スキー オフトレ

【スキー業界唯一】オフトレから雪上までを完全マンツーマンサポート

スキー界の基本練習をしても上手くならない!?上達の常識を覆そう! 345

読了までの目安時間:約 12分

 


 

いきなり突拍子もない

タイトルですが、

ぜひ今回の記事は

スキーの練習を考える上で

とても重要な内容なので

読んでいただけると嬉しいです。

 

 

スキー界には

常識となっている練習法が

数多く存在します。

 

 

 

・プルークボーゲンでの

 板の押し出し

 

・ジャンプして着地した姿勢が

 基本ポジション

 

・外脚に乗る為に片足スキー

 

・・・

・・・

 

 

などなど。

 

 

 

 

ただこういった

常識として行われている練習も

よくよく考えてみると

目的にあっていない内容があるので

注意が必要です。

 

 

例えば以前youtubeの音声でお伝えした

 

 

『ブーツのバックルを開けて滑る事で

 良いポジションを身に着ける』

 

 

という練習法もそのうちの一つです。

 

 

この練習も一般的に

よく行われており

私も学生時代行った記憶があります。

 

 

 

ブーツのバックルを開けているので

ブーツに頼る事が出来ずに

自ずといいポジションになる…

 

 

 

一見理にかなっている様に思えますが

ここには大きな落とし穴が存在します。

 

 

 

それは、

 

 

 

バックルを開いても

ブーツは前方向にしか開かない!

 

 

 

という事です!

 

 

なぜこれが落とし穴だか

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

この

『ブーツは前にしか開かない』

という前提の裏を返せば

『ブーツは後ろには開かない』

つまり

 

 

ブーツの後ろは

寄りかかる事が可能である!

 

 

 

ということになります。

 

 

 

言い換えるなら

ブーツのバックルを緩めた状態は

言い変えると

 

 

『ポジションを後方には出来るけど

前方には出来ない』

 

 

という状態です。

 

 

ではこういった

ポジション練習をするスキーヤーは

ポジションが前になってしまうのと

後ろになってしまうと

どちらで悩んでいるのでしょうか?

 

 

ここまでお伝えすると

大分この練習の落とし穴が

見えてくるかと思います。

 

 

もう少し具体的な内容は

こちらの動画と音声の方で

解説をしていますので

まだお聞きでない場合は

一度隙間時間にでも聞いてみてください!

 

https://youtu.be/Fqmz52iGrPQ

 

音声♪#37 聞いてスキーが上手くなる! ブーツのバックルを外して滑る練習をしてもポジションはよくならない?

 

聞き取れるのであれば

2倍速で聞いていただくと

時短になります(笑)

 

 

 

また動画や音声では

お伝えしていませんが

こういった一般的に行われている

練習内容の最も危険な落とし穴を

お伝えします。

 

 

基本練習で気を付けたい最大の落とし穴

 

 

それはずばり…

 

 

『思考停止に陥りやすい』

 

 

という事です!

 

 

 

見たこともない

新しい練習ですと

 

 

「ん!?なんだこれは?

 どうやってやるんだ?

 何のためにやるんだ?」

 

 

となりますが、

常識として行われている

練習は何も考えずに

すぐに取り組んでしまうケースが

殆どだと思います。

 

 

 

しかしよく考えないと

今回の様に、

自分の目的に合っていない

というケースは多くので

ぜひ一度取り組んでいる練習を

見直してみてくださいね!

 

 

 

逆に基本なのに練習されない事は?

 

これまでの内容で

基本練習とされていながらも

よく考えたら

真逆の効果になっている例を

ご紹介しました。

 

 

それだけでも

スキー上達を大きく妨げるのですが、

さらに厄介なことがあります。

 

 

 

それが

 

 

本当に行うべき

基本練習はされていない!!

 

 

 

という事です。

 

 

 

 

実を言うとスキー上達にとって

まず取り組むべき

基本練習はそれ程多くはないのですが、

その練習を行っているスキーヤーの方は

圧倒的に少ないです。

 

 

 

スキーヤーズラボで

トレーニングを

サポートさせていただいている

メンバーの方たちも

必ずと言っていいほど

 

 

 

「なんでこんなに重要で

 基本となる練習を

 スキー界ではあまり

 行われていないんですかね?」

 

 

といった内容を仰っています。

 

 

 

この様な内容をお伝えすると

 

 

 

「いえいえ基本練習は

 日々きちんとやっていますよ!」

 

 

 

と思われるかもしれませんが

もし毎シーズン滑りが変わって

上達しているのであれば

問題ありません!

 

 

 

今回の話は

毎シーズン練習をしているのに

同じ事を言われ続けて

悩んでいるスキーヤーの方が多い

という前提のもと

お伝えしていきます。

 

 

 

その行われていない

代表的な練習が

 

 

 

【外向傾】

 

 

です。!

 

 

以前の記事でもお伝えしましたが

スキーの初めの一歩である

プルークボーゲンは

両脚とも外向傾を作っている状態です。

 

 

 

 

 

ですからパラレルになっても

まずはこの部分をしっかり

作る事が重要なのですが、

熱心に取り組まれているケースは

多くありません。

 

 

かなり前に何度か

メルマガなどで紹介しましたが

技術選チャンプ同士の

武田竜選手と吉岡大輔選手の

動画でも、はっきりと

 

 

 

 

「ターン後半に外向傾姿勢がとれてない

 スキーヤーが多い」

 

 

 

「ターン前半の傾きとかいう前に

 とにかくターン後半の質が大事」

 

 

 

と言っています。

 

 

 

 

この様な話を聞くと

 

 

「それは十分分かっています」

「何度も言われたことがあります」

 

 

と思うかもしれません。

 

 

 

しかし実際は

あれだけプルークボーゲンを

行っていたのに

(両足外向傾を行っていたのに)

パラレルになると、

 

 

・内傾角を作る

・正対の意識

・板を回旋させる

・たわみを出す

・先行動作を使う

 

・・・

・・・

 

などなど、

基本となる土台が無ければ

出来ない動作の練習が

主となっているケースが多いです。

 

 

 

それどころか

基本となる練習をしていると

 

 

 

「過度にやりすぎ!」

 

 

「自然となるものだから!」

 

 

 

と注意される事だってあるくらいです。

 

 

 

 

では根本的な問題を考えてみます。

 

 

それは

 

 

 

 

「なぜ重要な外向傾の練習が

 一般的に広がらないのか?」

 

 

 

という部分です。

 

 

 

それこそ本当に

たくさんの理由があるのですが

今回はその中でも代表的なものを

3つご紹介します。

 

 

 

ただ相変わらず

前置が長くなってしまったので

次回の記事で

その3つの理由をお伝えしますね!

 

 

 

ぜひそれまでに、

 

 

 

「外向傾が正しくとれているか?」

 

 

「とれていないとしたら

 それを徹底的に練習しているか?」

 

 

「練習をしていないとしたら

 なぜその練習を選択していないのか?」

 

 

 

といった部分を

自分自身で振り返ってみてくださいね!

 

 

未分類

スキーが上手くなるには【犬の道】から抜け出そう! 344

読了までの目安時間:約 14分

 


 

この【犬の道】というワードを見て

 

 

「はいはいあの話ね!」

 

 

ともしあなたが思ったのであれば

本を読んでいるか、

Youtubeの音声を

聞いてくださっている場合だと思います。

 

 

 

この犬の道とは

 

【イシューからはじめよ 安宅和人著】

 

 

に書いてある内容です。

 

 

 

何年も前に出版された本ですが

手元に置いておき、

たまに読み返しています。

 

 

 

この本の内容は

ざっくりいえば

問題解決の考え方ですが

正にスキー上達にも繫がるので

簡単な導入部分を

お伝えしますね!

 

 

 

 

スキー上達にもある【イシュー】ってなに?

 

今回考えて欲しいのは

 

 

 

「イシューってなに?」

 

 

「自分は犬の道に入ってないかな?」

 

 

 

という2つです。

 

 

 

 

まず【イシュー】という

聞きなれない単語ですが

本の中では、

 

 

 

・2つ以上の集団の間で

決着のついていない問題

 

・根本に関わる、

 もしくは白黒がはっきりしていない問題

 

 

とありますが、

簡単に言ってしまえば

 

 

 

 

【本当に解決すべき課題、問題】

 

 

 

 

ですね。

 

 

 

そしてその問題の答えを出す事の

重要度が高い問題や課題を

『イシュー度が高い』と事となります。

 

 

 

 

そしてそのイシューに対して

どこまで明確に答えを出せているか?

度合いが『解の質』になります。

 

 

 

 

 

つまり問題を解決するのであれば

 

 

 

『イシュー度』と『解の質』

 

 

 

が非常に重要だという事です。

 

 

 

 

 

問題を考える事と(イシュー)

解決方法を考える事(解の質)

 

 

ぐらいに分けて考えておけば

問題ないと思います。

 

 

 

さてここで考えて欲しいのが

あなたはスキー上達を考える際に

 

 

 

 

『イシュー』と『解決方法』

どちらに意識を向けて

考えているでしょうか?

 

 

 

 

上達に悩む多くのスキーヤーは

解決方法に目を向けているケースが

大半です。

 

 

 

 

「後傾になっているから…」

「内倒しているから…」

「X脚になっているから…」

「シェーレンしているから…」

「外脚に乗れてないから…」

 

 

 

といった自分の滑りの問題については

サラッと言えるのに

 

 

 

「それをどうやって解決するのか

 たくさんのキャンプに参加したり、

 色々とインターネットで

 情報を集めています」

 

 

 

 

といった具合に

明確な解決方法が分からない

と悩んでいます。

 

 

 

しかしこの考え方こそが

今回の記事のタイトルにある

【犬の道】を進む始まりです。

 

 

 

犬の道に進んでいませんか?

 

さてこれまでに、

 

 

 

『イシュー(問題)』

 

 

『解の質(解決方法)』

 

 

 

についてお伝えしました。

 

 

 

あなたがスキーが上手くなる為に

日頃から考えているのは

『イシュー(問題)』と

『解の質(解決方法)』

どちらでしょうか?

 

 

 

例えばX脚について

悩んでいるのであれば

 

 

 

「自分のX脚はなぜ起こるのか?」

(イシュー)

 

 

について考える事と

 

 

「X脚を直すにはどんな練習があるか?」

(解の質)

 

 

について考える事の違いです。

 

 

 

 

 

この2つのどちらを考えるかによって

【犬の道】を歩くかどうかが決まります!

 

 

 

 

ではいよいよ本題ですが

これまでずっと出てきていた

犬の道とはなにか?

について解説しますね。

 

 

 

 

犬の道とは、

簡単に言ってしまえば

とりあえず問題を解決しようと

色々な解決方法を試してしまい

その結果、無駄なことが多く

 

 

「ああでもない、こうでもない」

 

 

と、悩んでいて、

なかなか上達に辿り着かない

状態のことですね。

 

 

 

 

先ほどのX脚に悩んでいる場合は、

 

 

・両スネを平行にするように意識する

 

・内脚の角度を倒して外脚合わせる

 

・ガニ股の意識で滑る

 

・X脚改善に効くとされる

 バリエーショントレーニングを行う

 

 

などなど色々と

取り組んでいるのだけど

なかなか改善しない…

といった感じです。

 

 

 

なぜこの状態を“犬”の道と

呼ぶようにしたのかは

よく分かりませんが、

この様な状態に陥っているスキーヤーは

非常に多いです。

 

 

 

なぜ犬の道を歩いてしまう?

 

犬の道を歩いてしまう理由は

もうすでにお分かりだと思います。

 

 

それは

 

 

 

 

『イシュー(問題)』よりも

『解の質(解決方法)』を

先に考えてしまうからです!

 

 

 

スキーヤーの多くは

 

 

「なぜそれが起きるのか?」

 

 

 

はあまり深く考えずに

 

 

 

「どうすれば直るのか?」

 

 

 

といった解決方法(解の質)を

考えているケースがほとんどです。

 

 

 

X脚に限った話ではなく

滑りにあらわれるエラーの原因は

人それぞれ異なり、

それゆえ解決方法も異なります。

 

 

 

ですから解決方法(解の質)よりも

なぜそのエラーが出るのか?

という

 

 

 

問題の質を考える事(イシュー度)

の方が非常に重要

 

 

 

です。

 

 

 

もちろん解決方法を考えてしまうのも

仕方がない部分もあります。

 

 

なぜなら世の中に溢れている情報や

指導内容の多くは

 

 

「後傾になっているから●●しましょう!」

「内倒しているから…」

「X脚になっているから…」

「シェーレンしているから…」

「外脚に乗れてないから…」

 

 

と言った形で

「イシュー(問題)」の部分は

サラッと流されているケースが

ほとんどだからです。

 

 

 

もちろん、

「とりあえず練習だ!」といって

様々な解決方法を試す事は

絶対に悪いというわけではありません。

 

 

 

ただ多くの場合

 

「毎シーズン同じことを言われている…」

 

といった【犬の道】を

歩くことになってしまう可能性が高いので

注意が必要です。

 

 

 

この様な犬の道を

歩きたくない、

もしくはすでに歩いてしまっている…

というのであれば

 

 

 

「どうすれば直る?」

 

ではなく

 

「そもそもなぜそのエラーが起きる?」

 

といったように

まずは『イシュー(問題)』から

考える癖をつけてみてください。

 

 

 

 

因みに音声では

こちらから解説しています↓

 

音声♪#8 聞いてスキーが上手くなる! スキーの上達速度が劇的に早くなる! 【イシュー】の重要性

 

 

ご興味があれば、

隙間時間にでも

聞いてみてください!

 

未分類

外脚荷重に必須!?スキー上達に重要な【内側の壁】とは? 343

読了までの目安時間:約 13分

 


 

外脚に乗る為に重要な意識や

動作は数多くありますが、

今回のタイトルにある

 

 

【内側の壁】

 

 

もそのうちの一つです。

 

 

 

あなたは内側の壁というワードを

指導で言われたり、

また雑誌やインターネットなどで

耳にした事があるでしょうか?

 

 

 

内側の壁とは

 

 

 

内脚側に壁がある

イメージを持つ事で

内倒せずに

外脚にしっかり乗る為のイメージ

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

 

よくよく考えてみれば

陸上で滑走フォームを作る時に

倒れないように壁で支えますが

まさにあれは内側の壁ですね(笑)

 

 

 

あの壁がなければ

内側に倒れてしまいます。

 

 

ただ、あんなに寄りかかれるほど

しっかりとした壁があれば

内倒せずに楽なのですが

そんなものは存在しないのは

言わなくてもお分かりかと思います。

 

 

では内側の壁とは

どの様につくるものなのか?

 

 

 

どうすれば内側の壁が作れるの?

 

まず整理しますと

先ほどからお伝えしているように

当たり前ですが

本当に内側の壁というのは存在せず

 

 

 

『内側に壁があると感じられる動作』

 

 

 

があるという事です。

 

 

 

 

その内側に壁があるように

感じる為の動作はどのようなものなか?

 

 

この部分をお伝えしていこうと思います。

 

 

 

ただ、いつもの事ながら

この動作は

「明確に一つこれです!」

というものではなく

沢山あるから厄介なんです。

 

 

 

代表的なものを

いくつか紹介しますので

あなたはどのようなイメージで

行っているか

考えてみてください!

 

 

 

上半身主体の内側の壁

 

まず最も代表的な動作は

 

 

 

上半身の側屈

 

 

 

です。

 

 

 

 

外脚側に上半身を

起こしてくる、

いわゆる【外傾】をとる事で

内側に壁が出来ます。

 

 

 

イメージしずらければ、

粘土で出来たグニャッとまがりやすい

直立した人形を

横向きに壁におしつけるところを

想像してみてください。

 

 

 

上半身が壁にあたって

グニャッと外傾をとりますよね?

(こっちの方が分かりづらいですか?w)

 

 

しかしこの上半身の側屈を使った

内側の壁は、

簡単に意識できる分

非常にエラーが出やすい動作

でもあります。

 

 

そのエラーの代表的な物は

腰を使った側屈ですね!

 

 

Youtubeの方で

何回かこの側屈エラーについては

配信しておりますので

興味がある方は

こちらをご覧ください。

 

 

 

【外脚に乗れないスキーヤーに多い上半身のエラー【2つの弓なり姿勢】】

 

 

 

スキーをすると

腰痛がでる人の多くが

この側屈にエラーがあります。

(それだけが原因ではないですが)

 

 

 

 

下半身の内側の壁

 

 

2つ目の内側の壁を作る動作は

 

 

 

【股関節を使った内側の壁】

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

・ヒップアンギュレーション

 

 

・股関節からの外向傾

 

 

 

 

といった表現もありますが、

要は股関節から外傾をつくる事で

内側に壁が出来るという事です。

 

 

 

 

そして前回お伝えした

上半身の側屈でつくる

内側の壁よりも

こちらの方が基本であり原点

といっても良いです。

 

 

 

その理由はとてもシンプルで、

 

 

 

 

骨盤という土台の上に

上半身が乗っているから

 

 

 

です。

 

 

 

身体を足元からたどっていくと

足首は左右に多少動くが、

ブーツを履いている為自由度がない、

膝は左右に動かない、

となると股関節が

まずは内側の壁を作る関節として

土台となります。

 

 

 

この股関節を使った

内側の壁が作れれば

多少上半身が動かなくても

大丈夫ですし、

逆に上半身が正しくても

この土台にエラーがあると

内側の壁が作れません。

 

 

 

ただ、日本では

この股関節を使った内側の壁は

かなり軽視されおり、

それどころかエラー動作としての

認識も強いです。

 

 

もう少し一般的な

言い方をすれば

 

 

 

 

・『くの字』より『弓なり姿勢』を評価

 

・股関節を使った内側の壁を作る動作は

 腰外れと言われる

 

 

といったイメージです。

 

 

 

 

しかし本当は弓なり姿勢と呼ばれる

上半身の側屈を使った

内側の壁を作る動作も

土台となる骨盤が動く

股関節を使った内側の壁を作る動作が

含まれています。

 

 

 

 

ここら辺が文章だけでは

イメージできなければ

こちらの動画を見ていただくと

分かりやすいかと思います。

 

 

 

 

 

 

『くの字姿勢』が

股関節を使った内側の壁で

『弓なり姿勢』が

股関節+上半身の側屈を使った

内側の壁ですね!

 

 

 

この様に股関節を使った内側の壁から

まずは意識して行いたいのですが

まだまだこの部分がベースとなって

スキー界に広まる事は

ないと思います。

 

 

その理由はまた違う機会に

お伝えしていこうと思いますが、

簡単などころでいうと

シンプルに上半身より

動作の難易度が高い

という部分です。

 

 

 

上半身の側屈は、

質はともかく基本的にその場で出来ますが、

股関節の動きがすぐできる人は

殆どいません。

 

 

そしてもう1つ内側の壁を作るうえで

最大の壁があります。

 

 

内側の壁を作れない最大の理由

 

 

内側の壁が作れない

最大の理由は、

内側の壁をつくるうえで

もっとも意識されていない

部分とも言えます。

 

 

 

それは

 

 

 

【物体としての移動の意識】

 

 

 

です!

 

 

 

 

 

 

と言われても

いまいちピンとこないかと

思いますので

説明していきますね。

 

 

 

 

上半身の側屈や

股関節の外向傾を

今その場で行えば

見た目上は内側の壁が

出るかと思います。

 

 

 

要は内側の壁が作られている

フォームですね!

 

 

 

このフォームさえ取れれば

内側の壁が生まれて

外脚に乗れればいいのですが

そう簡単にはいかないのが

スキーの難しいところです。

 

 

 

 

なぜならフォームでは

内側の壁が作れても、

当たり前ですが

実際に内側の壁があるわけではないので

内側に傾けば倒れてしまいます。

 

 

 

例えばくの字の姿勢をとった人形を

(内側の壁を作った人形を)

内側に傾くように移動したら

内脚側に乗って

内倒していきますよね?

 

 

しかし多くのスキーヤーは

この人形の形をどうするかには

(どういうフォームをとるかには)

とても意識を向けていますが、

その人形自体を

(そのフォームをとった自分自身を)

どこに動かすかは疎かになりがちです。

 

 

 

 

これが冒頭でお伝えした

物体としての形の意識(フォーム)ではなく

物体としての移動の意識です。

 

 

 

ただここまでお伝えしても

まだまだイメージが湧きづらいケースも

あるかと思います。

 

 

 

なぜなら、人形の形(フォーム)とは違って

具体的にどこをどう動かす

といったものではなく、

当然見た目にもあらわれにくいからです。

 

 

 

自転車に乗っていて

左に傾いたから左に行くと感じますが、

実際は左に傾いた状態で

前に進みタイヤが路面に噛むから

曲がっていきます。

 

 

でも左に傾きながら(これがフォーム)

前に進んで(物体としての移動)

前輪噛ませて…

とは思わないですよね(笑)

 

 

 

このように物体として移動しているのは

意識しづらい傾向にあります。

 

 

特にスキーはこの傾向が強いですね。

 

 

 

なかなか文章ではお伝えしづらい感覚ですが

 

 

 

フォームで作る内側の壁以外にも

内側に移動せず外側に移動する

 

 

と言った物体としての移動で生まれる

内側の壁がある事も

頭に入れて置いてくださいね!

 

 

未分類

スキー上達ができない意外な原因とは? 335 

読了までの目安時間:約 12分

 


 

 

どうすればスキーが上手くなるのか?

 

 

 

悩みは漠然としていますし、

当然答えも様々です。

 

 

 

ただ、こういった内容の多くは

1つの重要な要因が

欠けているケースが

殆どです。

 

 

 

これが欠けているケースが

9割をしめるといっても

いいかもしれません。

 

 

 

 

その重要な要因とは

 

 

 

知らない

 

 

 

という事です。

 

「えっ、なに当たり前の事

言ってるんですか?」

 

 

 

ともしかしたら

思ったかもしれません。

 

 

 

 

でも本当に

何かを達成できない事の原因で

もっとも多いのが、

【そもそも知らない】

という事なんです。

 

 

 

 

もっと正確な言い方をするのであれば

 

 

 

【知らないという事を知らない状態】

 

 

 

ですね。

 

 

 

人間の学習には4段階あり、

自分がどの状況にいるのか

知る事が大事だと

以前お伝えしました。

 

 

1.無意識的無能

 

2.有意識的無能

 

3.有意識的有能

 

4.無意識的有能

 

 

 

という段階で進んでいくのですが

何だか難しい単語がならび

嫌になってしまうかもしれません(笑)

 

 

 

でも内容はとても簡単で

言い変えると、

 

 

1.無意識的(意識してない、知らない)から

  無能(できない)

 

2.有意識的(意識している、知っている)けど

  無能(できない)

 

3.有意識的(意識すれば、)

  有能(できる)

 

4、無意識的(意識しなくても)

  有能(できる)

 

 

といった感じです。

 

 

 

ここをきちんと解説すると

また長くなるので

以前まとめたブログがありますので

興味がある方はこちらからどうぞ

 

 

スキー上達のコツ 上手くなっても滑りが戻る落とし穴とは? 252

 

 

話を戻して、

冒頭にあった

 

 

 

「どうすればスキーが上手くなるのか?」

 

 

 

といったものは

第1段階の

知らないから出来ない

(正確に言うと知らない事を知らない)

というケースが殆どです。

 

 

 

ここまで言っても

 

 

 

「いやいや、だから

何を当たり前のことを

言っているんですか!」

 

と思うかもしれません。

 

 

 

なぜここまでしつこい様に

【知らない】事に着目するのか?

 

 

その具体的な理由を

今回お伝えしていきます。

 

 

 

自分で気づくことは難しい

 

 

正確には知らないのではなく

【知らない事を知らない】

と言ってきましたが、

分かりやすいところで

スキーを仕事して生活していく事について

考えていきましょう。

 

 

たとえば

スキー指導を仕事にしてみたいと

思う方が最初にぶつかる壁が

 

 

「でもそんなに上手くないしなぁ…」

 

 

という部分かと思います。

 

 

そこから連鎖して

 

 

 

「そんなに上手くないしなぁ…」

「それだとお客さん来ないしなぁ…」

「生活できないぁ…」

 

 

 

となりますよね。

 

 

 

一見当たり前の話ですが、

これこそ

 

 

 

【知らないことが最大の原因】

 

 

 

だという良い例です。

 

 

 

「えっ、なにもおかしなところは

 ないと思うのですが・・・」

 

 

 

と思われたかもしれません。

 

 

知らないという部分は

 

 

「そんなに上手くないしなぁ…」

 

 

という部分です。

 

 

 

 

これって

 

 

 

【上手くなければ

 指導の仕事が出来ない】

 

 

 

という前提ですよね?

 

 

 

この時点で知らないから

出来ないという状況に陥ります。

 

 

 

なぜなら…

 

 

 

上手くなくても

スキー指導の仕事は

できるからです!

 

 

 

 

これを言うと

「ボーゲンすら出来なくても?」

という極論が返ってきそうなので

一応お伝えしておくと

最低ラインはあります

 

 

 

ただその最低ラインは

絶対的なラインではありません。

 

 

 

逆を考えれば分かるかと思います。

 

 

 

どのレベルまで上手くなれば

スキー指導の仕事で

生活出来るのでしょうか?

 

 

 

基礎で言えば

1級?テク?クラ?

全日本出場?全日本TOP30?

 

 

 

 

アルペンで言えば

国体出場?国体優勝?

全日本優勝?

ヨーロッパカップ出場?優勝?

Wカップ出場?優勝?

FISポイント?

 

 

 

こう聞かれても

絶対ラインがない事は

すぐ分かります。

 

 

 

私だって技術選に出たこともなければ

全日本アルペンに出たこともありません。

私よりスキーが上手い人なんて

たくさんいます。

 

 

 

でもありがたい事に

スキーに関係する仕事を

させていただいています。

 

 

逆に日本のトップレベルに近い人でも

スキーを辞めて別の仕事をする

という人もいます。

 

 

 

さて技術の最低ラインは

どこでしょうか?

 

 

 

さらにそもそもを言うと

個人がスキーに関係する仕事って

本当に指導だけでしょうか?

 

 

 

あくまでもほんの一部の例を出しましたが

そもそもの知らないという事が

全ての選択や行動を

間違わせてしまうケースは

山のようにあります。

 

 

 

今回は話が

スキーの指導方にそれましたが

どうやったら上達するか?

という部分もそうです。

 

 

「これをやったら 

 上手くなるだろうな」

 

 

思って色々と取り組んでいても

なかなか上手くならない場合は

そもそも上達にとっての

核となる部分を

 

 

 

知らないという事を知らない状態

 

 

 

です。

 

 

 

 

もちろん自分の目的に対して

上手く言っているのであれば

問題ないのは言うまでもありません。

 

 

 

 

ただ、知らないがゆえに

せっかく頑張っているのに

間違った選択や行動を繰り返していたり、

行動すらできないのは

本当に勿体ないです。

 

 

 

まずは、

知らないという事を知る事

まさに

 

 

 

【無知の知】

 

 

 

が重要であり、

 

 

 

「本当にスキーの基本練習て

 プルークボーゲンでの●●なのか?」

 

 

「スキーのオフトレって

 本当にフィジカル強化が

 最優先なのか?」

 

 

「スキーの関係で生活していくのって

 本当にうまい1部の人だけなのか?」

 

 

 

といったような

 

 

「本当にそうなのか?」

 

 

 

の部分にも目を向けてみてくださいね!

知る事の重要性が見えてきますので!

 

未分類

なぜオフトレでスクワットなど筋トレを行い下半身強化しても、スキー上達に繋がらないのか? 328

読了までの目安時間:約 11分

 


 

以前いただいた質問に

 

 

「スキー雑誌で

 下半身の力でピタッと止める

 筋トレの様なものがあったのですが

 こういったトレーニングは

 スキーに効果があるのでしょうか?」

 

 

といった内容のものがありました。

 

 

このご質問にもあるように

スキーを安定して滑る為に

下半身の筋力を鍛えるというのは

オフトレで取り組まれている

基本中の基本です。

 

 

 

スクワットは勿論のこと

ランジと呼ばれる

脚を一歩前に出して

その脚に乗り込みながら

ピタッと止まるトレーニングや

片足立ちでバランスをとるのもそうですね。

 

 

 

 

いつもお伝えしている様に

トレーニングは手段でしかないので

実際行ってみて次のシーズン

滑りが変わったかどうかで

判断してもらうのが確実です。

 

 

 

ただ多くの場合

この様なトレーニングは

筋力がついて疲れづらくはなるものの

滑りのエラーなどは

根本的に変わらないケースが多いです。

 

 

 

なぜトレーニングを通して

陸上動作においては

下半身が安定するのに

滑りには活かされないのでしょうか?

 

 

あなたはその環境が作れているか?

 

その理由はずばり

 

 

その能力を発揮する為の

環境がないから

 

 

 

です!

 

 

 

能力を発揮できる環境?

と言われてもピンと

来ないかもしれません。

 

 

 

例えば、陸上のトレーニングで

どんなに下半身を安定させる

筋肉の使い方を知っても

滑っている時に、

後傾やX脚という状態だったら

その筋肉は発揮されるでしょうか?

 

 

きっとそのエラーを

補うのに使われるだけで

本当の意味で

エラーが直るわけではありません。

 

 

陸上でグッと耐えられている時と同じ様に、

雪上でもグッと耐えられる

環境をまずは作ってあげないと

陸上でのトレーニングの効果が

発揮されないという事です。

 

 

しかしここで勘違いされているのが

 

 

 

陸上でグッと耐える

トレーニングをすれば

雪上でもエラーがなくなり、

グッと耐えられるようになる

という思い込み

 

 

 

です。

 

 

 

もちろんそうなるケースも

あるかもしれませんが

万人がそうだとすれば

トレーニングジムで

鍛えているトレーニーは

スキーのポジションが

みんな良いということになります。

 

 

逆に雪上では

ギュンギュン板に乗れるジュニアが、

陸上でグッと止まる様な

トレーニングを行っても

初めのうちはフニャフニャしてしまう事も

珍しくありません。

 

 

 

ここまでで簡単にですが

陸上で下半身を安定させる

トレーニングをしても

滑りの根本的なエラーが

変わらない理由を

お伝えしました。

 

 

ただスキーで考えると

いまいち分かったようで

分からないケースが多くあります。

 

 

ではもう少し分かりやすい例で

お伝えしますね!

 

 

最優先で取り組むべきは?

 

これまでの話を

簡単にまとめると

その陸上で鍛えた

能力を生かす環境を

雪上で作れなければ

滑りは変わらないということです。

 

 

いつもながら誤解のないように

お伝えしておくと

決して上記の様なトレーニングに

意味がないわけではありません。

 

 

トレーニングはあくまでも手段なので

目的が達成されれば

正解ですし、

目的が達成されなければ

間違いとなるわけです。

 

 

 

さてそれではこれまでの内容を

もう少し身近な例でお伝えしていきます。

 

 

 

スキーだけで考えると

イメージしづらい事も

他の事で考えると

分かりやすいケースは多いです。

 

 

 

その身近な例とは

生涯の健康寿命です。

 

 

介護予防なんて言い方もしますね。

 

 

あまり若い人には

ピンとこない内容かもしれませんが

実は人生において非常に重要である

 

 

 

「いつまでも健康で

 動ける身体」

 

 

 

というテーマにおいても

今回のスキーと同じような

考えからのエラーが起きています。

 

 

 

 

以前私は、

公共機関や施設などで

機能訓練の指導や講演のお仕事を

やらせていただいていたので

実際の現場をよく見てきました。

 

 

 

『いつまでも

健康で動く為に

下半身を鍛える』

 

 

 

というのは

今でも常識として

取り組まれている内容です。

 

 

 

スキーで安定して滑るには

下半身を鍛えるのと

何となく似ていますね(笑)

 

 

そこでまず取り組まれるのが

椅子に座って膝を曲げ伸ばしして

太腿の筋肉を鍛える

という事です。

 

 

 

実際脚の筋肉が鍛えられますから

いつもまでも動ける

丈夫な下半身が手に入りそうですよね。

 

 

 

しかし現実は・・・

 

 

鍛えているのに

膝が痛くて歩けないという人が

かなりの人数います!

 

 

スクワットも同じです。

 

 

毎日回数を決めて

取り組んでいる人でも

次第に立てなくなる人も

多くいました。

 

 

この理由はまさに

これまでにお伝えした様に

 

 

せっかく鍛えた筋肉を

使える環境を

作れていないからです!

 

 

 

いくら脚の筋肉を鍛えても

その筋肉を発揮する為の

重心位置、関節角度、

といった環境がなければ

当然ですが意味がありません

 

 

逆に環境がきちんと作れれば

そこまでトレーニングをしていなくても

スイスイ動ける人もいます。

 

 

高齢になってもスイスイ動ける人は

意外とムキムキの人より

ひょろっとしている人が

多いですし、

ジュニアが筋力のある大人より

グイグイ板をたわませられるのも

納得です。

 

 

 

この様な内容を話しても

一般的には

 

 

 

筋肉を鍛えれば

いいポジションに

(その筋肉を使える環境)

自然になると思われている

 

 

 

という事から

取り組みの方向性は

あまり変わらないケースが殆どです。

(いいポジションなる人はOKなんですが)

 

 

 

ですからこの先も

 

 

 

・スキーで滑りを安定させるには

 まずは下半身強化

 

・いつまでも動ける

 身体でいる為には

 まずは下半身強化

 

 

 

の流れは変わらないと思います。

(絶対に間違えという訳ではないですし)

 

 

ただトレーニングは行っているのに

滑りが変わらない場合は、

 

 

 

「出す筋力を鍛える方が先か?

 出せる環境をつくる方が先か?」

 

 

 

という部分を

一度考えてみる事をお伝えします。

 

 

 

因みに雪上で必要な

筋力が出せる環境とは何か?

 

 

 

もしかしたら

既にお気づきかもしれませんが

ずばり

 

 

 

【外向傾】

 

 

 

ですよね!

 

 

この【外向傾】という環境を

正しく作れるスキーヤーが

非常に少ないです。

 

 

その為いくら鍛えても

その能力を発揮できずに

毎年滑りが変わらないという状態に

陥ってしまいますので

気を付けてくださいね!

 

 

 

未分類

雪上、オフトレ共通!スキー上達に繋がる効率的なトレーニングの判断基準は? 326

読了までの目安時間:約 13分

 


よくメールでいただく内容に

 

 

 

「来シーズンこそは

 もっと効率的に上手くなりたい!」

 

 

 

というワードを目にします。

 

 

 

効率的=正義ではありませんが、

できる事なら

効率的に目的を達成したいと

思うのが普通ですよね。

 

 

 

しかしこの効率性というのは

意外と抽象的な表現でもあります。

 

 

 

例えば、

 

 

 

「もっと効率的に身体を使って!」

 

 

「もっと効率的に上手くなる練習をして!」

 

 

 

といわれても

具体的に次に何をやればいいのか

パッと思い浮かびません。

 

 

 

もちろん人によって

何が効率的かは変わってくる

という事もありますし、

何よりも

 

 

 

 

 

効率性があがる要素を知らない

 

 

 

という事があげられます。

 

 

 

この効率性を満たす要素を

知らなければ当然ですが

効率的な行動はとれません。

 

 

 

逆に効率的に上手くなる人は

この要素を満たしている人とも

言えます。

 

 

 

 

そこで今回は

効率性を満たす為の

代表的な3要素をお伝えします。

 

 

効率性を決める3つの要素

 

まず1つ目が

 

 

① 【正しいやり方】

 

 

です。

 

 

これは言われてみると

当たり前のことですよね。

 

 

 

当然ですが正しいやり方で

取り組んでいる人と

間違ったやり方で

取り組んでいる人とでは

結果は変わってきます。

 

 

 

ただ、

ここで重要なのが

“正しい”の定義です。

 

 

 

一生懸命滑っているのに

なかなか上達しない人の多くは、

“スキー界の常識的に正しい”

事はしています。

 

 

 

ただそれが

自分の上達にとって

正しい事かどうかは

別問題です。

 

 

 

例えば

外脚に乗る為に

片足スキーをする事は

正しいか?間違っているか?

といわれたら

一般的には正しいですよね?

 

 

 

オフシーズン中に

スクワットをして

足腰を鍛える事も

一般的には正しいです。

 

 

 

ですが

上記の様な内容を

行っても

毎シーズン同じことを言われて

悩んでいるとしたら

それはその人にとっては

正しい事でしょうか?

 

 

このブログを

日々読んでいただいている

あなたは既にお気づきかと思います。

 

 

 

一般的に正しいと

言われていることが

自分にとっての正しいとは

限りませんよね。

 

 

 

常識的に正しいやり方ではなく

“自分にとっての”

正しいやり方を行うことが

効率的だという事です。

 

 

 

ここまでは

当たり前と言えば

当たり前の内容かと思います。

 

 

 

問題は

 

 

どうやって

正しいかどうか

判断するのか?

 

 

という部分ですよね。

 

 

そこを解決するのが

3要素の2つ目です!

 

 

それが

 

 

② フィードバック

 

 

です!

 

例えば数学で

この公式(正しいやり方)を使えば

問題が解けますよ!

と教えてもらったとします。

 

 

 

でも自分で取り組むと

公式通りにやったつもりでも

答えが間違うケースは

よくありますよね?

 

 

 

この様に正しいやり方は

分かっているんだけど

 

 

 

“自分自身が正しく出来ているか?”

 

 

 

は分からないわけです。

 

 

 

 

そこで重要になるのが

2つ目の要素である

 

 

 

【フィードバック】

 

 

 

です。

 

 

 

以前開催したセミナーや

オンラインスキー塾などのご感想で

最も多かったのが

 

 

「自分で行っている動作と

 実際正しい動作との

 ズレが分かって本当に良かった!」

 

 

「このまま間違ったやり方で

 取り組み続ける事にならなくて

 助かりました!」

 

 

という声です。

 

 

 

この様にフィードバックが

あるかないかでは、

効率性は大きく違います

 

 

 

理想的なフィードバックは

きちんと見る目を持ち

分かるように伝えてくれる

自分ではない第3者からが

理想的です。

 

 

 

ただそれ以外にも

フィードバックの方法は

いくつもあります。

 

 

例えば視覚的フィードバックです。

 

 

 

動きを何も見ないで行うのと

鏡を見て行うのでは、

『鏡映った姿』

というフィードバックが

あるのとないのとでは

効率性は違いますよね?

 

 

 

滑りをビデオで

撮るか撮らないかも

同じです。

 

 

 

ですから私は

 

 

「オフトレで一番おすすめの

 ツールは何ですか?」

 

 

 

と聞かれたら、

即答で

 

 

「鏡!(フィードバック)」

 

 

と言います。

 

 

 

この様に

【正しいやり方】をしり

それが正しく出来ているか

【フィードバック】を

もらえれば

これだけでも十分に

効率的に上達しそうですよね!

 

 

 

しかしもう1つだけ

忘れてはいけない

大事な要素があります。

 

 

 

この最後の要素こそ

一番重要でありながら

なかなか手に入れるのが

難しいものでもあります。

 

 

 

それは

 

 

③ 行動出来る場(環境)

 

 

 

です。

 

 

以前メルマガでも

お伝えしましたが

人間は環境に

非常に影響される

生き物です。

 

 

例えば

 

 

「●●大学に受かりたい!」

 

 

という人がいたとします。

 

 

 

その為の正しい勉強法を知り

その後、学校の先生から

あっているか間違っているか

フィードバックも受けられるとします。

 

 

 

しかし勉強する場所(環境)が

他の人がテレビやゲーム、

漫画を読んでいる部屋で行うのと

同じ●●大学を目指す人が集まる

予備校で行うのとでは

どちらが効率的に

行動できそうでしょうか?

 

 

 

言うまでもなく

後者ですよね。

 

 

 

もちろん意志が強ければ

前者のような環境でも

できるかもしれません。

 

 

 

しかし意志を使う事は

非常に大変であり、

大変という事は

“効率的ではない”という事です。

 

 

 

この

【行動出来る場(環境)】

の要素があるから

家で筋トレするよりも

ジムに行った方が続きますし、

図書館や塾に行った方が

勉強できるわけです。

 

 

 

セミナーの感想や

オンラインスキー塾の感想にも

フィードバックの重要性以外に

 

 

 

「ご参加者の一所懸命さに、

 改めて刺激を頂きました。」

 

 

「いままで一人で取り組んできたので

 こういった機会で

 同じ目的を持つ方たちと

 トレーニングが出来て

 やる気をもらえました!」

 

 

 

といった場の力に対する

感想も多くありました。

 

 

 

実際私も

 

 

「スキーが上手くなりたい!」

 

 

という同じ思いを持った

方たちが集まると

真剣かつ、楽しい場が生まれる

というコミュニティの良さを

肌で感じましたね。

 

 

 

皆さん初めてお会いした

方たちなのに

本当に楽しそうでしたので。

 

 

 

また他の人の動作に対して

チェックしている内容が、

 

 

『他の人にとっても

 プラスになる』

 

 

 

といった

新たなフィードバック効果も

ありました。

 

 

 

もちろん

 

 

・一人でコツコツやる方が好き!

 

 

・どんな環境であれ

 問題なく行動できる!

 

 

 

という人は問題ありませんが

やはり効率的に取り組むためには

【行動できる場(環境)】

手に入れることは

非常に重要です。

 

 

 

このように

 

1.【正しいやり方】をしり

 

 

2.それがただしく出来ているか

【フィードバック】をもらえる

 

さらに

3.【行動しやすい場(環境)】にいる

 

 

という3要素が揃うと

効率的にスキーが上達できる事は

お分かりいただけたでしょうか?

 

 

 

あなたも来シーズンスキーが

効率的に上達したいと

思っているのであれば

是非この3要素が揃っているか

まずは確認をしてみてください。

 

 

 

 

 

未分類

スキーで良いポジションをとると、なぜ筋力を使わないでも外力に耐えれるのか? 325

読了までの目安時間:約 9分

 


 

前回の記事で

ポジション(身体の位置、姿勢)を

決める要素である

関節角度筋力の2つを

解説してきました。

 

 

 

そのポジションに必要な

関節角度(関節可動域)がなければ、

当然ですがポジションは作れませんし、

 

 

つくれたとしても

外力に耐える筋力がなければ

そのポジションは

キープできません

 

 

ここまでの内容は

なんとなく理解できたでしょうか?

 

 

 

今回はもう少し深堀していきます。

 

 

 

ポジションは筋力の代わりになるのか?

 

これまでの内容ですと、

 

 

『良いポジションを

キープする為には

やっぱり筋力が必要!』

 

 

ということになり、

スキー界でもよく言われる

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

というニュアンスとは

変わってきてしまいます。

 

 

 

ポジションが重要と言われる

最大の理由は

筋力をポジションでカバーできる

といった内容ですので。

 

 

 

この部分を解決するのが

 

 

 

【構造物としての耐久性】

 

 

 

です。

 

 

 

もう少し簡単に言うと

人間の骨の硬さと

筋出力が出やすい関節角度です。

(これでも難しいですが…)

 

 

まずは骨の方から

説明していきましょう!

 

 

 

例えば直立で立っているのと

中腰で立っているのと

どちらが楽でしょうか?

 

 

 

言うまでもなく

直立で立っている方が

楽ですよね!

 

 

 

これは重力に耐える仕事を

骨がしてくれている割合が

高いからです。

 

 

 

つまり、

正しいポジション(身体の姿勢)が

とれれば、

 

 

 

筋力ではなく骨自体が

外力に耐えてくれる

 

 

 

という事です!

 

 

(もちろん直立でも

 筋力も使っていますが)

 

 

 

中腰でも重力に耐えられますが、

直立の方が

骨が耐える事に

参加してくれるので

楽なのと同じように、

 

 

 

ターンの外力も

筋力でも耐えられるけど、

良いポジションをとる事で

骨が参加してくれた方が

楽だという事です。

 

 

 

この部分が分かると

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

という部分のニュアンスも

分かりますよね!

 

 

 

以前の記事でも

紹介しましたが、

実際正しい基本ポジションをとれると

上から力を加えられて

耐える時の楽さに

皆さん驚きます。

 

 

 

そして

 

 

「どこの筋肉で耐えていますか?」

 

 

と聞かれても

 

 

「どこって言われても…」

 

 

と困るのは

こういった要素が

絡んできているからです。

 

 

 

まさに「乗る」という感覚は

“骨”に乗るというイメージですね。

 

 

 

ここまでは

何となくイメージできたでしょうか?

 

 

次は関節角度と筋出力についてです。

 

 

 

力の出やすい関節角度がある?

 

関節角度による

筋出力なんて書くと

ずいぶん難しく聞こえますが

簡単に言ってしまえば

 

 

 

関節の角度によって

出せる力が変わるよ!

 

 

 

という事です。

 

 

 

意外と意識されていないですが

関節の角度によって

筋肉は出せる力、

つまり筋出力が変わります。

 

 

 

スクワットでも

クォータースクワットと

(4分の1くらいしかしゃがまない)

パラレルスクワットでは

(モモの角度が床と平行)

耐えられる重さは違います。

 

 

クォータースクワットが

分からない場合はこちらから↓

 

 

だからこそどんな競技でも

適切なフォームをとる事が

効率よく力を出すことに

繋がるんですね

 

 

 

 

話をスキーのポジションに戻すと

良いポジションというのは

言い変えれば

動作に必要な筋出力が

出やすいポジションとも言えます。

 

 

 

もちろんスキーの様に

ブーツを履いていたり

やりたい動作など

競技特性によって

動かかせる関節の制限はあります。

 

 

 

その限られた範囲の中で

一番筋肉を使いやすい

ポジションにいると

 

 

 

『良いポジションをとると

 楽だなぁ』

 

 

 

と感じるわけです。

 

 

 

 

このように

前回お伝えした

骨が耐える事に参加しつつ、

筋出力が出る関節角度になる事

正しい基本ポジションをとると

 

 

 

 

 

“これまでとは異次元の

 楽に耐えられる感覚”

 

 

 

 

が得られるんですね。

 

 

 

これが

 

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

 

という発言の

具体的な内容であり、

スキーはポジションが重要というのも

納得ですね!

 

 

 

「まずは鍛えよう!」

と思う事も悪くはないですが

「まずはいいポジションを身に着けよう」

の方が身体にも負担がないですし

パフォーマンスもあがりますので

オフトレをふくめ

トレーニングの方向性を

考える時は意識してみて下さいね!

 

 

 

 

スキー技術 未分類 身体論(フィジカル関係)

上達の分かれ道はココ! スキーに最重要と言われる『良いポジション』とは何か?324

読了までの目安時間:約 10分

 


 

よくある

 

 

「スキーで何が一番大事ですか?」

 

 

という質問に対して

必ずと言っていいほど

出てくる答えが

 

 

 

【ポジション】

 

 

 

です!

 

 

技術選で優勝した

武田竜選手も

一番力必要とされる

ターンMAXについて

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

といった発言をしている様に

スキーにおいての

ポジションの重要性は

あなたもお分かりいただけるはずです。

 

 

 

2つのポジション

 

しかしこの

【ポジション】というものは

非常に抽象的で

厄介なものでもあります。

 

 

 

ポジションを直訳すれば位置

といったところですが

スキー界では、ポジション(位置)に対して

大きく2つの考え方があります。

 

 

1つ目は

板に対して

自分の重心位置がどこにあるのか?

(前とか後ろとか)

という意味でのポジションです。

 

 

簡単言ってしまえば

どんな姿勢(フォーム)であっても

板に対して重心が前方にあれば

ポジションは前ですし

重心が後ろにあれば

ポジションは後ろです。

 

 

もちろん姿勢(フォーム)によって

重心の前後に影響がある為

関係性はゼロではないです。

 

 

しかしどんなにかっこよく構えていても

板に対して重心が後ろ気味なら

ポジションは後傾ですし、

棒立ちでも板に対して重心が前側なら

ポジションは前傾となるので

今回は分けて考えていきますね!

 

 

 

2つ目は

身体の姿勢

(関節角度による身体の位置)

に対してのポジションです。

 

 

これはフォームと言い変えても

良いかもしれません。

 

棒立ちのポジション

後傾ポジション

前傾ポジション

腰外れのポジション

 

 

といった様に

今とっているフォーム自体を

ポジションと呼ぶケースもよくありますね。

 

 

板に対しての重心

 

 

身体の姿勢(フォーム)

 

 

この2つの意味が混在して

ポジションが決まるので

少し厄介です。

 

 

 

先ほどもお伝えした様に

身体の姿勢が

重心位置にも影響を及ぼす為

両者とも同じと考えても

間違えではないですしね。

 

 

 

今回は話がややこしくならにように

静止状態での

身体の姿勢(位置)つまり

フォームについてのポジションを

お伝えしてきます。

 

 

 

身体のポジション(位置)を決めているのは?

 

例えば、

下半身の筋力や

体幹を鍛える事で

良いポジションをつくる

またはキープする

といった考えがあります。

 

 

 

つまり

 

 

筋力がある

いいポジションつくれる

 

 

といった流れです。

 

 

 

しかし先ほどの

武田竜選手の発言にもあるように

 

 

いいポジションがつくれる

筋力をあまり使わなくても

力が板に伝わる

 

 

 

という考えもあります。

 

 

 

果たしてどちらが

先に来るのか?

 

 

あなたはどのように感じるでしょうか?

 

 

 

実は上記の2つは

どちらも間違えてはなく、

順序や状況の問題です。

 

 

 

まずここで

ポジションを決めるには

大きく2つの要素がある事を

整理しておいてください。

 

 

 

それが、

そのポジションに必要な

関節角度筋力です。

 

 

 

まず1つ目は

関節の角度による

ポジションです。

 

 

 

各関節の角度によって

身体の姿勢、

つまりフォームは

変わります。

 

 

例えばこちらの画像は

腰椎(腰の背骨)を

反ることによって

関節の角度が変わり

結果的にポジション(身体の位置)が

変わっていますよね?

 

 

 

他にも分かりやすいのは

立位の状態と、

しゃがんだ状態では

関節の角度が違う為

身体の位置

つまりポジションが違います。

 

 

 

 

2つ目は

その姿勢になる為に必要な

筋肉量です。

 

 

 

例えば空気椅子の様な

中腰の状態を

イメージしてください。

 

 

この中腰という

身体の位置(ポジション)を

とるには、

その姿勢をとれる

関節の動きが必要です。

 

 

 

次にその中腰状態に

上から力をかけるとします。

 

 

 

この場合、中腰という

身体の位置(ポジション)を

つくる(キープする)には

上からの力に耐える

筋力が必要ですよね?

 

 

 

耐える筋力がなければ

崩れ落ちてしまうので。

 

 

 

つまり、

 

 

①まずはそのポジションをとれる

関節の動きが必要であり、

 

②さらにそれをキープする為に

必要とされる

筋肉量がなければならない

 

 

 

という事ですね。

 

 

 

この基本的な流れが

きちんと分かると

 

 

【ポジションをよくするために

 身体を鍛える】

 

 

という意味が、

 

 

【筋肉を鍛えれば

 良いポジションがとれる】

 

ではなく、

 

【正しいポジションを

 ある程度とれる事が

 前提の上で

 それをキープする為に必要な

 筋肉を鍛える】

 

 

という事だというのが

見えてきます。

 

 

 

まぁ前者の論理ですと

ボディビルダーの人たちは

全員ポジションがいい

という事になってしまいますからね(笑)

 

 

 

何となく

ポジションと筋肉の基本的な

関係性は理解できたでしょうか?

 

 

 

ここまでの話で

終了してもいいのですが、

今回のテーマは

もう少し深堀していきます。

 

 

 

これまでの内容ですと、

 

 

『良いポジションを

キープする為には

やっぱり筋力が必要!』

 

 

ということになりますよね?

 

 

 

しかしそうなると

冒頭で紹介した

武田竜選手の

 

 

「筋力も必要なのかもしれないけど

 ポジションだけでカバーできる」

 

 

という発言とは

多少ニュアンスが

変わってきてしまいます。

 

 

この発言は

筋力をポジションでカバーできる

といった内容なので。

 

 

この真意は次回の記事でお伝えします!

 

 

 

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日本のスキー指導となぜ違う?オーストリアのスキーの上下動を考える 312

読了までの目安時間:約 15分

 


 

日本は海外と違い

基礎スキー技術選という

特殊なスキー文化があります。

 

 

他の国はアルペンスキーが

ベースとなっていますね。

 

 

これはとても良い部分もあり

悪い部分もあります。

 

 

これらを判別する為にも

まずは日本と海外の違いを

きちんと理解することが重要です。

 

 

今回は日本とこんなに違うのか!

と分かりやすい部分を

オーストリアメソッドから

ご紹介します。

 

 

 

スキーグラフィックの2019年6,7月号で

特集が組まれており、

メルマガで紹介した事から

「見ました!」

という声も多くいただきました。

 

 

一番目立ったのは

 

 

【外向傾が基本姿勢】

 

 

であり、

ベーシックなターンでは

前半からしっかり外向傾を作り

乗り込んでいく部分でした。

 

 

日本でいうと

腰外れ、ターン前半から外向強すぎ!

なんて言われてしまいそうですが

あくまでもベーシックは

それぐらいで良いという事です。

 

 

 

さてこの内容でも

ちょっと難しい場合に

もっともっとシンプルで

分かりやすい部分をご紹介します!

 

 

 

日本だとNGと言われやすい動作とは?

 

あなたはどんな部分だと思いますか?

 

 

日本の指導だと

一度はNG動作で言われたことが

ある部分です。

 

 

 

それは

 

 

 

 

上下動です!

 

 

 

 

冒頭でご紹介した

オーストリアデモ達の動画にある

ベーシックな滑りを見ると

 

 

「こんなに伸びあがるの!!?」

 

 

という位伸びあがっています。

 

 

 

どれぐらい伸びあがっているか

興味がある方は

スキーグラッフィクさんが

動画を乗せているので

こちらをご覧ください。

 

 

特に1:30辺りから

とても分かりやすく上下動しています。

※スキーグラフィック youtubeチャンネルより

 

 

もう脚が伸び切っていますよね!

 

 

 

上下動がNGだと指導するのは

日本くらいだそうです。

 

 

 

確かに遠征の時に

海外のコーチから

 

 

「なんで日本の子達は

 みんな姿勢が低いの?

 

 

と聞かれました。

 

 

 

「でも上に抜けるのって

 身体が遅れてダメじゃないですか?」

 

 

と思いますよね。

 

 

 

たしかに身体が上に抜けると

板の力を逃がしたり、

板が前方に進んで

後傾になりやすいです。

 

 

 

でもオーストリアデモは

脚が伸び切るくらい

上に上がっている…

 

 

 

この矛盾はなぜなのか?

 

 

ここら辺が分かってくると

上下動論で悩む事がなくなってきます。

 

 

 

分かりづらい上下と前後

 

冒頭からお伝えしている様に

日本では上下動をすると

身体が上に抜けて後傾になるので

NGという指導が多いです。

 

 

この理論からすると

御紹介した動画にある

オーストラリアデモの滑りは

恐ろしいくらい上下動をしているので

当然後傾ポジションになっている!

 

・・・

・・・

 

となるはずですが

そんなことはないですよね?

 

 

きちんと板についていっています。

 

 

つまりこの事から分かるのが

 

 

後傾になる上下動と

後傾にならない上下動がある!

 

 

という事です。

 

 

 

 

 

 

日本でNGとされているのは

前者の上下動で、

海外でベースとされているのは

後者の上下動という事ですね。

 

 

この2つの上下動一体何が違うか

分かるでしょうか?

 

 

それは

 

 

前後動の有無です!

 

 

上下動にプラスして

前後動があるかないかで

滑りの結果は大きく変わってきます。

 

 

簡単に言ってしまえば

オーストラリアデモのように

上下動を大きく行っても

日本で言われる後傾ポジションにならないのは

"前"上下動をしているからです!

 

 

その視点から

もう一度動画をみていただくと

前方方向に伸びあがっていますよね?

 

 

言われてみればとても単純な話ですが

これが意外と気づけません!

 

 

その理由は2つあります!

 

 

前後動が見えない2つの理由

 

上下動は視覚的に

分かりやすいのに対して

なぜ前後動は

分かりづらいのでしょうか?

 

 

1つ目の理由は

 

 

スキーは足場が勝手に

前移動しているからです!

 

 

よく私はベルトコンベアの

上に運ばれている状態と

表現するのですが、

スキーヤー自身が前方向に

移動しても足場も一緒に前に進みます。

 

 

すると本人としては

前に移動している感覚でも

それを外から見ている

第3者からすれば

真上にいる状態にしか

見えません。

 

 

よくトップ選手達が

 

 

「スキーと一緒に落下する」

 

「落下を利用する」

 

「スキーについていく」

 

 

といった言葉を使いますが

滑りを見ているだけでは

あまりピンときませんよね?

 

 

それどころか

低い姿勢になるので

お尻が後ろに

下がっている様にすら見えます。

 

 

足場となる板が

その場に停止してくれれば

視覚的に分かりやすいのですが、

一緒に動いている為

分かりづらいんですよね。

 

 

ただ、前方移動が分かりづらいだけなら

まだいいのですが、

もう一つ厄介なのが

 

 

上方向に動くと

自動的に後傾になる

 

 

というところです。

 

 

当然ですが足場が前に進んでいるのに

スキーヤー自身は

その場で上に上がるイメージですと

置き去りにされて、

結果的に後傾になりますよね?

 

 

つまり板の真上に

居続けるという事は、

常に前方移動しているという事です。

 

 

でも前方移動できずに

上に動いても

視覚的にそこまで

置き去りにされている様には

見えませんよね?

 

 

これが2つ目の理由となる

 

 

ブーツが助けてくれるから

 

 

です。

 

 

これもこのワードだけですと

いまいちピンとこないかと思います。

 

 

例えば、

台車の上に立っていて、

いきなり台車を後ろから押されたら

当たり前ですけど

ひっくり返りますよね?

 

 

これは足が台車とくっついて

いないからです。

 

 

じゃあ足を台車に固定すれば

どうでしょうか?

 

 

先ほどよりは

ひっくり返るリスクは減りますが、

それでも足首が自由に動くので

怖いと思います。

 

 

そこで足首の動きを

ある程度固定する

靴を履いて固定すると

どうでしょうか?

 

 

台車をいきなり押されても

ひっくり返るリスクは

かなり減るはずです。

 

 

もう言わなくても分かると思いますが

これがスキーブーツですね!

 

 

後傾になっても

本当に後ろに転ぶことなく

ブーツが助けてくれますし

逆に前方に移動しすぎても

ブーツが制御してくれます。

 

 

つまり前後動の範囲を

ある程度ブーツが制限しているので

正しく出来ていなくても

何とかなってしまうのです。

 

 

この様に、

 

足場が前方に動いていて

ブーツの助けもあるので

前後動は見えずらい動きとなります。

 

 

 

エラーに厳しい指導方針

 

ここまでの話で

 

 

正しい上下動は

前方移動しながらの上下動している

 

NGの上下動は

前方移動がない

 

 

という事が分ったかと思います。

 

 

ではなぜ日本の指導では

 

 

「上下動だけでなく

 前方移動もすればいい」

 

 

という指導ではなく

 

 

「上下動はNG」

 

 

という指導が多いのでしょうか?

 

 

 

それは

 

 

指導=NG動作の指摘

 

 

になってしまっているからです。

 

 

確かに上下動だけしかしていないと

先ほどお伝えした様に

板に置き去りにされてしまい

後傾ポジションになります。

 

 

そういったNG動作が出ている部分だけを

指摘するのであれば、

 

「上下動は後傾になるからダメ」

 

というのも分かります。

 

 

しかしそれは

本質的ではありませんよね?

 

 

正しく伝えるなら、

 

「上下動自体は悪くないけど

 前方移動がないから

 後傾になってしまっています」

 

ですよね。

 

 

さらにいえば

 

 

「最初のうちは

 そういうエラーはが出ても

 仕方がないので

 どんどん動いていきましょう!」

 

 

という方針なのか、

 

 

「エラーが出やすいから

 その動作はしてはいけません」

 

 

という方針なのかによっても

伝え方は変わります。

 

 

お気づきかと思いますが

日本では後者の指導が多いです。

 

 

もちろんエラーが出やすい動作を

なるべく行わないようにするという考えも

間違いではありません!

 

 

ただ最後に1つだけ

考えて欲し事があります。

 

 

上下動をすると

上に抜けて後傾になるリスクがある

 

というのは事実ですが、

 

 

じゃあ上下動しなければ

後傾にならないか?

 

 

と聞かれたらどうでしょうか?

 

 

・・・

・・・

・・・

 

はい上下動するしないにかかわらず

後傾の人は後傾です。

 

 

この様に根本的な部分を見直すと

そもそも上下動が正しい間違っている

といった部分では無い

別の部分を考えなければならない事が

分かってくるのではないでしょうか?

 

 

スキー技術 基礎スキー 未分類

スキー技術論の違い?ターン前半の外向傾は日本だとNGで海外だとOKなのか? 311

読了までの目安時間:約 14分

 


 

日本には基礎スキーという

独自のスキー文化があり、

バッジテストや技術選など

アルペンスキー以上に

取り組んでいるスキーヤーが多いです。

 

 

もちろんメリット、デメリットがある為

色々な意見があるものの

私としては基礎スキーを通して

スキーを楽しめるのであれば

とても良い事だと思います。

 

 

ただそのデメリットとして

スキー上達の妨げになるような部分は

考えなければなりません。

 

 

以前メールマガジンの方で

スキーグラフィックさんが

アップしている

オーストリアメソッドの動画を

ご紹介しました!

 

 

 

とっても反響が大きかったようで、

上下動の部分だけでなく

股関節からの角付けを行う事が

基本だというシーンも

印象的だったようで、

 

 

 

「普段渡辺さんが、

 股関節を動かせるかが

 重要だと言っている意味が

 よく分かりました!」

 

 

「日本だと腰外れだとか

 ターン前半は真っ直ぐな軸で

 内側に傾くとか言われますが

 やはり基本は外向傾ですよね!」

 

 

という感想をたくさんいただきました。

 

 

もちろん長い軸で滑ったり、

内側に傾く感覚が

間違いではありません!

 

 

 

しかしながら何事も

前提と順序が重要です。

 

 

 

足し算や引き算を行っていないのに

かけ算や割り算は出来ないですから。

 

 

 

さて今回の動画をみて

1つ面白い質問がありました。

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

「スキーグラフィック2019年8月号で

 特集が組まれている

 技術選女子選手の

 春原選手の記事の内容と

 オーストリアメソッドは

 真逆なんですか?」

 

 

 

 

というものです。

 

 

今回はこの質問にお答えしていきましょう!

 

 

ターン前半の外向傾をどう捉えるか?

 

 

詳しう内容は雑誌を読んで

いただきたいのですが、

簡単に言ってしまえば

春原さんの記事は

ブーツを傾ける事で

軸をつくるという内容です。

 

 

 

日本のスキー指導ではよく

足元から動かすといわれていますが

似た様な内容ですね。

 

 

 

そして記事の中に

正解不正解を

表す画像があります。

 

 

 

その画像がオーストリアメソッドと

真逆に見える

という事です。

 

 

 

 

 

※引用:スキーグラフィック

 

確かにオーストラリアデモが

基本であり重要だと

伝えている姿勢が

春原選手の記事だと

×マークになっているように見えます。

 

 

あなたは、この2つの画像を見比べて

どのように感じるでしょうか?

 

 

因みに誤解のない様にお伝えしておくと

決してどちらかが

間違えているわけではありません。

 

 

ですからどちらを肯定否定しても

問題ありませんので!

 

 

どちらも間違えていないのに

全く逆の事を言っているように見える…

この謎を解説していきます。

 

 

 

関節運動はほぼ同じ?

 

さてこの内容に対して
どのように感じるか
メールマガジンの方で

感想を求めたところ
沢山の反響がありました。

たくさんの意見があり
面白かったです!

お伝えした様に
どちらも間違えではないので
どのように捉えてもらっても
その方のイメージ通り滑れていれば
問題ありません。

オーストラリアデモも
春原選手も上手ですもんね!

問題はどっちが正しいという事ではなく
同じスキーという競技で
なぜこれほどまで真逆に感じる内容が
出てくるのか?という事です。

ではそのなぞ解きを
していきましょう。

まず戴いた感想で
目立ったのが

春原選手のBAD画像は
腰だけ入って内倒するが、
オーストリアデモの方は
外脚にしっかり乗っている

というものです。

この部分が
実は日本のスキー界で意見の分かれる
非常に重要なポイントです!

それが

腰を外す行為は内倒なのか
外脚荷重なのか?

という部分ですね。

 

これは以前動画でも

配信しておりますので

興味があればご覧ください。

 

一般的に言えば、
『過度にやれば内倒するから、
 適度な外向傾を!』
というところですが、

解剖学的にみて、
オーストリアデモと
春原選手のBADの関節運動は
それ程大きな違いがありません

例えば
ウサイン・ボルトが走るのと
我々一般人が走るのとは
タイムは違えど走るという関節運動は
大きな括りで言うとほぼ同じです。

質が全然違うだけで
一人一人全く異なる運動を
しているわけではないですよね?

同じように
腰外れで内倒するのも
外向傾姿勢をとるのも
関節運動からすれば
似た様なものですよね。

でも同じような関節運動をしているのに
一方ではBADになり、
一方ではしっかりと外脚荷重になる…

この違いを決めている要素は何か?

もしあなたが
今回ご紹介した様な
感想をお持ちいただいたのであれば
まずは上記の部分が自分の中で
きちんと明確になっているか確認して下さい。

 

 

なぜ危険そうな膝入れ動作がGOODなのか?

さて前置きが長くなってしまったのですが、
今回の画像のもっとも大きなテーマは
春原選手の画像は
膝だけ入って危険そうに見えるのに
なぜ○とされているのか?

という部分です。

実際一番多くいただいた感想は

「春原選手の写真は
 膝だけが内側に入って
 危険に見える」

「X脚になりそう」

といった内容です。

確かにこの写真は

普段私が膝をケガするから

絶対に行って欲しくない

動作に見えます。

 

 

ではここで注目して欲しいのが

春原選手の滑りは

この画像の○とされているシーンが

一瞬でもあるか?

 

 

 

という事です。

 

 

 

Youtubeや雑誌で

確認していただければ

分かると思いますが

○とされている状態は

ありませんよね?

 

 

 

逆に×とされているシーンの

方があるぐらいです。

 

 

 

お気づきの方も多いと思いますが

ここで注目したいのが

画像の注釈にもある

 

 

 

 

あくまでも止まっている状態での

イメージになりますが・・・

 

 

 

 

という部分です。

 

 

 

ここに2つの重要なポイントがあります。

 

 

1つ目は

“あくまでも止まっている状態”

という前提、

 

 

2つ目は

“イメージ”という部分です。

 

 

 

実はこの2つのポイントこそ

トップデモやインストラクターの

感覚や指導と

一般スキーヤーの人が

食い違う原因の部分です。

 

 

 

トップ選手からの情報を整理する2つのポイント

 

①あくまでも止まっている状態

 

まず1つ目の

“あくまでも止まっている状態”

について考えていきます。

 

 

 

『あくまでも』という言葉には

色々な意味がありますが

今回のケースでは『限定的に』という

意味合いです。

 

 

ですから

止まっている状態ではこうですが

滑っている状態で

こうなるという訳ではない

とも言い変えられるわけです。

 

 

 

現に、画像の様な

膝だけが内側に入った

シルエットは

滑走中には表れていませんよね?

 

 

 

しかし一般スキーヤーの多くは

実際の滑りの中で

この膝だけが内側に入るシルエットが

表れてしまいます。

 

 

 

その理由は

 

 

 

トップ選手と違って

一般的なスキーヤーの多くは

その場で止まっている状態が

動作のベースである

 

 

 

という事です。

 

 

これは人間が持っている

その場に立っていたい

という“本能”が原因です。

 

 

 

同じような話で

よくスキー界では

足元から動かすという

表現があります。

 

 

 

トップ選手達は

足元“から”動かす感覚でも

股関節や上体、

重心が動いていきます。

 

 

 

しかし一般スキーヤーの人たちの多くは

足元“だけ”を動かして

自分はその場に留まろうとします。

 

 

 

これも同じように

画像の様な

膝だけが内側に入る例ですね。

 

 

 

トップ選手達は

実際に滑る時と

立っている時の感覚が違う事は

身体に染み込んでおり

言わなくても分かっています。

 

 

 

むしろ立っている時の感覚を

滑る時の感覚に当てはめると

違う動作になる事も

言われなくても分かります。

 

 

 

ですから今回の画像を見ても

 

 

「春原選手はそういう感覚で

 滑っているのね」

 

 

と実際の動きではなく

感覚的な話なんだと

本質的に分かるというわけです。

 

 

 

しかし止まっている状態が

ベースの人たちにとっては

“本当に”画像にある動きを

してしまう、

もしくはしているのだと

思い込んでしまいます!

 

 

 

ようは“あくまでも”が

通じないという事です。

 

 

②イメージ

 

2つ目のポイントである

イメージ”も似ています。

 

 

 

「○○のイメージで!」

と表現する裏には

実際の動きはそうならないケースが

よくあります。

 

 

 

例えば基本ポジションをとる時に

「前転するイメージで!」

といって本当に前転はしませんよね(笑)

 

 

 

話をまとめると

今回取り上げた

スキーグラフィックの

春原選手の画像において

〇とされている動きは

 

 

 

“実際に”行う動作というよりは

イメージの話であり

止まった状態で行うと

この様な感じだよ!

 

 

 

という事ですね。

 

 

くれぐれもイメージ上の動作なのに

本当に膝だけ内側に入れないように

気を付けてくださいね!

 

 

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