スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー上達を妨げる【エラー動作の原因】を見つける為の4つの方法  297

読了までの目安時間:約 22分

 


 

スキー上達を目指すスキーヤーを

悩ますのが、

エラーを引き起こす【滑りの癖】

ですよね。

 

 

 

・シェーレン

・X脚シルエット

・後傾

・内倒

・ローテーション

・腰外れ

・外脚に乗れない…

 

 

などなど

スキーには多くのエラー動作があります。

 

 

 

あなたにも

 

「この滑りの癖なんとか直したい!」

 

というものがきっとあるはずです。

 

 

 

でも多くの場合、

意識してもなかなか直らないのが

エラー動作の厄介なところです。

 

 

 

エラー動作を直す為には

改善法よりも、

自分の立ち位置を明確にする

という事を前回の記事でも

お伝えしました。

 

 

 

自分の立ち位置とは

 

 

『自分がどういったエラーが出ているのか?』

だけではなく、

なぜその動作を行ってしまうのか?

 

 

といった原因まで分かって

初めて明確になります。

 

 

 

しかしそのエラー動作をしてしまう

【原因】を見つける事は

容易ではありません。

 

 

 

以前いただいた質問にも

 

 

 

「【どのような状態】は分かりますが

【その原因は何なのか?】

 これが分からないから困ります

 

 原因の見つけ方を

 教えて頂ければ幸いです。」

 

 

 

といった内容のものがありました。

 

 

 

確かにそのエラー動作が

出てしまう原因によって

その後の行う方向性は

大きく変わります。

 

 

 

もちろん

人によって原因はバラバラであり、

その人のエラー動作の原因が

明確でない以上は

 

 

「●●を直すには○○ですよ!」

 

 

とは容易言えないのもこの為です。

 

 

 

しかしご質問にもあるように、

 

 

 

【その原因は何なのか?】

 

 

 

という部分は

簡単にわかるものではありません。

 

 

 

そこで今回は、

スキーで出る

エラー動作の原因を見つけるには

どうすればいいのか?

と言った部分を

お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

エラー動作の原因を見つけるには?

 

 

エラー動作の原因を見つけるために

あなたがまずやることは

何でしょうか?

 

 

 

色々と思いつくかともいますが、

実際の行動よりも、

まず行っているのが

 

 

 

【仮説を立てる】

 

 

 

という行為です。

 

 

 

「きっと●●が原因なのでは?」

 

 

と無意識にでも考えて

次の行動に移りますよね?

 

 

 

つまりその仮説の質がそのまま

・原因を見つけられるか?

・改善策を見つけられるか?

に繋がってきます。

 

 

 

要は

 

 

 

仮説の質が

原因を見つかられるかどうか

左右している

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

そしてなかなか上達せずに

悩んでいるスキーヤーの大半は

この仮説が間違っています!

 

 

では

 

 

仮説の質を上げるには

どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

この仮説が間違って要るせいで

何シーズンも上手くならずに

悩むスキーヤーは非常に多いです。

 

 

 

一番よく立ててしまう仮説の一つが

 

 

【意識が足りない】

 

 

ですね。

 

 

 

これは仮説を立てるというよりは

無意識にそう思ってしまう事が大半です。

 

 

 

意識しても滑りが変わらないなら

もっと意識しなきゃと

思って滑りますよね。

 

 

 

それでも滑りが変わらず

ある時を境に

 

 

「根本的に違うのでは?」

 

 

と気づくわけです。

 

 

 

なるべくこうならない為にも

質のいい仮説を立てる力は

非常に重要です!

 

 

 

では今回のテーマである

質のいい仮説を立てるには

どうすればいいのか?

をお伝えしていきます。

 

 

 

質のいい仮説を立てる為の4つの方法

 

 

まず仮説を立てる為の

アプローチがいくつかある事に

お気づきでしょうか?

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

【何を元に仮説を立てているか?】

 

 

 

という部分です。

 

 

 

今回は代表的な

4つの仮説の立て方を

お伝えします。

 

 

 

 

①視覚情報

 

②感覚

 

③解剖学

 

④物理学

 

 

 

です。

 

 

 

この様に書くと

何だか小難しい様に思えますが、

中身を知ってしまえば

簡単ですので

もう少し読み進めてください。

 

 

 

 

①視覚情報から仮説を立てる

 

ではまず

視覚情報を元に

仮説を立てるケースです。

 

 

 

これは多くのスキーヤーが

取り入れており、

トップ選手や

チームに所属している人は

当たり前に行っている行為です。

 

 

要は自分の滑りをビデオなどで見て(視覚情報)

そこから

 

 

「もっとこうすればいいのでは?」

 

 

 

と仮説を立てるという事ですね。

 

 

しかし視覚情報には

大きな落とし穴があります。

 

 

 

それは

 

 

 

人は見たいようにしか見えない

 

 

 

という事です。

 

 

 

以前にもご紹介した

ハーバード大学の

【錯覚の科学】

という実験がいい例です。

 

 

詳しくはこちらから

(英語なので字幕をONにすると

 分かりやすいです)

 

 

きっと、ビデオをみて

どんどん原因が分れば

苦労しませんよね。

 

 

 

視覚情報には

分かる人にしか分からない情報が

隠れています。

 

 

 

 

例えばトップ選手は

ものすごく内側に

傾きを作っているように

映像では見えますが、

いざ自分がやると内倒してしまう

というケースはよくありますよね?

 

 

 

これは映像の中に隠れている

傾きを作る為の重要な動作が

見えていないせいです。

 

 

 

現にサポートメンバーの方は

レッスンで

 

 

 

「そんな動きをしている様には見えない!

 これは言われなきゃ分からないです…」

 

 

とよく仰っています。

 

 

 

 

ビデオを何度見ても

滑りが変わらない場合は

視覚情報からの仮説が間違っている

可能性が高いので

気を付けてくださいね!

 

 

 

 

 

②感覚から仮説を立てる

 

 

あなたは滑っている時に、

自分がどういう感覚で滑っているか

意識しているでしょうか?

 

 

 

意外と頭で考えるタイプの方が

使っていないのが

この感覚からのアプローチです。

 

 

 

簡単に言うと

 

 

「もっとグッとやった方がいいのでは?」

 

「さっきはガッとしたけど、

 スッとやった方がいいかな?」

 

 

 

といった感じです。

 

 

 

一見、いいかげんに思える感覚ですが、

これが実は非常に重要です!

 

 

 

なぜなら

 

 

 

 

行っている事は合っているのに

行っている感覚が間違っている

 

 

 

というケースがよくあるからです。

 

 

 

例えば

 

 

【外脚に乗る為にくの字をする】

 

 

といったように

行っていることは合っていても

そのくの字を、

力いっぱいグイッとやるのか

スッと力を抜いてやるのかでは

結果は大きく違います。

 

 

 

さらに感覚は

部分ではなく全体を連動して

動かす事にも向いています。

 

 

 

ですから

 

「さっきは●●な感覚でやって

 上手くいかなかったから

 次は□□といった感じでやってみよう」

 

 

と仮説を立てて行い、

実際それで滑りが変わるなら

滑りのエラーの原因は

【●●な感覚で行っていること】

なるわけですね。

 

 

 

また自分の感覚からでなく

他の上手な人の感覚を聞いて、

自分との違いから

仮説を立てるケースもあります。

 

 

 

トップ選手達がよく

他の選手の滑る感覚を聞いて

自分の滑りに取り入れようとする行為が

まさにそれですね!

 

 

 

勿論、ある程度技術レベルが

近い事が前提ですし

具体性に欠ける事もよくあります。

 

 

 

しかし【感覚】からアプローチは

意外と上手くいくケースが多いので、

頭で考えすぎてしまう人は

是非試してみてくださいね。

 

 

 

 

③解剖学から仮説を立てる

 

解剖学から仮説を立てるというと

いまいちピンとこないかもしれませんが、

要は

 

 

 

 

身体の構造や仕組みから

エラー動作の原因の仮説を立てる

 

 

 

 

という事です。

 

 

 

例えばローテーションして

悩んでいる場合で考えてみます。

 

 

 

ローテーションといっても

 

 

・顔が回るのか?

 

・腕が回るのか?

 

・肩が回るのか?

 

・胸が回るのか?

 

・骨盤が回るのか?

 

 

といったように

身体の部分で考えると

沢山のローテーションがあります。

 

 

 

 

さらに、

もし肩が回るとしたら

 

 

・どの筋肉が反応しているのか?

 

・どの筋肉が反応していないのか?

 

・またはどの筋肉が脱力できないのか?

 

 

といった解剖学の観点から考えて、

 

 

 

「この筋肉を強く使ってしまうから

 肩がローテーションしているのかな?」

 

 

 

といった様に仮説を立てていく感じですね。

 

 

 

この解剖学から仮説を立てる行為は

具体性が非常に高く、

仮説の質もとても良いです。

 

 

 

なぜなら、

特例を除いては、

身体の根本的な構造は

トップ選手もあなたも

同じだからです!

 

 

 

トップ選手だけ関節が一つ多くて

自在に動くから上手い!

…とはなりませんよね。

 

 

 

ですからトップ選手と

自分の身体の動いている部分の

ここが違うという事がわかる事は

非常に重要な情報です。

 

 

 

しかし解剖学から仮説を立てるのは

非常に難易度が高いです。

 

 

 

当たり前の話ですが、

ある程度、解剖学の知識が必要だからです。

 

 

 

そしてもう一つ重要なポイントが

 

 

【代償動作との見分け】

 

 

です!

 

 

 

先ほどの例で出た、

肩が回ってローテーションしてしまう場合、

本当に肩が回ってしまう事が原因の場合と

 

 

 

何か他の部分にエラーがあり

その代償となって

肩が回っている

 

 

 

という場合があります。

 

 

これが代償動作です!

 

 

 

代償動作で出ているものを直しても

根本が直ってない為

滑りは一向に変わりません。

 

 

 

逆に根本を直すと

今まで代償動作で出ていたエラーが

いつの間にか消えています。

 

 

 

現にサポートメンバーの方の多くは

 

 

「あれ?そういえば

 いつの間にか直ってます。

 あんなに意識しても

 直らなかったのに…」

 

 

という事をよく仰っています。

 

 

 

解剖学からの仮説は

非常に質の高いものでありながら

その分難易度が高いという事が

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

 

 

④物理学から仮説を立てる

 

 

これも一見難しく聞こえますが、

そこまで構えなくても大丈夫です。

 

 

 

物理学といっても

難しい計算式など使うという事ではなく、

【物理的に考えてみて】

といった程度のものです。

(私も物理学が専門という訳ではないので)

 

 

 

 

例えば、

内倒してしまう原因は何か?

と考えた時に、

そもそもターン前半に

内側に傾こうとしたら

内側に倒れるのは

物理的に当然ですよね?

 

 

 

でもその当然を無視して

多くのスキーヤーが

深い内傾角を作ろうと

谷へ谷へ倒れようとします。

 

 

 

そして何よりも

谷へ傾くという指導が多くある事は

重々承知しています。

 

 

 

勿論内側に傾けと言われて

本当に深い内傾角がとれるのであれば

問題ありません。

 

 

 

しかし多くのスキーヤーが

イメージしている滑りとは違い

内倒してしまうというのが

現実です。

 

 

 

さて話を戻して

内側に傾こうとすると

内側に倒れるのは

物理的に当たり前ですが

内側に傾いた状態を

キープする事も可能ですよね?

 

 

 

例えばストックを

手のひらで上から抑えて

内側に傾かせようとしたら内倒、

つまり内側に倒れてしまうでしょうか?

 

 

 

倒れず傾いたままキープできますよね?

 

 

因みに

【倒れる】と【傾く】は

きちんと分けてくださいね!

 

 

内倒と内傾は似て非なるものですので。

 

 

 

一方雪に刺したストックを

横から押せば簡単に内側に倒れる

つまり内倒します。

 

 

 

この違いは何か?

 

 

 

当たり前ですが、

 

 

【上から抑えているかどうか?】

 

 

ですよね?

 

 

 

つまり

内倒しまう原因は

内側に傾く力しか意識せず

倒れないように抑える力を

考えていない

ところにあります。

 

 

 

外脚を突っ張るように外に押し出せば

当然スタンスは開くのに

外脚に力を加えようと意識して

密脚出来ないと悩む

 

 

などもそうですね。

 

 

 

この様に物理的に考えると

当然のことが

意外と気付かないケースは多いので

理系の方はぜひ物理的な観点からも

仮説を立ててみてください。

 

 

 

 

これでざっくりとですが

仮説を立てるアプローチ方法である

 

 

 

①視覚情報から仮説を立てる

 

②感覚から仮説を立てる

 

③解剖学から仮説を立てる

 

④物理学から仮説を立てる

 

 

 

をお伝えしました。

 

 

 

もしあなたが

自分の滑りの癖が何か

原因が分からず悩んでいる場合は、

 

 

・まず仮説をどこから立てているか?

 

・違うところからのアプローチで

 新たな気づきはないか?

 

 

という部分を見直してみてください!

 

未分類

スキースクールやキャンプで指導を受けても効果が出ない理由は?295

読了までの目安時間:約 9分

 


 

言わずとも

ご存知だと思いますが

スキーはシーズンスポーツであり

限られた期間しか出来ません。

 

 

 

そのせいか本当にシーズン期間は

あっという間に過ぎ去っていきます。

 

 

 

そのあっという間の貴重な時間だからこそ

なるべく効率よく

スキー上達に繋げたいのは

スキーヤーなら誰しも思いますよね!

 

 

 

その為に

スキースクールに入ったり

有名な選手や指導者が

行っているキャンプに参加

するわけです。

 

 

 

しかしサポートメンバーの方、

オンライン講座メンバーの方や

メルマガのご質問などから

良く感じるが

スキー上達に繋がらない

指導の共通点です。

 

 

 

 

基本的にスキー指導のみならず、

何かを人に伝える時に

必ずなければならないものが、

欠けているせいで

いくら指導を受けても

伸びない状態に陥ります。

 

 

 

 

その欠けているものとは…

 

 

 

 

 

 

共通認識

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

伝わる時の前提にある共通認識

 

例えばあなたが

車を運転していたとして

助手席の人から

 

 

「スピード出しすぎ!」

 

 

といわれたらどうしますか?

 

 

 

どうしますかも何も

とりあえずはスピードを緩めるはずです。

(無視してそのまま

突っ走る人もいるかもしれませんが)

 

 

 

この光景はごくありふれた

何の不思議もない事ですよね?

 

 

 

でもよく考えてみると

「スピードを出しすぎ」

と言っているだけで

「スピードを落としてください」

とは言っていませんよね?

 

 

 

さらに言ってしまえば

スピードの落とし方や、

なぜスピードを落として欲しいかも

言っていません。

 

 

 

もし正しく伝えるとしたら、

 

 

「こんなにスピードが出すぎていると、

 事故が起きそうで怖いと感じています」

 

「だからスピードを落として欲しいです。」

 

「そのためにはアクセルから足を離して

 ブレーキを踏む事で

 車のスピードを落としてください」

 

 

 

といった感じです。

 

 

もっと細かく言うなら

 

「ブレーキを踏む際は、

 一気に踏んでしまうと、

 車は止まりますが

 私たちは慣性の法則があり、

 前方に進み続ける力が働く為、

 シートベルトに締め付けられ…」

 

はい、

実際こんな人がいたら

なんだか面倒くさい人ですよね(笑)

 

 

 

ここまで言わなくても

 

 

「スピード出しすぎ!」

 

 

という現在の状況を伝えるだけで

上記の内容は伝わるわけです。

 

 

 

なぜ伝わるかわかりますか?

 

 

 

それは冒頭にも述べた

お互いの【共通認識】があるからです。

 

 

 

要は説明しなくても分かる

お互いにとって当たり前の話

という事です。

 

 

 

ではスキーの場合はどうでしょうか?

 

 

 

スキー指導に欠けている共通認識

 

 

例えばよくある

 

 

「外脚に乗れてない!」

 

 

という指導ワードが

よくあります。

 

 

 

あなたは

「外脚に乗れてない!」

と言われて

前回お伝えした車のシーンと

同じ解釈がきちんと出来ますか?

 

 

 

・自分がどういう動作をしているから

 外脚に乗れてないと言われたのか?

 

・外脚に乗れてないと何が起きるのか?

 

・具体的にどのような動作をすれば

 外脚に乗れるのか?

 

 

 

といった部分です。

 

 

 

この部分が分かっていれば

「外脚に乗れてない!」

という指導で十分です。

 

 

 

指導者側との共通認識が

きちんと取れているわけなので。

 

 

 

ただ『その部分を』を

習いに来ている状態だと

話は変わってきますよね。

 

 

 

先ほどお伝えした車の例で、

 

「スピードを落として欲しいから

 ブレーキを踏んで欲しい」

 

という内容をさらに細かく

 

 

「ブレーキを踏む際は、

 一気に踏んでしまうと、

 車は止まりますが

 私たちは慣性の法則があり、

 前方に進み続ける力が働く為、

 シートベルトに締め付けられ…」

 

 

なんて説明したら

なんだか面倒な人だと

伝えました。

 

 

 

でもスキー指導で、

 

「外脚の乗るためには

 まずは股関節がこの様に動かす必要があり

 そう動かす為にはこの様な感覚で…」

 

 

と細かく説明されたら

面倒な人でしょうか?

 

 

 

むしろそれを知りたかったんだよ!

と感じる方は多いはずです。

 

 

 

これぞ

共通認識があるかないかによって

感じ方が変わる部分です。

 

 

 

しかし指導者側の

技術レベルが高ければ高いほど

「外脚に乗れてない!」

全てか通じると思ってしまいます。

 

 

 

私たちが車にのって

「スピード出しすぎ!」

といって伝わる感覚と同じですね。

 

 

 

でも車を飛行機に置き換えると

恐ろしいと思います。

 

 

 

「高度落ちすぎ!」

 

 

 

と言われて、

「わかりました!」

とはならないのと同じです。

 

 

そもそもスロットルやら

フラップといった言葉さえ

知らない方がほとんどですよね。

 

(私は小さいころ

『パイロットになろう』

というゲームでお勉強?しました(笑))

 

 

 

話が反れましたが、

この様に共通認識がないのに

指導者側からしたら

当たり前の事だから

伝えてもらえないケースは

非常に多いです。

 

 

 

もしあなたが受講者側であれば

 

 

・いまどのような状態に

 自分はなっているのか?

 

・なぜそうなると良くないのか?

 

・具体的に身体のどのような動作をすれば

 指摘されていることが改善されるのか?

 

 

といった部分の共通認識を

指導者側ときちんと持てているか

確認して下さいね。

 

 

 

スキー技術 未分類

スキーで“板の走り”に繋がる【推進滑走】とは? 292

読了までの目安時間:約 10分

 


スキーの技術要素で

評価される項目の一つに

【板の走り】

があります。

 

 

 

あなたは

滑っている最中に

板を走らせる感覚があるでしょうか?

 

 

 

または

 

 

「もっと板の走りを出したいんだよなぁ。」

 

 

といった悩みを持っているかもしれません。

 

 

 

逆に

『板をたわませて走らせる』

なんて聞くと

少し高度に感じて

あまり自分には関係ないレベルの話かも・・・

と思うかもしれません。

 

 

 

 

確かにこの要素を求められるのは

アルペンですと

かなりの上級者であり、

基礎スキーで言うと

クラウン合格や

技術選に出場を目指している

といったレベルになります。

 

 

 

ただ実際は、

まだその技術レベルに達する前から

『板の走り』を生み出す

種となる動きを

身に着けておく事は重要です。

 

 

 

その種があると

のちのち板の走りを

意図的に引き出したいと

感じるレベルになった時に

とっても楽ですので

ぜひ理解だけでもしておいてくださいね!

 

 

 

板の走りとは何か?

 

 

さて板の走りというのは

具体的にはどのような

場面のどのような動きなのか?

 

 

 

簡単にいってしまえば

ターン後半から切り返して

次のターンの前半に

板がピュンッと

高速移動する事です。

 

 

 

 

トップ選手の多くは

板がピュンピュン左右に動いて

かっこいいですよね!

 

 

 

あれぞまさに

板が走っているというやつです!

 

 

 

クラウンレベルから

技術選出場を目指すレベルの人たちは

ひたすらどうすれば

板を走らせられるか?

という部分に取り組んでいるかと思います。

 

 

 

しかし実際には

板をどうすれば走るのか?

という具体的なプロセスは

あまりなく、

 

 

「板をたわませて走らせる」

 

 

といった分かりそうで

いまいち具体性のない

スキー界の王道ワードによって

指導が入ります。

 

 

 

「もっと板をたわませて走らせてきて!」

 

 

 

といわれて、

 

 

「はいわかりました!」

 

 

とピュンピュン板を

走らせることが出来る人は

多分そもそも出来る人ですよね(笑)

 

 

 

では具体的に

板の走りを引き出す為の方法について

入っていきますが、

まずは板の走りを引き出すためには

大きく3つの要素に分けて考える事が

重要です。

 

 

 

それが

 

 

 

 

①前のターン後半の要素

 

 

②切り替え時の要素

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

 

です。

 

 

 

この3要素をを

①②③と並べると

まさにS字ターンとなるのは

お分かりいただけるでしょうか?

 

 

 

S字ターンがいまいちわからない方は

古い動画ですが

こちらを参考にしてみてください。

 

 

 

 

この3要素を全部明確にお伝えすると

恐ろしい量になるので、

今回は実際板が走っている瞬間である

 

 

 

③次のターン前半の要素

 

 

についてです。

 

 

正に『ピュンッ』のところですね!

 

 

 

板の走りに重要なターン前半の動きとは?

 

 

 

せっかく

前のターン後半にしっかり荷重して

(①の要素)

正しい切り替え動作が出来ても

(②の要素)

この板の走る瞬間の動きが

間違ってしまうと

全てが水の泡です。

 

 

 

ではこの

板が走る瞬間である

③の要素で一番多いエラーはなにか?

 

 

 

それは・・・

 

 

 

推進滑走を忘れている

 

 

 

という事です。

 

 

 

あなたは推進滑走という言葉を

聞いたことがありますか?

 

 

また今言われて

どのような要素か

イメージできますか?

 

 

 

かなりレベルの高いスキーヤーでも

この推進滑走の動きが出来ずに

板の走りが表現できていないケースが

とても多いです。

 

 

 

推進滑走とは

簡単に言ってしまえば

ターン後半から切り替えた後に

前方に推進していく状態です。

 

 

 

まさに板が走りターン前半を

大きく見せる為には

必須なのですが、

意外とこの推進滑走を

意識して滑るスキーヤーは少ないです。

 

 

 

何故なら

 

 

 

ターン前半に

谷側ばかり気にしている

 

 

 

 

からです。

 

 

 

内側への意識が強いと言っても

いいかもしれません。

 

 

 

・ターンの内側に傾く為には?

 

・どうやって谷側に

 重心を落としていこうか?

 

 

 

といった様に

とにかくターンの内側、

谷側への意識が強いです。

 

 

 

そして本人だけでなく

スキー指導の大半も

谷側への意識ですよね。

 

 

 

簡単に言ってしまえば

 

 

 

『内側に傾け』

 

 

 

という類のものです。

 

 

 

勿論それが悪いわけではありません。

 

 

しかしその

大半が

 

 

・内倒

・シェーレン

・ターン前半の捉えが甘い

 

 

といったエラーが起きます。

 

 

 

しかしトップ選手の多くは

サラッとこの推進滑走の意識を

発信していたりします。

 

 

 

例えば

スキーグラフィックの特集でも

 

 

2018 11月号で

大場朱莉選手の

ロングターンについて特集がありました。

 

 

 

メインはしっかり外脚に乗る為には?

というものでしたが、

その中でサラッと

推進滑走に触れています。

 

 

 

また2019年2月号で

水落選手の特集でも

切り替え時の

推進滑走のイメージが載っています。

 

 

 

このようにちらほら

推進滑走の感覚は出ているんです。

 

 

 

他の言い方をすれば

 

 

・板についていく

・板に乗りこんでいく

 

 

という感じでしょうか。

 

 

 

この内容を聞いても

特に違和感はないと思いますが

それでもやはりターン前半は

前方への推進滑走より

谷方向への意識が強いです。

 

 

 

なぜ板の走りに繋がる

重要な要素であり、

トップ選手達も

声をそろえて大事と言っている

推進滑走が一般的に普及しないのか?

 

 

 

その理由は次回の記事で

お伝えしていきます!

 

未分類

【理論的】なスキー上達指導のメリット、デメリット  283

読了までの目安時間:約 13分

 


あなたはスキーの指導を受けたり、

上達方法を考える時

 

 

 

 

【感覚的】なものと

【理論的】なもの

どちらが分かりやすいでしょうか?

 

 

 

 

当然ですが

どちらにもメリットとデメリットがある為

一概にどちらがいいとは言えません。

 

 

 

 

前回の記事では
感覚的な指導の

メリット・デメリットを

お伝えしました。

 

 

 

まだ読まれていない方はこちらから

【感覚的】なスキー上達指導のメリット、デメリット 282

 

 

 

 

もちろん一流同士での
会話の中では、感覚的な表現だけでも
成立するかもしれません。

 

 

しかし感覚は人によって違いますし、
何より一流選手の感覚は
一般的なスキーヤーは
共有できません。

 

 

そこで必要となってくるのが
理論的な指導です。

 

理論的な指導のメリット、デメリット

 

 

 

理論的な指導のメリット

 

 

 

理論的な指導の
特徴の一つが

 

 

 

【具体的】

 

 

 

という部分です。

 

 

 

例えば

 

 

「外脚にグッと乗って」

 

と指導されても
いまいち何をしていいか
分らない人でも

 

「外脚は、股関節と膝を
 これくらいの角度に曲げて滑ってください。
 

 

 その際足を伸ばすとこの角度が崩れるので
 気を付けてくださいね。」

 

 

と言われたら
誰しもイメージが
できるのではないでしょうか?

 

 

 

 

人によって
股関節がどこにあるか
違うわけでもなければ
角度の基準が違うわけでもありません

 

 

 

このような万人に共通する
絶対的な尺度で伝える事は
人によって伝わり方が変わる事が
少なくなります。

 

 

さらに理論的というのは
ただ具体的に伝える事だけではなく

 

 

なぜその動作をするのか?

 

 

という理由も伝えるのがポイントです。

 

 

例えば

 

 

「外脚に乗る為に
 股関節と膝をこれぐらい曲げる理由は
 一番筋力が出る角度だからです。

 それ以上曲げてしまうと
 脚の筋力が発揮しづらく、
 負荷に耐えられません。」

 

 

と先ほど指導に理由が加わると
相手に対して、
動きの具体的なイメージだけでなく
もう一つ重要なものが生まれます。

 

 

それが

 

 

 

【納得】

 

 

 

です。

 

 

人はなるべく行動に対する
理由が欲しい生き物です。

 

 

その理由が明確になると
納得をして、
ただ指示されるよりも
その行動を行いやすくなります。

 

 

 

やる事の意味が分からなければ
動けないタイプの人は
この部分はとても重要です。

 

 

因みにこの

理由の部分がないと
具体的な指導ではあっても
理論的な指導ではない事があるので
気をつけたいところです。

 

 

一見すると
この理論的な指導の方が
具体的で理由も明確な為
迷うことなく、
上達出来そうな気がします。

 

 

 

しかし当然お伝えしている通り
デメリットもあるわけです。

 

 

 

 

 

 

理論的な指導のデメリット

 

 

 

 

まず理論的な指導で
もっとも難しいのが

 

 

情報が
細分化、分割、詳細化
に進んでいく

 

 

という部分です。

 

 

一般的には、
細かい部分まで
指導をしてもらった方が
上達しやすそうなイメージがあります。

 

 

しかし実際は
細かすぎると
意識しなければいけない事が
増えてしまい、
かえって思う様に
動けなくなるケースが多いです。

 

 

 

例えば外脚に乗るという
動作一つをとっても

 

 

ターンのどのタイミングの話か?
どこの関節の話か?
動かす方向はどちらか?
その角度、スピードは?
そうしなければならない理由は?

 

 

といった部分を
細分化していくと、

 

 

・じゃあ他のタイミングでは?
・他の関節は?

 

 

と情報が増えていくので
全てを意識するのは
どんどん難しくなってきます。

 

 

そうなると
頭がパンクして

 

 

 

 

「そんなに全部できない!!!」


となりますよね。

 

 

 

 

スキーに限ったことではないですが
スポーツは色々な動きを
同時かつ連続的に行います。

 

 

要は

 

 

『点ではなく線であり
 その線が複数ある事で絵になる』

 

 

といった感じです。

 

 

しかし具体的にすればするほど
点に近づいていくため
描きたい絵(イメージした滑り)が
見えなくなっていきます。

 

 

次のデメリットは

 

 

 

 

 

 

応用が効かなくなるリスク

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

 

先ほどの外脚に乗るという例にもあった様に

 

 

このタイミングでは
この関節は
この方向に
これ位の角度で

 

 

といった具体的な指示は
明確でイメージしやすいです。

 

 

しかしその一方で
斜度、雪質、板の性能、
描きたいターン孤などなど
目まぐるしく変わる条件の中で
これが正解だと思い込み
常に同じ動きをしてしまいます。

 

 

よくバッジ検定で

 

 

「雪質に合った滑りをしてください」

 

 

という言葉を聞きます。

 

 

 

 

理論的でこれが正解なんだと
思い込んでいるスキーヤーの方ほど、
この雪質に合わせた滑りというのが
苦手な傾向にあります。

 

 

 

厳密に言えば
全く同じ動きをする
ターンは一つしてありません。

 

 

 

 

同じ動きをしている様に見せる為に
微妙に違う動きをしている

 

 

 

というのが真意です。

 

 

そして最後に厄介なのが
理由を求めていないケースがある
という事です。

 

 

 

受講者によって
求めていることは違います。

 

 

指導者が理論を伝えようと
一生懸命頑張っても
当の本人は

 

 

「そんな難しい事いいから
 とりあえずやり方だけ教えてよ!」

 

 

と思っている可能性もあるという事です。

 

 

その場合理論的な指導をすればするほど
まどろっこしいなと感じてしまいます。

 

 

この様に
理論的な指導にも
様々なデメリットがあります。

 

 

 

特に、理論的な指導を受けているのに
スキーが上手くならないケースの多くは
ある一つの部分だけ注目してしまい
全体が見えてないケースです。

 

 

 

理論的には合っているけど
そこだけでは
滑りは変わらないという事ですね。

 

 

 

では感覚と理論、
一体どちらの指導(情報)を
受ければスキーが上達するのか?

 

 

 

 

 

次回の記事は

その部分に触れていきたいと思います。

 

スキー技術 未分類

【感覚的】なスキー上達指導のメリット、デメリット 282

読了までの目安時間:約 12分

 


スキー上達を考える時に
感覚派か理論派かに分かれると
よく言われています。

 

 

 

 

あなたは
感覚派と理論派どちらでしょうか?

 

 

 

自分で分からなくても
どんな指導が好きかで
分ってきます。

 

 

 

「外脚にしっかり乗る為には、
板の上に真っ直ぐ立つポジションで
ガッという感じではなく
グッという感じで乗ってきてください」

 

 

 

といった様な感覚を言われた方が
分かりやすいのか?

 

 

 

「足首、膝、股関節が
均等な角度を保ちながら
股関節から角付けをして、
さらに足裏の荷重点は
脛骨の下を意識しながら・・・」

 

 

 

といった感じの方が
分かりやすいのか?

 

 

 

今回の例は
感覚的な内容と
理論的な内容の
かなり極端なものですが、
どちらがいいかは
何となく好みがわかれるはずです。

 

 

 

ただ厄介なことに

 

 

 

「どちらか自分に合うで
 指導を受ければ
 スキーが上達するか?」

 

 

 

と聞かれたら
そうではない事は
すでにお気づきだと思います。

 

 

 

なぜなら
感覚的な指導にも
理論的な指導にも
メリット、デメリットが
あるからです!

 

 

 

まずは
感覚的な指導のメリット
デメリットについてお伝えします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感覚的な指導のメリット、デメリット

 

 

 

感覚的な指導のメリット

 

 

 

 

感覚的な指導における
一番のメリットは

 

 

 

情報が
集約化、統合化、簡略化
されている

 

 

 

という事です。

 

 

 

例えば『外脚に乗る』
という動作に対して

 

 

 

・股関節の角度はこれぐらい
・膝の角度はこれぐらい
・足首の角度はこれぐらい
・右手の位置はここ
・左手の位置はここ
・上体の丸みはこれぐらい
・目線の向きは
・・・・
・・・・

 

 

 

 

具体的な指摘をしていくと
キリがないですよね。

 

 

 

そこにさらに
どのタイミングで?
そう指摘する根拠は?

 

 

 

と理論の追及に入っていくと
それこそ無限に細分化できます。

 

 

 

それを感覚の指導は
たった一言

 

 

 

『グッと乗ってきて』

 

 

 

という言葉に
情報が詰め込まれています。

 

 

 

 

簡単な言葉の裏には
驚くほどの情報量が
あるという事です。

 

 

 

 

 

 

 

理論的な指導ばかりですと
意識しすぎる事が多すぎて
動きがちぐはぐになり、
言われていることを行っているのに
現実のパフォーマンスには
全く繋がらないケースが多いです。

 

 

 

 

特にジュニア選手の場合は
大人の指導者とは語彙力も違う為、

 

 

 

 

「グッと乗ってきて」
「スッと動いて」
「ガッだと強すぎるよ」

 

 

 

 

 

といった感覚的な指導の方が
合うケースが大半です。

 

 

 

 

もちろん大人の方でも
理論であれこれ悩んでいる時に
いったん頭をリセットして、
シンプルに感覚で動くと
上手くケースも多いので
ぜひ試してみてくださいね。

 

 

 

 

ただ当然のことながら
感覚的な指導のデメリットも
多くあります。

 

 

 

 

 

 

 

感覚的な指導のデメリット

 

 

 

 

先ほど感覚的な指導には

少ない語彙の中に

大量の情報があるという事を

お伝えしました。

 

 

 

 

 

 

 

感覚的な指導で有名なのは
元読売ジャイアンツ監督の
ミスタープロ野球こと
長嶋茂雄さんですね。

 

 

 

 

「球がこうスッと来るだろ」
「そこをグゥーッと構えて腰をガッとする」
「あとはバッといってガーンと打つんだ」

 

 

 

 

「ボールがキューッとくるだろ」
「そしてググッとなったら
 ウンッっと溜めてパッ」 

 

 

 

 

「ピシっとして、パーンと打つ」 

 

 

 

 

といったように
感覚指導の代表的な物です。

 

 

 

 

この指導の裏には

 

 

 

 

股関節はこうで
骨盤はこうで
その際足裏の位置はここで
タイミングは
・・・・

 

 

 

 

といった
大量の情報があるわけです。

 

 

 

 

特に一流選手になればなるほど
一瞬でたくさんの動きをしている為
感覚的に動かなければ
処理できません。

 

 

 

 

ただこれで伝わればいいのですが
殆どの方は
頭の上に『?』が浮かんでしまいますよね。

 

 

 

 

その理由は

 

 

 

 

感覚は絶対的な基準がなく
人によって異なる

 

 

 

 

からです。

 

 

 

 

これこそ
感覚的な指導の
一番のデメリットとも言えます。

 

 

 

 

先ほどお伝えした通り
感覚は人によって様々です。

 

 

 

 

ですからある程度
同じ感覚を共有していないと
同じ指導内容でも
全く違う事を行ってしまいます。

 

 

 

 

 

例えば
『外脚にグッと乗る』
という指導でも
人によって

 

 

 

 

・地面を押す感じ
・足を伸ばす感じ
・足を曲げる感じ
・太ももに力が入る感じ
・お尻に乗る感じ
・お腹に力は入る感じ
・・・
・・・

 

 

 

 

 

と大きく異なります。

 

 

 

 

 

冒頭でお伝えした通り
一流選手になるほど
様々な動きを無意識的に行っている為
感覚が強くなります。

 

 

 

 

 

しかし一般スキーヤーにとっては
そもそもの土台が違う為
いくら感覚的に指導されても
共有ができません!

 

 

 

 

・外脚に乗る
・板の真上にたつ
・ターン前半から捉える
・トップで捕まえる
・板をたわませる
・板を立てに踏む
・板を走らせる
・落下を利用する
・・・
・・・
・・・

 

 

 

 

などなど
指導でよく聞くワードの大半は
感覚的な物が強く
何となくイメージはできるものの
具体的に何を行っていいのか
分かりません。

 

 

 

 

感覚的な指導が苦手な人の多くは
このデメリットに
はまっているからです。

 

 

 

 

 

この様な場合は、
感覚的な部分を
もう少し具体的に
どうすればいいのか分かる
理論的な指導が必要です。

 

 

 

 

 

それでは次回の記事で
理論的な指導のメリットを
お伝えしていきますね!

 

 

 

スキー技術 未分類

あなたのスキー上達に必要な指導は【コーチング】?【ティーチング】? 281

読了までの目安時間:約 17分

 


前回の記事で

コーチングとティーチングとは何か?

またそれぞれのメリット、デメリットを

ご紹介しました。

 

 

まだ読んでいない方はこちらから

スキー上達を左右する!スキー教師とスキーコーチ、あなたはどちらに教わる? 280

 

 

 

簡単にまとめると

 

 

【ティーチング】

 

〇メリット

・集団指導ができる

・やり方を統一化できる

・正解を素早く伝えられる

 

●デメリット

・指導者の知識や経験に正解が委ねられる

・相手の個性は活かされない

・個人に合わないと成長ができない

・自主性がはぐくまれない

 

 

 

【コーチング】

 

〇メリット

 

・相手の個性に合わせられる

・自ら考える能力や理解力が上がる

・その後の応用性が効く

 

●デメリット

・集団指導が難しい

・ある程度時間がかかる

・受講者側にもある程度知識や経験が必要

 

 

といったところです。

 

 

 

読んでいただいた通り

コーチングとティーチングでは

指導内容が大きく異なります。

 

 

 

では、あなたがスキー上達する為に

必要なのは

コーチングとティーチング

どちらでしょうか?

 

 

 

そう言われても

どちらにもメリット、デメリットがある為

迷ってしまいますよね。

 

 

 

そこで今回は

いま自分に必要なのが

コーチングかティーチングか

分かるようになる

判断基準をお伝えします。

 

 

 

どちらが必要か見極める2つのポイント

 

滑りの悩みを改善するには

コーチングとティーチング

どちらが今必要なのか?

 

 

それを考えるために重要なポイントが

2つあります。

 

 

それが

 

 

 

 

【1】課題の難易度

 

【2】課題に対する受講者のレベル

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

【1】課題の難易度

説明しなくても分かるかと思いますが

取り組む課題がどれぐらい難しいか?

という事です。

 

 

 

ボーゲンからパラレルになるのと

ズラシからキレのあるカービングターンが

出来るようになるのとでは

課題の難易度は違いますよね?

 

 

 

 

もちろん初めてスキーをした人にとっては

ボーゲンすら難しいので、

ボーゲンからパラレルなんて

恐ろしく難しい課題となります。

 

 

 

 

この様に

指導者からみて受講者に対してどうか?

あなたがにとってどうか?

によって、

難易度の定義はある程度変わるのが

難しいところです。

 

 

 

 

 

【2】課題に対する受講者のレベル

簡単にいってしまえば、

受講者のスキーの上手さや知識、経験です。

 

 

 

ここでポイントとなるのが

先ほど同様に絶対的な基準というよりは

『課題に対する』という部分です。

 

 

 

おなじスキー検定1級の人でも

課題が

 

 

・急斜面をとりあえず小回りで滑る

 

・急斜面をズレとキレを使った、

 ターン孤がきれいな小回りで滑る

 

 

のでは、

受講者レベルの判断が変わります。

 

 

 

 

急斜面をとりあえず小回りで

滑る事が課題なら

その課題に対しての

スキー検定1級の受講者レベルは

高いとなります。

 

 

しかし技術選の様な

急斜面をズレとキレと駆使した

ターン孤を描く小回りが課題ですと

受講者レベルは低いとなるわけです。

 

 

さて

 

 

【1】課題の難易度

【2】課題に対する受講者のレベル

 

 

 

に分けると

コーチングとティーチング

どちらが必要が見えてきます。

 

 

 

 

 

<1>難易度 高  受講者レベル 高

→コーチング

 

 

<2>難易度 高  受講者レベル 低

→ティーチング

 

 

<3>難易度 低  受講者レベル 高

→自力で解決

 

 

<4>難易度 低  受講者レベル 低

→コーチングとティーチングのミックス

 

 

 

 

といったイメージです。

 

 

 

 

 

指導者側と受講者側、どちらの目線で考えるか?

 

これまでにお伝えした通り

 

 

【1】課題の難易度

【2】課題に対する受講者のレベル

 

 

の組み合わせによって

コーチングとティーチング

どちらが必要なのかが見えてきます。

 

 

 

ただ、

 

 

【1】課題の難易度

【2】課題に対する受講者のレベル

 

 

の定義は

 

 

『指導者、受講者、

どちらからの目線なのか?』

 

 

また

 

 

『指導者と受講者が

 どのように感じているのか?』

 

 

によって変わります。

 

 

たとえば

パラレルで滑れるようになった

レベルの人に対して

【パラレルで小回りをする】

という課題を例に考えていきましょう。

 

 

 

指導者側目線

 

 

まずは指導者側目線で考えていきます。

 

 

 

指導者が、

 

 

パラレルをキープしながら

そこからターン孤を短くしていくことは

パラレルで滑れるように

なったばかりの人にとっては難しいな。

(難易度:高)

 

でもきっとパラレルで

あれだけ滑れる様になってきているのだから

出来るだろう!

(受講者レベル:高)

 

 

と感じた場合は

 

 

<1>難易度 高  受講者レベル 高

→コーチング

 

 

となります。

 

 

 

次に

パラレルをキープしながら

そこからターン孤を短くしていくことは

パラレルで滑れるように

なったばかりの人にとっては難しいな。

(難易度:高)

 

 

きっとパラレルでやっと

滑れるくらいのレベルなんだから

細かく伝えないと難しそうだな。

(受講者レベル:低)

 

 

と感じれば

 

 

 

<2>難易度 高  受講者レベル 低

→ティーチング

 

 

という選択になります。

 

 

 

次に

パラレルができれば

あとはターン孤を

調整してくればいいだけだから

小回りしてくるのは

問題ないだろう

(難易度:低)

 

しかも

どんな時でもきちんと

パラレルで滑れているし!

(受講者レベル:高)

 

 

と感じると

 

 

<3>難易度 低  受講者レベル 高

→自力で解決してもらう

 

 

となります。

 

 

 

最後に

パラレルができれば

あとはターン孤を

調整してくればいいだけだから

簡単だな

(難易度:低)

 

 

でも

パラレルで滑りだした

ばかりだから、

自分で滑っているだけでは

すぐに出来るようにならないだろう

(受講者レベル:低)

 

 

となると

 

 

<4>難易度 低  受講者レベル 低

→コーチングとティーチングのミックス

 

 

となるわけです。

 

 

 

 

この様に本来は

ティーチングとコーチングの使い分けは

指導者側が行う事なので

基本は指導者目線で

受講者にとって

最も良いものを選択するのが普通です。

 

 

 

しかし、

まわりにそのような使い分けを

考えてくれる指導者がいない

またはそういった指導を

受けられる環境にない

 

 

 

というのであれば

受講者側の方で

自分に必要な事を行ってくれる人を選択

していかなければなりません。

 

 

 

 

受講者側目線

 

先ほどと同様に

パラレルで滑れるようになった

レベルの人に対して

【パラレルで小回りをする】

という課題を例に考えていきましょう。

 

 

 

受講者(あなた)が

 

 

 

パラレルをキープしながら

そこからターン孤を細かくしていくのは

難しそうだな

(難易度:高)

 

でもきっとパラレルで

滑れる様になってきたから

少し練習すれば出来るだろう!

 

(受講者レベル:高)

 

 

と感じた場合は

 

 

<1>難易度 高  受講者レベル 高

→コーチングしてもらう

 

 

となります。

 

 

この場合はある程度、

目標を達成する手段が見えてきているので

(合っているかどうかは別として)

自分で考えていることが

正しい方向に導かれるような指導、

コーチングが必要です。

 

 

ここでティーチングが入り、

それが自分に合っていない時には

上達の妨げになります。

 

 

 

 

次に

パラレルをキープしながら

そこからターン孤を細かくしていくのは

難しそうだな

(難易度:高)

 

 

きっとパラレルでやっと

滑れるくらいのレベルなんだから

まだまだ自分には無理そうだ・・・

(受講者レベル:低)

 

 

と感じれば

 

 

 

<2>難易度 高  受講者レベル 低

→ティーチングしてもらう

 

 

 

という選択になります。

 

 

 

ここでコーチングの様に

自ら答えを導く様なアドバイスがはいっても、

 

 

 

「いやいや何をやっていいのか

さっぱりです・・・」

 

「ちゃんと教えてもらっていいですか?」

 

 

となるわけです。

 

 

 

次に

パラレルができたんだから

あとはターン孤を

調整してくれば

小回りできるだろう

(難易度:低)

 

しかも

どんな時でもパラレルで

滑れるようになってきたからな!

(受講者レベル:高)

 

 

と感じると

 

 

<3>難易度 低  受講者レベル 高

→自力で解決する

 

 

となります。

 

 

 

最後に、

 

パラレルができたんだから

あとはターン孤を

調整してくれば

小回りもきっとできるだろう

(難易度:低)

 

 

 

でも

いまはまだ

パラレルで滑りだしたばかりだから、

自分で滑っているだけでは

すぐに出来るようにならないかも

(受講者レベル:低)

 

 

となると

 

 

<4>難易度 低  受講者レベル 低

→コーチングとティーチングのミックス

 

 

 

が必要となります。

 

 

ある程度方法を教えてもらいつつも

わかってきたら

コーチングに切りかえてもらうイメージです。

 

 

 

さてあなたの

今最も克服したい課題にとって

必要なものはどれでしたでしょうか?

 

 

この4つのカテゴリー

あくまでも基準であり、

本来はもっと細かく入り混じってきます。

 

 

また主観的な要素も強いため

正確に把握するのは

難しいかもしれません。

 

 

ただティーチングとコーチングの

違いを知る事で

いまおかれている環境がわかります。

 

 

そしてその環境でも

なかなか滑りが変わらないのならば

あなたに必要な指導は

別の方式にあるという事です。

 

 

そして滑りが変わらないスキーヤーの多くは

その状態に陥っています。

 

 

 

ですからあなたのスキー上達にとって

最も必要な指導が受けられているか?

これを機会に考えてみてくださいね!

 

 

渡辺

 

未分類

効率的にスキーが上達するには『わかる』を理解する  277

読了までの目安時間:約 8分

 


日常生活では勿論のこと
スキーにおいて
何か今まで悩んでいた課題が解決した時や
新しい技術に対して何をすればいいのか
方向性が見えたときなどに

『わかる』という表現を使うと思います。

あなたも普段から
何気なくこの『わかる』という言葉を
使っていますよね。

ただ実際に『わかる』といっても
その種類や段階など様々な
『わかる』
実はこのがあることに
お気づきでしょうか?

さらにはその『わかる』という事を
きちんと理解することが、
スキー上達にも密接にかかわってきます。

なぜこの『わかる』を
ひも解くことが
スキー上達に繋がるのか?

その真意をお伝えしていく前に
まずは『わかる』の種類や段階について
今回は説明していきたいと思います。

 

『わかる』には種類がある

一言で『わかる』と言っても
『わかる』という言葉は
『分かる』『解る』『判る』と
表記が違うケースがあります。

『解る』は理解、解答、了解などに
使われますが、
物事の内容や理論がはっきりする事です。
(意味がわかる、英語がわかる)

一方『判る』は、判断、判決、判明
という様に事実がはっきりする
(身元がわかる、所有者がわかる)
という時に用いります。

例えば『答えがわかる』も
筋道を立てて考えて
その結果わかった場合は
『解る』ですが
事実がわかっただけでしたら
『判る』という事です。

余談ですが私の父親は
理系の高校教師だったのですが、
高校生時代に数学の問題を質問する度、
いちいちなぜこの公式が導き出されて、
どうしてその公式を用いるのかまで
説明されて面倒くさかったのを
覚えています(笑)

私としてはその問いに用いる公式や
その結果の答えが『判る』で良いのに
(それでテストは点が取れるので)
父親としては『解る』を求めていた
という事ですね。

その当時は面倒だと思っていましたが
今となっては『判る』よりも
『解る』事の方が面白いと感じています。

話をもどしますが
一般的には別にここまで『わかる』を
区別しなくても、
どちらも『分かる』と表記すれば
問題ありません。

ですから
あまり気にする必要はないのですが、
指導者側に立つならば
受講生がどちらの『わかる』を求めているかは
意識した方が良いですね。

『判って』から『解る』人もいれば
『解る』から『判る』に繋げる人もいます。

実は今後の社会はAIの進化によって
この『判る』と『解る』の求められ方や
優先度が大きく変わってきそうなのですが
どんどん話が反れて長くなりそうなので
とりあえず今回はやめておきます。

 

 

スキー上達には『わかる』の段階を意識する

 

さて『わかる』の種類について
お伝えしてきました。

 

トップ選手の滑りを見て
しっかり外脚に乗っているのが
『判る』のと『解る』では
違うという事ですね。

ただそこら辺の細かい使い分けよりも
段階の方が重要だと感じており
今回はその部分についてお伝えします。

あなたは『わかった』という言葉を
どういった時に使うでしょうか?

「どういった時も何も、
 なにかわかった時でしょ!」

と思うかもしれません。

ただ実を言うとこの『わかる』は
様々な段階でも
同じように用いられています、

例えば、私が

 

「スキーを上達には股関節が重要です!
 その理由は・・・」

 

と説明していくとします。

するとだいたい以下の様な流れで
『わかる』の段階が変わっていきます。

 

1.なるほどとうなずいて聞いている

 

2.「わかりました!」とこちらに伝える

 

 

3.こちらの言った内容を繰り返せる

 

 

4.こちらの意図を
 違う言葉(自分なりの感覚、例え)で

 表現できる

 

5.こちらの意図が実際に行動で出来る

 

 

6.その行動が習慣化される

 

多くの場合『1.のうなずいている段階』
わかる、もしくは相手がわかったと
思いがちです。

しかし本当の意味での『わかる』は
『6.習慣化』されてこそです。

今回例に出した
股関節の重要性ですと、
だいたい最初の説明で
『1.うなずく』から
『2.わかったと伝える』
まではいきます。

そして

「なるほど股関節が使えないと
 滑る時にこういった
 デメリットがあるんですね」

『3.繰り返して言える』まで
いけると最初の段階では
かなり進んでいます。

その後理解が進むと

「この股関節の動きって
 トップ選手が言っている
 あの事ですよね?」

「つまりこういう事が
 股関節を使うってことですよね?」

『4.自分なりの言葉や感覚、例えで表現できる』
段階に進みます。

そしてトレーニングしていく事で
『5.実際に行っている内容ができる』
となり、
最終的には何も意識なくても
股関節が使える状態
『6.習慣化』
となりこれで本当の意味での
『わかった』となるわけです。

もちろんジュニアの選手や
感覚的なタイプの方は
何だかよく分からないけど
股関節は使えるという
いきなり5、6になるケースもあります。

もちろん自分自身が上達するだけなら
それでOKなのですが、
指導やアドバイスする側にまわった時に
上手く相手に伝えられなかったり、
(名選手、名コーチにあらずという事ですね。)
スランプに陥った時に
戻せなくなるなどの弊害はあります。

先日メルマガでお伝えした
元アルペン選手星瑞枝さんの話もそうですが
どんなスポーツでも
トップ選手がよく

 

『いままでは感覚でやってきたけど
 体や技術の仕組みがわかったことで
 よりパフォーマンスがあがった』

 

というのはまさに
5、6段階から戻る事によって
『わかる』の質が高まったという事ですね。

まずはこのような『わかる』の段階を
しっかり理解しておいてください。

 

 

未分類

スキーで後傾ポジションになる原因は、骨盤?お尻?上体?スネ?269

読了までの目安時間:約 12分

 


スキー上達において

後傾がなかなか直らず悩んでいる

スキーヤーは大勢います。

 

 

前回の記事で

後傾を意識しても直らない理由は

大きく分けて2つあると

お伝えしました。

 

 

それが

 

 

 

①【本当にその部分が原因で後傾になっているのか?】

 

 

②【正しい改善方法を行っているのか?】

 

 

です。

 

 

意識している部分が原因でなければ

いくら意識しても

直らないのは当然ですし、

原因が合っていても

改善方法が間違っていても

なおりません。

 

 

詳しくはこちらの記事で

【スキーの後傾ポジションは意識しても直らない2つの理由とは?268】

https://skiers-lab.com/%E8%BA%AB%E4%BD%93%E8%AB%96%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%82%AB%E3%83%AB%E9%96%A2%E4%BF%82/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%BE%8C%E5%82%BE%E3%83%9D%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AF%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%97%E3%81%A6%E3%82%82%E7%9B%B4%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%EF%BC%92.html

 

 

 

順序としては

まずなぜ後傾になってしまうのか

きちんと原因を追究することが重要です。

 

 

その為にも

雪上でいつも注意されていることが

本当にあなたの後傾の原因なのかを

まずは確認してみてください。

 

 

前回は本当に

骨盤後傾=ポジション後傾なのか?

についてお伝えしました。

 

 

今回は続きの

 

・お尻が落ちる=ポジションは後ろなのか?

・上体が起きる=ポジションが後ろなのか?

・スネが起きる=ポジションが後ろなのか?

 

についてです。

 

 

 

お尻が落ちる=ポジションは後ろなのか?

 

何度もお伝えしておりますが

私も学生自体この

『お尻が落ちている』

にずっと悩まされていました。

 

 

滑り出すときは

お尻を高くするのですが

いつの間にか

お尻が低くなっている経験が

あなたにもないでしょうか?

 

 

確かにお尻が落ちていると

後ろ側に引っ張られるので

お尻が落ちている=後傾ポジション

と考えても間違いではないように思えます。

 

 

椅子に座る時や

前回例でしだした

後転の際もお尻が落ちる事で

ポジションが後ろに行きますよね。

 

 

ここまでは何も問題がない様に思えます。

 

 

しかし私はこのお尻が落ちるに対して

ずっと気になっていたことがあります。

 

 

それが

 

 

トップ選手も

お尻が落ちるシーンが

多くないか?

 

 

 

という部分です。

 

 

引用:https://www.si.com/more-sports/2013/11/17/marcel-hirscher-world-cup

 

見てもらうとわかる通り

殆どの方がこの画像をみて

お尻が高いとは思わないはずです。

 

 

もちろんこの様な事をいうと、

 

・たまたまそのターンだけ

・アルペンは攻める分

 ミスターンが多いから

・そんな一部分だけを切り取っても

・これでもポジションは前

 

という意見も出てくるかと思います。

 

 

ただアルペンスキーだけでなく

基礎スキーにおいても

ややお尻を落とした

低い姿勢で滑っている場合が多いですし、

「もう少し低いフォームで!」と

指導を受けた経験がある方も

沢山います。

 

 

しかし実際はお尻が低い位置でも

トップ選手達は

問題なく滑ってきますし、

ポジションが後ろになっているようには

見えませんよね?

 

(もちろんミスしてお尻が落ちて

 後傾ポジションなっていることも

 ありますが)

 

 

このことから

お尻が落ちる=後傾ポジションは

絶対ではないのでは?

という事が考えられます。

 

 

 

そうなると

お尻が落ちていても

お尻が落ちていなくても

ポジションの前後は可能になりますので

 

 

お尻が落ちる事が

後傾ポジションの

直接的な原因ではない

可能性がある!

 

 

という事です。

 

 

 

いくらお尻を意識しても

後傾ポジションが変わらない場合は

もしかしたらこのケースに

当てはまっているかもしれません。

 

 

 

上体が起きる=ポジションが後ろなのか?

 

 

後傾ポジションで

注意されるポイントとして

 

 

『上体が起きている』

 

 

というものがあります。

 

 

確かに基本ポジションから

上体をそらすようにすると

ポジションが後ろに行くのが分かります。

 

 

いわゆるバク転と呼ばれる

後方転回も思いきり

上体をそらして行うので

上体が起きる=後傾ポジションで

問題がない様に思えます。

 

 

この様に上体が起きると

注意された場合

まず意識するのは

上体を前方に傾けることですよね?

 

 

 

しかし実際上体を前方に傾けると

(いわゆる上体をかぶせる)

今度はその分お尻が後ろに下がってくる

というエラーが出てきます。

 

 

 

 

こうなると

上体が起きても後傾

上体を前にしても後傾

という迷路に迷い込み

 

 

いくら上体を意識しても

後傾が直らない

 

 

という状況に陥ります。

 

 

この場合、上体とは別の原因を

考える必要が出てくるというわけです。

 

 

 

スネが起きる=ポジションが後ろなのか?

 

スネが起きる

もしくは足首が緩む

といった表現をしますが

これも後傾の原因と

されている部分です。

 

 

たしかに足首の角度が広がり

スネが後ろに倒れる事で

ポジションが後ろになっていきますよね?

 

 

ですからよく雪上においても

 

 

「スネをブーツから離すな」

「ブーツのタング(ベロ)を押して」

「足首の緊張感を逃さないで

 (足首の角度を広げないで)」

 

 

という指導が入るわけです。

 

 

 

とうとうこれこそが

真の後傾ポジションの原因か!!

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

でもよく考えてみると

スネ、足首周りの事って

数多くのスキーヤーが

言われてきたことであり

そこを意識して直るのであれば

ここまで後傾に悩むスキーヤーは

多くないはずです。

 

 

では実際にブーツを履いて

スネ前方に傾けてみて下さい。

 

 

確か足首が曲がり

ブーツのタングを

押せているかと思います。

 

 

しかし実際

スネをブーツのタングに

押し付けると、

ブーツの反発で

押し返されてしまいませんか?

 

 

また、スネを前方に

押し付けようとすればするほど

どんどん膝が曲がり

お尻が落ちていきませんか?

 

 

この様に

 

 

スネの角度を

前方に意識しても

後傾になるケースもある!

 

 

という事です。

 

 

 

因みにそんなことにはなりません

と感じても、

実際滑り出すとすぐに

スネが起きてしまう場合は

上記の状態になっている可能性が

非常に高いです。

 

 

あなたは一つだけあるのに気づきましたか?

 

 

さて一般的に

後傾ポジションの原因とされる

 

・骨盤後傾

・お尻が落ちる

・上体が起きる

・スネが起きる

 

といった部分は

意識しても

ポジションは前にも後ろにもなる

という事をお伝えしてきました。

 

 

 

今までは

○○になっているから

後傾になると思っていたものでも

意外とそうではないのかも?

 

 

といった気づきがあることが

まずは重要です。

 

 

ただこれまの話をきいても

結局何が原因なのかが

分からないかと思います。

 

 

たしかに

何をやっても後傾になってしまうのでは

お手上げ状態です。

 

 

しかし今回紹介した

身体の部分で一つだけ

仲間外れがいるのに気づいたでしょうか?

 

 

 

ポジションが前になるときには

絶対にその部分が前傾にならなければ

無理ですし、

逆にポジションが後ろになる時は

絶対にその部分が後傾にならなければ

無理な部分です!

 

 

 

ピンと来ているかもしれませんが

その部分はまた別の機会に

お伝えしてきますね!

 

 

 

 

 

スキー技術 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキーで『後傾』ポジション改善する為に まずやるべき事は?267

読了までの目安時間:約 14分

 


スキーが上達しないといっても

その悩みは人それぞれ違いますが

今回はその中でも特に悩んでいる方の多い

 

 

 

『後傾』

 

 

 

についてお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

はじめに、もしもあなたが

スキーを初めてまもない

初心者の人から

 

 

 

『後傾ってなんですか?』

 

 

 

と聞かれたら

どのように説明するでしょうか?

 

 

 

スキーをしている方なら

誰もが一度は聞いたことがある

この『後傾』というワードですが、

 

 

 

実は一言で後傾といっても

人によって定義や捉え方が様々

 

 

 

です。

 

 

 

そして様々に分かれているからこそ

指導者のいう事と、

受講者の解釈が異なり

上達を阻む原因となっています。

 

 

 

同じことを言っているように思っていても

お互いが全然違う事を考えていては

滑りが変わらないのは当然ですよね。

 

 

ですからまず後傾を直したいのであれば

後傾とは何なのか?

という部分をきちんと

明確にしておく必要があります。

 

 

 

因みに自分の認識が

明確になっていても

指導者や、

アドバイスをしてくれる仲間の解釈が

異なっていては意味がありません。

 

 

 

あなたがもし『後傾』で

悩んでいるのならば、

この後お伝えする内容を元に

 

 

 

・自分にとって後傾は

どのような認識なのか?

 

・指導者が言ってる後傾は

どのような事なのか?

 

 

 

この2つの部分を

まずは整理することから

始めてください。

 

 

 

後傾は骨盤?上体?ポジション?

 

冒頭で

 

『もしあなたが後傾とは何か

聞かれたらどう答えるか?』

 

という質問をしましたが

いかがでしょうか?

 

 

実際このような質問をすると

 

 

・ポジションが後ろによる事

・お尻が落ちる事

・骨盤が後傾になる事

・足首が起きる事

・上体が起きる事

・太ももが寝る事

 

 

など様々な答えが返ってきます。

 

 

 

どれも人それぞれの解釈なので

何が間違いというわけではありません。

 

 

まぁだからこそ

食い違いが起きてしまうのですが・・・

 

 

まずは『後傾』に関する解釈を

いくつかのカテゴリーに

分けてみたいと思います

 

 

ポジションが後ろ

 

スキーで『後傾』というと

まず想像されるのが

ポジションが後ろになっている事

だと思います。

 

 

スキーは足元にある板が

急斜面やスピードが出るほど

どんどん前に進んでしまう為

スキーヤー自身も

置いて行かれない様に

ポジションを前に前にと

運んでいかなければいけません。

 

 

それが上手くできていない場合に

 

 

『板から遅れている』

 

 

といった表現もします。

 

 

 

さてここからが重要なポイントです。

 

 

 

ポジションが後ろになる事を

 

 

なぜポジションが『後ろ』ではなく

ポジションが『後傾』という

表現をするケースが多いのか?

 

 

という点です。

 

 

 

シンプルに考えれば

ポジションが後ろになっているのなら

そのままポジションが後ろですと

言えばいいだけですよね?

 

 

それを『後傾』と表現する理由が

あなたには分かるでしょうか?

 

 

 

『それは身体が後ろに傾けば(後傾)

 ポジションも後ろになるからでは?』

 

 

 

と思ったかもしれません。

 

 

 

たしかにその通りです。

 

 

ではそこからもう一歩突き詰めて

 

 

身体のどの部分が後ろに傾くと

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

上体?

骨盤?

足首?

それとも全て?

太ももが寝る事や

お尻が落ちる事の関係性は?

 

 

こういった部分が

何となく曖昧になったまま

『ポジションが後傾になっている』

という表現が使われている為

 

 

結局具体的に

何をなおせばいいのか

分からない・・・

 

 

となってしまいます。

 

 

ポジションが後ろになっている事は

最終的な結果であって

その手前にある

『どこかが後傾になっている』

という部分を明確化することが重要です。

 

 

 

骨盤が後傾

 

先ほどお伝えした通り

ポジションが後ろになってしまうのは

身体のどこかが

後ろに傾いている(後傾)からです。

 

 

ではどの部分が後傾になっていると

ポジションが後ろになるのでしょうか?

 

 

もっとも多く言われているのが

 

 

【骨盤】

 

 

です。

 

 

 

その理由は

そもそも前傾、後傾という表現は

骨盤に使用するのが一般的だからです。

 

 

 

スキーを全くしたことがない人でも

前傾後傾と聞くと

真っ先に骨盤が思い浮かぶはずです。

 

 

試しにインターネットで

前傾、後傾と調べてみてください。

 

 

表示されるのは

ほぼ骨盤についてです。

 

 

 

すでに知っていると思いますが

この様に

 

骨盤が前に傾いていることを

 

【骨盤前傾】

 

後ろに傾いていることを

 

【骨盤後傾】

 

と言います。

 

 

つまりこの場合は

 

 

骨盤の後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

お尻が落ちるから後傾

 

 

ポジションが後傾になっていると

指摘される要素として

この【お尻が落ちている】という

ものもあります。

 

 

 

これ実際私も学生時代

ずっと言われ続けていました。

 

 

お尻が落ちるとは

言い変えれば

空気椅子の様に

後ろに転んでしまいそうな

状態になっているという事です。

 

 

【太ももが寝ている】

 

 

という指摘も

これと同じですね。

 

 

太ももの角度が地面と平行に近づくほど

お尻は落ちていきます。

 

 

確かに太ももが寝て

お尻が落ちて行けば

それにつられて

ポジションが後ろになっていきます。

 

 

 

 

 

つまりこの場合は

 

 

お尻が落ちていき

身体が後ろの傾いていく

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

 

 

上体が起きているから後傾

 

 

上体が起きているという

指摘を受けたことがあるでしょうか?

 

 

進行方向を向いたまま

電車に乗っていて

急発進をした場合

身体が後ろに遅れて

のけ反りますよね?

 

 

これが俗に言う

上体が起きるという事です。

 

 

この上体が起きていることを

ポジションが後傾になる

という表現をするケースがあります。

 

 

確かに上体が起きれば

足元は前に進み

頭は後ろになるので、

ブーツが支えてくれない限り

後傾になり転倒してしまいます。

 

 

そうならない為にも

上体を前にかぶせようと

意識して滑っているスキーヤーは

少なくないはずです。

 

 

 

この場合は

 

 

 

上体が起きて

身体が後ろに傾く事

=ポジション後傾

 

 

という解釈です。

 

 

スネが起きて後傾

 

これも非常によく指摘される

要素です。

 

 

 

あなたはブーツのタング

(スネにあるベロの部分)

からスネを離すなと言われた経験は

ありませんか?

 

 

 

確かにブーツの脛側ではなく

ふくらはぎ側に寄りかかると

ポジションが後ろになるのが

分かるかと思います。

 

 

スネの角度の他にも

足首の緊張感という

言われ方もします。

 

 

足首が曲がればスネが前に倒れますし

足首が伸びればスネが後ろに起きるので

スネの角度を指摘せずに

足首の曲がり具合を

指摘するケースです。

 

 

このように

 

スネの角度が後傾

=ポジションが後傾

 

 

という解釈ですね。

 

 

 

この様に

一言でポジション後傾と言っても

 

 

骨盤の事を言っているのか?

お尻の事を言っているのか?

上体の事を言っているのか?

スネの事を言っているのか?

 

 

という解釈の違いがあります。

 

 

どれが本当の意味での【後傾】だと

定義されているわけではないので

自分の意識している部分と

指導者が指摘している部分に

違いがないかまずは確認しましょう!

 

 

お互いの認識がしっかり合っていれば

これでも後傾はすぐに改善です!!

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

とは言い切れないのは

あなたもうすうす

気づいているかもしれません。

 

 

もちろん解釈の違いを確認する事で

後傾が改善されるケースも

中にはあります。

 

 

ただ大抵は言われている内容は

理解しているけど

ずっと直らず悩んでいるはずです。

 

 

なぜ指摘されている部分が

分かっているのに

後傾は直らないのか?

 

 

 

いよいよ後傾改善の真理の部分です。

 

 

その内容は次回の記事で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)

スキー上達のコツ 上手くなっても滑りが戻る落とし穴とは? 252

読了までの目安時間:約 13分

 


前回までの記事をとおして 

スキーが上達する為の

効率的な練習法を

簡単なレッスンの流れをもとに

解説していますが、

イメージはつかめているでしょうか?

 

 

 

まずは自分で滑ってきて

その感覚やイメージを脳内でフィードバック。

【スキー上達に繋がる効率的な練習法とは?  249】

 

 

そして実際の映像を元に

イメージと現実のすり合わせ。

【スキーを効率よく上達するには、滑走後に●●をしよう! 250】

 

 

イメージ通り出来てないのであれば

 

【1】エラー動作の『具体的な』原因の確認

【2】修正するための『具体的な』

   身体の使い方の確認

【3】その場でまずその動作が出来るかの確認

 

3つの流れで確認をして修正。

【スキー上達に繋がる、滑りを改善する時の3つのコツ 251】

 

というところまでお伝えしました。

 

 

 

今回は次の段階である

認知の修正についてです。

 

 

 

認知を変えなければ出来るものもできない

 

まずはもう一度レッスンの流れを

確認して下さい。

 

 

____________________

 

私『まずその場で滑走ポジションを

取ってみましょう』

 

 

受講者『はい!こうですか?』

 

 

私『OKです!

  ではビデオ撮りますんで

ずっとそのイメージで

滑ってみてください!』

 

 

受『わかりました!』

 

 

 

~滑る~

 

 

 

私『OKです!

  どうでしたか?』

 

 

受『かなり意識してやってきたつもりです。』

 

 

私『では映像見てみましょう』

 

 

 

~映像確認~

 

 

 

私『どうですか?』

 

 

受『あれ!?ぜんぜん出来てないですね。』

 

 

私『いま○○さんは、●●関節を

  このような形で使っているので

  結果的にビデオで見た

  この形になってしまいます。

 

  本当は●●関節はこうで

  さらに△△関節もこの状態にないと

  この形できないんですよ。』

 

 

受『ほんとだ、確かにそうしてる!』

 

 

※今回はここから先の部分です。

 

 

私『ではもう1本撮りますんで、

  次はやりすぎぐらいやってきて下さい。』

 

 

受『こんな感じですね!』

 

 

私『いえいえ、もっとやっていいですよ』

 

 

受『えっ、こんなに!?』

 

 

私『はい、それでどう映るか

  ビデオで確認してみましょう!

  変になっちゃってもいいですので』

 

 

 

~滑る~

 

 

私『どうでしたか?』

 

 

受『いやぁ、かなり意識してやったので

  気持ち悪いです(笑)』

 

 

私『ではビデオ見てみましょう!』

 

 

受『・・・これで全然普通ですね(笑)

  イメージしてたものと

  全く違っていました。。

  こんなに感覚や身体の使い方が違うんじゃ

  いくら練習しても

  上手くならないわけです!』

____________________

 

 

はいこれは本当にあるあるです。

 

 

修正しようと思っても

自分のイメージする範囲内でしか

行わないのが一般的です。

 

 

ですからあえて

やりすぎ、違和感を覚えるぐらい

行ってもらいます。

 

 

 

ご自身だけで行う場合は

そのイメージを持ってください。

 

 

そして指導する場合重要なのが

それが正解だとその場で

押し付けない事です。

 

 

 

以前のメルマガでもお伝えしましたが、

人から100回言われるより

1回自分の映像を見た方が

理解は早いです。

 

 

ですから違和感たっぷりで滑ってきてもらって

すぐに映像で確認してもらいます。

 

 

すると自分の認知と現実の差に

驚くことが大半です。

 

 

 

この様に認知の部分が間違っていると、

 

 

 

理想とする身体の動きは出来るのに

実際の滑りが変わらない

 

 

 

という非常に勿体ないことになるので

とても重要な要素になってきます。

 

 

 

また、認知の修正が出来れば

後はコツコツ一人で練習してもいいのですが、

余程意識しないと

結局自分の認知の範囲内で滑ってしまい

元の状態に戻ってしまうという

状況に陥りやすいです。

 

 

それほどまでに

今までの脳内イメージは強いので

意識して認知の修正を行っていきましょう!

 

 

さてこの段階で

現実的に滑りが変わり、

どれぐらいの意識で行えば

イメージした滑りになる

という感覚も体験したことになります。

 

 

 

これでスキーが上達!!

 

 

と上手くいかないのが

スキーの難しいところです。

 

 

なぜなら最後の最後に

落とし穴が待っているからです。

 

 

 

最後の落とし穴!人間の学習段階とは?

 

 

これまでの流れで

滑りが変わったのですが

そこで終了ではありません。

 

 

 

「えっ、滑りがかわったのになんで?」

 

 

 

と思われたかもしれませんが、

あなたもこのような経験はありませんか?

 

 

 

『この間良くなったのにまた戻ってるなぁ・・・』

 

 

 

これもあるあるですね。

 

 

 

せっかく滑りが変わったと思ったら

またもとに戻ってしまうのはなぜなのか?

 

 

 

理由は人によって違いますし

沢山あるのですが、

その一つに

 

 

 

『学習段階を途中で終わらせてしまう』

 

 

 

というものがあります。

 

 

 

人間が何か新しい事を

学習するときには4段階あります。

 

 

分かりやすく

スキーを例にしてお伝えしますね。

 

 

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

 ...あることに関して何も知らず、

  知らないということさえも知らない状態

 

例:どうすればスキーが上達するのか分からない

  または、こうすれば上達するだろうと

  間違った思い込みをしているが

  間違っていることにすら気づかない

 

 

 

【2.意識的無能(知っていてもできない)】

 ...あることに関して知識を得たが、

  それを実践することはできない状態。

 

例:股関節からくの字をする事が

  スキー上達に繋がることは分かったけど、

  実際やろうと思っても出来ない。

 

 

 

【3.意識的有能(考えるとできる)】

 ...あることに関して

  ある程度できるようになってきましたが

  まだ習慣化されておらず、

  それを行うためには

  ある程度の集中力が必要な状態。

 

例:意識すれば股関節を使えるんだけど

  意識しないとすぐ上半身を使ってしまう

 

 

 

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

 ...意識しなくても自動的に

  あることを実践することができている状態

 

例:特に意識しなくても股関節を使えるに

股関節を使うことが当たり前

 

 

といった感じです。

 

 

 

今回お伝えしているレッスンの流れですと

【3.意識的有能(考えるとできる)】

まではいけたことになります。

 

 

しかし多くの場合そこが出来たという

ゴールだと思い込んでしまい、

そこから

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

に移行するまで意識して練習できません。

 

 

その原因は

 

 

・さらにもっとよくしようと

 他の事を意識してしまう、

 

・指導者や他の仲間から、

 それが出来たら次は・・・

 新たな問題に移されてしまう

 

 

など様々です。

 

 

 

出来なかった事が出来るようになっても

まだまだ

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階だから、

【4.無意識的有能(考えなくてもできる)】

になるまでは焦らずそのことだけを意識しよう

と心がけてください。

 

 

滑っている時に意識できることは

せいぜい一つか二つなので。

 

 

ただ正直いって

【3.意識的有能(考えるとできる)】

の段階まで進めたことは

滑りが元に戻ってしまっても

早いタイミングで

外部から気づかせてもらえれば

時間がかからず戻ります。

 

 

上達に悩むスキーヤーの多くは

【1.無意識的無能(知らないしできない)】

で止まっています。

 

 

どうすればスキーが上達するのか

具体的に分からない。

 

こうすれば上達すると考えていることが

間違っていると気づけない。

 

といった感じです。

 

 

 

まとめ

 

全4回の記事に分けて

スキーが効率よく上達する為の練習法を

お伝えしてきました。

 

 

全ての記事を読むのは

大変だったと思います。

 

 

しかしあなたが上達に悩んでいるのであれば

自分がいまどの段階にいるのか

一度考えてみることが重要です。

 

 

 

そういえばこの部分出来ていないかも・・・

 

 

というところが

スキー上達の妨げに

なっている可能性が高いです。

 

 

 

正しい練習法で効率よく上達し、

充実したスキーライフを送ってくださいね。

 

スキー技術 トレーニング論 未分類 身体論(フィジカル関係)