずそのことだけを意識しよう

と心がけてください。

 

 

滑っている時に意識できることは

せいぜい一つか二つなので。

 

 

ただ正直いって

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階まで進めたことは

滑りが元に戻ってしまっても

早いタイミングで

外部から気づかせてもらえれば

時間がかからず戻ります。

 

 

上達に悩むスキーヤーの多くは

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

で止まっています。

 

 

どうすればスキーが上達するのか

具体的に分からない。

 

こうすれば上達すると考えていることが

間違っていると気づけない。

 

といった感じです。

 

 

 

まとめ

 

全4回の記事に分けて

スキーが効率よく上達する為の練習法を

お伝えしてきました。

 

 

全ての記事を読むのは

大変だったと思います。

 

 

しかしあなたが上達に悩んでいるのであれば

自分がいまどの段階にいるのか

一度考えてみることが重要です。

 

 

 

そういえばこの部分出来ていないかも・・・

 

 

というところが

スキー上達の妨げに

なっている可能性が高いです。

 

 

 

正しい練習法で効率よく上達し、

充実したスキーライフを送ってくださいね。

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキーで疲れるのは筋力不足?ポジション?それとも・・・239

読了までの目安時間:約 15分

 


ポジションが悪いスキーヤーは筋トレを取り入れたくなる?

 

あなたは
筋トレしていますか?

 

 

もししているとしたら

その理由は何でしょうか?

 

 

筋トレを選択する
スキーヤーの多くは

滑っていて足の筋肉がすぐ疲れるから

筋トレをしています!

 

 

という方が多いです。

 

 

現に知人に私の仕事が
スキーヤーの方のオフトレーニングを
サポートしているというと

 

『やっぱりスキーは足腰使うから
 筋トレとか、体幹とかするの?』

 

と必ず聞かれます。

 

 

使う筋肉が疲れるから鍛える
という発想は理にかなっているように
感じますよね。

 

スポーツジムに行って

 

 

スキーのためのトレーニングをお願いします!

 

 

と言えば、
間違いなく同じ発想で
下半身の筋トレメニューが
組まれると思います。

 

 

 

しかしその疲れる原因は筋力が弱いから
というのは安易に考えない方がいいです。

 

 

 

なぜなら、疲れる原因が
筋力が弱いからではなく

 

 

ポジションの悪さをカバーするために
無駄に筋肉を使っている

 

 

 

可能性があるからです。

 

 

 

これがポジションが悪いスキーヤーほど
筋トレを取り入れているケースが
多い理由です。

 

 

 

ポジションが悪いスキーヤーほど

脚の筋肉が疲れます。

 

 

 

本当に正しいとされるポジションは
身体を効率的に伝えることのできる
ポジションですので
筋肉への負担は少ないはずです。

 

 

 

 

現に上級者になるほど
余計な動きをせずになめらかに滑ってくるため
筋肉の活動は少ないです。

 

 

 

 

あなたがもし滑ると脚が疲れるのと同時に
ポジションの悪さも指摘されるようなら
筋肉よりもまず
ポジション修正のトレーニングを
お勧めします。

 

 

 

 

筋トレをしたら同じ量を滑っても
つかれなくなった!

 

 

 

 

というプラスイメージの裏側には

 

 

 

 

悪いポジションの代償として
かかっている負荷に
耐える力が強くなった

 

 

 

 

という真実が潜んでいるかもしれません。

 

 

 

 

そうなると悪いポジションでも滑れるので
疲れは感じないかもしれませんが
ポジション改善という技術的な進歩からは
遠のく恐れがあります。

 

 

 

ポジションはいいけど使っている筋肉が悪い?

悪いポジションの
代償となってかかる負荷に耐えているので
筋肉が疲れる可能性以外に
本当は使いたい筋肉の代わりに
使ってしまっていたり、
そこまで必要としていなのに
無意識に力んで使ってしまっている
可能性もあります。

 

 

 

ただこのような内容をお伝えしても
あなたが実際どのような状態なのか
いまいちわからないかと思います。

 

 

 

そこで今回は簡単なチェックを紹介します。

 

 

 

 

片足立ちになり、そのまま前方にジャンプして
また片足立ちで着地します。

 

 

 

右足で片足立ちしたら
そのままジャンプして右足で着地して
ピタッと止まるといった感じです。

 

 

 

 

要はケンケンですね。

 

 

 

 

 

距離はあまり必要ないので
軽く前方に飛んで
着地したらピタッと止まってくださいね。
(3秒ぐらいはその場でぐらつかずに
止まりたいです。)

 

 

 

 

このような単純な動作だけでも
多くのことが見えてきます。

 

 

 

 

 

そもそも片足立ちができない。
片足で着地ができない。

 

 

 

 

といったポジションやバランスの問題が
まずは出てきます。

 

 

 

 

できる方は着地の瞬間
どこの筋肉に一番負荷がかかるか

(使っている感覚があるか?)
意識して下さい。

 

 

 

 

 

どうですか?

 

 

 

 

 

 

多くのスキーヤーは

 

 

 

太ももの前側、ふくらはぎ、足首や足裏

 

 

 

という意見が多いです。

 

 

 

 

 

 

もしあなたが片足着地をした際、
太ももの前側を使う感覚があるなら
きっと滑っていても
太ももの前側が疲れてくるタイプです。

 

 

 

 

 

えっ、太ももの前側以外
どこ使う感覚があるの?

 

 

 

 

 

 

と思われるかもしれません。

 

それは・・・

 

 

 

 

 

 

お尻です!!

 

 

 

 

正確にはお尻の上の方ですね!

 

 

 

 

上手に身体が使えていると
お尻を使う感覚があります。

 

 

 

 

 

もちろんお尻だけを使っているわけでは
ありませんが、

 

 

 

 

『お尻使う感じあります?』

 

 

 

 

 

と聞かれたら、迷わず

 

 

 

 

 

『はいはい!お尻使ってます』

 

 

 

 

と言える方は
使えている可能性が高いです。

 

 

 

 

 

 

 

お尻を使う感覚が得られるということは
板に力を伝えるための正しいポジションと
身体の使い方をある程度マスターできている
証拠です。

 

 

 

 

これができているかどうかで
まず来シーズンの上達幅が決まってくるので

あなたも試してみてください。

 

 

 

 

因みに腰に来る方は
確実に腰の状態や使い方が悪いので
無理をしないで下さいね!

 

 

 

見た目は同じでも中身は違う

チェックテストの結果は
いかがでしたか?

 

 

 

片足立ちからジャンプして
片足着地するという動作は、

 

 

 

 

バランスがとれるかどうか?

 

 

 

 

 

という部分でしか判断されないケースが
ほとんどです。

 

 

 

 

しかし実際は

 

 

 

同じようにバランスが取れている人でも
使っている筋肉や感覚がまるで違う!!

 

 

 

 

というケースがあります。

 

 

 

 

これはうまい人のフォームを真似する際に
よく起きていますね。

 

 

 

 

一見見た目は同じように見えるけど、
(特に一瞬を切り抜いた静止画など)
使っている筋肉や力感、感覚といった
中身はまるで違っていて
それが結果的に板のたわみや走りなど
本質的な部分の差となって現れている

といった感じです。

 

 

 

 

実は今回お伝えしている
チェックテストの内容を
スクールに入った際に
指導されても全くつかめなかった
というサポートメンバーの方がいました。

 

 

 

 

インストラクターの方に、

 

 

『太ももの前側が疲れます』

 

 

と伝えると、

 

 

 

 

 

『そんなところが疲れるのはおかしい!
 正しく板に乗れていたら
 お尻や腿裏側が疲れるはずです!』

 

 

 

 

といわれて
いろんな雪上エクササイズを
試したそうです。

 

 

その結果は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

全く分からない!!

 

 

 

 

 

 

しかしオフトレを通して
根本の正しい体の使い方が
できるようになると、

 

 

 

 

『やっとわかりました!
 このことだったんですね!』

 

 

 

と、とても嬉しそうに仰ってました。

 

 

 

 

 

以前から

 

 

 

自然にできてしまっていることを
伝えるのは難しい!

 

 

 

 

と言っていますが
上手な方はお尻を使うことはできても

 

 

 

 

 

・なぜ自分お尻がつかえているのか?

・前腿を使ってしまう人は何が違うのか?

・どうすればお尻を使えるようになるのか?

・そもそもなぜお尻側を使えた方がいいのか?

 

 

 

 

といった部分が明確に分かっていません。

 

 

 

ですから前腿ではなくお尻を使うんだよ!

 

 

 

 

という【指摘】はできても
どうすればそれができるようになるのか
【指導】をすることが難しいのです。

 

 

 

 

 

そもそもそういった部分が分かってくると
板に乗るという感覚が
分からない人、知らない人に

 

 

 

 

『もっと板に乗ってきて!』

 

 

 

 

という指導は入らないはずです。

(乗るという感覚が分かる、
 または共通認識がある場合はOKですが)

 

 

 

 

話がそれましたが、
あなたがもし筋力不足が
スキー上達の妨げになっていると
感ている場合は、

 

 

 

 

・ポジションの悪さが原因ではないか?

 

・使っている筋肉(身体の使い方)が
 間違っていないか?

 

 

 

 

という点にも意識を向けてみてください。

 

 

スキー技術 トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレで行う『基本』の落とし穴② 237

読了までの目安時間:約 12分

 


前回のブログに引き続き

基本とされているトレーニングを

行う際の落とし穴についてです。

 

 

基本だからやっておけばいい

という理由でトレーニングを行っても

雪上のパフォーマンスには

あまりつながりません。

 

 

 

大事なのは基本だからやるのではなく、

基本とされているトレーニングを、

どのようなやり方でおこなうのか?

という部分です。

 

 

前回のブログでは

スクワットの具体的な意図や目的に

それに合わせたやり方を説明しましたが、

今回は腕立てと腹筋について

見ていきましょう。

 

 

 

腕立て伏せのやり方を考える

 

腕立て伏せやベンチプレスのように
胸や腕を鍛える種目は
トレーニングと基本とされていて
あなたも一度はトレーニングに
取り入れた経験があるのではないでしょうか?

 

 

 

ただスキーを思い返してみると
腕や胸で何か重いものを目一杯押す
という動作はあまりしないですよね?

 

 

 

アメフトやラグビー、相撲のような
相手を押すスポーツなら
イメージがつきやすいですが。

 

 

 

私も学生のころは
ベンチプレスを行っていましたが、
その頃考えていた目的は

 

 

『スラロームで逆手をした際に
 ポールにあたっても耐えられる』

 

『腕を前に出すことで

 後傾を防ぐ』

 

 

 

といったものでした。

 

 

 

でも実際全然ベンチプレスや腕立てができない
ヒョロヒョロの選手でも
きれいに逆手ができる場合もありますし、
ポジションも遅れない場合もありますよね。

 

 

 

そもそも本当は胸板が厚い方が
カッコいいですし、
一番効果がわかりやすい筋肉だからやっていた
というだけかもしれません(笑)

 

 

 

こんな話をしていると
やる意味ないんだと思われてしまいますが、
きちんとスキーにつなげる方法もあります。

 

 

・漕ぎの力をつけるために
 上腕三頭筋に効くように手の幅を
 小さくして腕立てを行う

 

・体幹きちんと使えるか確認するために
 片足を上げて腕立てを行う

 

・腕を曲げ伸ばしに対して
 狙った筋肉を使えているか?
 他の部位が力んでしまわないか
 チェックするために
腕立てorベンチを行う
 (滑りが硬い方は余計なところに
 まず力が入っている)

 

・肩のローカル筋(インナーマッスル)や
 姿勢維持のための
 体幹のローカル筋(インナーマッスル)が
 使えているか?
 また重心のコントロールを確認するために
 両手にオーバーボール
 (バランスボールの小さいやつ)
 を持って腕立てを行う

 

・左右差をなくすためにダンベルで行う

 

・体幹の意識や重心のコントロール、
 左右差がわかるように
 ストレッチポールの上でダンベルで行う

 

・SLで最後の方腕が疲れるので
 あえて『筋肉を使わず楽にできる感覚』
 をつかむ意識で腕立てを行う

 

・胸の筋肉量を増やして
 体重を重くするために
 ベンチプレスを行う

 

 

 

最初に出した
私が学生時代の時に考えていた例の
『SL』と『後傾防止』の目的も

 

 

決して間違えではないと思います。

 

 

 

因みにベンチプレスや腕立てに
自信がある方は、
オーバーボールを両手に持ってやる腕立ては
ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

 

(オーバーボールを2個持っていない人は
 片方だけでもいいですが・・・)

 

 

 

ベンチプレスで100㎏上がるのに
できない人もいれば、
ベンチプレスなんてやったことない人が
できる場合もあります。

 

 

 

その違いはいったい何なのでしょうか?

 

 

 

安易に腕立て伏せや、ベンチプレスは
胸や腕を鍛えるトレーニングだと
決めつけてやらない方がいいですね。

 

 

 

正直腕立て伏せやベンチプレスの
本来の目的である胸の筋肉を鍛えるより
それらを利用して違った目的を達成する方が
スキー上達には意味のあるトレーニングに
なると思っています。

 

 

 

特に一般スキーヤーの方で
胸の筋力が足りないから
スキーが上手くならないというケースは
ほぼありません。

 

 

 

腹筋のやり方を考える

 

では腹筋についてはどうしょうか?

 

 

まず最初にお伝えしておくのは
腹筋とは細かく言えば
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋などなど
様々な筋肉がありますが
ここではポピュラーな表現の
腹筋のままお伝えしていきます。

 

 

あなたはいわゆる腹筋運動を
トレーニングに取り入れていますか?

毎日欠かさず腹筋だけはやっている
なんていう声もよく聞きますが、
腹筋を行った結果
スキーが上達したでしょうか?

 

 

 

きっと期待している効果は
それほど得られていないのではないですか?

 

 

 

その一番の理由は目的とする効果と
行っている腹筋トレーニングが
合っていないことにあります。

 

 

 

よくあるのが
体幹を鍛えて、スキーを滑るときの
姿勢維持が目的で腹筋を行っているパターン。

 

 

 

いつも言っておりますが、
姿勢を正しくまっすぐキープしたいのに、
なぜ身体を丸めるのに使う
腹筋を鍛えるのでしょうか?

 

 

 

分かっていますよ!
だからプランク姿勢のような
同じ姿勢をずっとキープする
体幹トレーニングを行っていますよ!

 

 

 

といわれる方もいますが、
そういったケースは
逆に滑りの中で

 

 

『上体が硬い』

『もっと動きをなめらかに』

『動きが止まらないように』

 

 

といった指導が入っていたりします。

 

 

 

このように腹筋は
トレーニングのやり方を間違えると
目的とは逆の効果が出てしまう

可能性もありますので
注意が必要です。

 

 

 

では腹筋運動も

具体例を少しご紹介していきますね。

 

 

・滑ると腰を反ってしまい
 山側に身体が残ってしまうので
 体の丸めるような腹筋を行う

 

・上体が後ろの遅れたときに
 瞬発的に前に戻したいので
 勢いをつけて一瞬で起き上がる腹筋をする

 

・滑ると上体が固まるので
 四つ這いになって
 なるべく力を使わずなめらかに丸まる
 腹筋をする

 

・上体がフニャフニャするので
 姿勢をキープするような
 体幹トレーニングを行う

 

・じっと同じ姿勢をキープするだけだと
 上体をカチッと固めてしまうので
 手足を動かしたり、手押し車をしたりと
 キープしながら動く腹筋をする

 

・腹筋を使いたいのに足の付け根にある
 腸腰筋を使ってしまうので
 足の裏をくっつけて
 胡坐のような状態に下半身をして腹筋を行う

 

・捻りを通して末端にパワーを伝えたいので
 メディスンボール(重いボール)を投げる
 腹筋トレーニングをする

 

・腹筋を最大幅で使いたいので
 バランスボールに仰向けに寝て
 ブリッジのような状態から腹筋を行う

 

・ローカル筋(インナーマッスル)を
 使えるようになりたいので
 身体は動かずお腹だけ凹んだり大きくなる
 腹式呼吸を行う

 

・一瞬でお腹を締めるために
 吹き矢や風船などのツールを使った
 腹筋トレーニングをする

 

・・・などなど

 

 

 

因みに今回紹介した腹筋関係の
トレーニングに関しては
本当に一握りといった感じで、
目的によって大きくやり方が変わります。

 

 

あなたも自分の目的が何なのか?

 

 

そのためにはどういった方法の
腹筋運動を行うのか?

 

 

きちんと考えてから取り組んでくださいね。

 

 

最後に腹筋に関して
一つ考えて欲しいことがあります。

 

 

 

『腹筋は後ろに行った身体を
 前に起こしてくる』

 

 

 

というイメージがある一方で

 

 

『身体が丸まると後傾になる』

 

 

 

というイメージもあります。

 

 

なぜこのような真逆のイメージが
存在するのでしょうか?

 

 

 

そして面白いことに
この真逆のイメージがあるにも関わらず
みんな似たような腹筋トレーニングを
行っているという部分です。

 

 

 

不思議ですよね!

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのオフトレで行う『基本』の落とし穴① 236

読了までの目安時間:約 7分

 


あなたはトレーニングの

基本的なメニューをきかれたら
どのようなものを思い浮かべますか?

 

でてくるのは

 

 

 

・スクワット

・ベンチプレス(腕立て伏せ)

・腹筋

 

 

 

 

といったような

筋トレの基本と呼ばれるものではないですか?

 

 

これはスキーに限らず
他のスポーツでもいえるかもしれませんね。

 

 

 

 

でもよく考えてみてください。

 

 

 

もしスキーのパフォーマンス向上ために
行うとしたらそのエクササイズが
どの場面で必要とされるのでしょうか?

 

 

 

 

スクワットのような動作をした結果、
お尻が後ろに落ちていると
注意される場面もあります。

 

 

 

 

 

スクワットはまだわかりますが、
ベンチプレス(腕立て伏せ)にいたっては
一生懸命胸や腕の力で
何かを押すシーンが雪上であるでしょうか?

 

 

 

 

腹筋は身体を丸める動作ですが、
実際雪上で身体を丸くしようと
意識する機会はありますか?

 

 

 

 

因みに今回例にだした3つのエクササイズは
意味がないわけではなく
どれも必要に応じて行ってもらいます。

 

 

 

 

ただこのような
質問を受けたときに
明確に答えられるくらい
あなたの中で『何のため』に行っているか
きちんと整理しておかなければ
パフォーマンスには繋がってきません。

 

 

 

 

これがスキー界やスポーツ界、
トレーニング業界では基本だから
という安易な理由でトレーニングメニューを
決めていないかまずは考えてみてください。

 

 

 

 

スクワットのやり方を考える

 

では実際のどのような

トレーニングを行えばいいのか?

 

 

 

どのようなトレーニングというよりは

どのようなやり方で行えばいいのか?

 

 

 

という視点で考えていくと

雪上パフォーマンスに

繋がりやすくなります。

 

 

例えばトレーニングの基本とされている

スクワットでも、

目的や意識でやり方が

大きく変わります。

 

 

 

具体的にどのような
意識や目的を持ち、

実際どのようなやり方があるのか

いくつか紹介していきますね。

 

・股関節の使い方を覚えたいから
 自体重で股関節から動き出して、
 しゃがむ練習をする。

 

・雪面からの圧に耐えるときは、
 しゃがんでいる状態ではなく、
 足が伸びている状態に近いので
 床と腿が平行になるまでしゃがむ
 パラレルスクワットではなく、
 4分の1までしか下がらない
 クウォータースクワットにする。

 

 

・上半身の可動性と連動性を意識したいので
 バンザイの状態で行う
 オーバーヘッドスクワットを選択する。

 

 

・スキーは押し上げる力よりも
 受け止める力を必要とするので、
 立位姿勢から股関節を抜いて
 キャッチをするような意識の
 スクワットを行う。

 

 

・スタンスが広がりやすいので
 肩幅ではなく腰幅よりも狭い
 スタンスで行う。

 

・立位からしゃがんだ状態、
 どの場面でも足のアーチがキープできて
 つま先が開かないかチェックするために
 スクワットを行う。

 

 

・バーベルスクワットですと
 腰を反る動きが出てしまうので
 腰にウェイトをぶら下げた
 スクワットを行う。

 

 

・左右のバランス感覚が違うので
 シングルスクワットで
 片足ずつ行う。

 

・・・

 

 

ざっとですがほんの一例です。

 

 

 

出そうと思えば
まだまだ山のようにあります。

 

 

 

このようにただ基本だからやればいいのではなく、

あなたのスキー上達にとって
もっとも必要な要素を

手に入れる為のやり方や、意識で

スクワットができていれば
ぜひ行って欲しいということです。

 

 

 

逆にあなたのスキー上達に
つながるやり方でなければ
いくらやっても滑りは変わりません。

 

 

 

 

 

あなたがもしオフシーズンを通して

トレーニングを行ったのに
次のシーズン滑りが変わらなかったのであれば
間違いなくスキー上達につながる
やり方ではないということです。

 

 

 

 

因みに今回は代表的な
スクワットについてでしたが
腕立てや腹筋に関しても
スキー上達につなげるための
意識ややり方が山ほどあります。

 

 

 

 

 

次回のブログでご紹介しますね。

 

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

あなたのコントレ(コンディショニングトレーニング)はスキー上達につながるのか? 3つのチェックポイント 235!

読了までの目安時間:約 15分

 


あなたは『コントレ』
というワードを聞いたことがあるでしょうか?

 

 

 

スキーをしていれば一度は耳にしたことが
あるはずです。

 

 

 

コントレとは

 

 

 

『コンディショニングトレーニング』

 

 

 

の略称です。

 

 

 

 

チームに属していれば
滑りおわったらその後コントレ
という流れは定番化されてきています。

 

 

 

その流れ自体は
決して悪いことではありません。

 

 

 

 

ただ残念なことに
コントレに対する認識や考え方、
また根本的なやり方を
間違えているケースが大半です。

 

 

 

 

そして何より厄介なのが
そのことがスキー上達に
大きくかかわっていることに
気づいていない部分です。

 

 

 

あなたがもしコントレを行っているとしたら
その日の疲れを残さないで
明日も滑れるように位にしか
思っていないのではありませんか?

 

 

 

私も選手時代はそうでした。

 

 

 

軽くランニングなどを行い、
あとは動きのあるストレッチを
何種目か行う程度です。

 

 

 

 

もちろんこれでも
意味がないわけではありませんが
上達につながるかといわれると微妙ですし、
何より上達を妨げている場合があります。

 

 

 

 

 

コントレを行った方が
かえってスキー上達を妨げる?

 

 

 

 

 

と疑問に不思議に思うかもしれません。

 

 

 

 

 

今回はスキー上達につながらない
悪いコントレになっていないか
3つのチェックポイントを
ご紹介します。

 

 

 

 

あなたのコントレも見直してみて下さいね!

 

 

 

 

チェック① そもそもコントレの捉え方が違う

 

 

あなたはコントレに対して
どんなイメージを持っていますか?

 

 

 

 

よくあるのが
疲労回復、ケガの予防だと思います。

 

 

 

 

その日の疲れを次の日に残さないため!
身体をケアしてけがを予防するため!

 

 

 

 

これは大正解なのですが、
それと同じ以上に重要な目的があります。

 

 

 

 

その目的が果たされていないので
コントレを行うことが
スキー上達につながっていないのです。

 

 

 

 

コントレをスキー上達につなげるために
重要な目的とはなにか?

 

 

 

 

それは

 

 

 

 

・身体のバランスを整える
・動作の修正、習得を行う

 

 

 

 

この2つです。

 

 

 

身体のバランスと簡単に言いましたが、
脚の長さが左右で違う、
捻れる幅が左右で違う、
背骨の前後の可動性が違う、
などなど、
そこが違えばターンに左右差が出るのは
当然でしょ!

 

 

 

 

という部分を放置したまま
練習していませんか?

 

 

 

 

 

その部分をもしコントレで少しでも
改善できるとしたら
スキー上達に大きくつながってくると
思いませんか?

 

 

 

 

また動作の修正については
次のチェックポイント2で
詳しくお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

チェック②  コントレと雪上をリンクさせていない

 

 

あなたはコントレのメニューは
どのように決めていますか?

 

 

 

私の中ではコントレのメニューは
大きく分けて2つあります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

1.身体のケア

2.技術習得のための動作練習

 

 

 

です。

 

 

 

 

身体のケアの方は
あなたもイメージしやすいのでは
ないでしょうか?

 

 

 

 

ジョギング、ストレッチ、
ラダーなどで身体を動かす
といった一般的に行われているコントレは
身体のケアが目的のものが大半です。

 

 

 

 

チェックポイント①で紹介した
身体のバランスを整えるのも
身体のケアに属していると
いっていいでしょう。

 

 

 

 

しかしスキー上達のために
もう一つ行っていただきたいのが
技術習得のための動作練習です。

 

 

 

課題に対して必要なストレッチや
エクササイズを行い、
雪上で表現したい動きが陸上で
きちんとできるのか練習します。

 

例えば腰が回ってしまうといった

ローテーションをしてしまうのが悩みなら

骨盤を進行方向に向けたま股関節だけ

捻れるか下の写真のように

チェック&練習します。

 

 

股関節が上手く使えないのであれば

まずは股関節が動くとはどういうことか

知るとこから始める必要が

あるかもしれません。

 

 

 

大抵雪上でできないと悩んでいる動きの多くが
陸上でやってみてもできません。

 

 

 

 

ですから陸上でまず修正する
トレーニングをすることが
明日の雪上練習の質に
大きくかかわってきます。

 

 

 

 

しかしそれは雪上で練習して
直していくものだと思い込んでしまい
明日へ向けての改善策をとらないまま
コントレを終えてしまっていませんか?

 

 

 

 

そもそも課題の改善以前に

 

 

 

 

自分の頭の中ではやっているつもりが

実際は全然できていない

 

 

 

というケースがよくあるので、
コントレの中で鏡や動画を通して、
自分の頭の中のイメージと
実際の動きとのギャップに
気づくだけでも大きな一歩です。

 

 

 

 

③コントレの質にこだわっていない

 

 

チェックポイント①、②で
コントレは疲労回復やケガの予防だけでなく、
スキー上達を邪魔する要素になる
身体のアンバランスさや
動作の改善の目的や
技術向上のための動作習得の目的もあると
お伝えしてきました。

 

 

 

 

もしあなたが、
きちんと体のバランスを整えたり
動作の修正をするメニューを

きちんと取り入れています!

 

 

 

 

という場合はこのチェックポイント③

 

 

 

 

 

コントレの『質』

 

 

 

 

について考えてみて下さい。

 

 

 

 

 

質にこだわっていないと
なぜ感じるのかというと、
メニューのやり方にまで
指導が入っているケースを
見たことがないからです。

 

 

 

 

たとえばじゃあまずは軽くジョギングね!

と走る場合がありますが、

 

 

 

 

その走り方余計に腰痛めるよ!

 

 

 

その足の着き方だと
さらにX脚シルエットが強くなるよ!

 

 

 

という指導を受けたことがありますか?

 

 

 

 

またご自身で行われている方が
意識をしているでしょうか?

 

 

 

 

 

これは他のどの種目にも言えます。

 

 

 

 

 

ラダーをするにしても
ストレッチをするにしても
ジャンプ動作をするにしても

すべてエラー動作で行っていれば
かえってマイナスです。

 

 

 

 

むしろやらない方がいい!!

 

 

 

 

 

なんてことがよくあります。

 

 

 

 

コントレだってビデオをとって
動きの確認をしたり

下の画像のように鏡で確認するくらい
質にこだわっていいかと思います。

 

 

 

例えば今日の滑りで
後傾ポジションになっている人は
コントレのこの動きの時に
後傾ポジションの原因となる動きが
出ているでしょ?

 

 

 

なんか滑ると腰が痛いのは
この動きが原因なんじゃない?

 

 

 

といった感じです。

 

 

 

 

せっかくスマホなどで
すぐに動画がとれる環境なのですから
コントレの時の動きもきちんと
研究してください。

 

 

 

 

コントレ自体が
ただこなせばいいという
位置づけになっていませんか?

 

 

 

 

もし練習後のコントレと
練習前の朝のコントレが
その日の雪上練習につながる
質の高いものになれば
スキー上達速度は大きく変わってきます。

 

 

 

 

 

イメージとしてはスキー上達に非常に重要な
小さな成長サイクルを
1日ごとに作り上げているといった感じです。

 

 

 

成長サイクルについて詳しくわからない方は
こちらから

理由④陸上と雪上を結ぶ成長サイクル

 

あなたもコントレの根本的な考え方や
その内容、質について
今一度考えてみください。

 

 

 

ちなみオフトレのベースも
今回紹介したコントレの考え方と一緒です。

 

 

 

 

この要素が満たされていないと
あまり効果の出ない
オフトレになってしまいます。

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

スキーのトレーニングメニューは戦略と戦術を使い分ける!【社会人編】232

読了までの目安時間:約 9分

 


あなたが、スキー上達の為に行っている

雪上練習やオフトレーニングの

トレーニングメニュー、

またはスケジュールは
どのように決めていますか?

 

多くのスキーヤーはシーズンに入ると
まずとりあえずは滑りに行き、
オフに入れば当たり前のように
インラインやプラスノーを行うか
筋トレで筋肉を増やす、
走り込みやバイクで基礎体力向上!

といった選択をしています。

 

 

なぜそのトレーニングメニューを

選択したのですか?

 

 

と聞かれると

 

 

『そういわれても・・・
 それが常識だし・・・』

 

『雑誌に乗っていたから』

『周りはみんなそうしているし・・・』

 

とこれといった確信がなく、
困ってしまうのではないでしょうか?

 

 

 

それは今回のタイトルにもある
戦略と戦術が使い分けられていない
いい例です。

 

 

スポーツにはこの戦術と戦略の使い分けが

非常に重要です。

 

 

当然スキーの上達においても
とっても大事!

 

 

しかし上達に悩む多くのスキーヤーは
この『戦術』と『戦略』の使い分けが
きちんとできていません。

 

 

今回はスキー上達に繋がる
戦術と戦略の使い分け
についてお伝えしていきます。

 

 

 

戦略と戦術の違いは?

戦略とは簡単に言うと
目標を達成するための
総合的・長期的な計画手段です。

 

 

一方戦術とは
その戦略を行うための
具体的・実践的な計画手段です。

 

 

スキーにおいていえば、

 

 

・雪上でこのエクササイズをしよう、

 

 

・このキャンプ、合宿、スクールに
 参加しよう

 

 

・オフトレでこの種目で
 トレーニングメニューをしよう

 

 

という一般的なスキーヤーの方が
考えている部分は『戦術』の部分です。

 

 

戦術しか考えていないので
当然目標達成が
困難になってしまいます。

 

 

本来は、今後の目標と
先シーズンを振り返っての現状から
戦略からまずは

考えていく必要があります。

 

 

 

そしてある程度の戦略の上で

 

 

・実際にどんなトレーニングをするのか?

・インライン、プラスノーといった
 疑似スキー練習は取り入れるのか?

・夏場は海外キャンプにいくのか?

・シーズンinは何時から入るのか?

・どのスキー場で滑るのか?

・どんなエクササイズを行うのか?

・どのキャンプや合宿、スクールに
 参加するのか?

 

という部分が見えてくるわけです。

 

 

 

これが戦術の部分です。

 

因みにスキー雑誌に
載っている様な情報は
ほぼ戦術の部分だと思ってください。

 

 

さてこの戦略ですが、
性別、年齢、技術レベル、関係なく
どのスキーヤーにも重要ですが
人によって違ってくるのが
むずかしいところ・・・。

 

 

簡単にでも
モデルケースの様なものがあれば
・・・

 

 

と思われるかもしれません。

 

 

 

そこで今回は大きく
社会人の一般スキーヤーの方と
ジュニアスキーヤーの
2つに分けて戦略を考えていきましょう。

 

 

 

社会人スキーヤーの戦略例

 

社会人スキーヤーの方の多くは
仕事との兼ね合いから
滑走日数が限られているかと思います。

 

 

年間30日くらい滑れれば
十分熱心に雪上に通われていると

考えていいです。

 

 

限られた滑走日数の中で上達するには
より効率的に戦略を
考えていかなければなりません。

 

 

社会人スキーヤーの方にとって
まず最も必要な要素は

 

 

 

・思い描くフォームを
 作るために必要となる
 関節可動域(関節が動く幅)の確保

・実際に思い描くフォームがつくれる
 身体に使い方

 

 

 

この2つです。

 

 

 

この2つを満たしていないにも関わらず
ひたすら雪上で滑りこみ、
上手くならないなぁと
悩んでいる人が大半です。

 

 

よく考えてみて下さい。

 

 

どう考えても身体が硬くて
その形がとれないのであれば
雪上でいくら試みても
無理に決まっています。

 

 

どうしてもトレーニングというと
筋力アップや基礎体力向上に
走りがちですが何が優先か?
まずは気付くとことからスタートです。

 

 

そこまで分かれば、
できない動きの原因となる
関節可動域を増やす

トレーニングメニューを
まずは夏ごろまでしっかり行おう。

 

 

 

関節可動域が広がったら、
その身体を上手く使えるか、
今度は身体を動かす

トレーニングメニューをしよう!

 

 

そこで初めて
プラスノーで試してみるか?
インラインで試してみるか?
鏡の前で思い描くフォームができるか?

 

 

 

といった『戦術』の部分を考えるべきです。

 

 

 

あくまでもこれは一般的に
社会人スキーヤーに多くみられる
一例です。

 

 

人によっては
上記の2つを満たしているにも関わらず
上達してこないパターンもあります。

その場合はまた新たに戦略を
考えていく必要があります。

 

 

ただ共通して言えることは

滑走日数が限られているのだから

上手くなれない状態で

雪上練習を行うのは

本当に勿体ないという事です。

 

 

さらに言ってしまえば

社会人スキーヤーの場合

放っておけば勝手に

スキー上達に繋がる要素が手に入る

という事はまずありません。

 

 

ジュニアスキーヤーでしたら

毎年身体も大きくなり、

筋力もつくのであり得ますが。

 

 

むしろどんどん上達を妨げる要素が

勝手に増えていくので

より的確な『戦略』『戦術』が必要です。

 

 

 

去年と全く変わらないどころか

去年よりタイムが落ちた、

バッジテストで点数が落ちた、

という場合は要注意です。

 

 

今回は社会人スキーヤーの方向けに

スキー上達に繋がるトレーニングメニュー

つまり戦術を考えるための

戦略例をご紹介しました。

 

 

ご自身の一年間を通しての戦略を

一度しっかり考えてみて、

そこからトレーニングメニューを

決めていってくださいね。

 

 

次回はジュニアスキーヤー編を

お伝えしていきます。

 

 

トレーニング論 身体論(フィジカル関係)

1 2 3 9